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地球編 第3章 新興宗教「光の泉」と光の戦士たち
第21話 ここ数日の電磁波の異常
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ルシファーは今日も、シェリーのボーイフレンドのことで、朝からかなり不機嫌だった。
「あのさ、昔はすごい英雄で、宇宙連合軍を率いていたという大将軍さまに、こんなことは、本当は言いたくないんだけどさ・・・」
と、セザールは前おきしてから、あることを言った。
「ここ数日の電磁波の異常を、何も感じなかったわけ?」
「なんのことだ?」
「ここ数日、異常な電磁波がひんぱんに発生してた。
あれは明らかに、宇宙船が電磁波の防衛網をかいくぐり地球に侵入したか、誰かがまだ発見されていないワープの穴から、僕のように侵入したかだ」
「エッ・・・!? なんのことだ?」
セザールの言葉に、敏感に反応したのは、まだ正式に銀河宇宙連合軍の地球防衛指令官を解任されたわけではなかった、ヨハネだった。
「あのさ、昔はすごい英雄で、宇宙連合軍を率いていたという大将軍さまに、こんなことは、本当は言いたくないんだけどさ・・・」
と、セザールは前おきしてから、あることを言った。
「ここ数日の電磁波の異常を、何も感じなかったわけ?」
「なんのことだ?」
「ここ数日、異常な電磁波がひんぱんに発生してた。
あれは明らかに、宇宙船が電磁波の防衛網をかいくぐり地球に侵入したか、誰かがまだ発見されていないワープの穴から、僕のように侵入したかだ」
「エッ・・・!? なんのことだ?」
セザールの言葉に、敏感に反応したのは、まだ正式に銀河宇宙連合軍の地球防衛指令官を解任されたわけではなかった、ヨハネだった。
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