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地球編 第3章 新興宗教「光の泉」と光の戦士たち
第7話 あの戦いは決してしてはいけない戦いだった。
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「私が軍を去ってから、久しい。
ヨハネがいれば十分な情報は得れると思っていたが、大丈夫ではなかった・・・、
ということか?」
「そうです、ルシファーさま。
統治神<シ>さまの最側近の私だから、知り得た情報があるのです」
と、ミカエルは言った。
「それはなんだ?」
とルシファーはかつての部下、ミカエルに言った。
「ルシファーさまは先の帝国軍との合戦で、指揮をなさった我軍の将軍だったのだから、すでにご存知のはずです。
あの戦いは決してしてはいけない戦いだったということを・・・」
「統治神<シ>がそう言ったのか?」
「いいえ。統治神<シ>さまはわかっていても、立場上、それを認めるわけには行きません」
「シバがあちらの世界から、放たれたそうです」
「あの、世界の終わりを告げる舞を踊ると云う、伝説のシバ神のことか?」
「はい、そうです」
ヨハネがいれば十分な情報は得れると思っていたが、大丈夫ではなかった・・・、
ということか?」
「そうです、ルシファーさま。
統治神<シ>さまの最側近の私だから、知り得た情報があるのです」
と、ミカエルは言った。
「それはなんだ?」
とルシファーはかつての部下、ミカエルに言った。
「ルシファーさまは先の帝国軍との合戦で、指揮をなさった我軍の将軍だったのだから、すでにご存知のはずです。
あの戦いは決してしてはいけない戦いだったということを・・・」
「統治神<シ>がそう言ったのか?」
「いいえ。統治神<シ>さまはわかっていても、立場上、それを認めるわけには行きません」
「シバがあちらの世界から、放たれたそうです」
「あの、世界の終わりを告げる舞を踊ると云う、伝説のシバ神のことか?」
「はい、そうです」
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