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神界編 第3章 ヨシュアとユダ~終わりの始まり
第16話 プレアデスの王宮へ精鋭部隊と共に侵入するネロ
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美しい美姫へと変性したヨシュアを見て以来、ネロはヨシュアのことしか考えられなくなっていた。
初めて本当にほしいと思ったもの、それがヨシュアだった。
そのこころの乾きはネロから、完全に理性を奪っていった。
ついに我慢出来なくなったネロは、細かな計画を立てること無く、プレアデスへ乗り込んだ。
そして惨劇が起きた。
ネロはプレアデスの宮殿へ精鋭から成るゲリラ部隊を率いて突入した。
プレアデスは平和な星だったから、宮殿の警備は名ばかりで、無いに等しかった。
ネロのゲリラ部隊は、抵抗するものは容赦なく切りつけ、命を奪っていった。
しかしネロは、そのプレアデスの宮殿でヨシュアの姿を見つけ出すことが出来なかったのだ。
「ネロさま、引き上げる時間です。これ以上はいけません」
と、大将軍が任命したゲリラ部隊の隊長がネロに言った。
「ダメだ! ヨシュアをまだ見つけていない」
隊長は迷うこと無く、ネロを押さえつけ、一撃で気を失わせた。
そしてネロを肩に乗せ、「撤収だ!」と叫んだ。
初めて本当にほしいと思ったもの、それがヨシュアだった。
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ネロはプレアデスの宮殿へ精鋭から成るゲリラ部隊を率いて突入した。
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「ダメだ! ヨシュアをまだ見つけていない」
隊長は迷うこと無く、ネロを押さえつけ、一撃で気を失わせた。
そしてネロを肩に乗せ、「撤収だ!」と叫んだ。
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