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姪っ子にバレた話
知りたくなかったようで知りたかった真実
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「あ、もしかして、彼氏いないとか思ってた?ざんねーんw」
彼氏が存在する事は確定らしい。
「そ、そうなんだ…」
「うん、大学生で、結構交友関係広くて、その中でもめっちゃカッコよくて…」
自身の彼氏の自慢を嬉しそう語る。
「信也さん彼女とか居なそうだもんね、そりゃパンツくらいで興奮もするかぁwうちはそれくらい見られても全然構わないけどさ。黒パン履いてる子とか信じらんないわw」
恥じらいがないというよりも、そういうことに慣れている様子だ、些細なことと捉えているのだろうか?
「じ、じゃあ、見逃してく…」
「ん?そういうわけじゃないよね?自分がやった事、分かってるでしょ?」
それは当然、許されるようなことではない。
先ほどの言葉から大事にはしないようだが、何か雲行きが怪しいのを信也は感じる。
「まあ、もうすぐママ帰ってきちゃうだろうから、話はこの辺にしとこっか、イン◯タとかやってる?アカ教えて、あとで登録しとくから。」
どうやら、後ほどSNS上で審議するようである。
信也はほぼ使っていない裏垢フォロー用のイン◯タのIDを教えると、二人はリビングに戻る。
何事もなかったようにしてはいるが、信也は心臓の音がうるさく感じるほど穏やかではなかった。
その後、おばさんからお土産を渡され、家を後にする際、ベランダから、やたらとにこやかな瑠亜が手を振ってたのが、逆に怖かった。
例え警察沙汰にならなくても、おぼさんにバレてなくても、これは100%マズイ方向に向かっている…
家に帰ってからも、自室で何かしようにも手がつかずにいたが、しばらくして、スマホの通知がなる。
「下着泥棒さん見てる?」
イン◯タで瑠亜が送ってきたようだ。
「あの、大変申し訳ないけど、その言い方変えてもらえないかな?」
「だって本当じゃんw」
「そうだけど…」
「わかったわかった、やめてあげるよwww」
最早完全に下に見られている信也は、それでも逆らう事なく事なく話を続けた。
「信也さんはあの頃からずっと変わってないねー、でもウチは、多分信也さんが思ってるのとだいぶ違ったでしょ?」
「うん、まあそうかな、でも、想像通りってことはないと思うからさ。」
信也が思い浮かべた中1の女子は、勉強に部活に頑張って真面目に…なんて流石にないとは思うが、そこまでじゃないにせよ、ある程度まともに育っているとは思っていた。
まともとは何かって言われれば定義は曖昧なのかもしれないが…
「昼間も言ったけど、普通に彼氏いるし、何なら処女じゃないからねー。」
その返信を見て、信也はしばらくフリーズする。
あっさりと非処女である事を認める瑠亜。
確かに、信也が中学の頃でもゼロではなかったし、今だって、そういう子もいなくはないだろうが、それはレアケースだと思っていた。しかしまさかそのレアケースがこんなに身近に存在するとは思っても見なかった。
そしてさらに、彼女は信也の想像をはるかに超えていくのである。
彼氏が存在する事は確定らしい。
「そ、そうなんだ…」
「うん、大学生で、結構交友関係広くて、その中でもめっちゃカッコよくて…」
自身の彼氏の自慢を嬉しそう語る。
「信也さん彼女とか居なそうだもんね、そりゃパンツくらいで興奮もするかぁwうちはそれくらい見られても全然構わないけどさ。黒パン履いてる子とか信じらんないわw」
恥じらいがないというよりも、そういうことに慣れている様子だ、些細なことと捉えているのだろうか?
「じ、じゃあ、見逃してく…」
「ん?そういうわけじゃないよね?自分がやった事、分かってるでしょ?」
それは当然、許されるようなことではない。
先ほどの言葉から大事にはしないようだが、何か雲行きが怪しいのを信也は感じる。
「まあ、もうすぐママ帰ってきちゃうだろうから、話はこの辺にしとこっか、イン◯タとかやってる?アカ教えて、あとで登録しとくから。」
どうやら、後ほどSNS上で審議するようである。
信也はほぼ使っていない裏垢フォロー用のイン◯タのIDを教えると、二人はリビングに戻る。
何事もなかったようにしてはいるが、信也は心臓の音がうるさく感じるほど穏やかではなかった。
その後、おばさんからお土産を渡され、家を後にする際、ベランダから、やたらとにこやかな瑠亜が手を振ってたのが、逆に怖かった。
例え警察沙汰にならなくても、おぼさんにバレてなくても、これは100%マズイ方向に向かっている…
家に帰ってからも、自室で何かしようにも手がつかずにいたが、しばらくして、スマホの通知がなる。
「下着泥棒さん見てる?」
イン◯タで瑠亜が送ってきたようだ。
「あの、大変申し訳ないけど、その言い方変えてもらえないかな?」
「だって本当じゃんw」
「そうだけど…」
「わかったわかった、やめてあげるよwww」
最早完全に下に見られている信也は、それでも逆らう事なく事なく話を続けた。
「信也さんはあの頃からずっと変わってないねー、でもウチは、多分信也さんが思ってるのとだいぶ違ったでしょ?」
「うん、まあそうかな、でも、想像通りってことはないと思うからさ。」
信也が思い浮かべた中1の女子は、勉強に部活に頑張って真面目に…なんて流石にないとは思うが、そこまでじゃないにせよ、ある程度まともに育っているとは思っていた。
まともとは何かって言われれば定義は曖昧なのかもしれないが…
「昼間も言ったけど、普通に彼氏いるし、何なら処女じゃないからねー。」
その返信を見て、信也はしばらくフリーズする。
あっさりと非処女である事を認める瑠亜。
確かに、信也が中学の頃でもゼロではなかったし、今だって、そういう子もいなくはないだろうが、それはレアケースだと思っていた。しかしまさかそのレアケースがこんなに身近に存在するとは思っても見なかった。
そしてさらに、彼女は信也の想像をはるかに超えていくのである。
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