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書籍化記念 幼少期 番外編
小さき友だち 3
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「なぜ姿を見せないんだ! ウータン!」
しとしとと雨が降り続ける中庭に向かって叫び、わっと泣きながら座り込んだ少年の名はシースイ。俺が出会った水獣の主である。
肩口で切り揃えられた艶やかな髪は薄紫色。髪色より濃い紫色の瞳は大きく、口元に小さなほくろがあった。色白で細身、神官のような服を纏っていて、顔を合わせた時は神秘的な少年に見えたのだが、目の前で髪を振り乱し叫んでいる姿に物静かそうなイメージはすぐに消え去ってしまった。
「うぅ、ウータンの気配はするのに……」
シースイは手のひらに顔を埋めて肩を落とした。契約主なだけあってシースイはウータンの気配を感じることができるようだ。近くにいるはずなのに出てきてくれないと落ち込んでいる。
「シースイさま……」
そんなシースイに何と伝えればいいのだろうかと俺は迷う。
ウータン、目の前にいるんだけどな……
つぶらな瞳は先程からシースイの様子をうかがっていた。
客間の掃き出し窓を出た屋根のある位置にシースイは座り込んでいる。そこから少し歩けば手が届く位置の水溜りから、たぷんっとウータンが現れていた。
しかし、シースイが俯けていた顔を上げた瞬間、するんっとウータンは素早く水の中に消えてしまう。水溜りは浅いはずなのだが、ウータンの体は水の中に綺麗に隠れてしまっていた。
しばらく中庭全体を観察していると、遊ぶようにウータンはあちこちにある水溜りから姿を現しては消えていた。どうやら水のなかを移動できるようだ。移動速度が早過ぎて、俺は声を上げることすらできずにいる。
キョロキョロと視線を動かしながら口をパクパクしていると、気づいたシースイから不思議そうな顔で見られてしまった。
おのれ、ウータンめ。
挙動不審な姿を見られ、俺はそれを咳払いで誤魔化した。ハンカチを取り出してシースイに渡しつつ『きっとそのうち現れますよ』と励ますように背中も撫でる。
ここはローゼシュバルツ領にある領主の屋敷。つまり俺の家だ。いなくなった水獣のウータンを目撃したという俺にシースイが会いにきた。さすがにウータンと会ってから日が経ち過ぎているから参考にならないのでは、と思ったのは杞憂だったようだ。ウータンはまだこの地でフラフラしていたらしい。シースイの存在を感じたのか、わざわざ俺の屋敷の庭までやってきた。
そのはずなのに、素直に顔を見せる気はなさそうなのだ。照れているのか、もしくは黙っていなくなったことに罪悪感があるのか。
そう考えたけれど、俺はすぐにそれを否定した。何故ならウータンの黒くつぶらな瞳がキラキラと輝いていたからだ。完全に楽しんでいる模様。
そんな姿を見ているうちに、これはウータンにとってシースイとの『鬼ごっこ』または『かくれんぼ』のような遊びのつもりなのかもしれないと思った。規模がかなりデカいが。
「フィン。いつまでそこに突っ立っているつもりだ。こっちに来て座れ。雨に当たるとまた風邪をひいてしまうぞ」
掃き出し窓の近くにいる俺に、そう言ったのはヴィルヘルム。客間にあるソファに座り、優雅に紅茶を飲んでいた。
「フィン。このケーキ美味いぞ。食べてみろよ」
ケーキを美味しそうに食べているのはラインハルト。
第二王子の来訪に張り切ったローゼシュバルツ家料理長の渾身の一品である。
「こっちのクッキーも美味いぞ」
ナッツの入ったクッキーを指差したのはゴットフリート。サクサクした食感が好きで俺のお気に入りの一つだった。
ヴィルヘルムたち三人はシースイの案内役として同行してきていた。俺と面識もあり、宰相であるルッツの屋敷に訪問する許可もヴィルヘルムならば取りやすかったのだろう。
そんな三人の我関せずといった放置っぷりに俺は困惑気味である。
「いや、でも……」
王族の客人だから丁寧に対応しなければまずいのではないか。
俺が戸惑っていることに気づいたヴィルヘルムは、大きくため息を吐くと立ち上がり、こちらまで来てくれた。
「いい加減にしろ。ここは王城じゃないんだぞ」
「ぐぇっ」
ヴィルヘルムに首根っこを掴まれたシースイはカエルが潰れたような声を出した。バタバタと手足をもがいて抵抗するがヴィルヘルムの力には敵わず、引きずられたシースイは、後を引き継いだ双子の手によりソファに座らされた。
そこに、ささっとエリクが新しいお茶を淹れて差し出し、優雅なティータイムが再開される。
ねぇ、誰も突っ込まないの? 日常? もしやこれは日常と化してる?
「茶でも飲んで少しは気持ちを落ち着けろ。そんなだから水獣に愛想を尽かされるんだ」
「ぐふぅっ!」
ヴィルヘルムの呆れた物言いには遠慮がなく、シースイは胸を両手で押さえて背中を丸めて縮こまってしまった。ダメージが深いようだ。
うーん。双子から聞いてた話と少し違うなぁ。ナーバスになっているシースイを慰めるのにヴィルヘルムが苦慮していると言っていたはずなのに。いや、確かに扱いには苦労してそうなんだけど。何と言うか、もっと励ましたり優しい声をかける為に頭を悩ませているかと想像していた。
今のヴィルヘルムは苛立ちを隠そうともしていないし、シースイの扱いがかなり雑だった。
それで大丈夫なのか?
心配する俺の背中をポンっと叩いたのはラインハルト。
「我慢できずに途中でキレて、ああなった」
「慰めて落ち着いても、十分後には発作のようにまた泣き叫ばれるからな」
ゴットフリートにも気にするなと肩を叩かれ『フィンも座れよ』と手を引かれてソファに促される。
俺はエリクの入れてくれた紅茶を味わいつつ、『ウータン!』と泣き叫ぶシースイと『いい加減にしろ!』と怒鳴るヴィルヘルムの声が、ここ最近王城の一角で日に何度も繰り返されていることを初めて聞かされた。
「それはまた……」
客人に対しての扱いに問題があるような気もしたが、シースイはヴィルヘルムに怒鳴られても全く気にしていないらしい。というか、ひたすら水獣のウータンのことしか眼中にないので大丈夫なのだそうだ。
うむ。シースイは儚げな見た目に反して図太いようだ。
か弱そうに見られがちだが図太いと自負している俺は、ちょっぴり親近感が湧いたのだった。
しとしとと雨が降り続ける中庭に向かって叫び、わっと泣きながら座り込んだ少年の名はシースイ。俺が出会った水獣の主である。
肩口で切り揃えられた艶やかな髪は薄紫色。髪色より濃い紫色の瞳は大きく、口元に小さなほくろがあった。色白で細身、神官のような服を纏っていて、顔を合わせた時は神秘的な少年に見えたのだが、目の前で髪を振り乱し叫んでいる姿に物静かそうなイメージはすぐに消え去ってしまった。
「うぅ、ウータンの気配はするのに……」
シースイは手のひらに顔を埋めて肩を落とした。契約主なだけあってシースイはウータンの気配を感じることができるようだ。近くにいるはずなのに出てきてくれないと落ち込んでいる。
「シースイさま……」
そんなシースイに何と伝えればいいのだろうかと俺は迷う。
ウータン、目の前にいるんだけどな……
つぶらな瞳は先程からシースイの様子をうかがっていた。
客間の掃き出し窓を出た屋根のある位置にシースイは座り込んでいる。そこから少し歩けば手が届く位置の水溜りから、たぷんっとウータンが現れていた。
しかし、シースイが俯けていた顔を上げた瞬間、するんっとウータンは素早く水の中に消えてしまう。水溜りは浅いはずなのだが、ウータンの体は水の中に綺麗に隠れてしまっていた。
しばらく中庭全体を観察していると、遊ぶようにウータンはあちこちにある水溜りから姿を現しては消えていた。どうやら水のなかを移動できるようだ。移動速度が早過ぎて、俺は声を上げることすらできずにいる。
キョロキョロと視線を動かしながら口をパクパクしていると、気づいたシースイから不思議そうな顔で見られてしまった。
おのれ、ウータンめ。
挙動不審な姿を見られ、俺はそれを咳払いで誤魔化した。ハンカチを取り出してシースイに渡しつつ『きっとそのうち現れますよ』と励ますように背中も撫でる。
ここはローゼシュバルツ領にある領主の屋敷。つまり俺の家だ。いなくなった水獣のウータンを目撃したという俺にシースイが会いにきた。さすがにウータンと会ってから日が経ち過ぎているから参考にならないのでは、と思ったのは杞憂だったようだ。ウータンはまだこの地でフラフラしていたらしい。シースイの存在を感じたのか、わざわざ俺の屋敷の庭までやってきた。
そのはずなのに、素直に顔を見せる気はなさそうなのだ。照れているのか、もしくは黙っていなくなったことに罪悪感があるのか。
そう考えたけれど、俺はすぐにそれを否定した。何故ならウータンの黒くつぶらな瞳がキラキラと輝いていたからだ。完全に楽しんでいる模様。
そんな姿を見ているうちに、これはウータンにとってシースイとの『鬼ごっこ』または『かくれんぼ』のような遊びのつもりなのかもしれないと思った。規模がかなりデカいが。
「フィン。いつまでそこに突っ立っているつもりだ。こっちに来て座れ。雨に当たるとまた風邪をひいてしまうぞ」
掃き出し窓の近くにいる俺に、そう言ったのはヴィルヘルム。客間にあるソファに座り、優雅に紅茶を飲んでいた。
「フィン。このケーキ美味いぞ。食べてみろよ」
ケーキを美味しそうに食べているのはラインハルト。
第二王子の来訪に張り切ったローゼシュバルツ家料理長の渾身の一品である。
「こっちのクッキーも美味いぞ」
ナッツの入ったクッキーを指差したのはゴットフリート。サクサクした食感が好きで俺のお気に入りの一つだった。
ヴィルヘルムたち三人はシースイの案内役として同行してきていた。俺と面識もあり、宰相であるルッツの屋敷に訪問する許可もヴィルヘルムならば取りやすかったのだろう。
そんな三人の我関せずといった放置っぷりに俺は困惑気味である。
「いや、でも……」
王族の客人だから丁寧に対応しなければまずいのではないか。
俺が戸惑っていることに気づいたヴィルヘルムは、大きくため息を吐くと立ち上がり、こちらまで来てくれた。
「いい加減にしろ。ここは王城じゃないんだぞ」
「ぐぇっ」
ヴィルヘルムに首根っこを掴まれたシースイはカエルが潰れたような声を出した。バタバタと手足をもがいて抵抗するがヴィルヘルムの力には敵わず、引きずられたシースイは、後を引き継いだ双子の手によりソファに座らされた。
そこに、ささっとエリクが新しいお茶を淹れて差し出し、優雅なティータイムが再開される。
ねぇ、誰も突っ込まないの? 日常? もしやこれは日常と化してる?
「茶でも飲んで少しは気持ちを落ち着けろ。そんなだから水獣に愛想を尽かされるんだ」
「ぐふぅっ!」
ヴィルヘルムの呆れた物言いには遠慮がなく、シースイは胸を両手で押さえて背中を丸めて縮こまってしまった。ダメージが深いようだ。
うーん。双子から聞いてた話と少し違うなぁ。ナーバスになっているシースイを慰めるのにヴィルヘルムが苦慮していると言っていたはずなのに。いや、確かに扱いには苦労してそうなんだけど。何と言うか、もっと励ましたり優しい声をかける為に頭を悩ませているかと想像していた。
今のヴィルヘルムは苛立ちを隠そうともしていないし、シースイの扱いがかなり雑だった。
それで大丈夫なのか?
心配する俺の背中をポンっと叩いたのはラインハルト。
「我慢できずに途中でキレて、ああなった」
「慰めて落ち着いても、十分後には発作のようにまた泣き叫ばれるからな」
ゴットフリートにも気にするなと肩を叩かれ『フィンも座れよ』と手を引かれてソファに促される。
俺はエリクの入れてくれた紅茶を味わいつつ、『ウータン!』と泣き叫ぶシースイと『いい加減にしろ!』と怒鳴るヴィルヘルムの声が、ここ最近王城の一角で日に何度も繰り返されていることを初めて聞かされた。
「それはまた……」
客人に対しての扱いに問題があるような気もしたが、シースイはヴィルヘルムに怒鳴られても全く気にしていないらしい。というか、ひたすら水獣のウータンのことしか眼中にないので大丈夫なのだそうだ。
うむ。シースイは儚げな見た目に反して図太いようだ。
か弱そうに見られがちだが図太いと自負している俺は、ちょっぴり親近感が湧いたのだった。
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