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第二章
100話 種明かし
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ゴットフリートの話によると、トリスタンを見つけて助け出した後に、今回の元凶である悪魔が近づいてくる気配に気づいたそうだ。そこで、油断させるために芝居を打つことになった。
「あの可愛い悪魔に、仕返しするチャンスだって、フィンが持ちかけたんだ。今回のこと、フィンはかなり頭にきてたみたいだからな」
悪魔を焚きつけるなんて豪胆な奴だな、と思っていると、ルッツが俺に謝罪しに来た。
「ヴィルヘルム殿下。作戦とはいえ、騙してしまい申し訳ございません。急なことでしたので、お伝えする時間もなく。ご容赦くださいませ」
「いや。この場合は仕方あるまい。しかし、宰相は役者だな。すっかり騙されてしまった」
ルッツは疲れたような顔をして、半分は演技ではなかったと言った。フィンを攫われそうになった時は、本気で焦っていたらしい。
「私は、フィンほどあの悪魔を信用していません。悪魔同士が共謀し、フィンを手に入れる算段をしていたのではないかと、一瞬疑ってしまいました」
ルッツが視線をやった先には、言い争いが終わったのか、可愛い悪魔がべったりとフィンに抱きついていた。
こちらの会話が聞こえていたようで『あいつと共謀だなんてあり得ないよ』と悪魔は文句を言いながら、フィンの頭をふんふん嗅いでいる。
何をしているんだ?
フィンも大人しく嗅がれていないで、早く拒絶しろ。
「そういえば、あの倒れていた人は誰だったんだ?」
ラインハルトの質問には、フィンが答えた。
「あれは人形だよ。あの悪魔を騙すために少し細工をしてあったけどね。トリスタンに似るように化けてもらったんだ」
人形なのに化けるって何だと疑問に思った時、パタパタと黒くて丸いものが飛んで来て、フィンの胸に引っ付いた。
「ピュイ」
フィンは、嬉しそうに黒い生き物を抱き締めた後、ゆっくりと撫でる。
「ご苦労様。素晴らしい擬態だったよ。あいつはすっかり騙されてくれた。ありがとうね」
そう言った後、黒い生き物を持ち上げ、その頭に、ちゅっと口づけをした。
「ピュイ!ピュイ!」
黒い生き物は大喜びで、フィンの顔へ体を擦り付け始める。体全体で好き好きと表現しているようだ。
可愛い絵面だが、待て。
そいつはフィンの何だ。
新しい使い魔だとしても、聞いてないぞ。
ジト目で見つめていたら、フィンが俺の視線に気づいた。
少し照れ臭そうな笑顔を向けられ、胸が高鳴る。
「ヴィル。それにラインも。いろいろ驚かせちゃってごめんね。この子とこの悪魔は僕が召喚したんだ。話すと長いんだけど…」
「フィン。立ち話ではなく、中に案内して座りながら話してはどうだい?後処理は私がしておくから」
ルッツに言われて、フィンは慌てたように頷いた後、俺たちに謝った。
「気が利かなくてごめんね。じゃあ、父上。後のことはお願いします。ディルちゃん。先に戻っても大丈夫?」
「あぁ。私もすぐに行く」
フィンは、意識のないシュスターの近くで膝をついていた男性へ声をかけた後、俺たちを屋敷の中へと案内してくれた。
庭には、いつの間にかルッツの側近や使用人たちが現れていて、テキパキと働いていた。
気を失っているバルバラの近くには、紫色の髪の女性が付き添っており、少し悲しそうな顔をしていたのが、印象に残った。
中に入ると、壁や天井が崩れている部分があり、驚いてフィンに問いかけてみたが、それに関しては『いろいろあって』と濁された。
あまり話したくないらしい。
案内された一室には、フィンの養母のラーラ、祖父のダニエル、従者のエリクと、寝かされている実父のアルベルト、従者のトリスタンがいた。
あと一人、知らない顔の男性がいたが、トリスタンの体に手から出している光を当てているので、おそらく治癒士だろう。
トリスタンは、痩せていたが見たところ大きな怪我もなさそうで、眠っているだけのようだった。
ソファを勧められ、座ってフィンから話を聞くことにした。
実父の危篤を留学先で知ったことから始まる話の中には、フィンが闇魔法を使えることや、リスクが高いのを承知の上で召喚の儀式を行なったことなどが含まれていた。
そして、その強い悪魔はおまけで召喚されたという。
凄いを通り越して、その引きの良さに唖然とするしかない。
この悪魔がいなければ、トリスタンを見つけることはできなかっただろうし、バルバラに取り憑いていた奴を排除することも難しかっただろう。
大きな対価を要求されることなく、素直に協力してくれたのは奇跡に近い。
今日一番の立役者なのは理解した。
理解したが、それとフィンに抱きついていいかは別問題だからな。
いい加減離れろと睨みつけたが、悪魔は楽しそうにニヤニヤとこちらを見ているだけだった。
話終わった後、俺の不機嫌な顔を見たフィンは、違う理由で俺が腹を立てていると勘違いしたようで、しゅんと眉を下げた。
「ごめんね。闇の魔力も使えること内緒にしてて」
魔力属性の中でも闇はあまりイメージが良くない。秘密にしている者も多いと分かっているし、聞いた時もそうなのかと少し意外に思っただけで、それに関しては別に怒っていなかった。
「フィン。この際だから、もう一つの方も伝えておいたらどう?」
俺たちが話しているのを静かに聞いていたラーラが、フィンに声をかけてきた。
フィンは一瞬何のことか分からない顔をしたが、治癒士に『そっちは別に隠さなくてもいいでしょう?』と声をかけられ、その顔を見て思い出したように頷く。
「あとね。僕、光属性も持ってたの」
サラリと告げた内容に、ラインハルトが大袈裟に驚いた。
「はぁ?ってことは、六属性も使えるのか?」
「うん。光は、魔力属性検定式の時には分からなかったんだ。魔力量が増えてから、使えることが分かったの」
「そんなこともあるんだな」
ゴットフリートも驚いたように呟いた。
一通り話を聞き終えた頃、帰る準備が整ったとルッツが呼びに来たので、全員で帰ることになった。
フィンも今日はこちらの王都の屋敷に泊まることにしたそうだ。留学先から急遽助っ人として呼び寄せた闇魔法士と治癒士も今晩は泊まり、連れて来てくれたフィンの祖母が明日隣国へ送り届けてくれることになっている。
「フィンも明日帰るのか?」
「まだ分かんない。トリスタンの様子を見て、一週間くらいならこっちに留まるかも」
フィンは、まだ目を覚さない従者を心配そうに見つめた。
ぎゅっと抱き締めてやりたいが、悪魔が非常に邪魔だった。
コイツはいつ帰るんだと思っていると、やっと悪魔はフィンから手を離した。
「フィン。僕、そろそろ帰るから報酬頂戴」
「あっ、ごめんね。遅くなって。はい。約束した魔石三つね。今回はいろいろ協力してくれてありがとう。とても助かりました」
悪魔はフィンから魔石を受け取ると、嬉しそうに破顔した。
「ふふ。どういたしまして!僕、君のこと結構気に入っちゃったから、また会いに来てあげるね!」
フィンはその言葉に、困ったような何とも言えない顔をした。
悪魔はニコニコ笑って『僕からも楽しませてもらったお礼をあげる!』と言うと、フィンに素早く顔を近づけ、事もあろうに、ちゅっとその唇を奪った。
「「「あーーーっ!!!」」」
俺たちの驚愕した声に、部屋にいた大人全員が何事かと振り返る。
慌てたフィンが振り払おうとする前に、悪魔はさっと身を離した。
「あははっ。いいね!フィンも君たちも反応良くて可愛い!じゃあ、まったねー!ほら、ペットちゃん行くよ!」
「ピュィィィ!?」
黒い生き物は悲痛な鳴き声を上げていたが、悪魔にがっちりと掴まれていたので逃げる事は叶わず、フィンを名残惜し気に見ながら、悪魔と共にフッとその姿を消した。
「行っちゃった」
フィン以外は、あっさりと悪魔たちが帰ってくれたことに胸を撫で下ろした。
悪魔たちが消えた辺りを、少し寂しそうな顔で見ていたフィンに、俺はそっと近づく。
「フィン」
「ヴィル」
肩を抱くと、頬を少し赤く染めた。
可愛いと思いつつ、その耳元へ言葉を吹き込む。
「話がある。俺たちの馬車で一緒に帰ろう」
低い俺の声に、フィンはビクリと身を震わせた。
「そうだな。俺も聞きたいことがある」
「久々に会ったんだ。もう少し一緒にいてもいいだろう?」
近づいて来た双子にもそう言われ、ギギギっと動きが鈍くなったフィンは、俺たちの顔を見回し、観念したように『うん』と頷いたのだった。
「あの可愛い悪魔に、仕返しするチャンスだって、フィンが持ちかけたんだ。今回のこと、フィンはかなり頭にきてたみたいだからな」
悪魔を焚きつけるなんて豪胆な奴だな、と思っていると、ルッツが俺に謝罪しに来た。
「ヴィルヘルム殿下。作戦とはいえ、騙してしまい申し訳ございません。急なことでしたので、お伝えする時間もなく。ご容赦くださいませ」
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ルッツは疲れたような顔をして、半分は演技ではなかったと言った。フィンを攫われそうになった時は、本気で焦っていたらしい。
「私は、フィンほどあの悪魔を信用していません。悪魔同士が共謀し、フィンを手に入れる算段をしていたのではないかと、一瞬疑ってしまいました」
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こちらの会話が聞こえていたようで『あいつと共謀だなんてあり得ないよ』と悪魔は文句を言いながら、フィンの頭をふんふん嗅いでいる。
何をしているんだ?
フィンも大人しく嗅がれていないで、早く拒絶しろ。
「そういえば、あの倒れていた人は誰だったんだ?」
ラインハルトの質問には、フィンが答えた。
「あれは人形だよ。あの悪魔を騙すために少し細工をしてあったけどね。トリスタンに似るように化けてもらったんだ」
人形なのに化けるって何だと疑問に思った時、パタパタと黒くて丸いものが飛んで来て、フィンの胸に引っ付いた。
「ピュイ」
フィンは、嬉しそうに黒い生き物を抱き締めた後、ゆっくりと撫でる。
「ご苦労様。素晴らしい擬態だったよ。あいつはすっかり騙されてくれた。ありがとうね」
そう言った後、黒い生き物を持ち上げ、その頭に、ちゅっと口づけをした。
「ピュイ!ピュイ!」
黒い生き物は大喜びで、フィンの顔へ体を擦り付け始める。体全体で好き好きと表現しているようだ。
可愛い絵面だが、待て。
そいつはフィンの何だ。
新しい使い魔だとしても、聞いてないぞ。
ジト目で見つめていたら、フィンが俺の視線に気づいた。
少し照れ臭そうな笑顔を向けられ、胸が高鳴る。
「ヴィル。それにラインも。いろいろ驚かせちゃってごめんね。この子とこの悪魔は僕が召喚したんだ。話すと長いんだけど…」
「フィン。立ち話ではなく、中に案内して座りながら話してはどうだい?後処理は私がしておくから」
ルッツに言われて、フィンは慌てたように頷いた後、俺たちに謝った。
「気が利かなくてごめんね。じゃあ、父上。後のことはお願いします。ディルちゃん。先に戻っても大丈夫?」
「あぁ。私もすぐに行く」
フィンは、意識のないシュスターの近くで膝をついていた男性へ声をかけた後、俺たちを屋敷の中へと案内してくれた。
庭には、いつの間にかルッツの側近や使用人たちが現れていて、テキパキと働いていた。
気を失っているバルバラの近くには、紫色の髪の女性が付き添っており、少し悲しそうな顔をしていたのが、印象に残った。
中に入ると、壁や天井が崩れている部分があり、驚いてフィンに問いかけてみたが、それに関しては『いろいろあって』と濁された。
あまり話したくないらしい。
案内された一室には、フィンの養母のラーラ、祖父のダニエル、従者のエリクと、寝かされている実父のアルベルト、従者のトリスタンがいた。
あと一人、知らない顔の男性がいたが、トリスタンの体に手から出している光を当てているので、おそらく治癒士だろう。
トリスタンは、痩せていたが見たところ大きな怪我もなさそうで、眠っているだけのようだった。
ソファを勧められ、座ってフィンから話を聞くことにした。
実父の危篤を留学先で知ったことから始まる話の中には、フィンが闇魔法を使えることや、リスクが高いのを承知の上で召喚の儀式を行なったことなどが含まれていた。
そして、その強い悪魔はおまけで召喚されたという。
凄いを通り越して、その引きの良さに唖然とするしかない。
この悪魔がいなければ、トリスタンを見つけることはできなかっただろうし、バルバラに取り憑いていた奴を排除することも難しかっただろう。
大きな対価を要求されることなく、素直に協力してくれたのは奇跡に近い。
今日一番の立役者なのは理解した。
理解したが、それとフィンに抱きついていいかは別問題だからな。
いい加減離れろと睨みつけたが、悪魔は楽しそうにニヤニヤとこちらを見ているだけだった。
話終わった後、俺の不機嫌な顔を見たフィンは、違う理由で俺が腹を立てていると勘違いしたようで、しゅんと眉を下げた。
「ごめんね。闇の魔力も使えること内緒にしてて」
魔力属性の中でも闇はあまりイメージが良くない。秘密にしている者も多いと分かっているし、聞いた時もそうなのかと少し意外に思っただけで、それに関しては別に怒っていなかった。
「フィン。この際だから、もう一つの方も伝えておいたらどう?」
俺たちが話しているのを静かに聞いていたラーラが、フィンに声をかけてきた。
フィンは一瞬何のことか分からない顔をしたが、治癒士に『そっちは別に隠さなくてもいいでしょう?』と声をかけられ、その顔を見て思い出したように頷く。
「あとね。僕、光属性も持ってたの」
サラリと告げた内容に、ラインハルトが大袈裟に驚いた。
「はぁ?ってことは、六属性も使えるのか?」
「うん。光は、魔力属性検定式の時には分からなかったんだ。魔力量が増えてから、使えることが分かったの」
「そんなこともあるんだな」
ゴットフリートも驚いたように呟いた。
一通り話を聞き終えた頃、帰る準備が整ったとルッツが呼びに来たので、全員で帰ることになった。
フィンも今日はこちらの王都の屋敷に泊まることにしたそうだ。留学先から急遽助っ人として呼び寄せた闇魔法士と治癒士も今晩は泊まり、連れて来てくれたフィンの祖母が明日隣国へ送り届けてくれることになっている。
「フィンも明日帰るのか?」
「まだ分かんない。トリスタンの様子を見て、一週間くらいならこっちに留まるかも」
フィンは、まだ目を覚さない従者を心配そうに見つめた。
ぎゅっと抱き締めてやりたいが、悪魔が非常に邪魔だった。
コイツはいつ帰るんだと思っていると、やっと悪魔はフィンから手を離した。
「フィン。僕、そろそろ帰るから報酬頂戴」
「あっ、ごめんね。遅くなって。はい。約束した魔石三つね。今回はいろいろ協力してくれてありがとう。とても助かりました」
悪魔はフィンから魔石を受け取ると、嬉しそうに破顔した。
「ふふ。どういたしまして!僕、君のこと結構気に入っちゃったから、また会いに来てあげるね!」
フィンはその言葉に、困ったような何とも言えない顔をした。
悪魔はニコニコ笑って『僕からも楽しませてもらったお礼をあげる!』と言うと、フィンに素早く顔を近づけ、事もあろうに、ちゅっとその唇を奪った。
「「「あーーーっ!!!」」」
俺たちの驚愕した声に、部屋にいた大人全員が何事かと振り返る。
慌てたフィンが振り払おうとする前に、悪魔はさっと身を離した。
「あははっ。いいね!フィンも君たちも反応良くて可愛い!じゃあ、まったねー!ほら、ペットちゃん行くよ!」
「ピュィィィ!?」
黒い生き物は悲痛な鳴き声を上げていたが、悪魔にがっちりと掴まれていたので逃げる事は叶わず、フィンを名残惜し気に見ながら、悪魔と共にフッとその姿を消した。
「行っちゃった」
フィン以外は、あっさりと悪魔たちが帰ってくれたことに胸を撫で下ろした。
悪魔たちが消えた辺りを、少し寂しそうな顔で見ていたフィンに、俺はそっと近づく。
「フィン」
「ヴィル」
肩を抱くと、頬を少し赤く染めた。
可愛いと思いつつ、その耳元へ言葉を吹き込む。
「話がある。俺たちの馬車で一緒に帰ろう」
低い俺の声に、フィンはビクリと身を震わせた。
「そうだな。俺も聞きたいことがある」
「久々に会ったんだ。もう少し一緒にいてもいいだろう?」
近づいて来た双子にもそう言われ、ギギギっと動きが鈍くなったフィンは、俺たちの顔を見回し、観念したように『うん』と頷いたのだった。
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