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4.奪還作戦
油断大敵
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扉が開いたと思ったら、長年見てきた馴染みのある人物が駆け寄ってきた。
この世界に来てからは、その顔を見るのは久しい。
「総!なぜここにっ、!!
それより、俺っ……」
親友に、このあられもない姿を見られたかと思うと、とても情けない気持ちになってくる。
「あぅっ、見ないで、くれっ……」
総は何も言わずに、黒光りする腕の手枷を特殊な金具を使って器用に外すと、俺に自身の着ていたコートを掛けてくれた。
「うぅ……、総っ」
久々に馴染みのある顔に出会えた事と、
何日にも続くかと思われる責めから解放された事で、気が緩み涙が自然と溢れ出てくる。
抑えきれない涙を拭う気力も湧かず、俺は祭壇の上へとペタリとしゃがみ込んでしまう。
「ああっ」
ぐすんとみっともなく、親友の前で泣き崩れる。
「奈緒、やっと会えた……。
こんな酷いことされて……、
大丈夫?」
「俺っ……、ずっとここで……
ううっ……」
総はしゃがみ込んで脱力している奈緒の両肩を手で掴み、優しげに語りかける。
総の目線が下がり、俺の下半身から、はみ出ている物があるのに気付く。
すぐにそれが奈緒を戒めているのだと分かって取り除こうと試みる。
「奈緒、このコード……。
ごめん、少しだけ我慢して。」
総は奈緒を前から抱きしめて、奈緒の腰が辛くならない程度に持ち上げる。
少しの浮遊感を感じた後、奈緒は総に体重をかけ、もたれ掛かるような姿勢になった。
「え?……ひゃぁっ」
奈緒は身体に力が入らず、総のされるがままだ。
総は奈緒の臀部に手を伸ばす。
「落ち着いてっ、
これ取るだけだから。」
そして、奈緒のお尻の窄みに指を添わしてコードが中に入っているのを確認する。
「やっ、あああっ」
奈緒は嫌がる素振りを見せたのだが、総は、これ以上苦しまさないようにためらいなく窪みの中へと指を突っ込む。
長時間にも渡って挿れられてしまっていたためか、指はすんなりと入る。
奈緒は自分の中を押し広げられる突然の刺激に目を見開く。
「っく、ああん」
「っ……」
総は奈緒の奥で振動し続けるバイブを見つけると、コードが取れないようにゆっくりと引き抜く。
「奈緒っ、身体の力を抜いて!」
「あぁっ……」
出来るだけ、奈緒の締め付けが弱まった時を狙う。
総は奈緒の中に入れた指を開いて、バイブを出しやすくする。
奈緒は、バイブが引き抜かれる感触に意図せず中を締め付けてしまう。
別に出したくないわけじゃない。
なのに、なんでぇっ
「はぁんっ……!!」
やっと、ヌポンッとバイブが奈緒の中から出てきた。
分泌液でトロトロに濡れている。
「取れたっ!!奈緒、しっかり!!」
「……っはぁ、はぁ」
とりあえず、やっと色んな物から解放された。
あああーっ、これで自由だーっと思いたいが、ここから脱出するまでは気が抜けない。
ほら、だってそこにはもう……。
ーーー休んでいられないっーーー
この世界に来てからは、その顔を見るのは久しい。
「総!なぜここにっ、!!
それより、俺っ……」
親友に、このあられもない姿を見られたかと思うと、とても情けない気持ちになってくる。
「あぅっ、見ないで、くれっ……」
総は何も言わずに、黒光りする腕の手枷を特殊な金具を使って器用に外すと、俺に自身の着ていたコートを掛けてくれた。
「うぅ……、総っ」
久々に馴染みのある顔に出会えた事と、
何日にも続くかと思われる責めから解放された事で、気が緩み涙が自然と溢れ出てくる。
抑えきれない涙を拭う気力も湧かず、俺は祭壇の上へとペタリとしゃがみ込んでしまう。
「ああっ」
ぐすんとみっともなく、親友の前で泣き崩れる。
「奈緒、やっと会えた……。
こんな酷いことされて……、
大丈夫?」
「俺っ……、ずっとここで……
ううっ……」
総はしゃがみ込んで脱力している奈緒の両肩を手で掴み、優しげに語りかける。
総の目線が下がり、俺の下半身から、はみ出ている物があるのに気付く。
すぐにそれが奈緒を戒めているのだと分かって取り除こうと試みる。
「奈緒、このコード……。
ごめん、少しだけ我慢して。」
総は奈緒を前から抱きしめて、奈緒の腰が辛くならない程度に持ち上げる。
少しの浮遊感を感じた後、奈緒は総に体重をかけ、もたれ掛かるような姿勢になった。
「え?……ひゃぁっ」
奈緒は身体に力が入らず、総のされるがままだ。
総は奈緒の臀部に手を伸ばす。
「落ち着いてっ、
これ取るだけだから。」
そして、奈緒のお尻の窄みに指を添わしてコードが中に入っているのを確認する。
「やっ、あああっ」
奈緒は嫌がる素振りを見せたのだが、総は、これ以上苦しまさないようにためらいなく窪みの中へと指を突っ込む。
長時間にも渡って挿れられてしまっていたためか、指はすんなりと入る。
奈緒は自分の中を押し広げられる突然の刺激に目を見開く。
「っく、ああん」
「っ……」
総は奈緒の奥で振動し続けるバイブを見つけると、コードが取れないようにゆっくりと引き抜く。
「奈緒っ、身体の力を抜いて!」
「あぁっ……」
出来るだけ、奈緒の締め付けが弱まった時を狙う。
総は奈緒の中に入れた指を開いて、バイブを出しやすくする。
奈緒は、バイブが引き抜かれる感触に意図せず中を締め付けてしまう。
別に出したくないわけじゃない。
なのに、なんでぇっ
「はぁんっ……!!」
やっと、ヌポンッとバイブが奈緒の中から出てきた。
分泌液でトロトロに濡れている。
「取れたっ!!奈緒、しっかり!!」
「……っはぁ、はぁ」
とりあえず、やっと色んな物から解放された。
あああーっ、これで自由だーっと思いたいが、ここから脱出するまでは気が抜けない。
ほら、だってそこにはもう……。
ーーー休んでいられないっーーー
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