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2.動き出す歯車
クラリセ
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ズチャッ――、ズチャッ――
動きも少しづつ大きくなり、体温がどんどん上がっていく。
俺の分泌液と、ミナトがもたらしたベビーピンクの液体が混ざり合って、洪水のようにあふれている。
ミナトは俺の上に覆いかぶさると、俺の頭を優しくひと撫でしてから、口にちゅっと軽い口づけをした。
「気持ちよくてたまらないって顔だね。
なおはそのまま、手を動かして。」
「ふぅっ……、ぅんっ……」
いくにいけない、もどかしい快感が俺の身体を苛んでくる。
ミナトは俺の両足の間に身体を入り込ませて、俺の膝を折り曲げる。
そして、針のない注射器のような形をしたもので、ベビーピンクの液体を吸い上げると、俺の尻の穴へとあてがう。
「少し、我慢してねー。すぐ終わるからねー。」
まるで、注射を嫌がる子供をあやすようになだめながら、俺の体内にあやしい液体を注入した。
本来は排出するべきところに、どろっとした液体が少しづつ侵食してくる。
「くっ、あっ……」
ミナトは全て入れ終わると、注射器のようなものを抜いて、かわりに短いボールペンのような細くてやや固い棒状のもので栓をする。
ただ、その棒のようなものは、ボールペンのように滑らかな形ではなく、ところどころに瘤のようなものが、間隔をあけて付いて並んでいた。
そして、ミナトの指よりも細いそれは、なおの中に入れられた液体が潤滑剤のような役割を果たし、すんなりと奥まで入ってしまった。
身体の中に異物を入れられたのは、初めてで気持ち悪いと思いながらも、それを中で締め付けてしまう。
「大丈夫?痛くないー?」
ミナトは明るい口調で訊いてくる。
俺は、身体の中で気持ちよさと気持ち悪さの両方がせめぎ合っていて、どちらの気持ちのせいか分からないが涙まであふれてしまった。
「――っふ、はぁっ――」
「ちゃんと入ってるね。これ何か知らないでしょー。
ヒデトに頼んで買ってきてもらったんだぁー。はは。」
ミナトは悪戯っ子のように、得意げな顔をしている。
「なおが痛く感じないように、ちゃんと慣らしてあげようと思って。
ね、俺、優しいでしょ?」
「これ、何っ!?……やだぁっ、とってぇっ!!」
心なしか、その棒は先ほどよりも少し大きくなって俺の中を圧迫している。
「名前はクラリセっていうんだー。どう?少しずつ変化してきた?」
「んんっ!?、ああっ!!」
もう、最初の時点よりもだいぶ太く膨らんでミナトの親指ほどの大きさまで達してしまった。
そして、どういうわけか、なんと、中で少しづつ動き出した。
その動きはとても卑猥で、俺の気持ちい所を探るかのように、うねうねと動き始める。
おかげで、大きくなった瘤のような部分が、気持ちよさを引き起こす部分に、一瞬掠った時にあられもない声をあげてしまった。
「いい調子だねー。実はこれ、植物なんだよ。
奈緒の身近にも結構あるんだよー。
このローションだってその植物から抽出した成分でできているしね。
んー、まだもう少しかかりそうだし、今度は俺の事も気持ちよくしてくれる?」
そういって俺を起こし、俺はミナト両足の間に土下座をするような姿勢で倒れこんでしまった。
クラリセという名前のものは、大きく成長した瘤があるおかげで、少しの衝撃でも奈緒の中から出る事は無かった。
奈緒は未知のものが体内にあるという事に恐怖を感じながらも、その想いはすぐに、中と外から与えられる快感に押し潰されて頭の中を真っ白に塗り替えてしまう。
目の前で、ミナトの大きく張りつめた股間がある。
いったいこれから俺はどうなってしまうんだろう。
もうわけが分からなくて、ミナトを見上げる。
ミナトは、奈緒の困って縋り付いてくるような顔を見ただけで、よりその股間を大きくさせる。
そして、口の中から見える濡れて光る赤い舌で舌なめずりをして、次なる命令を与えるべく口を再び開いた。
――それは淫欲をもたらす華――
動きも少しづつ大きくなり、体温がどんどん上がっていく。
俺の分泌液と、ミナトがもたらしたベビーピンクの液体が混ざり合って、洪水のようにあふれている。
ミナトは俺の上に覆いかぶさると、俺の頭を優しくひと撫でしてから、口にちゅっと軽い口づけをした。
「気持ちよくてたまらないって顔だね。
なおはそのまま、手を動かして。」
「ふぅっ……、ぅんっ……」
いくにいけない、もどかしい快感が俺の身体を苛んでくる。
ミナトは俺の両足の間に身体を入り込ませて、俺の膝を折り曲げる。
そして、針のない注射器のような形をしたもので、ベビーピンクの液体を吸い上げると、俺の尻の穴へとあてがう。
「少し、我慢してねー。すぐ終わるからねー。」
まるで、注射を嫌がる子供をあやすようになだめながら、俺の体内にあやしい液体を注入した。
本来は排出するべきところに、どろっとした液体が少しづつ侵食してくる。
「くっ、あっ……」
ミナトは全て入れ終わると、注射器のようなものを抜いて、かわりに短いボールペンのような細くてやや固い棒状のもので栓をする。
ただ、その棒のようなものは、ボールペンのように滑らかな形ではなく、ところどころに瘤のようなものが、間隔をあけて付いて並んでいた。
そして、ミナトの指よりも細いそれは、なおの中に入れられた液体が潤滑剤のような役割を果たし、すんなりと奥まで入ってしまった。
身体の中に異物を入れられたのは、初めてで気持ち悪いと思いながらも、それを中で締め付けてしまう。
「大丈夫?痛くないー?」
ミナトは明るい口調で訊いてくる。
俺は、身体の中で気持ちよさと気持ち悪さの両方がせめぎ合っていて、どちらの気持ちのせいか分からないが涙まであふれてしまった。
「――っふ、はぁっ――」
「ちゃんと入ってるね。これ何か知らないでしょー。
ヒデトに頼んで買ってきてもらったんだぁー。はは。」
ミナトは悪戯っ子のように、得意げな顔をしている。
「なおが痛く感じないように、ちゃんと慣らしてあげようと思って。
ね、俺、優しいでしょ?」
「これ、何っ!?……やだぁっ、とってぇっ!!」
心なしか、その棒は先ほどよりも少し大きくなって俺の中を圧迫している。
「名前はクラリセっていうんだー。どう?少しずつ変化してきた?」
「んんっ!?、ああっ!!」
もう、最初の時点よりもだいぶ太く膨らんでミナトの親指ほどの大きさまで達してしまった。
そして、どういうわけか、なんと、中で少しづつ動き出した。
その動きはとても卑猥で、俺の気持ちい所を探るかのように、うねうねと動き始める。
おかげで、大きくなった瘤のような部分が、気持ちよさを引き起こす部分に、一瞬掠った時にあられもない声をあげてしまった。
「いい調子だねー。実はこれ、植物なんだよ。
奈緒の身近にも結構あるんだよー。
このローションだってその植物から抽出した成分でできているしね。
んー、まだもう少しかかりそうだし、今度は俺の事も気持ちよくしてくれる?」
そういって俺を起こし、俺はミナト両足の間に土下座をするような姿勢で倒れこんでしまった。
クラリセという名前のものは、大きく成長した瘤があるおかげで、少しの衝撃でも奈緒の中から出る事は無かった。
奈緒は未知のものが体内にあるという事に恐怖を感じながらも、その想いはすぐに、中と外から与えられる快感に押し潰されて頭の中を真っ白に塗り替えてしまう。
目の前で、ミナトの大きく張りつめた股間がある。
いったいこれから俺はどうなってしまうんだろう。
もうわけが分からなくて、ミナトを見上げる。
ミナトは、奈緒の困って縋り付いてくるような顔を見ただけで、よりその股間を大きくさせる。
そして、口の中から見える濡れて光る赤い舌で舌なめずりをして、次なる命令を与えるべく口を再び開いた。
――それは淫欲をもたらす華――
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