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1.理不尽な世界へようこそ
ゆけむりは白く漂う
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ーーポチャン……ポチャン……ザバーッー
あれ、おかしい。何がって?
だって、俺は今もまだ湯船に浸かっていて、
誰かが水を流す音なんて聞こえる筈がなかった。
じゃあ、誰がそこにいるかってーー
ザバッと何かの粉末が湯船の中に入れられるのと同時に、
ミナトが俺の横へとにじり寄ってきた。
「なーおーー。」
俺は逃げようとして、立ち上がろうとしたが何故か滑ってしまう。
じたばたとしているうちに、ミナトに後ろから抱きかかえられてしまった。
お湯が先ほどまでとは違いとろっと粘ついている事に気が付いた。
「なっ、なんだよこれっ」
「ただの入浴剤。今日はいっぱい走って疲れたでしょー。
マッサージしてあげる。」
そういって、ミナトは俺の胸に手を伸ばす。
女でもないのに、そこを弄られただけで声が漏れ出てしまう。
「ああっ、んっーー」
「ふふ、かーわいっ」
とろりとしたお湯と絡めてつまむように胸を触られるだけで、
腰にびくっと快感が走る。
「乳首、かたくなってきてるよー。気持ちいい?」
「言うなっ、ばかっ……、はぁっ、ん」
俺の顎を左手で上向けて、ミナトは後ろから口付けてくる。
ひとしきり俺の口を堪能してから俺の右耳に囁いてきた。
「ねぇ、もう我慢できない。いいよねーー」
突然の事で反応が遅れてしまったが、ミナトは俺の尻を揉んで
穴に指をあてがってきた。
ぬるぬるとするお湯も相まって、ミナトの指を誘うようにひくついてしまう。
「んっーー!」
つぷっとミナトの指が俺の中に入ってくる。
そんなとこを触られたことない俺は、その痛みに顔をしかめる。
「だめだめ、ほら、力を抜いてー。前も弄ってあげる。」
そういいながら、俺の男として大事な快感に弱い部分を、手のひらで包み上下に擦ってくる。
既に固くなっていて、俺はもうその快感に喘ぐしかない。
「やだっ、おねがいっ、もうっーー」
「だぁーめっ、ほら、もっと感じて」
「やぁっ、んー、、、はぁっ、あぁ…、んぅっ!!」
俺の先端から白い液体がぴゅっとあふれ出て、透明なお湯を汚してしまった。
俺はもう何も考えられなくなって、あらい呼吸を繰り返す。
お湯にずっと浸かっているせいもあってか、身体があつい。
「出ちゃったね、気持ちよかった?
なおのイクとこ、顔見れなかったからもう一度がんばろっか」
「はああっ!?むり!!絶対むーー」
またもや、口も塞がれて、同時にイって敏感になったそこを
酷く優しげに、時には強くしごかれる。
「んーーっ、んっ」
せまりくる快感に抗えない俺は、ひたすらそれを受け入れるしかない。
再度、高まる快感に俺は眉根を寄せる。
もう我慢できない、もうーーー
「んぅーー、んぅっ!!」
「はぁっ……、イイ顔、堪らない……」
さっきよりは少なめだったが、俺はまた風呂の中で出してしまった。
身体は少しも力が入らなくて、ミナトの腕の中で支えられていた。
羞恥のせいか、湯のせいか、顔を真っ赤にさせていることに、
俺は気づかない。
そして、どんどん、身体が重くなっていって、
目の前が暗く染まってゆく。
倦怠感に身を委ね、俺は意識を手放したのだった。--
ーーきっと君は気付かないーー
あれ、おかしい。何がって?
だって、俺は今もまだ湯船に浸かっていて、
誰かが水を流す音なんて聞こえる筈がなかった。
じゃあ、誰がそこにいるかってーー
ザバッと何かの粉末が湯船の中に入れられるのと同時に、
ミナトが俺の横へとにじり寄ってきた。
「なーおーー。」
俺は逃げようとして、立ち上がろうとしたが何故か滑ってしまう。
じたばたとしているうちに、ミナトに後ろから抱きかかえられてしまった。
お湯が先ほどまでとは違いとろっと粘ついている事に気が付いた。
「なっ、なんだよこれっ」
「ただの入浴剤。今日はいっぱい走って疲れたでしょー。
マッサージしてあげる。」
そういって、ミナトは俺の胸に手を伸ばす。
女でもないのに、そこを弄られただけで声が漏れ出てしまう。
「ああっ、んっーー」
「ふふ、かーわいっ」
とろりとしたお湯と絡めてつまむように胸を触られるだけで、
腰にびくっと快感が走る。
「乳首、かたくなってきてるよー。気持ちいい?」
「言うなっ、ばかっ……、はぁっ、ん」
俺の顎を左手で上向けて、ミナトは後ろから口付けてくる。
ひとしきり俺の口を堪能してから俺の右耳に囁いてきた。
「ねぇ、もう我慢できない。いいよねーー」
突然の事で反応が遅れてしまったが、ミナトは俺の尻を揉んで
穴に指をあてがってきた。
ぬるぬるとするお湯も相まって、ミナトの指を誘うようにひくついてしまう。
「んっーー!」
つぷっとミナトの指が俺の中に入ってくる。
そんなとこを触られたことない俺は、その痛みに顔をしかめる。
「だめだめ、ほら、力を抜いてー。前も弄ってあげる。」
そういいながら、俺の男として大事な快感に弱い部分を、手のひらで包み上下に擦ってくる。
既に固くなっていて、俺はもうその快感に喘ぐしかない。
「やだっ、おねがいっ、もうっーー」
「だぁーめっ、ほら、もっと感じて」
「やぁっ、んー、、、はぁっ、あぁ…、んぅっ!!」
俺の先端から白い液体がぴゅっとあふれ出て、透明なお湯を汚してしまった。
俺はもう何も考えられなくなって、あらい呼吸を繰り返す。
お湯にずっと浸かっているせいもあってか、身体があつい。
「出ちゃったね、気持ちよかった?
なおのイクとこ、顔見れなかったからもう一度がんばろっか」
「はああっ!?むり!!絶対むーー」
またもや、口も塞がれて、同時にイって敏感になったそこを
酷く優しげに、時には強くしごかれる。
「んーーっ、んっ」
せまりくる快感に抗えない俺は、ひたすらそれを受け入れるしかない。
再度、高まる快感に俺は眉根を寄せる。
もう我慢できない、もうーーー
「んぅーー、んぅっ!!」
「はぁっ……、イイ顔、堪らない……」
さっきよりは少なめだったが、俺はまた風呂の中で出してしまった。
身体は少しも力が入らなくて、ミナトの腕の中で支えられていた。
羞恥のせいか、湯のせいか、顔を真っ赤にさせていることに、
俺は気づかない。
そして、どんどん、身体が重くなっていって、
目の前が暗く染まってゆく。
倦怠感に身を委ね、俺は意識を手放したのだった。--
ーーきっと君は気付かないーー
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