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真冬から一気に春になったように、ミマヨの顔に生気が蘇った。
「アッハーン」
語尾にハートマークがいつまでも続くような、今まで生きてきて一度も出したことのない、ありったけの媚びを含んだ嬌声でミマヨは答えた。
なぜアッハーンなのか。
目の前の若者にはそれが一番正しい返答だと本能で思ったからだ。
その通りだった。
ミマヨのアッハーンに即座に反応したTのシンボルがマイク・タイソンのアッパーカットのように鋭く真上に反り返った。
「エロエロエロエロ、エロエロエロエロ……」
高音かつ早口で、剣道の達人が竹刀で間合いをはかるように己がシンボルを動かしながらTはミマヨに近付いた。
思い出したように口中に残る盛肚の穢れた体液を吐き出すや、興奮した犬のように短い間隔で息を吐き、涎を垂らし、舌を高速でレロレロさせながらベッドの上で待ち構えるミマヨ。
蛸が獲物を一瞬で覆い尽くすように、バンカーバスターが地下の要塞に一気に突っ込むように、ミマヨの口とTのシンボルは結合した。
ミマヨの吸い込みの激しさと言ったら、まるで断崖絶壁になぜかフランクフルトが一本だけ突き出ていて、それに口だけでぶら下がっているような必死なものだった。
それでも喉の奥にTのシンボルが当たると反射的にえづいてしまう。
その度に半ばまで引き抜かれるものの、高速で除夜の鐘を突く橦木のように何度も力強く喉の奥に押し当てられるTのシンボル。
百八回はとうに超えていた。
鼻水を垂れ流し、アブグレイブ刑務所で水責めに遭っているような苦しさを味わいながらも間抜けなひょっとこ顔を維持するミマヨの口元からナイアガラ瀑布のように大量の涎が垂れ落ちる。
ミマヨの胸についている直径十五センチの二つのゴムボールのような弾力ある二つの乳房、その両乳首からは壊れたスプリンクラーのようにプシュウプシュウと母乳が噴き出している。
十人分の煩悩を超えた辺りで、Tは地縛霊をお祓いしてもらった不動産屋のような晴れやかさが満面に浮かんだミマヨの口中に、栗の花の香りがプンプンする大量の濃厚エキスを放出した。
もちろんそれで終わりのはずはなく、すぐさまTはミマヨにのしかかるや今度は下の口にシンボルをぶち込みピストン運動を開始した。
ミマヨの悦びに溢れた咆哮が部屋中にこだました。
盛肚に抱かれているときの死体のようなミマヨはどこにもいなかった。
「アッハーン」
語尾にハートマークがいつまでも続くような、今まで生きてきて一度も出したことのない、ありったけの媚びを含んだ嬌声でミマヨは答えた。
なぜアッハーンなのか。
目の前の若者にはそれが一番正しい返答だと本能で思ったからだ。
その通りだった。
ミマヨのアッハーンに即座に反応したTのシンボルがマイク・タイソンのアッパーカットのように鋭く真上に反り返った。
「エロエロエロエロ、エロエロエロエロ……」
高音かつ早口で、剣道の達人が竹刀で間合いをはかるように己がシンボルを動かしながらTはミマヨに近付いた。
思い出したように口中に残る盛肚の穢れた体液を吐き出すや、興奮した犬のように短い間隔で息を吐き、涎を垂らし、舌を高速でレロレロさせながらベッドの上で待ち構えるミマヨ。
蛸が獲物を一瞬で覆い尽くすように、バンカーバスターが地下の要塞に一気に突っ込むように、ミマヨの口とTのシンボルは結合した。
ミマヨの吸い込みの激しさと言ったら、まるで断崖絶壁になぜかフランクフルトが一本だけ突き出ていて、それに口だけでぶら下がっているような必死なものだった。
それでも喉の奥にTのシンボルが当たると反射的にえづいてしまう。
その度に半ばまで引き抜かれるものの、高速で除夜の鐘を突く橦木のように何度も力強く喉の奥に押し当てられるTのシンボル。
百八回はとうに超えていた。
鼻水を垂れ流し、アブグレイブ刑務所で水責めに遭っているような苦しさを味わいながらも間抜けなひょっとこ顔を維持するミマヨの口元からナイアガラ瀑布のように大量の涎が垂れ落ちる。
ミマヨの胸についている直径十五センチの二つのゴムボールのような弾力ある二つの乳房、その両乳首からは壊れたスプリンクラーのようにプシュウプシュウと母乳が噴き出している。
十人分の煩悩を超えた辺りで、Tは地縛霊をお祓いしてもらった不動産屋のような晴れやかさが満面に浮かんだミマヨの口中に、栗の花の香りがプンプンする大量の濃厚エキスを放出した。
もちろんそれで終わりのはずはなく、すぐさまTはミマヨにのしかかるや今度は下の口にシンボルをぶち込みピストン運動を開始した。
ミマヨの悦びに溢れた咆哮が部屋中にこだました。
盛肚に抱かれているときの死体のようなミマヨはどこにもいなかった。
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