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2話
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2話
翌日、ルピナは異様に俺にベタベタとスキンシップをして来るようになった。
他の二人が十二分に怪しむ程度には。
だが、当のルピナは
「ニンゲンより動物の方が好きだもん!」
の一言により二人は何故か納得してしまった。
・・・彼女達の過去に一体何かあったんだろうか?
だが俺を見つめるルピナの視線が明らかに異性に向けるソレなのはいいのか?と思ったが他の二人は気付いているのか、スルーしているのか何も言わなかった。
2回の夜を挟んで何処かの町に戻ってきた。
たった2日で夜のルピナが非常に積極的に俺を求めてくる様になってしまったのは困ったものだ。
濃厚なキスからはじまり胸の愛撫、絶頂を挟み秘部の愛撫からの絶頂までが最近のルーティンになっている。
昨夜は秘部で絶頂を味わったあと、物欲しそうな瞳で俺をジッと見つめてきたが、逆にギュッと抱きしめてやりながら背中をさすりながら眠りにつかせている。
まだ一線は超えてはいないが、一線を超えるのも時間の問題だと薄々感じてしまう位だ。
俺としては全く構わないんだが、今までの経験上多分こんなに女の子に迫られる事態に陥って無いような気がする。
俺たちの様子に他の仲間連中も薄々気付いているようだが特に何も言ってはこなかった。
むしろルピナの様子を察してさり気なく二人きりにしてくれる位だ。
お陰で2人にこっそり覗かれながら濃厚なキスをするハメになった。
隠れているつもりだろうが、俺には気配で分かってしまうんだって・・・。
まあ死と隣り合わせなら生存本能から性欲が刺激されてもおかしくはない職業だしな。
・・・ってまたよく分からない知識を思い出した。
まばらな自分の記憶もいちいち鬱陶しい。
思い出すなら一気に全部思い出してくれればいいのにな。
だがそんな無駄知識よりも残り二人の名前位知りたいものだ。
見た目は戦士とヒーラーっぽいんだが。
彼女達は相当長く一緒に居るのか阿吽の呼吸で殆ど掛け声無く索敵している様子だし。
・・・まあ俺がいる限りモンスターだか魔物だか分からないが何かと遭遇する事は無いんだけどな。
ペラペラ俺が説明するのも変な話だ。
変に勘ぐられて警戒されても嫌だし、説明するのも面倒くさい。
まあここでは精々生え茂った木の枝やツルに頭をぶつけたり、足を取られる事を注意すれば問題ないだろう。
俺はそもそも全て見えているので問題無いし、仮に当たったとしても粉砕してしまうので全く問題無い。
木の枝でぶつけた程度痛くも痒くも無い。
なので夜に絶頂しまくって体力を大幅に削ってバテバテなルピナをおんぶして進んでも全く問題ない。
おんぶ位で吐息を荒くしないで欲しいんだが・・・。
残りの2人から羨望の眼差しで見られるのもこそばゆい。
羽でも出して障害物を全て無視して目的地に向いたくなった。
なんとなくだが、ここ数日で自分自身の感覚が馴染んできたのか、空を飛ぶ事位出来そうな気がする。
あと、自分の鱗を自在にコントロール出来る様な気もする。
なんならドラゴンっぽく巨大になれそうな気もするし、ドラゴンブレスも吐けそうな気がしてる。
何処かのタイミングで試してみたいもんだな。
いきなりブレスを吐いてフレンドリーファイアは洒落にならないし、実践前に試し打ちはしてみたい。
目指している町?に近づくと明らかに軍隊じゃないのかって位の集団が臨戦態勢な状況を感知した。
ルピナ経由で剣士娘さんに伝えると、
「やっぱりか・・・」
と零すと、2人へ説明する為に先行する旨を伝えると走って行った。
「・・・もしかして俺のせいか?」
「ち、違うよ!にゅーくんのせいじゃ無いよ!
ただちょっとだけみんな驚いているだけだから安心してね?何があっても私が守るからね?」
「・・・ほんとにあんた達恋人かなんかになったの?」
「ち、ちが・・・!?くないような・・・そんな感じのような・・・でも・・・ゴニョゴニョ」
語尾が尻すぼみになっていくと同時に帽子の端から頬を赤くしながらチラチラ俺を見つめてくる。
「俺はルピナの事は好きだが?」
ボッと音がするんじゃないかって位ルピナの顔が更に赤くなった。
ついでに腰が砕けた様に倒れそうになったので、抱き込む様に助けた。
・・・まるでお姫様だっこの様に。
潤んだ瞳で俺を見つめながら
「ほんとう?」
と絞り出す様にか細い声を出す。
「あぁ」
「嬉しいっ・・・すごく嬉しい♡」
今までで一番の笑顔を俺に向けてくれた。
不覚にもドキッとしてしまったので、仕返しの様にそのままキスをしてやった。
少し乱暴に口内を愛撫し、絶頂させてやった。
お陰で俺の腕の中でぐったりしている。
許せ、これ以上は俺が恥ずかしい。
「・・・はぁ。あたしもマジで滅茶苦茶強い彼氏欲しいなぁ・・・」
ヒーラーさんは悔しそうに発情した瞳で俺達をマジマジ見つめていた。
「あたしは別に2番目でもいいんだけどなぁ・・・」
なんて呟きは今は聞かなかった事にしよう。
ルピナが正気を取り戻した頃に剣士さんが戻ってきた。
翌日、ルピナは異様に俺にベタベタとスキンシップをして来るようになった。
他の二人が十二分に怪しむ程度には。
だが、当のルピナは
「ニンゲンより動物の方が好きだもん!」
の一言により二人は何故か納得してしまった。
・・・彼女達の過去に一体何かあったんだろうか?
だが俺を見つめるルピナの視線が明らかに異性に向けるソレなのはいいのか?と思ったが他の二人は気付いているのか、スルーしているのか何も言わなかった。
2回の夜を挟んで何処かの町に戻ってきた。
たった2日で夜のルピナが非常に積極的に俺を求めてくる様になってしまったのは困ったものだ。
濃厚なキスからはじまり胸の愛撫、絶頂を挟み秘部の愛撫からの絶頂までが最近のルーティンになっている。
昨夜は秘部で絶頂を味わったあと、物欲しそうな瞳で俺をジッと見つめてきたが、逆にギュッと抱きしめてやりながら背中をさすりながら眠りにつかせている。
まだ一線は超えてはいないが、一線を超えるのも時間の問題だと薄々感じてしまう位だ。
俺としては全く構わないんだが、今までの経験上多分こんなに女の子に迫られる事態に陥って無いような気がする。
俺たちの様子に他の仲間連中も薄々気付いているようだが特に何も言ってはこなかった。
むしろルピナの様子を察してさり気なく二人きりにしてくれる位だ。
お陰で2人にこっそり覗かれながら濃厚なキスをするハメになった。
隠れているつもりだろうが、俺には気配で分かってしまうんだって・・・。
まあ死と隣り合わせなら生存本能から性欲が刺激されてもおかしくはない職業だしな。
・・・ってまたよく分からない知識を思い出した。
まばらな自分の記憶もいちいち鬱陶しい。
思い出すなら一気に全部思い出してくれればいいのにな。
だがそんな無駄知識よりも残り二人の名前位知りたいものだ。
見た目は戦士とヒーラーっぽいんだが。
彼女達は相当長く一緒に居るのか阿吽の呼吸で殆ど掛け声無く索敵している様子だし。
・・・まあ俺がいる限りモンスターだか魔物だか分からないが何かと遭遇する事は無いんだけどな。
ペラペラ俺が説明するのも変な話だ。
変に勘ぐられて警戒されても嫌だし、説明するのも面倒くさい。
まあここでは精々生え茂った木の枝やツルに頭をぶつけたり、足を取られる事を注意すれば問題ないだろう。
俺はそもそも全て見えているので問題無いし、仮に当たったとしても粉砕してしまうので全く問題無い。
木の枝でぶつけた程度痛くも痒くも無い。
なので夜に絶頂しまくって体力を大幅に削ってバテバテなルピナをおんぶして進んでも全く問題ない。
おんぶ位で吐息を荒くしないで欲しいんだが・・・。
残りの2人から羨望の眼差しで見られるのもこそばゆい。
羽でも出して障害物を全て無視して目的地に向いたくなった。
なんとなくだが、ここ数日で自分自身の感覚が馴染んできたのか、空を飛ぶ事位出来そうな気がする。
あと、自分の鱗を自在にコントロール出来る様な気もする。
なんならドラゴンっぽく巨大になれそうな気もするし、ドラゴンブレスも吐けそうな気がしてる。
何処かのタイミングで試してみたいもんだな。
いきなりブレスを吐いてフレンドリーファイアは洒落にならないし、実践前に試し打ちはしてみたい。
目指している町?に近づくと明らかに軍隊じゃないのかって位の集団が臨戦態勢な状況を感知した。
ルピナ経由で剣士娘さんに伝えると、
「やっぱりか・・・」
と零すと、2人へ説明する為に先行する旨を伝えると走って行った。
「・・・もしかして俺のせいか?」
「ち、違うよ!にゅーくんのせいじゃ無いよ!
ただちょっとだけみんな驚いているだけだから安心してね?何があっても私が守るからね?」
「・・・ほんとにあんた達恋人かなんかになったの?」
「ち、ちが・・・!?くないような・・・そんな感じのような・・・でも・・・ゴニョゴニョ」
語尾が尻すぼみになっていくと同時に帽子の端から頬を赤くしながらチラチラ俺を見つめてくる。
「俺はルピナの事は好きだが?」
ボッと音がするんじゃないかって位ルピナの顔が更に赤くなった。
ついでに腰が砕けた様に倒れそうになったので、抱き込む様に助けた。
・・・まるでお姫様だっこの様に。
潤んだ瞳で俺を見つめながら
「ほんとう?」
と絞り出す様にか細い声を出す。
「あぁ」
「嬉しいっ・・・すごく嬉しい♡」
今までで一番の笑顔を俺に向けてくれた。
不覚にもドキッとしてしまったので、仕返しの様にそのままキスをしてやった。
少し乱暴に口内を愛撫し、絶頂させてやった。
お陰で俺の腕の中でぐったりしている。
許せ、これ以上は俺が恥ずかしい。
「・・・はぁ。あたしもマジで滅茶苦茶強い彼氏欲しいなぁ・・・」
ヒーラーさんは悔しそうに発情した瞳で俺達をマジマジ見つめていた。
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