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46話
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46話
しかし、「ここと変わらないって一体どう言うことだ?」
と聞いてみたら、
「そんな事も知らないなんて、サラメアさんってピュアなんだね~!ヤることはとってもエグいのに・・・」
と驚きながらも嫌味を込めて教えてくれた。
まずここはラビット族に避妊魔法が施された上でここから出られない様にされ、働かされているエッチな事が出来る場所、通称「桃源郷」と言われている所らしい。
勿論対価として高額の給料は貰ってはいるが、
場所柄的に使える額もたかがしれているみたいだ。
ここにこれる人は、国の重鎮や運のいい?迷い人、経済的に非常に恵まれている人達がメイン。
それもこれも、ラビット族の身体能力の高さと繁殖力の高さを警戒した人間族の所行とのことだった。
建前上、ラビット族の保護とは言ってはいるが、実情は全く違う。
そりゃあそうだろう、ここから出られず、おそらく孕みはしないが、誰かも分からない人達とひたすらヤるだけなんて聞くだけでイかれている事が分かる。
・・・しかし、ここでも人間族か。
「あ、そうそうサラメアさん、私がこんな事話しちゃたから、もう少しで衛兵さん達が沢山来て私達の事殺しにくるけど、どうしよっか?」
「どうしようか?ってどうするつもりだったんだよ!」
思わず突っ込みを入れてしまうレベルの出来事だ。
「サラメアさんの好きにしていいよ・・・私はもう疲れちゃった・・・」
と儚げに言うと、そっと俺に抱き付いてきた。
その時部屋のドアが激しく叩かれる。
もう一刻の猶予も無さそうなのが肌で分かる。
確かに俺の感知能力で人間族が沢山部屋の前にいることが確認出来た。
正直、俺一人ならどうとでも出来るが、鈴蘭と睡蓮もいる。
俺一人で確実にに守りきれるか!?
いや守るだけじゃ駄目だ。
ここから生きて3人で脱出しなくては意味がない。
ソロソロドアが壊れてなだれ込んでくる寸前に、
突然俺の”影”から夢でよく見たあの美少女・・・リリスが現れた。
リリスは現れると同時に、
「ミラクルチャーム☆」
と言うと、辺り一面が濃厚なピンク色のもやに包まれたと同時に俺とリリス以外、武器を取り落としたり、虚空見上げボンヤリしている。
鈴蘭と睡蓮も虚空を見つめて、ボンヤリしているようだ。
「もー!パパ?私に会わずに死ぬつもり!?」
と怒りながら俺を睨んできた。
俺は突然の出来事に驚いてしまい、頭が追い付かない。
「やっぱり私が居ないとパパは駄目ね!呼んでくれないから寂しかったんだよ?」と言うと、夢でもよくされていたように、抱きつかれた。
リリス曰わく、先程の魔法・・・ミラクルチャームでここ桃源郷全ての住民に対して魅了+隷属化させたらしい。
流石に鈴蘭と睡蓮は解除して貰ったが・・・。
・・・とんでもないチートじゃないかとも思ったが、
チートな兄妹から産まれたら、そりゃあチートか・・・、と思ってしまっている俺がいた。
しかし、「ここと変わらないって一体どう言うことだ?」
と聞いてみたら、
「そんな事も知らないなんて、サラメアさんってピュアなんだね~!ヤることはとってもエグいのに・・・」
と驚きながらも嫌味を込めて教えてくれた。
まずここはラビット族に避妊魔法が施された上でここから出られない様にされ、働かされているエッチな事が出来る場所、通称「桃源郷」と言われている所らしい。
勿論対価として高額の給料は貰ってはいるが、
場所柄的に使える額もたかがしれているみたいだ。
ここにこれる人は、国の重鎮や運のいい?迷い人、経済的に非常に恵まれている人達がメイン。
それもこれも、ラビット族の身体能力の高さと繁殖力の高さを警戒した人間族の所行とのことだった。
建前上、ラビット族の保護とは言ってはいるが、実情は全く違う。
そりゃあそうだろう、ここから出られず、おそらく孕みはしないが、誰かも分からない人達とひたすらヤるだけなんて聞くだけでイかれている事が分かる。
・・・しかし、ここでも人間族か。
「あ、そうそうサラメアさん、私がこんな事話しちゃたから、もう少しで衛兵さん達が沢山来て私達の事殺しにくるけど、どうしよっか?」
「どうしようか?ってどうするつもりだったんだよ!」
思わず突っ込みを入れてしまうレベルの出来事だ。
「サラメアさんの好きにしていいよ・・・私はもう疲れちゃった・・・」
と儚げに言うと、そっと俺に抱き付いてきた。
その時部屋のドアが激しく叩かれる。
もう一刻の猶予も無さそうなのが肌で分かる。
確かに俺の感知能力で人間族が沢山部屋の前にいることが確認出来た。
正直、俺一人ならどうとでも出来るが、鈴蘭と睡蓮もいる。
俺一人で確実にに守りきれるか!?
いや守るだけじゃ駄目だ。
ここから生きて3人で脱出しなくては意味がない。
ソロソロドアが壊れてなだれ込んでくる寸前に、
突然俺の”影”から夢でよく見たあの美少女・・・リリスが現れた。
リリスは現れると同時に、
「ミラクルチャーム☆」
と言うと、辺り一面が濃厚なピンク色のもやに包まれたと同時に俺とリリス以外、武器を取り落としたり、虚空見上げボンヤリしている。
鈴蘭と睡蓮も虚空を見つめて、ボンヤリしているようだ。
「もー!パパ?私に会わずに死ぬつもり!?」
と怒りながら俺を睨んできた。
俺は突然の出来事に驚いてしまい、頭が追い付かない。
「やっぱり私が居ないとパパは駄目ね!呼んでくれないから寂しかったんだよ?」と言うと、夢でもよくされていたように、抱きつかれた。
リリス曰わく、先程の魔法・・・ミラクルチャームでここ桃源郷全ての住民に対して魅了+隷属化させたらしい。
流石に鈴蘭と睡蓮は解除して貰ったが・・・。
・・・とんでもないチートじゃないかとも思ったが、
チートな兄妹から産まれたら、そりゃあチートか・・・、と思ってしまっている俺がいた。
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