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結局昼ご飯までごちそうになって帰る事になった。
当然その際に妹さんと名目上初顔合わせをする事になった。
「はじめまして、茉理です。末永くよろしくね耕太お兄ちゃん?♪」
と昨日の事は無事無かった事にしてくれた様だ。
他の2人は異様に驚いていたのは何故だったんだろう?
茉莉さんには悪いけれど、茉理さんは怒っては無さそうで少しホッとした。
一夜の過ちだ、もう同じ事はする訳にはいかない・・・。
しかし改めて明るい所で茉理さんをしっかりと見ると、茉莉さんに似ていることもあるけれど、茉理ちゃんは茉理ちゃんでかわいいなと思ってしまった。
茉莉さんの方が身長も低いし、ロリ顔なので何も言わなければ茉理ちゃんの方が姉だと思われるんだろうな。
胸は茉莉さんの圧勝だったなぁ・・・。
茉理さんはしきりに次遊びにくる日程を聞いてくるのはなんだったんだろうな・・?
茉莉さんもママさんも茉理ちゃんの反応に先程より更に驚き異常に戸惑っていた様だけどなんだったんだろうな?
まあいいか・・・。
また遊びに行きたいのはやまやまなんだけれど、まる1日以上家に帰らなかった事で別の問題は発生してしまった。
昨夜からサイレントモードにしていたスマホを確認すると妹から300件程不在着信があった様だ。
これはヤバイ過ぎる・・・。
うちの親は出張が多くて僕らは完全放任だけど、妹は僕の彼女でも無いのにやたらいちいち僕に干渉してくるんだよなぁ・・・。
妹は部屋の掃除や洗濯なんかを率先してやってくれて凄まじく助かってはいるけどさ。
ただ、少しだけ度を越したブラコンっ気がある気がする。
なるべく急いで家に帰ると、妹が玄関で仁王立ちかつ怒りのオーラを纏い待ち構えていた。
「・・・今まで何処にいたの?」
「ご、ごめん。友達の家でゲームに熱中しちゃってね・・・今度から予め連絡するよ、ね?」
「・・・ん!」
そういうと両手を突き出しハグを要求してくる。
仕方ないのでぎゅっとしてやる。
年齢関係なく相当たわわなモノが押し付けられる。
栞は家ではいつもノーブラなのでいつもこの感触に困るんだよなぁ…。
正直妹・・・栞の行動は僕の彼女かってツッコミをしたくなる時が本当に多々ある。
僕は栞の将来が不安だよ・・・。
昔は「お兄ちゃんのお嫁さんになるもん!」と言っていたけど、まさか今もそう思ってたりしないよな・・・?
個人的には早く兄離れして欲しいけれど、多分彼氏とか連れて来られたら、それはそれで何とも言えない嫌なショックを受けるんだろうなぁ・・・。
そんな事をぼんやり考えながら栞を抱きしめながら頭を撫でてやると怒りのオーラが徐々に薄まってきている様な気がした。
「ねぇ・・・もしかして友達って、女の?」
アバラに指が食込んで痛いんですけど!?
アバラがミシミシと嫌な音を立てていた。
「あがっ!?ち、ちがうよ!?」
「・・・ふぅん?じゃあご飯食べよ?」
女の子だからなのか勘が鋭い所があるんだろうか?
とても嫌な脂汗をかいてしまった。
イテテ・・・。
栞は年の割に発育が良く肉付きが良いのは良く知っていたけれど、力までこんなに強くなるものなのだろうか?
ふとした疑問だけど、もしかして
彼女が出来たって隠さない方が良かったのか?
だがしかし、僕でさえダメージを受けそうなのに、栞がこれ位のダメージを受けるのはいくらなんでもかわいそうだし、今後好きな男の子が出来る可能性もあるし無理してまで今はまだ伝えなくてもいいだろう・・・。
今は栞の美味しい手作りごはんを食べてダラダラと休日を満喫しよう。
結構満腹だったけど、気合で完食した!
夜、風呂場で脇腹に違和感を感じて鏡で確認すると、指の跡通り痣が出来ていた。
否定するのが遅かったらアバラの骨がへし折られていたかもしれない・・・。
肯定していたら僕はどうなっていたんだろうか?
嫌な想像を振り払い風呂に入った。
結局昼ご飯までごちそうになって帰る事になった。
当然その際に妹さんと名目上初顔合わせをする事になった。
「はじめまして、茉理です。末永くよろしくね耕太お兄ちゃん?♪」
と昨日の事は無事無かった事にしてくれた様だ。
他の2人は異様に驚いていたのは何故だったんだろう?
茉莉さんには悪いけれど、茉理さんは怒っては無さそうで少しホッとした。
一夜の過ちだ、もう同じ事はする訳にはいかない・・・。
しかし改めて明るい所で茉理さんをしっかりと見ると、茉莉さんに似ていることもあるけれど、茉理ちゃんは茉理ちゃんでかわいいなと思ってしまった。
茉莉さんの方が身長も低いし、ロリ顔なので何も言わなければ茉理ちゃんの方が姉だと思われるんだろうな。
胸は茉莉さんの圧勝だったなぁ・・・。
茉理さんはしきりに次遊びにくる日程を聞いてくるのはなんだったんだろうな・・?
茉莉さんもママさんも茉理ちゃんの反応に先程より更に驚き異常に戸惑っていた様だけどなんだったんだろうな?
まあいいか・・・。
また遊びに行きたいのはやまやまなんだけれど、まる1日以上家に帰らなかった事で別の問題は発生してしまった。
昨夜からサイレントモードにしていたスマホを確認すると妹から300件程不在着信があった様だ。
これはヤバイ過ぎる・・・。
うちの親は出張が多くて僕らは完全放任だけど、妹は僕の彼女でも無いのにやたらいちいち僕に干渉してくるんだよなぁ・・・。
妹は部屋の掃除や洗濯なんかを率先してやってくれて凄まじく助かってはいるけどさ。
ただ、少しだけ度を越したブラコンっ気がある気がする。
なるべく急いで家に帰ると、妹が玄関で仁王立ちかつ怒りのオーラを纏い待ち構えていた。
「・・・今まで何処にいたの?」
「ご、ごめん。友達の家でゲームに熱中しちゃってね・・・今度から予め連絡するよ、ね?」
「・・・ん!」
そういうと両手を突き出しハグを要求してくる。
仕方ないのでぎゅっとしてやる。
年齢関係なく相当たわわなモノが押し付けられる。
栞は家ではいつもノーブラなのでいつもこの感触に困るんだよなぁ…。
正直妹・・・栞の行動は僕の彼女かってツッコミをしたくなる時が本当に多々ある。
僕は栞の将来が不安だよ・・・。
昔は「お兄ちゃんのお嫁さんになるもん!」と言っていたけど、まさか今もそう思ってたりしないよな・・・?
個人的には早く兄離れして欲しいけれど、多分彼氏とか連れて来られたら、それはそれで何とも言えない嫌なショックを受けるんだろうなぁ・・・。
そんな事をぼんやり考えながら栞を抱きしめながら頭を撫でてやると怒りのオーラが徐々に薄まってきている様な気がした。
「ねぇ・・・もしかして友達って、女の?」
アバラに指が食込んで痛いんですけど!?
アバラがミシミシと嫌な音を立てていた。
「あがっ!?ち、ちがうよ!?」
「・・・ふぅん?じゃあご飯食べよ?」
女の子だからなのか勘が鋭い所があるんだろうか?
とても嫌な脂汗をかいてしまった。
イテテ・・・。
栞は年の割に発育が良く肉付きが良いのは良く知っていたけれど、力までこんなに強くなるものなのだろうか?
ふとした疑問だけど、もしかして
彼女が出来たって隠さない方が良かったのか?
だがしかし、僕でさえダメージを受けそうなのに、栞がこれ位のダメージを受けるのはいくらなんでもかわいそうだし、今後好きな男の子が出来る可能性もあるし無理してまで今はまだ伝えなくてもいいだろう・・・。
今は栞の美味しい手作りごはんを食べてダラダラと休日を満喫しよう。
結構満腹だったけど、気合で完食した!
夜、風呂場で脇腹に違和感を感じて鏡で確認すると、指の跡通り痣が出来ていた。
否定するのが遅かったらアバラの骨がへし折られていたかもしれない・・・。
肯定していたら僕はどうなっていたんだろうか?
嫌な想像を振り払い風呂に入った。
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