JKと(R-18)

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4話

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4話

「じゃ、脱いで」

「「!?」」

「…?ほら、お互いの裸位散々見てるでしょ?」

「……です」

「ん?」

「…まだそーいう事してないです!」

「へぇ…良く精神が崩壊しなかったね?」

「代わりにいっぱいキスして貰いましたから…♡」

「あー…はいはい、ゴチソウサマ。
でもね、そろそろその程度では補う事が出来なくなる日が来るよ?」

情けないことに、一連の流れについて行けず硬直していた。

「ところできらら?彼氏君硬直してるけど大丈夫?この話は何処まで話してある?」

「あんまり話せてないですけど…ま、まだ彼氏では無いです!!」

「はぁ!?ここまで病状を進行させて、あなたの発作を抑え込める位体液交換をしたのに!?」

「……ハイ。ゴメンナサイ…」

「もしかしてただの痴女かビッチだと思われていやしないかい?」

凄い勢いできららが俺の方を振り向くと、
「そんな事無いですよね」と訴えかける瞳で見つめてくる。

「あ、あぁ…きららはその類では無いんじゃないかな…?」

「…うん♡ありがと…♡」

そう言うと座ってる俺に対面で座ると本日2回目のキスをした。

先生はヤレヤレといった表情をすると、
「はいはい、じゃあ採血するよー」とダルそうに言いながら抱き合いながらキスをしている俺達から手早く2人分の採血を終わらせた。

俺達がチュッチュしている間、先生は厳しい目で観察していた。

すっかり長くなったキスが終わると、一言だけぼそっと呟いた。
「はぁ…これじゃあ保って1,2日かな…」

「先生、1,2日ってどういう事ですか?」

「ん?ああ、思いの外進行が早くてね…後1,2日でキスだけだとこの発作を抑え込めなくなるって事。
君も自分の事だし薄々理解はしているんじゃないのかな?」

「それは…」

「まぁ二度と君達が会わないっていうならあっという間に解決するかもしれないけど、ね?
ただ、ここまで進行してしまっていると、
二度と会わない措置をとったとしても精神崩壊の可能性があるけどね?」

「………」

「とりあえず、君達かるーく接触を断ってみるかい?」

「……やだ!」

「そうは言ってもねぇ…」

「他に何か方法は無いんですか?」

「ん~…そうだねぇ…」

「なんでも協力します!」

「なんでも?本当に?」

「はい!」

「じゃあ種付…子づくりしてみようか♪」

「「えっ!?」」

「今現在有力な説では遺伝子的に惹かれ合うならその結果を出してやればいいんだよ♪
それに子宮深くに精液が入っていれば、胎内に吸収されるまでは発作も起きにくいハズだし、
子どもも出来るし一石二鳥だね!」

「………」

なんでもやるとは言ったものの、そう来るとは思わなかった。
きららも俯いて表情が見えないが、困惑しているんだろうな…。
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