JKと(R-18)

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その場所を見つけたのはたまたまだった。
ちょっと取引先との時間が余ったので普段行かない場所をぶらついていたらたどり着いた。

ただ机と椅子が設置してある割とよくあるスペースだ。

別に寂れている訳では無いが、
ココだけ何故かエアスッポのようにほぼ・・人が居ない。
今ではすっかり俺のサボりスポットだ。

だが、ほぼ人が居なかったがある日から女の子と遭遇する事が多くなった。
元々あっちが先に居たのかこっちが先だったのか時期は不明だが…。

最近はその場所に行くとほぼ遭遇する。
いつも制服を着ているし顔立ちや雰囲気的におそらくJK位か?
黒髪が美しく思わず見惚れそうになる。
いつも一人で勉強をしているか、何か本を集中して読んでいるようだ。

何故か最近は妙に視線を感じるが、気にしない事にしている。

"ウザい消えろ!"とでも思われだしたか~?
だが、その程度で消えたりしないさ。
ここでサボっていればビル群がいい感じにGPSに干渉してくれて、お得意様に訪問している様に見えるからな!!
ココでなら幾らでもサボれる!!
お陰で徹夜でゲームもやり放題だ!
流石にこの年で無理をし過ぎた。
眠すぎる。
少し寝よう。

「…お……ん」
遠くで誰かが呼んでいる…?

「おじさん!」

「…ぅお!?」

「鞄、盗まれそうだったよ!」

「あ、あぁ…?ありがとう…?」

「まだ眠いならわ、私が隣にいましょうか…?」

「よろしく~…zzz」

…めっちゃよく寝た。
妙にリアリティある夢を見たような気がするが…。

ふと隣を見ると顔を赤くしたいつもの子が俺にしなだれかかる様にぐったりしていた。

「だ、大丈夫か!?」

「多分、ダメです…」

「まじかぁ…」

俺は思わずおでこに手をあてて熱の具合を確認した。

「ひゅっ…!?」

彼女は変な声を出して驚いたが、抵抗はされなかった。
…更に顔が赤くなった様な気がするが。

じんわりと伝わる彼女の熱は平常時のそれでは無い。
「…結構熱が有りそうだな…」

そう言って手を退けようとしたが、何故かホールドされて拒否られた。

「このままがいい…です」

…そう言われてもこの構図は誰かに見られたら通報されかねない。

しなだれかかるJKのおでこを触るリーマン…
どう見ても犯罪臭しかしない…。

しかし、先程からJKさんの息遣いが荒くなってる気がする。
救急車呼んだほうが良くないか…?

そう思って彼女の方を振り向いた途端、キスをされた。

「んっ…はぁ…ちゅ…」

まさに貪るという言葉通りのディープキスを一方的にされた。

仕方がないので彼女を深く抱き止め俺も彼女のディープキスに合わせる様に彼女を味わった。

どれ位堪能していたか分からない。

だが濃厚な体液交換が終わってから彼女はまるで正気に戻ったかの如く走り去っていった。


…あれ、俺ヤバくね…?
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