33 / 33
番外編
ぼくの知らない君のこと
しおりを挟む
課外を終えて準備室に戻ると、すでにジルベルトの迎えが来ていた。いつも通りソファに寝そべり、本を開いている。その黒髪が揺れ、黄玉の眸が扉を振り返った。
「アーサー」
「ただいま、ジルベルト」
「うん」
こくり、と魔術師が頷く。そして「……おかえり」と不慣れな響きが一拍遅れて続いた。ジルベルトが本を閉じ、すくりと立ち上がる。
「遅かった」
ぎゅ、と腰に手が回る。すりすりと首元に懐かれた。声音に滲む拗ねに、アーサーは苦笑しながらその背を抱き返す。
「ちょっと質問が長引いてね」
「うん」
ジルベルトが唸るように頷き、腕の力を強めた。態度こそ不穏だが、怒っているわけではない。ただただアーサーが戻ってこなくて寂しかったのだ。ということを、なんとなく近頃になってわかってきた。微笑ましいな、とアーサーは密かに思っている。むかし、弟妹も帰りが遅いとこうして玄関口で待ち構えていたものだ。
だが、それにしたって少し度合いが過ぎるような。いつもは多少長引いたところで、ここまで不機嫌になることはない。そこでふと、アーサーは机に置かれた本に目を留めた。
「あ、『星花』だ」
学院誌『星花』。
有志の教師と編集委員による、伝統ある年刊誌だ。そろそろ百冊が近いらしい。その内容は多岐にわたり、学生代表論文の要旨から行事の記録、食堂の人気メニューのレシピ、保健教諭の趣味のクロスワードパズル、校長のナイトキャップは孫からの贈り物でウサギ柄、なんてゴシップまで取り揃える。
「これ読んでたんだ?」
ジルベルトは顔を上げてアーサーの視線を追い、小さく頷いた。
「アーサーが載っていた」
「あー……ああ、そうだね」
そういえばそうだった。
バラエティ豊かな学院誌のなかでも特に人気を誇るコーナーとして、「先生に百の質問!」がある。文字通り、教師陣がひたすらインタビューに答えていく記事だ。好物やプロフィールといった定番の質問のほか生徒の投書質問もあり、未回答厳禁おふざけ上等の無礼講。アーサーも学生の頃は毎年読むのを楽しみにしていた。
だが、いまやアーサーは質問を受ける側である。
「はは、なんというか知り合いに見られるのは……こう、照れくさいな」
好きな食べ物は、初めて使った魔術は、犬派か猫派か、学院時代の印象深い思い出、なんてありきたりな質問から、恥ずかしい秘密をひとつ暴露、最後におねしょした年齢、初恋について……と突っ込んだ質問も多い。
しかも聞き取りは対面で、嘘感知器具を用いて行なわれる。適当に誤魔化そうものなら感知器がピーピー鳴って「あ、正直に答えてください」だ。なにが編集委員たちをここまで駆り立てるのだろうか。
とにかく、そんな記事だから知り合いに見られるのは非常に恥ずかしい。
「全部読んだ」
「……うん」
できれば読まないでほしいな、と言おうとしたが遅かった。よく見れば机の上には『星花』のバックナンバーが三冊積まれている。
「……アーサー」
「ん?」
さきほどから、どうにもジルベルトの表情は暗い。もともと明るい顔ではないが、輪をかけてひどい気がする。いったいどうしたのか。だがそう問いかける前に、おもむろに唇を重ねられた。
「ん、っ」
ほとんどかぶりつくような勢いだった。硬い歯が唇肉に沈み、痛みに思わず身を引く。が、押さえ込まれて微動だにもしなかった。
「じるべ、んむっ」
「アーサー」
舌をねじ込まれ、アーサーのそれを絡め取る。じゅっと強く吸われると同時、もはや慣れ親しんだどっと魔力が流れ込んできた。ぐらりと視界が揺らぐ。それは迸りに似て荒々しく、そのくせアーサーへの執着を隠さない。
「……いっそ」
絡め取るような欲につい膝を折りそうになって――しかしそこで囁かれた「閉じ込めたい」という不穏な言葉に、アーサーは咄嗟に腕を張った。
「っ、ジルベルト」
「……なんだ」
胸を押し、むりやり身を離す。ジルベルトが不服そうに眉を寄せた。その眸に燻る熱と傷心の色に、アーサーの背がぞくりと震える。口の端に垂れた涎を拭う手が震えた。
「アーサー」
名を呼ばれる。たったそれだけで不機嫌を訴えられた。声の端が震えていたから、振り払われたことに傷ついているのかもしれない。おそるおそる、その手が再びアーサーへと伸びる。それを反射で捕まえた。ますますジルベルトの眉間に皺が寄る。
「アーサー」
「ジルベルト。閉じ込めるのはだめ」
「……何故」
「僕が嫌だから」
アーサーは端的に告げ、その手に己の指を絡めた。
「それに、言いたいことは別だよね?」
「……」
「なにか伝えたいことがあるんだろ。ちゃんと言葉にしてくれないと、僕はわからないよ」
怒ってないからね。そう伝わるよう穏やかに返すと、ジルベルトは途方に暮れたような顔をした。ああ、やっぱり本人にもわかっていなかったのかも。アーサーは内心で苦笑した。この図体の大きな恋人は、ときどき年端もいかない幼子のようになる。己の感情を言い表す言葉を知らないから、行動に出る。
それからたっぷり数分は待った。そうしてぽつりとジルベルトは答えた。
「己の無知に腹が立った」
「無知?」
ジルベルトが頷く。黄玉の眸に影が差した。
「ぼくの知らないアーサーがいる。それが、腹立たしい」
アーサーは慎重にその答えを咀嚼した。机の上の『星花』を振り返る。「先生に百の質問!」コーナーには教師のプライベートが赤裸々に綴られている。
「ぼくは、きみが猫が好きなことを知らなかった」
生のタマネギが苦手なのも、実家のテディベアの名前も、眼鏡をかけ始めた年齢も。そうジルベルトは続けた。
「ぼく以外に初恋を捧げたことも」
詰るような視線に、アーサーは堪らず目を逸らした。この恋人の悋気が強いことは知っているが、出会う前の――というか、物心ついてすぐの淡い思い出なのでさすがに許されたい。初恋と言ったって、あとから思えばそうだった、くらいのものだ。きちんとした交際はジルベルトが誓って初めてである。いや、本当に。
ここまで言われれば、ジルベルトの不機嫌の理由は明らかだった。
「つまりあれを読んで、その……妬いたんだね」
「……妬いた」
ジルベルトは口内で言葉を転がし、しっかりと頷いた。
「そうだ。妬いた」
堂々とした口調とは裏腹に、ジルベルトは窺うように手を伸ばしてくる。アーサーも今度は避けなかった。大人しく腕の中に収まってやると、頭上でほっと息を吐かれる。アーサー、と名を呼ばれた。切羽詰まった声だった。
「ぜんぶ、知りたい」
「いいよ」
「……ぼくだけが、アーサーを知っていればいい」
「それはちょっと無理だなぁ」
途端、腕に力が籠もった。苦しい。苦情を込めて腕を叩くと、少しだけ力が緩む。
「閉じ込めるのは、だめか」
「うん。だめ」
「そうか」
わかった、としぶしぶながら頷く恋人はなんだかんだ聞き分けがいい。いまのところは。
アーサーはひっそりと笑った。要するに、ジルベルトは不安なのだ。アーサーが他の誰かに気を移さないか、ジルベルトに飽きないか。そんなの杞憂でしかないのに。
「ジルベルト」
アーサーは腕の中で身をよじり、恋人の頬を包んだ。そうして背を伸ばし、唇を重ねる。判を押すようにぐっと押しつけ、その薄い唇をちろりと舐めた。
ジルベルトがはっと目を見開く。
「それで、なにから知りたい?」
閉じ込められるのは困るが、恋人の独占欲は嬉しいものだ。かつて欲しくてたまらなかった、焦がれに焦がれたものだ。
アーサーこそ、この魔術師がいつ自分に飽きるんじゃないかと恐ろしくて堪らない。
「……全部」
「うん、いいよ」
答えると同時、再び唇を塞がれる。尋ねるんじゃなかったの、とおかしくて笑えば、その隙間から舌を差し入れられた。手が腰を掴み、身体の輪郭を撫で下ろす。アーサーは息の合間を縫って、その襟を引いた。
「ジルベルト、ここじゃいやだ」
「わかった」
皆まで言う必要はない。直後ぐにゃりと視界が揺らぎ――見慣れた寝室の天蓋がアーサーを迎えた。
ーーーーーーーーーーー
ここまでお読みくださりありがとうございました!
また機会があれば番外編を投稿したいと思います。
「アーサー」
「ただいま、ジルベルト」
「うん」
こくり、と魔術師が頷く。そして「……おかえり」と不慣れな響きが一拍遅れて続いた。ジルベルトが本を閉じ、すくりと立ち上がる。
「遅かった」
ぎゅ、と腰に手が回る。すりすりと首元に懐かれた。声音に滲む拗ねに、アーサーは苦笑しながらその背を抱き返す。
「ちょっと質問が長引いてね」
「うん」
ジルベルトが唸るように頷き、腕の力を強めた。態度こそ不穏だが、怒っているわけではない。ただただアーサーが戻ってこなくて寂しかったのだ。ということを、なんとなく近頃になってわかってきた。微笑ましいな、とアーサーは密かに思っている。むかし、弟妹も帰りが遅いとこうして玄関口で待ち構えていたものだ。
だが、それにしたって少し度合いが過ぎるような。いつもは多少長引いたところで、ここまで不機嫌になることはない。そこでふと、アーサーは机に置かれた本に目を留めた。
「あ、『星花』だ」
学院誌『星花』。
有志の教師と編集委員による、伝統ある年刊誌だ。そろそろ百冊が近いらしい。その内容は多岐にわたり、学生代表論文の要旨から行事の記録、食堂の人気メニューのレシピ、保健教諭の趣味のクロスワードパズル、校長のナイトキャップは孫からの贈り物でウサギ柄、なんてゴシップまで取り揃える。
「これ読んでたんだ?」
ジルベルトは顔を上げてアーサーの視線を追い、小さく頷いた。
「アーサーが載っていた」
「あー……ああ、そうだね」
そういえばそうだった。
バラエティ豊かな学院誌のなかでも特に人気を誇るコーナーとして、「先生に百の質問!」がある。文字通り、教師陣がひたすらインタビューに答えていく記事だ。好物やプロフィールといった定番の質問のほか生徒の投書質問もあり、未回答厳禁おふざけ上等の無礼講。アーサーも学生の頃は毎年読むのを楽しみにしていた。
だが、いまやアーサーは質問を受ける側である。
「はは、なんというか知り合いに見られるのは……こう、照れくさいな」
好きな食べ物は、初めて使った魔術は、犬派か猫派か、学院時代の印象深い思い出、なんてありきたりな質問から、恥ずかしい秘密をひとつ暴露、最後におねしょした年齢、初恋について……と突っ込んだ質問も多い。
しかも聞き取りは対面で、嘘感知器具を用いて行なわれる。適当に誤魔化そうものなら感知器がピーピー鳴って「あ、正直に答えてください」だ。なにが編集委員たちをここまで駆り立てるのだろうか。
とにかく、そんな記事だから知り合いに見られるのは非常に恥ずかしい。
「全部読んだ」
「……うん」
できれば読まないでほしいな、と言おうとしたが遅かった。よく見れば机の上には『星花』のバックナンバーが三冊積まれている。
「……アーサー」
「ん?」
さきほどから、どうにもジルベルトの表情は暗い。もともと明るい顔ではないが、輪をかけてひどい気がする。いったいどうしたのか。だがそう問いかける前に、おもむろに唇を重ねられた。
「ん、っ」
ほとんどかぶりつくような勢いだった。硬い歯が唇肉に沈み、痛みに思わず身を引く。が、押さえ込まれて微動だにもしなかった。
「じるべ、んむっ」
「アーサー」
舌をねじ込まれ、アーサーのそれを絡め取る。じゅっと強く吸われると同時、もはや慣れ親しんだどっと魔力が流れ込んできた。ぐらりと視界が揺らぐ。それは迸りに似て荒々しく、そのくせアーサーへの執着を隠さない。
「……いっそ」
絡め取るような欲につい膝を折りそうになって――しかしそこで囁かれた「閉じ込めたい」という不穏な言葉に、アーサーは咄嗟に腕を張った。
「っ、ジルベルト」
「……なんだ」
胸を押し、むりやり身を離す。ジルベルトが不服そうに眉を寄せた。その眸に燻る熱と傷心の色に、アーサーの背がぞくりと震える。口の端に垂れた涎を拭う手が震えた。
「アーサー」
名を呼ばれる。たったそれだけで不機嫌を訴えられた。声の端が震えていたから、振り払われたことに傷ついているのかもしれない。おそるおそる、その手が再びアーサーへと伸びる。それを反射で捕まえた。ますますジルベルトの眉間に皺が寄る。
「アーサー」
「ジルベルト。閉じ込めるのはだめ」
「……何故」
「僕が嫌だから」
アーサーは端的に告げ、その手に己の指を絡めた。
「それに、言いたいことは別だよね?」
「……」
「なにか伝えたいことがあるんだろ。ちゃんと言葉にしてくれないと、僕はわからないよ」
怒ってないからね。そう伝わるよう穏やかに返すと、ジルベルトは途方に暮れたような顔をした。ああ、やっぱり本人にもわかっていなかったのかも。アーサーは内心で苦笑した。この図体の大きな恋人は、ときどき年端もいかない幼子のようになる。己の感情を言い表す言葉を知らないから、行動に出る。
それからたっぷり数分は待った。そうしてぽつりとジルベルトは答えた。
「己の無知に腹が立った」
「無知?」
ジルベルトが頷く。黄玉の眸に影が差した。
「ぼくの知らないアーサーがいる。それが、腹立たしい」
アーサーは慎重にその答えを咀嚼した。机の上の『星花』を振り返る。「先生に百の質問!」コーナーには教師のプライベートが赤裸々に綴られている。
「ぼくは、きみが猫が好きなことを知らなかった」
生のタマネギが苦手なのも、実家のテディベアの名前も、眼鏡をかけ始めた年齢も。そうジルベルトは続けた。
「ぼく以外に初恋を捧げたことも」
詰るような視線に、アーサーは堪らず目を逸らした。この恋人の悋気が強いことは知っているが、出会う前の――というか、物心ついてすぐの淡い思い出なのでさすがに許されたい。初恋と言ったって、あとから思えばそうだった、くらいのものだ。きちんとした交際はジルベルトが誓って初めてである。いや、本当に。
ここまで言われれば、ジルベルトの不機嫌の理由は明らかだった。
「つまりあれを読んで、その……妬いたんだね」
「……妬いた」
ジルベルトは口内で言葉を転がし、しっかりと頷いた。
「そうだ。妬いた」
堂々とした口調とは裏腹に、ジルベルトは窺うように手を伸ばしてくる。アーサーも今度は避けなかった。大人しく腕の中に収まってやると、頭上でほっと息を吐かれる。アーサー、と名を呼ばれた。切羽詰まった声だった。
「ぜんぶ、知りたい」
「いいよ」
「……ぼくだけが、アーサーを知っていればいい」
「それはちょっと無理だなぁ」
途端、腕に力が籠もった。苦しい。苦情を込めて腕を叩くと、少しだけ力が緩む。
「閉じ込めるのは、だめか」
「うん。だめ」
「そうか」
わかった、としぶしぶながら頷く恋人はなんだかんだ聞き分けがいい。いまのところは。
アーサーはひっそりと笑った。要するに、ジルベルトは不安なのだ。アーサーが他の誰かに気を移さないか、ジルベルトに飽きないか。そんなの杞憂でしかないのに。
「ジルベルト」
アーサーは腕の中で身をよじり、恋人の頬を包んだ。そうして背を伸ばし、唇を重ねる。判を押すようにぐっと押しつけ、その薄い唇をちろりと舐めた。
ジルベルトがはっと目を見開く。
「それで、なにから知りたい?」
閉じ込められるのは困るが、恋人の独占欲は嬉しいものだ。かつて欲しくてたまらなかった、焦がれに焦がれたものだ。
アーサーこそ、この魔術師がいつ自分に飽きるんじゃないかと恐ろしくて堪らない。
「……全部」
「うん、いいよ」
答えると同時、再び唇を塞がれる。尋ねるんじゃなかったの、とおかしくて笑えば、その隙間から舌を差し入れられた。手が腰を掴み、身体の輪郭を撫で下ろす。アーサーは息の合間を縫って、その襟を引いた。
「ジルベルト、ここじゃいやだ」
「わかった」
皆まで言う必要はない。直後ぐにゃりと視界が揺らぎ――見慣れた寝室の天蓋がアーサーを迎えた。
ーーーーーーーーーーー
ここまでお読みくださりありがとうございました!
また機会があれば番外編を投稿したいと思います。
233
お気に入りに追加
433
この作品の感想を投稿する
みんなの感想(8件)
あなたにおすすめの小説
【完結済】(無自覚)妖精に転生した僕は、騎士の溺愛に気づかない。
キノア9g
BL
完結済。騎士エリオット視点を含め全10話(エリオット視点2話と主人公視点8話構成)
エロなし。騎士×妖精
※主人公が傷つけられるシーンがありますので、苦手な方はご注意ください。
気がつくと、僕は見知らぬ不思議な森にいた。
木や草花どれもやけに大きく見えるし、自分の体も妙に華奢だった。
色々疑問に思いながらも、1人は寂しくて人間に会うために森をさまよい歩く。
ようやく出会えた初めての人間に思わず話しかけたものの、言葉は通じず、なぜか捕らえられてしまい、無残な目に遭うことに。
捨てられ、意識が薄れる中、僕を助けてくれたのは、優しい騎士だった。
彼の献身的な看病に心が癒される僕だけれど、彼がどんな思いで僕を守っているのかは、まだ気づかないまま。
少しずつ深まっていくこの絆が、僕にどんな運命をもたらすのか──?
いいねありがとうございます!励みになります。
【BL】攻めの将来の為に身を引こうとしたら更に執着されてハメられました
めめもっち
BL
名前無し。執着ハイスペ×地味な苦学生。身分格差。友達から始めた二人だったが、あまりにも仲良くしすぎて一線を越えてしまっていた。なすがまま流された受けはこのままでいいのだろうかと悩んでいた中、攻めの結婚を聞かされ、決断をする。
2023年9月16日付
BLランキング最高11位&女性向け小説96位 感謝!
お気に入り、エール再生ありがとうございます!
ハッピーエンドのために妹に代わって惚れ薬を飲んだ悪役兄の101回目
カギカッコ「」
BL
ヤられて不幸になる妹のハッピーエンドのため、リバース転生し続けている兄は我が身を犠牲にする。妹が飲むはずだった惚れ薬を代わりに飲んで。
親友だと思ってた完璧幼馴染に執着されて監禁される平凡男子俺
toki
BL
エリート執着美形×平凡リーマン(幼馴染)
※監禁、無理矢理の要素があります。また、軽度ですが性的描写があります。
pixivでも同タイトルで投稿しています。
https://www.pixiv.net/users/3179376
もしよろしければ感想などいただけましたら大変励みになります✿
感想(匿名)➡ https://odaibako.net/u/toki_doki_
Twitter➡ https://twitter.com/toki_doki109
素敵な表紙お借りしました!
https://www.pixiv.net/artworks/98346398
【R18】【Bl】魔力のない俺は今日もイケメン絶倫幼馴染から魔力をもらいます
ペーパーナイフ
BL
俺は猛勉強の末やっと魔法高校特待生コースに入学することができた。
安心したのもつかの間、魔力検査をしたところ魔力適性なし?!
このままでは学費無料の特待生を降ろされてしまう…。貧乏な俺にこの学校の学費はとても払えない。
そんなときイケメン幼馴染が魔力をくれると言ってきて…
魔力ってこんな方法でしか得られないんですか!!
注意
無理やり フェラ 射精管理 何でもありな人向けです
リバなし 主人公受け 妊娠要素なし
後半ほとんどエロ
ハッピーエンドになるよう努めます
僕のお兄様がヤンデレなんて聞いてない
ふわりんしず。
BL
『僕…攻略対象者の弟だ』
気付いた時には犯されていました。
あなたはこの世界を攻略
▷する
しない
hotランキング
8/17→63位!!!から48位獲得!!
8/18→41位!!→33位から28位!
8/19→26位
人気ランキング
8/17→157位!!!から141位獲得しました!
8/18→127位!!!から117位獲得
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。
ありがとうございます
そうなのです、バジルくんは見た目かわいい雰囲気なのに中身は結構黒めですよね。とはいえここまで懐かれたらリエ師も悪い気はしないと思います。
普段から飴少なめなご主人様ですが、たまにはわしゃわしゃ撫でて好物のケーキをあげていたらいいなぁと思います。
嬉しいお言葉をありがとうございました!
今日、8話まで読ませていただきました! 月灯さんの文章がめちゃくちゃ読みやすくて好きです! 追っていきます!
ありがとうございます!
お名前見てモトさんだ! とびっくりしました。好きと言っていただけて嬉しいです。
(ここで言う話ではないかもですが、この前の同窓会のお話めちゃくちゃ好きでした……! 続きが気になって毎朝ページ更新してました)
どうか最後まで楽しんでいただけたら幸いです。
ありがとうございます!
リエ師とバジルくんにはメインふたりとは別方向の好みを詰め込んだので、そう言っていただけて嬉しいです。
明日の更新もバジルくんとリエ師のお話なので、楽しんでいただけますと幸いです。
アーサーになにかあればジルベルト大暴れですからね。アーサーも自分になにかあったらまずいのかも……とはうっすら察していそうですが、おそらくその想像よりずっと大変なことになると思います。
いつも感想ありがとうございます。とても励みになっております。