わからないから、教えて ―恋知らずの天才魔術師は秀才教師に執着中

月灯

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星花祭り①

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これが、樹里の日課。
字が上手なお姉ちゃんから、保育園の途中から毎日字を教えて貰っていた。
小学校に入ってからは3年生まで、お姉ちゃんの字をお手本にして、毎日毎日練習していた。



そして、その字で・・・
樹里は毎日、毎日、毎日・・・浮かんだ言葉をこうして書いていった。



そうすると、言葉にならない気持ちも、想いも、この右手にならのせられたから。



そうすると、スッキリしたから。



だから、今日も樹里は・・・



この右手を・・・



ブレることなく、動かす・・・。
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感想 9

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