109 / 181
108話 四天王、大苦戦!
しおりを挟む
<リージョン視点>
『KIIIIIIIIIIILLLLLLLL!!!!!』
ヲキシが水魔法を使い、陸上に大津波を生み出した。
俺はゲートを開き、津波から部下たちを守る。津波はゲートをくぐって、火山の火口へ放り込まれた。
爆発する前にゲートを閉じる。するとヲキシは背後に回り、槍を突き出してきた。
「遅い」
再びゲートを開き、槍を回避する。俺に触れるなど、お前にはできない。空間を操る力を持った俺に、物理的な攻撃など通用しないんだ。
ヲキシが距離を取るも、それも無駄。俺に距離の概念などない。
ヲキシの前にゲートを開いて、火炎弾を撃ち出す。火口に直接ゲートを開き、マグマを落下させているんだ。
マグマが直撃し、ヲキシが蒸発する。通常の生物ならこれで死ぬのだが……。
『KILLKILLKILLKILLLLLLLLLL!!!!』
ヲキシはまたしても俺の背後に回り込み、槍による攻撃に切り替える。復活したヲキシに部下たちは驚愕していた。
別に驚くことじゃないさ、あれしきで倒せるとは思っていない。
能力で部下たちを落ち着け、ヲキシを睨む。すると奴は体を水に変化させ、渦潮の棘を作って俺に飛ばしてきた。
ゲートで全部回避すると、水の棘が一つに集まり、ヲキシを形作る。さらに腕を水に変え、強烈な水の刃を振るってきた。
「むぅっ」
ゲートを開いて対処したが、さばききれずに頬を切られた。水に変化すると素早さが増すな。
四星龍の厄介なところだ。奴らは二つ名の自然物に変化する力がある。ヲキシは全身を水に変化させる力を持ったドラゴンなんだ。
ゆえに、俺との相性がよくない。
ゲートで体を切り落としても、水に変化されていなされてしまう。先程のようにマグマを当てても、水蒸気に変化するだけで有効打にならないのだ。
はるか遠くに飛ばすという手もあるが、水蒸気にもなれる以上、大気中の水分と同化し、すぐさま戻ってくるだろう。水はそれだけ自由な存在だ。
「リージョン様、雷魔法で対抗しては!?」
「真水になって対処されるのがおちだ、魔力の無駄になるだけよ」
水に電気が通るのは、溶けている物質が電気抵抗を低くしているから。本来真水は電気を通さぬ物なんだ。
あいつに有効になるのは、感情を操る力だけだ。しかしそれをどう有効打に結び付けるか、まだ思いつかないな。
『KIIIIIIILLLLLLLLLLLLLL!!!』
ヲキシは狂戦士の呪いでハイになっているのか、苛烈に攻めてくる。ゲートによる防御は魔力の消費が大きい……。
このままでは、俺が先に押し切られてしまうな。どうしたものか。
◇◇◇
<メイライト視点>
「やーんもぉ、時止めを使っても、時進めを使っても、なんの意味もなぁーい!」
『殺す殺す殺す潰して殺す殴って殺すすりおろして殺す殺す殺す殺す!』
のっしのっしとズシンが迫ってくる。一歩歩くたびに凄い地震が起こって、空気が揺れちゃうわ。
もう一度、ズシンの時間を止めてみる。ズシンの動きはぴたっと止まって、一見効果があるように見える。でも、
『殺す殺す殺す殺す殺すころすすすすすすす!!!!』
全く別の所から新しいズシンが出てきて、私にハンマーを振ってくるのよぉ。
ズシンは体が土に変化するドラゴンで、その性質上厄介な特性があるの。
それは、触れている地面全てがズシンの影響下にある事。言ってみれば、大陸の大地全てがズシンになってるような物なの。
その間、ズシンは本体を地面に隠して、土の分身で襲い掛かってきちゃうの。だからズシンを時止めで拘束するには、土に隠れている本体を見つけるしかないわ。
大陸全土の時を止められればいいんだけど、私の時止めは狭い範囲にしか効果がない。
時を進めて急激に老化させようとしても、それもできない。だって土は腐らないもの。
体を土に変えてる間は、老化も止まっちゃうの。年を取らないんじゃ私の奥の手も効果がないわよぉ。
「むー、ホムンクルスちゃん、かもーん」
創造の力で爆弾ホムンクルスを作って、地面に爆撃を仕掛けるけどぉ……地面深くに潜られてたらそんなの全然意味ないわよねぇ……。
結局分身のハンマーで全員潰されちゃって、私に狙いがついちゃう。あーんもぉ、この子だいっきらい! ぷんぷん!
『ころぉぉぉぉぉぉぉぉぉす!』
「いやーん! シラヌイちゃん、ディックちゃん、助けてー!」
空に逃げても地面を盛り上げて追いかけてくるしぃ、しつこいドラゴンもういやー!
◇◇◇
<ソユーズ視点>
「……風か。我が光を体に通さぬ天敵だな」
相対するビュンに、邪眼の閃光をあびせてみる。
愚鈍なる敵なれば、我が破滅の刃にて駆除できるのだが、奴は体を風に変化させるドラゴンだ。
『滅ぼしてやる滅ぼしてやる滅ぼしてやるぅぅぅぅうおおおおお!!』
いかに光を当てようと、風は焼けもしないし斬る事も叶わぬ。我が必殺の光の力が、まるで通用しないではないか。
金属の力を使おうとも、実体を持たぬ風ではあまり効果が無い。さてどうした物かな……。
『滅べ滅べ滅べホロべぇぇぇぇぇああああああ!!!』
「……来るか」
鎌を振り上げ、我が命を奪わんと襲い掛かってくる。疾風のごとき速さで振るう鎌は、あらゆる物を惨殺する死神だ。
実体のない風をいかに封殺するべきか……我が力、金属と光を操る能力でいかに対処するべきだろうか。
「いかに風とて、弱点はあるはずだ……風の性質、我が力の特性……全てをまとめ、考えろ」
自然は完璧ではない、我の力で必ず倒す事が出来る。……そう信じねば心が折れそうだ。
会話が出来ないドラゴンめ……いや、会話できても我では交渉とかできないが……あ、それじゃあ結局会話できても意味ないか……。
「……下らぬことを考えている間は、余裕があるか」
『ほぉぉぉぉろべぇぇぇぇぇ!』
ただその余裕もいつまで続くだろうかな……。
◇◇◇
<シラヌイ視点>
「はぁ、はぁ……やっぱ厳しいわね、カノンの相手……!」
炎獄龍カノンを前に、私は防戦一方だった。
奴は体を炎に変化させるドラゴンだ。だからいくら炎魔法を撃ったところで……。
『襲ってくるぞシラヌイ』
「わかってる! ええい、ファイアウォール!」
いつものくせで炎の壁を展開し、迎え撃ってしまう。だけど相手は炎その物と言っていい。
炎に炎をぶつけた所で、より激しく燃えるだけだ。
『ぐるぅあああああああっ!』
炎の壁を吸収して、カノンが斧を振り下ろしてきた。あわてて避けて、どたばたと距離を取る。
それですぐに幻術で私の幻を作って、狙いをそっちに移す。カノンは体を炎に変えて私の幻を攻撃し、激しい火災旋風を起こした。
いくら魔石で魔力を上げていても、炎が相手じゃ攻撃しても意味がない。私にはあいつを倒す攻撃手段が無いのよ。
……唯一有効になるのは幻術くらいだけど……まだ使い方に慣れていないから、カノンにどう使えばいいのか思いつかないの。
『あああああがあああああああああああああああ!!!』
「ひゃわわわわっ!?」
ひたすらに幻術を使ってカノンを遠ざけ、逃げ惑うしかできない。炎を従えるはずの私が、炎に弄ばれちゃうなんて……屈辱だわ。
でも負けられない、って言うか、負けたくない。
私はいつもディックに見られている、ディックが傍に居続けている。あいつが傍で見守る以上、情けない姿は絶対に見せられない。
それにあいつにしてあげたい事が山ほどあるの。耳かきとか、背中流しとか、……とか。
全部やってあげるって約束したのなら、なんとしてでも果たしてみせる。つーかしないと自分が許せない。いまだにあいつにマウント取られっぱなしだから。
何が何でも、私が主導権を握って、ディックをドギマギさせてやるんだ!
『こーの重要な場面でよくアッパラパーな妄想をたれ流せるな貴様は』
「うえっ!? 私声出てた!?」
『かなりはっきりとな。ほれ襲ってくるぞ』
襲ってくるカノンをもう一度、幻術でいなす。ちっくしょうめ、シルフィのせいで調子が崩れたっての。
「けどかえって良かったわ。緊張がほぐれたし、モチベーションも上がったし。ディックとずっと一緒にいるためにも、カノン如き軽く倒してやるんだから」
『惚気話でパワーアップとか前代未聞だぞ』
言っとけ。サキュバスが自分の男自慢して何が悪いってのよ。
またディックとキスするためにも、カノン、あんたなんか消し飛ばしてやる!
『KIIIIIIIIIIILLLLLLLL!!!!!』
ヲキシが水魔法を使い、陸上に大津波を生み出した。
俺はゲートを開き、津波から部下たちを守る。津波はゲートをくぐって、火山の火口へ放り込まれた。
爆発する前にゲートを閉じる。するとヲキシは背後に回り、槍を突き出してきた。
「遅い」
再びゲートを開き、槍を回避する。俺に触れるなど、お前にはできない。空間を操る力を持った俺に、物理的な攻撃など通用しないんだ。
ヲキシが距離を取るも、それも無駄。俺に距離の概念などない。
ヲキシの前にゲートを開いて、火炎弾を撃ち出す。火口に直接ゲートを開き、マグマを落下させているんだ。
マグマが直撃し、ヲキシが蒸発する。通常の生物ならこれで死ぬのだが……。
『KILLKILLKILLKILLLLLLLLLL!!!!』
ヲキシはまたしても俺の背後に回り込み、槍による攻撃に切り替える。復活したヲキシに部下たちは驚愕していた。
別に驚くことじゃないさ、あれしきで倒せるとは思っていない。
能力で部下たちを落ち着け、ヲキシを睨む。すると奴は体を水に変化させ、渦潮の棘を作って俺に飛ばしてきた。
ゲートで全部回避すると、水の棘が一つに集まり、ヲキシを形作る。さらに腕を水に変え、強烈な水の刃を振るってきた。
「むぅっ」
ゲートを開いて対処したが、さばききれずに頬を切られた。水に変化すると素早さが増すな。
四星龍の厄介なところだ。奴らは二つ名の自然物に変化する力がある。ヲキシは全身を水に変化させる力を持ったドラゴンなんだ。
ゆえに、俺との相性がよくない。
ゲートで体を切り落としても、水に変化されていなされてしまう。先程のようにマグマを当てても、水蒸気に変化するだけで有効打にならないのだ。
はるか遠くに飛ばすという手もあるが、水蒸気にもなれる以上、大気中の水分と同化し、すぐさま戻ってくるだろう。水はそれだけ自由な存在だ。
「リージョン様、雷魔法で対抗しては!?」
「真水になって対処されるのがおちだ、魔力の無駄になるだけよ」
水に電気が通るのは、溶けている物質が電気抵抗を低くしているから。本来真水は電気を通さぬ物なんだ。
あいつに有効になるのは、感情を操る力だけだ。しかしそれをどう有効打に結び付けるか、まだ思いつかないな。
『KIIIIIIILLLLLLLLLLLLLL!!!』
ヲキシは狂戦士の呪いでハイになっているのか、苛烈に攻めてくる。ゲートによる防御は魔力の消費が大きい……。
このままでは、俺が先に押し切られてしまうな。どうしたものか。
◇◇◇
<メイライト視点>
「やーんもぉ、時止めを使っても、時進めを使っても、なんの意味もなぁーい!」
『殺す殺す殺す潰して殺す殴って殺すすりおろして殺す殺す殺す殺す!』
のっしのっしとズシンが迫ってくる。一歩歩くたびに凄い地震が起こって、空気が揺れちゃうわ。
もう一度、ズシンの時間を止めてみる。ズシンの動きはぴたっと止まって、一見効果があるように見える。でも、
『殺す殺す殺す殺す殺すころすすすすすすす!!!!』
全く別の所から新しいズシンが出てきて、私にハンマーを振ってくるのよぉ。
ズシンは体が土に変化するドラゴンで、その性質上厄介な特性があるの。
それは、触れている地面全てがズシンの影響下にある事。言ってみれば、大陸の大地全てがズシンになってるような物なの。
その間、ズシンは本体を地面に隠して、土の分身で襲い掛かってきちゃうの。だからズシンを時止めで拘束するには、土に隠れている本体を見つけるしかないわ。
大陸全土の時を止められればいいんだけど、私の時止めは狭い範囲にしか効果がない。
時を進めて急激に老化させようとしても、それもできない。だって土は腐らないもの。
体を土に変えてる間は、老化も止まっちゃうの。年を取らないんじゃ私の奥の手も効果がないわよぉ。
「むー、ホムンクルスちゃん、かもーん」
創造の力で爆弾ホムンクルスを作って、地面に爆撃を仕掛けるけどぉ……地面深くに潜られてたらそんなの全然意味ないわよねぇ……。
結局分身のハンマーで全員潰されちゃって、私に狙いがついちゃう。あーんもぉ、この子だいっきらい! ぷんぷん!
『ころぉぉぉぉぉぉぉぉぉす!』
「いやーん! シラヌイちゃん、ディックちゃん、助けてー!」
空に逃げても地面を盛り上げて追いかけてくるしぃ、しつこいドラゴンもういやー!
◇◇◇
<ソユーズ視点>
「……風か。我が光を体に通さぬ天敵だな」
相対するビュンに、邪眼の閃光をあびせてみる。
愚鈍なる敵なれば、我が破滅の刃にて駆除できるのだが、奴は体を風に変化させるドラゴンだ。
『滅ぼしてやる滅ぼしてやる滅ぼしてやるぅぅぅぅうおおおおお!!』
いかに光を当てようと、風は焼けもしないし斬る事も叶わぬ。我が必殺の光の力が、まるで通用しないではないか。
金属の力を使おうとも、実体を持たぬ風ではあまり効果が無い。さてどうした物かな……。
『滅べ滅べ滅べホロべぇぇぇぇぇああああああ!!!』
「……来るか」
鎌を振り上げ、我が命を奪わんと襲い掛かってくる。疾風のごとき速さで振るう鎌は、あらゆる物を惨殺する死神だ。
実体のない風をいかに封殺するべきか……我が力、金属と光を操る能力でいかに対処するべきだろうか。
「いかに風とて、弱点はあるはずだ……風の性質、我が力の特性……全てをまとめ、考えろ」
自然は完璧ではない、我の力で必ず倒す事が出来る。……そう信じねば心が折れそうだ。
会話が出来ないドラゴンめ……いや、会話できても我では交渉とかできないが……あ、それじゃあ結局会話できても意味ないか……。
「……下らぬことを考えている間は、余裕があるか」
『ほぉぉぉぉろべぇぇぇぇぇ!』
ただその余裕もいつまで続くだろうかな……。
◇◇◇
<シラヌイ視点>
「はぁ、はぁ……やっぱ厳しいわね、カノンの相手……!」
炎獄龍カノンを前に、私は防戦一方だった。
奴は体を炎に変化させるドラゴンだ。だからいくら炎魔法を撃ったところで……。
『襲ってくるぞシラヌイ』
「わかってる! ええい、ファイアウォール!」
いつものくせで炎の壁を展開し、迎え撃ってしまう。だけど相手は炎その物と言っていい。
炎に炎をぶつけた所で、より激しく燃えるだけだ。
『ぐるぅあああああああっ!』
炎の壁を吸収して、カノンが斧を振り下ろしてきた。あわてて避けて、どたばたと距離を取る。
それですぐに幻術で私の幻を作って、狙いをそっちに移す。カノンは体を炎に変えて私の幻を攻撃し、激しい火災旋風を起こした。
いくら魔石で魔力を上げていても、炎が相手じゃ攻撃しても意味がない。私にはあいつを倒す攻撃手段が無いのよ。
……唯一有効になるのは幻術くらいだけど……まだ使い方に慣れていないから、カノンにどう使えばいいのか思いつかないの。
『あああああがあああああああああああああああ!!!』
「ひゃわわわわっ!?」
ひたすらに幻術を使ってカノンを遠ざけ、逃げ惑うしかできない。炎を従えるはずの私が、炎に弄ばれちゃうなんて……屈辱だわ。
でも負けられない、って言うか、負けたくない。
私はいつもディックに見られている、ディックが傍に居続けている。あいつが傍で見守る以上、情けない姿は絶対に見せられない。
それにあいつにしてあげたい事が山ほどあるの。耳かきとか、背中流しとか、……とか。
全部やってあげるって約束したのなら、なんとしてでも果たしてみせる。つーかしないと自分が許せない。いまだにあいつにマウント取られっぱなしだから。
何が何でも、私が主導権を握って、ディックをドギマギさせてやるんだ!
『こーの重要な場面でよくアッパラパーな妄想をたれ流せるな貴様は』
「うえっ!? 私声出てた!?」
『かなりはっきりとな。ほれ襲ってくるぞ』
襲ってくるカノンをもう一度、幻術でいなす。ちっくしょうめ、シルフィのせいで調子が崩れたっての。
「けどかえって良かったわ。緊張がほぐれたし、モチベーションも上がったし。ディックとずっと一緒にいるためにも、カノン如き軽く倒してやるんだから」
『惚気話でパワーアップとか前代未聞だぞ』
言っとけ。サキュバスが自分の男自慢して何が悪いってのよ。
またディックとキスするためにも、カノン、あんたなんか消し飛ばしてやる!
0
お気に入りに追加
3,383
あなたにおすすめの小説
うっかり女神さまからもらった『レベル9999』は使い切れないので、『譲渡』スキルで仲間を強化して最強パーティーを作ることにしました
akairo
ファンタジー
「ごめんなさい!貴方が死んだのは私のクシャミのせいなんです!」
帰宅途中に工事現場の足台が直撃して死んだ、早良 悠月(さわら ゆずき)が目覚めた目の前には女神さまが土下座待機をして待っていた。
謝る女神さまの手によって『ユズキ』として転生することになったが、その直後またもや女神さまの手違いによって、『レベル9999』と職業『譲渡士』という謎の職業を付与されてしまう。
しかし、女神さまの世界の最大レベルは99。
勇者や魔王よりも強いレベルのまま転生することになったユズキの、使い切ることもできないレベルの使い道は仲間に譲渡することだった──!?
転生先で出会ったエルフと魔族の少女。スローライフを掲げるユズキだったが、二人と共に世界を回ることで国を巻き込む争いへと巻き込まれていく。
※9月16日
タイトル変更致しました。
前タイトルは『レベル9999は転生した世界で使い切れないので、仲間にあげることにしました』になります。
仲間を強くして無双していく話です。
『小説家になろう』様でも公開しています。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。

【完結】捨て去られた王妃は王宮で働く
ここ
ファンタジー
たしかに私は王妃になった。
5歳の頃に婚約が決まり、逃げようがなかった。完全なる政略結婚。
夫である国王陛下は、ハーレムで浮かれている。政務は王妃が行っていいらしい。私は仕事は得意だ。家臣たちが追いつけないほど、理解が早く、正確らしい。家臣たちは、王妃がいないと困るようになった。何とかしなければ…
だから聖女はいなくなった
澤谷弥(さわたに わたる)
ファンタジー
「聖女ラティアーナよ。君との婚約を破棄することをここに宣言する」
レオンクル王国の王太子であるキンバリーが婚約破棄を告げた相手は聖女ラティアーナである。
彼女はその婚約破棄を黙って受け入れた。さらに彼女は、新たにキンバリーと婚約したアイニスに聖女の証である首飾りを手渡すと姿を消した。
だが、ラティアーナがいなくなってから彼女のありがたみに気づいたキンバリーだが、すでにその姿はどこにもない。
キンバリーの弟であるサディアスが、兄のためにもラティアーナを探し始める。だが、彼女を探していくうちに、なぜ彼女がキンバリーとの婚約破棄を受け入れ、聖女という地位を退いたのかの理由を知る――。
※7万字程度の中編です。

【完結】悪役令嬢に転生したけど、王太子妃にならない方が幸せじゃない?
みちこ
ファンタジー
12歳の時に前世の記憶を思い出し、自分が悪役令嬢なのに気が付いた主人公。
ずっと王太子に片思いしていて、将来は王太子妃になることしか頭になかった主人公だけど、前世の記憶を思い出したことで、王太子の何が良かったのか疑問に思うようになる
色々としがらみがある王太子妃になるより、このまま公爵家の娘として暮らす方が幸せだと気が付く

巻き込まれ召喚されたおっさん、無能だと追放され冒険者として無双する
高鉢 健太
ファンタジー
とある県立高校の最寄り駅で勇者召喚に巻き込まれたおっさん。
手違い鑑定でスキルを間違われて無能と追放されたが冒険者ギルドで間違いに気付いて無双を始める。

悪役令嬢、資産運用で学園を掌握する 〜王太子?興味ない、私は経済で無双する〜
言諮 アイ
ファンタジー
異世界貴族社会の名門・ローデリア学園。そこに通う公爵令嬢リリアーナは、婚約者である王太子エドワルドから一方的に婚約破棄を宣言される。理由は「平民の聖女をいじめた悪役だから」?——はっ、笑わせないで。
しかし、リリアーナには王太子も知らない"切り札"があった。
それは、前世の知識を活かした「資産運用」。株式、事業投資、不動産売買……全てを駆使し、わずか数日で貴族社会の経済を掌握する。
「王太子?聖女?その程度の茶番に構っている暇はないわ。私は"資産"でこの学園を支配するのだから。」
破滅フラグ?なら経済で粉砕するだけ。
気づけば、学園も貴族もすべてが彼女の手中に——。
「お前は……一体何者だ?」と動揺する王太子に、リリアーナは微笑む。
「私はただの投資家よ。負けたくないなら……資本主義のルールを学びなさい。」
学園を舞台に繰り広げられる異世界経済バトルロマンス!
"悪役令嬢"、ここに爆誕!
虐殺者の称号を持つ戦士が元公爵令嬢に雇われました
オオノギ
ファンタジー
【虐殺者《スレイヤー》】の汚名を着せられた王国戦士エリクと、
【才姫《プリンセス》】と帝国内で謳われる公爵令嬢アリア。
互いに理由は違いながらも国から追われた先で出会い、
戦士エリクはアリアの護衛として雇われる事となった。
そして安寧の地を求めて二人で旅を繰り広げる。
暴走気味の前向き美少女アリアに振り回される戦士エリクと、
不器用で愚直なエリクに呆れながらも付き合う元公爵令嬢アリア。
凸凹コンビが織り成し紡ぐ異世界を巡るファンタジー作品です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる