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遂に学園へ!

野生の魔王一行があらわれた!たたかう?どうぐ?なかま?にげる?いいやことわる!

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今日から店かぁ...だりぃ...てかくそねみ...でもやらんとなぁ...ふああ...

ん?なんか強い反応があるな...上か!?あっちの方角は運動場か!

エイリム「ラン?どうしたの?」

藍「あぁ なんか嫌な予感がする運動場に行こう」


クロムside

クロム「ここが勇者の通う学園か...結構でかいな」

リィ「どうします?手当たり次第に攻撃しますか?」

クロム「いや今日は挨拶だけだ 横に立ってるだけでいい それに...」

レイト「何者です?バリアを壊して侵入するなんて只者じゃないのは分かるが...」

ほらな これだけ魔力を垂れ流してやってんだ気付かないわけがねぇ

クロム「ここに異世界から来た者が通って居るだろ?「そんな人はいな...」隠したって無駄だもうわかってる」

レイト「怪しいだけのあなた達に生徒の情報を渡すわけないだろう俺はこれでも学園の代表をしているんでね」

クロム「真面目なことだ」

「クロ様どうする?消す?」

クロム「いややめておけアズ」

アズ「かしこまりー!」

ふむ 確かに今はただの不審者だからな...でも自己紹介しても魔王だからな警戒されるよな...どうしたものか

リィ「普通に言えばいいと思いますよ?」

流石俺の右腕俺の心の声は完全掌握ってか?

リィ「クロム様が分かりやすいんですよ」

ふっ そうか

クロム「俺は魔王 クロム・ヴェル 異世界から来た勇者を探しに来た」

レイト「魔王!?魔王がなぜ!!」

あれ?今用件も話したはずなんだが...詳しく言わなきゃダメか?

クロム「勇者に挨拶をな」

クラウス「理事長どうしたんだ?コイツらは?」

レイト「魔王です!生徒の避難を!」

クラウス「マジか!?分かった!おまえらぁ!全員にげろぉ!!」

「「「きゃー!!」」」「逃げろってどこにだよ!!」「死にたくない!」

あぁ...だから魔王って言いたくなかったんだマジうるせぇ...いっそのこと消しちまうか?

クロム「それより勇者はどこだ?早く出さねぇと...」

「あぁ...さっきからうるせぇな...誰だよお前ら...俺になんか用?あ?」

なんだこの心地いい声は...
後ろを振り向くと黒髪でオッドアイの小さい少年が立っていた

クロムsideout

うわぁめんどくせぇ...早く帰りてぇ...なんなら今だけ引きこもりてぇ...絶対あれやん...俺探されてるやん...なんかしたっけかな...

サタン「懐かしい気配がすると思えばやはりアイツか」

藍「えっ?しってますのん?wwww」

サタン「知ってるもなにもアイツがこの世界の魔王だぞ?」

マジで!?うわくそだるwwww

藍「なんでここに居るんだよ 俺もう勇者じゃねぇぞ」

サタン「俺らはお前が勇者じゃないことは知ってるけどアイツらはお前が勇者じゃないことを知らないからな 異世界から来た強い力を持ってるやつを探してここに来たんだろ」

まじかよぉ...俺のスローライフはぁ?

サタン「素直に言えばいいじゃねぇか 俺は勇者じゃないから静かに暮らしたい 邪魔をするなって なんなら俺から言うか?」

藍「おねげぇします」

そして俺は魔王の後ろに転移した

藍「俺になにか用?あ?」

レイト「ラン!?逃げろ!ソイツは魔王だ!」

藍「大丈夫だよレイト分かってるから」

クロム「っ!?誰だお前は?」

藍「あぁ?俺を探して来たんじゃねぇのかよ 俺が異世界から来た元勇者だ」

クロム「はぁ?元勇者?いやお前は勇者だろ」

うわぁ...話が通じねぇ...

藍「サタン頼むわ」

サタン「頼まれた!よう久しいなぁクロ坊息災であったか?」

クロム「サタン様!?どうしてこちらに!?」

サタン「この異世界から来た者 ラン・アルローザ・ジュウカの使い魔だからな」

「「「「「はぁぁぁぁ!?」」」」」

クロム「使い魔!?いったいどういう...」

サタン「ランは今は勇者じゃねぇんだよ こいつは勇者の称号を捨ててるからなぁ」

クロム「そんなはず...いやでも...」

サタン「勇者は魔王と使い魔契約は出来ない それくらいわかるだろ?なんならランのステータスをみればいい」

クロム「わかりました...<能力鑑定>なんだこれは!?体力∞魔力∞神力がアンノウン?攻撃防御素早さ∞スキル全!?属性も全だと!?あっ...勇者(捨)ってたしかに捨てるな...ってはぁぁ!?神子!?神の子かよ!勝てるわけねぇ!」

忙しいなお前...表情筋仕事しすぎだろwwww

サタン「分かったか?ランはクロ坊になんて欠片も興味がないんだ 分かったら早く散れこれ以上ランの時間を奪うなこいつは今から異世界飯屋やるんだからな」

サタンに任せたのはいいけどそこまで暴露するな!

サタン「あぁすまん言ってしまった」

はぁ...まぁいいや

クロム「異世界飯?異世界の料理か!?食べてみたい!」

ほらぁ...面倒なことに

リィ「流石に勇者の作るご飯は...」

「あらぁいいじゃない私も食べてみたいわ異世界の食事」

リィ「シーンは黙っていなさい」

シーン「なんでよぉ!!」

「まぁまぁ良いじゃないか行こうよ その異世界飯屋とやらに!」

リィ「ソラ...貴方まで何を...」

ソラ「だって魔王様が言ってんだよ?勇者(捨)って なら勇者じゃないんだよ」

クロム「大丈夫だこいつは勇者じゃない それとも俺の言葉は信用できないか?」

リィ「そういうわけではないですけど...」

そういってリィと呼ばれるものは俺を睨んでくる

リィ「良いですね!魔王様に不味いものでも出してみなさい!殺しますよ!」

あぁ?なにを勝手に盛り上がってんだ

藍「なにを盛り上がってんのか知らないが俺はお前らに飯を出すつもりはねぇぞ めんどくせぇ それとテメェ何上から目線で口聞いてんだ 消すぞ?」

リィ「はぁ!?元勇者風情がいきがるな!」

藍「聞いてなかったのか?俺は神子だぞ?別にそれでマウントとる訳じゃねぇが お前ら全員消そうと思えば勇者より早く消せる自信あるわ!」

リィ「ぐっ...」

マウントとる訳じゃないがな!

藍「なんなら見せしめにお前から消そうかリィ太くん」

クロム「申し訳なかった!許してくれ!俺達が悪かった!いや俺が悪かった!リィお前はもう止めろ」

リィ「なぜ謝るんです!こんなもの殺してしまえば「リィ 分かるだろ?俺達じゃこの子には勝てねぇ それこそ一瞬でカタがつく これは俺達の失敗だ」っ...」

藍「最初は話が通じないと思ったけど どうやら頭は回るようだねクロムヴェルくん」

クロム「本当に悪かった...」

はぁ...謝ってくれてるし もういいか

藍「仕方ねぇな 許してやるか」

そういって俺はニコッと微笑む

「「「「「「「「っ////」」」」」」」」

クロム「結婚してくれ」

はぁ?今の一瞬で何があったwwww

藍「いやなんで」

クロム「あっ 魔王城に来るか!?」

藍「いやおかしいだろ頼むから言葉のキャッチボールを!」

訂正する!こいつは話が通じない!

リィ「止めてくださいクロム様!ランは僕のものにします!」

シーン「あらあらランはワタシのものよ?あなた達にはあげないわ」

ソラ「いやー俺も狙っちゃおうかな♪今の笑顔凄く腰にきたし」

このソラってやつ爽やかかと思ったらただの下半身か

エイリム「ランはキミ達には渡さないよ」

クロム「は?誰だ?外野は黙ってろ」

エイリム「外野?外野ならキミ達の方だろう ランはボクの兄弟であり恋人なんでね」

恋人!?えっ!?

藍「エイリム!?それどういう...んー!?」

口を手で塞がれてる マジ俺ミッフィー

エイリム「ランは少し黙ってて」

クロム「兄弟?ランは異世界人でこの世界の人間じゃないはずだろ?」

エイリム「気付かないかい?ラン・アルローザ・ジュウカに」

クロム「まさか!」

エイリム「自己紹介がまだだったね ボクはエイリム・アルローザ アルローザ帝国の第2王子さ」

クロム「帝国で引き取ったのかランを...」

エイリム「そういう事 ちなみにランは第4王子だよ」

クロム「そうか...なら今は諦めよう だがいつか必ず魔王城に連れていく」

リィ「いいのですか!」

クロム「今は引くしかないだろう またなラン」

そういってクロム一行は帰っていった
えっなんか潔くね?wwwwいやいいんだけどね!てかエイリム離せ!

藍「んー!!」

エイリム「あぁ忘れてた~ごめんねラン」

藍「はぁ..無駄に疲れた...マジで引きこもりてぇ...」

今日は本当に濃い1日だった一生分の疲れが来たわ...

そうして俺達は城に帰っていった

レイト「俺を無視して帰るなー!」

~~~~~~~~~~~~~~~~~

ランのヒロインに魔王及び配下が参戦!さてどうなるのか!
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