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18 マッチョさん、原点を顧みる
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お医者さんがやって来た。
「フェイスさん、飲んじゃダメですよ!先日アタマを打ったばかりじゃないですか!安静にって言ったのにぜんぜん聞かないんだから・・・」
「死んでないんだからいいでしょう。先生、今回も頼みますよ。」
「まったくもう・・・あー、ここですよね?」
フェイスさんが謎のうめき声を出した。
「腕も足もパンパンじゃないですか。固有種と戦うってフェイスさんでも大変なんですねぇ。ハッカ油の包帯を巻いておきますので、明日はちゃんと病院に来てくださいよ。で、あなたですね。」
「よろしくお願いします。」
鎧を脱いで診察を受ける。色々と足りないものばかりの異世界だが、触診は見事だった。熟練の理学療法士のように痛めた筋肉の位置を当てて来る。色々とスパルタンな世界だ。怪我の診察や筋肉についての研究は意外と進んでいるのかもしれない。
「こちらも筋肉の使い過ぎですね。腱に痛みや傷も無いようですが。うーん・・・」
なんだろう。
「いちおう言っておきますか。あなたのように立派な筋肉の人間は見たことがありません。これだけの筋肉を身につけるには並々ならぬ修練があったと思います。」
私の筋肉をしっかりと理解してくれている。少し感動した。
「だからこそ言っておきます。この筋肉を維持したままですと、いずれ関節が悲鳴を上げることになると思います。重すぎるんですよ。ここまでのカラダを作り上げた人なら、理解されているかもしれませんが。」
オークキングの重量の問題は、トレーニー自身の問題でもある。やはり私のカラダでは少々重いのか。
「理解はしています。ですが、この筋肉に何度も助けられたので簡単に痩せるというワケにもいかないです。」
「なんだか変わった宗教の方と聞いていますが、関節の怪我は私にもどうにもなりませんよ。」
「うーん。少しずつ対策を練ります。」他に言いようが無い。
「まぁ本当に少しずつやっていくしかないですね。」
「ドクター、その辺にしてやってください。今回の最大の功労者なんですから。」
「そうですね。じゃー私も一杯ひっかけて帰りますよ。おつかれさまでした。」
あ、ドクターも飲むんですね。
スクルトさんと部下の人たちもやって来た。今日の分の仕事が終わったらしい。歓迎の声が上がる。
「センパイ、マッチョさん、これ使ってください。王宮薬師の新型鎮痛剤です。」
スクルトさんが小さな小瓶をことりと私たちの机に置いた。
「いいのか?軍の最新の機密備品だろ?」
「適当に消耗したことにしておきますよ。お二人にこの程度の礼しかできないのが申し訳ないですよ。」
「そうか。じゃぁもらっとくわ。ありがとな。」
「スクルトさん、ありがとうございます。」
「じゃー俺は部屋で寝るわ。マッチョ、これお前の分な。」油紙に包んでざっくりと半分渡してくれた。
「フェイスさん、おつかれさまでした。」
「うん。」
フェイスさんがギルマスの部屋へ帰っていく。飲み食いに夢中になっていた人たちも、フェイスさんに労いと称賛の声をかける。
「なんでセンパイは無茶するんですかね。」
「そういう性分なんですよ。死にそうになるところを見ている方がイヤです。お薬を飲んだらそのまま倒れてますよ、きっと。」
「ヘロヘロなのにバレてないと本気で思っているところが、らしいですねぇ。」
「本当にもう・・・何回死にそうなところを遠くで見たらいいんでしょうかね・・・」
まぁスキでもない人と一緒のパーティになって、ギルドの職員になって、フォローまでしないよなぁ。
ルリさんのお酒はおっかなそうだ。疲れたし私も休もう。
「じゃぁ私も帰って寝ます。」
「マッチョさん、今日は本当にお疲れ様でした。鎧の方はギルドが責任を持って武器屋さんへ運んでおきますから、今日はゆっくり休んでください。」
「マッチョさん、ありがとうございました。」
「マッチョさん、お疲れしたたー!」
「マジ凄かったったっすー!」
「あざざざしたー!」
もう呂律が回っていない人がいる。適当に挨拶をして私は宿へ帰った。
久しぶりに夢を見た。
私がトレーニーとなるきっかけとなった、ある大会の夢だ。
学生のときに友人数人と見に行った。日本一のトレーニーを決める大きな大会だった。
「背中にランドクルーザーでも背負っているのかぃ?」という声援を送られた人がいた。
私の目には、その人が本当に車を背負っているかのように見えた。
ただの岡田さんが、その日その時からランドクルーザー岡田になった。
のちにランドクルーザー岡田はこう述懐した。「筋肉はたった一言でも成長する。あの大会で私の背中をランドクルーザーと言ってくれた人には、心から一生感謝をしたい」と。
トレーニーとしての私は、実のところたいしたことが無いと思っている。上には必ず上がいる。だが、ランドクルーザー岡田が生まれた瞬間に居合わせたことは、トレーニーとしての私の一生の宝となった。
ああいう背中の男になりたい。
そう思ってトレーニングを始めた。ランクル岡田に敵うワケが無い。しかし敵わないのならせめて、ああいう男に近づきたいのだ。こういう気持ちは抑えきれない。年齢を加えていけば、筋肉はほっといても小さくなる。今は筋肉が大きくてもいいだろう。怪我のリスクもあるだろうが、有利なことの方がこの世界では圧倒的に多い。この身体じゃなかったら、オークキングは倒せなかっただろう。
トレーニングに迷いもあった。ドクターにも忠告された。
だが、やはり筋肉を小さくするということは考えられない。
起きて少し身体を動かしてみる。思ってた以上に筋肉痛が少なかった。ハムブルクが効いたのかもしれない。それともランドクルーザー岡田の夢のおかげだろうか。
「フェイスさん、飲んじゃダメですよ!先日アタマを打ったばかりじゃないですか!安静にって言ったのにぜんぜん聞かないんだから・・・」
「死んでないんだからいいでしょう。先生、今回も頼みますよ。」
「まったくもう・・・あー、ここですよね?」
フェイスさんが謎のうめき声を出した。
「腕も足もパンパンじゃないですか。固有種と戦うってフェイスさんでも大変なんですねぇ。ハッカ油の包帯を巻いておきますので、明日はちゃんと病院に来てくださいよ。で、あなたですね。」
「よろしくお願いします。」
鎧を脱いで診察を受ける。色々と足りないものばかりの異世界だが、触診は見事だった。熟練の理学療法士のように痛めた筋肉の位置を当てて来る。色々とスパルタンな世界だ。怪我の診察や筋肉についての研究は意外と進んでいるのかもしれない。
「こちらも筋肉の使い過ぎですね。腱に痛みや傷も無いようですが。うーん・・・」
なんだろう。
「いちおう言っておきますか。あなたのように立派な筋肉の人間は見たことがありません。これだけの筋肉を身につけるには並々ならぬ修練があったと思います。」
私の筋肉をしっかりと理解してくれている。少し感動した。
「だからこそ言っておきます。この筋肉を維持したままですと、いずれ関節が悲鳴を上げることになると思います。重すぎるんですよ。ここまでのカラダを作り上げた人なら、理解されているかもしれませんが。」
オークキングの重量の問題は、トレーニー自身の問題でもある。やはり私のカラダでは少々重いのか。
「理解はしています。ですが、この筋肉に何度も助けられたので簡単に痩せるというワケにもいかないです。」
「なんだか変わった宗教の方と聞いていますが、関節の怪我は私にもどうにもなりませんよ。」
「うーん。少しずつ対策を練ります。」他に言いようが無い。
「まぁ本当に少しずつやっていくしかないですね。」
「ドクター、その辺にしてやってください。今回の最大の功労者なんですから。」
「そうですね。じゃー私も一杯ひっかけて帰りますよ。おつかれさまでした。」
あ、ドクターも飲むんですね。
スクルトさんと部下の人たちもやって来た。今日の分の仕事が終わったらしい。歓迎の声が上がる。
「センパイ、マッチョさん、これ使ってください。王宮薬師の新型鎮痛剤です。」
スクルトさんが小さな小瓶をことりと私たちの机に置いた。
「いいのか?軍の最新の機密備品だろ?」
「適当に消耗したことにしておきますよ。お二人にこの程度の礼しかできないのが申し訳ないですよ。」
「そうか。じゃぁもらっとくわ。ありがとな。」
「スクルトさん、ありがとうございます。」
「じゃー俺は部屋で寝るわ。マッチョ、これお前の分な。」油紙に包んでざっくりと半分渡してくれた。
「フェイスさん、おつかれさまでした。」
「うん。」
フェイスさんがギルマスの部屋へ帰っていく。飲み食いに夢中になっていた人たちも、フェイスさんに労いと称賛の声をかける。
「なんでセンパイは無茶するんですかね。」
「そういう性分なんですよ。死にそうになるところを見ている方がイヤです。お薬を飲んだらそのまま倒れてますよ、きっと。」
「ヘロヘロなのにバレてないと本気で思っているところが、らしいですねぇ。」
「本当にもう・・・何回死にそうなところを遠くで見たらいいんでしょうかね・・・」
まぁスキでもない人と一緒のパーティになって、ギルドの職員になって、フォローまでしないよなぁ。
ルリさんのお酒はおっかなそうだ。疲れたし私も休もう。
「じゃぁ私も帰って寝ます。」
「マッチョさん、今日は本当にお疲れ様でした。鎧の方はギルドが責任を持って武器屋さんへ運んでおきますから、今日はゆっくり休んでください。」
「マッチョさん、ありがとうございました。」
「マッチョさん、お疲れしたたー!」
「マジ凄かったったっすー!」
「あざざざしたー!」
もう呂律が回っていない人がいる。適当に挨拶をして私は宿へ帰った。
久しぶりに夢を見た。
私がトレーニーとなるきっかけとなった、ある大会の夢だ。
学生のときに友人数人と見に行った。日本一のトレーニーを決める大きな大会だった。
「背中にランドクルーザーでも背負っているのかぃ?」という声援を送られた人がいた。
私の目には、その人が本当に車を背負っているかのように見えた。
ただの岡田さんが、その日その時からランドクルーザー岡田になった。
のちにランドクルーザー岡田はこう述懐した。「筋肉はたった一言でも成長する。あの大会で私の背中をランドクルーザーと言ってくれた人には、心から一生感謝をしたい」と。
トレーニーとしての私は、実のところたいしたことが無いと思っている。上には必ず上がいる。だが、ランドクルーザー岡田が生まれた瞬間に居合わせたことは、トレーニーとしての私の一生の宝となった。
ああいう背中の男になりたい。
そう思ってトレーニングを始めた。ランクル岡田に敵うワケが無い。しかし敵わないのならせめて、ああいう男に近づきたいのだ。こういう気持ちは抑えきれない。年齢を加えていけば、筋肉はほっといても小さくなる。今は筋肉が大きくてもいいだろう。怪我のリスクもあるだろうが、有利なことの方がこの世界では圧倒的に多い。この身体じゃなかったら、オークキングは倒せなかっただろう。
トレーニングに迷いもあった。ドクターにも忠告された。
だが、やはり筋肉を小さくするということは考えられない。
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