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110 恩義
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ちゅぱちゅぱと音を立てながら、全裸のトリスが寝室の床に跪いてベッドに座っている俺の手の指を舐め続けている。
トリスの指は俺に手の甲がきちんと見えるように揃えて床に置かれている。敵意が無いという証だ。目線は俺の反応を確認するように俺の顔へと向けられている。こういうやり方はアンナに教わったのかもしれないな。
いやに積極的な献身はペテルグの女性っぽく無いなと思ってたけれども、トリスはペテルグ領に住みながらペテルグ王家の臣民では無い人間なんだよな。こういう世界ではそんな人たちも居るんだろう。
「王妃様から聞いたよ。いろいろ大変なところに住んでいたんだってね」
ちゅぽんとわざと音を立てて、トリスは指から口を引き抜いた。糸を引いた唾液がトリスの唇と俺の指を繋いでいる。
「私の一族は山から離れることができません。アラヒト様がペテルグを強くしたおかげで、私が居なくとも安心して一族が暮らしてゆけるようになりました」
ペテルグがきちんと山の民を保護できるようになったというわけか。美女が悲惨な人生を送らずに済むようになったというだけでも、異世界で頑張ってきた甲斐があるというものだ。
「今日は山の民に伝わる特別な趣向をアラヒト様に味わっていただこうかと思います。お試しになられますか?」
「うん、楽しみだ」
トリスは先ほどの前戯でかちかちになった俺のちんこを、床に手をついたままゆっくりと口で迎えた。
トリスの両ほほの内側の肉と舌が、強い吸引と同時にちんこをねっとりと刺激しながらぷちゅりぷちゅりと音を立てる。顔は上気し、透き通るような肌はゆっくりと赤く染まってゆく。最初は口の内側の粘膜をすべてちんこに馴染ませるように浅くゆっくりと音を立てながら動き、だんだんと速度を増しながら喉の奥までちんこを飲み込む。ちんこを咥えつつもトリスの舌は口から出したまま休みなく動き続け、ちんこがトリスの喉の狭さで刺激されている間はその出された舌で睾丸をちろちろと刺激し続ける。
うおっ・・・これは思わずため息が出てしまうな。
下手に動くとトリスの喉をちんこで傷めてしまう。そうと分かっていても、ちんこの痙攣は俺の意志だけではどうにもならない。ぴくんと動くとトリスがむせて、官能的な喉の音とともに鼻からも小さな音を立てて空気が漏れ出る。反射的に餌付いてちんこを吐き出してもおかしくないほどの刺激なはずだが、トリスはなおもまだ喉の奥でちんこを咥え続け、出し入れを繰り返す。
喉の奥の狭い部分で亀頭を刺激されつつ吸い続けられ、舌先では睾丸を舐められ続け、たまに鼻から漏れ出る空気と美しい銀髪が下腹部を刺激してくれる。
たしかにこれは特別な経験だな。ちんこで女性をイカせられない人間だったなら、トリスの口が人生最高の性体験になっていたかもしれない。
ちんこを咥えたトリスの口から溢れ出る体液が、あごを伝って床へと落ちてゆく。苦しいのか目は涙で少し滲ませているが、俺の顔から視線を外そうとはしない。あまりに苦しそうなら止めさせるつもりだったが、これほどの技術と献身の先にまだなにかがあるという真剣さだったのでそのままトリスの動きに身を委ねる。
少しずつトリスの口の中でちんこの引っかかり方のようなものが変わってきた。
何度かトリスが餌付いたせいだろうか。口の奥から唾液とも胃液ともつかない粘土の高い体液が出て来ている。トリスの口から漏れ出てきていた体液が粘りを帯びて、先ほどまでは床に落ちていたものが口の周りやあごにくっついて、爪先ほどの水玉になって肌からつららのように垂れている。
それに加えて温度だ。
トリスの口の中が熱い。
だいたい女性器というものはそれほど温度が上がることは無い。男よりも体脂肪を抱えるため、女性は男よりも一般的に体温が低い。それゆえに女性器にちんこを入れても温かかったり熱いということはまず無い。トリスが、というよりも山の民には口内の温度を上げる特別な技術か体質があるのだろう。
白さを通り越して透明にすら見えるトリスの肌が、見たことも無いほど赤くなってきている。俺が見逃したのか目元では何度か涙が落ちた筋が見え、鼻も頬も耳も真っ赤に染まり、口のまわりは漏れ出た体液が泡になって張り付いている。
体温変化から生じたトリスの赤さは、メスがオスを誘惑する色だ。動物の発情期の色であり、男を興奮させる赤だ。変わってゆくトリスの肌の色を見せられて興奮していると、自分がただの動物であると感じさせられる。
自分のちんこがとてつもなく固くなっている。これはたまらないな。
「トリス。頭を掴んで俺が動いてもいいか?」
話しかけるとトリスは動きを止め、もっとも深い部分にちんこを咥えたまま小さく頷いた。
絹糸を思わせるほど細いトリスの銀髪に両手で触れ、頭をがっちりと掴む。ふわりとした髪の感触とともに女性特有の甘い香りがわずかに鼻腔をくすぐる。
もうなにも考えられない。
俺は座っていたベッドから立ち上がり、トリス頭を掴んで口の中を乱暴にちんこで突き続けた。トリスは何度も餌付いて口の中に貯まった粘液を幾度か吐き出し、それが俺の身体に降りかかる。そんなことが気にならないほど興奮した。トリスは口の中でちんこがしっかりと締めつけるように集中して吸い続けていた。
トリスの口の奥に出したい。
本来ならやらないが、今日だけは衝動に身を委ねてトリスをムチャクチャにしたいと思った。
合図をして俺はトリスの口の奥底にたっぷりと注ぎ込んだ。
こんなにも精液が出るものなのか、と思うほどにトリスの奥にどくりどくりと出続ける。ちんこの痙攣の間隔が短くなると、トリスはちんこに残った精液を吸い干した。
呼吸が荒いままに俺はベッドに腰かけトリスの様子を見ると、トリスも汗まみれになりながら呼吸を整え余韻に浸っていた。まだ顔は赤みがかっている。俺の顔に目線を向けると、口を開けて受け止めた俺の精液を見せ、ごくりという音が聞こえそうなくらいしっかりと飲み込み、舌を出して口の中が空っぽになったところを俺に確認させた。
これは・・・エグいな。
女性が強烈な床の武器を持っているというのは、この世界では決して珍しくはないのだな。男が一人落ちるだけで一族・地域・国が安泰になる。昔から存在しつつ希少価値がある血脈の女性はこういうものを備えているわけだ。
放心しながらもトリスの一族が高く売られるという理由がよく分かった。その美貌だけではない。極上の快感もまた武器であり財産であり、それゆえに狙われたり奪われたりすることもあるのだな。
「ご満足いただけたようで嬉しいです」
トリスは俺の表情を見て満足気だ。頬や耳の赤みは薄くなり桃色に染まっているが、口の周りはあえて拭わずに汚れたままにしてある。これも男を籠絡するための技術だ。
「凄かったよ、クセになりそうだ」
ずっと床に置きっぱなしだったトリスの指が、ようやく床を離れた。
トリスは床にあおむけに寝そべり、足を大きく開いて膝を手で抱え込んだ。足の裏も、腹も、女性器も、肛門も、見えてはならないトリスの全てが丸見えになっている。哺乳類が絶対服従を示す時の姿勢だ。
「よろしければ下の方もお使いください」
ちんこに再び血液が流れ込んでゆくのが分かる。
「そのままよく見せてくれ。たぶんすぐに元気になる」
トリスが微笑んだ気がした。珍しいな、笑うなんて。
今夜はまだトリスの浄化とはいかないだろう。こうやって山の民に夢中になって骨抜きにされる男が過去にもたくさんいたんだろうな。
トリスの指は俺に手の甲がきちんと見えるように揃えて床に置かれている。敵意が無いという証だ。目線は俺の反応を確認するように俺の顔へと向けられている。こういうやり方はアンナに教わったのかもしれないな。
いやに積極的な献身はペテルグの女性っぽく無いなと思ってたけれども、トリスはペテルグ領に住みながらペテルグ王家の臣民では無い人間なんだよな。こういう世界ではそんな人たちも居るんだろう。
「王妃様から聞いたよ。いろいろ大変なところに住んでいたんだってね」
ちゅぽんとわざと音を立てて、トリスは指から口を引き抜いた。糸を引いた唾液がトリスの唇と俺の指を繋いでいる。
「私の一族は山から離れることができません。アラヒト様がペテルグを強くしたおかげで、私が居なくとも安心して一族が暮らしてゆけるようになりました」
ペテルグがきちんと山の民を保護できるようになったというわけか。美女が悲惨な人生を送らずに済むようになったというだけでも、異世界で頑張ってきた甲斐があるというものだ。
「今日は山の民に伝わる特別な趣向をアラヒト様に味わっていただこうかと思います。お試しになられますか?」
「うん、楽しみだ」
トリスは先ほどの前戯でかちかちになった俺のちんこを、床に手をついたままゆっくりと口で迎えた。
トリスの両ほほの内側の肉と舌が、強い吸引と同時にちんこをねっとりと刺激しながらぷちゅりぷちゅりと音を立てる。顔は上気し、透き通るような肌はゆっくりと赤く染まってゆく。最初は口の内側の粘膜をすべてちんこに馴染ませるように浅くゆっくりと音を立てながら動き、だんだんと速度を増しながら喉の奥までちんこを飲み込む。ちんこを咥えつつもトリスの舌は口から出したまま休みなく動き続け、ちんこがトリスの喉の狭さで刺激されている間はその出された舌で睾丸をちろちろと刺激し続ける。
うおっ・・・これは思わずため息が出てしまうな。
下手に動くとトリスの喉をちんこで傷めてしまう。そうと分かっていても、ちんこの痙攣は俺の意志だけではどうにもならない。ぴくんと動くとトリスがむせて、官能的な喉の音とともに鼻からも小さな音を立てて空気が漏れ出る。反射的に餌付いてちんこを吐き出してもおかしくないほどの刺激なはずだが、トリスはなおもまだ喉の奥でちんこを咥え続け、出し入れを繰り返す。
喉の奥の狭い部分で亀頭を刺激されつつ吸い続けられ、舌先では睾丸を舐められ続け、たまに鼻から漏れ出る空気と美しい銀髪が下腹部を刺激してくれる。
たしかにこれは特別な経験だな。ちんこで女性をイカせられない人間だったなら、トリスの口が人生最高の性体験になっていたかもしれない。
ちんこを咥えたトリスの口から溢れ出る体液が、あごを伝って床へと落ちてゆく。苦しいのか目は涙で少し滲ませているが、俺の顔から視線を外そうとはしない。あまりに苦しそうなら止めさせるつもりだったが、これほどの技術と献身の先にまだなにかがあるという真剣さだったのでそのままトリスの動きに身を委ねる。
少しずつトリスの口の中でちんこの引っかかり方のようなものが変わってきた。
何度かトリスが餌付いたせいだろうか。口の奥から唾液とも胃液ともつかない粘土の高い体液が出て来ている。トリスの口から漏れ出てきていた体液が粘りを帯びて、先ほどまでは床に落ちていたものが口の周りやあごにくっついて、爪先ほどの水玉になって肌からつららのように垂れている。
それに加えて温度だ。
トリスの口の中が熱い。
だいたい女性器というものはそれほど温度が上がることは無い。男よりも体脂肪を抱えるため、女性は男よりも一般的に体温が低い。それゆえに女性器にちんこを入れても温かかったり熱いということはまず無い。トリスが、というよりも山の民には口内の温度を上げる特別な技術か体質があるのだろう。
白さを通り越して透明にすら見えるトリスの肌が、見たことも無いほど赤くなってきている。俺が見逃したのか目元では何度か涙が落ちた筋が見え、鼻も頬も耳も真っ赤に染まり、口のまわりは漏れ出た体液が泡になって張り付いている。
体温変化から生じたトリスの赤さは、メスがオスを誘惑する色だ。動物の発情期の色であり、男を興奮させる赤だ。変わってゆくトリスの肌の色を見せられて興奮していると、自分がただの動物であると感じさせられる。
自分のちんこがとてつもなく固くなっている。これはたまらないな。
「トリス。頭を掴んで俺が動いてもいいか?」
話しかけるとトリスは動きを止め、もっとも深い部分にちんこを咥えたまま小さく頷いた。
絹糸を思わせるほど細いトリスの銀髪に両手で触れ、頭をがっちりと掴む。ふわりとした髪の感触とともに女性特有の甘い香りがわずかに鼻腔をくすぐる。
もうなにも考えられない。
俺は座っていたベッドから立ち上がり、トリス頭を掴んで口の中を乱暴にちんこで突き続けた。トリスは何度も餌付いて口の中に貯まった粘液を幾度か吐き出し、それが俺の身体に降りかかる。そんなことが気にならないほど興奮した。トリスは口の中でちんこがしっかりと締めつけるように集中して吸い続けていた。
トリスの口の奥に出したい。
本来ならやらないが、今日だけは衝動に身を委ねてトリスをムチャクチャにしたいと思った。
合図をして俺はトリスの口の奥底にたっぷりと注ぎ込んだ。
こんなにも精液が出るものなのか、と思うほどにトリスの奥にどくりどくりと出続ける。ちんこの痙攣の間隔が短くなると、トリスはちんこに残った精液を吸い干した。
呼吸が荒いままに俺はベッドに腰かけトリスの様子を見ると、トリスも汗まみれになりながら呼吸を整え余韻に浸っていた。まだ顔は赤みがかっている。俺の顔に目線を向けると、口を開けて受け止めた俺の精液を見せ、ごくりという音が聞こえそうなくらいしっかりと飲み込み、舌を出して口の中が空っぽになったところを俺に確認させた。
これは・・・エグいな。
女性が強烈な床の武器を持っているというのは、この世界では決して珍しくはないのだな。男が一人落ちるだけで一族・地域・国が安泰になる。昔から存在しつつ希少価値がある血脈の女性はこういうものを備えているわけだ。
放心しながらもトリスの一族が高く売られるという理由がよく分かった。その美貌だけではない。極上の快感もまた武器であり財産であり、それゆえに狙われたり奪われたりすることもあるのだな。
「ご満足いただけたようで嬉しいです」
トリスは俺の表情を見て満足気だ。頬や耳の赤みは薄くなり桃色に染まっているが、口の周りはあえて拭わずに汚れたままにしてある。これも男を籠絡するための技術だ。
「凄かったよ、クセになりそうだ」
ずっと床に置きっぱなしだったトリスの指が、ようやく床を離れた。
トリスは床にあおむけに寝そべり、足を大きく開いて膝を手で抱え込んだ。足の裏も、腹も、女性器も、肛門も、見えてはならないトリスの全てが丸見えになっている。哺乳類が絶対服従を示す時の姿勢だ。
「よろしければ下の方もお使いください」
ちんこに再び血液が流れ込んでゆくのが分かる。
「そのままよく見せてくれ。たぶんすぐに元気になる」
トリスが微笑んだ気がした。珍しいな、笑うなんて。
今夜はまだトリスの浄化とはいかないだろう。こうやって山の民に夢中になって骨抜きにされる男が過去にもたくさんいたんだろうな。
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