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57 風説
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家に帰って食事を摂り、風呂に入ってからサーシャを抱いた。
ここまでこなれてしまえば、どんな体位でもサーシャは俺のちんこで絶頂までたどり着ける。
サーシャの中に入れてから数回連続で絶頂を迎えさせ、その後はサーシャに動いてもらう。サーシャが達したら今度は俺が動かした。
俺がイカせた後にサーシャが絶頂を迎えたむずがゆさを感じたままに動くと、全身を使って奉仕されているようで気分がいい。サーシャが耐えきれずに絶頂を迎えて痙攣する様子は、見ていて男としての誇りをくすぐられる。苦悶に似た表情と快感で意識が遠のく表情が融けて混じり合い、絶頂後の痙攣と弛緩を何度も繰り返す女性の姿は、男が見られる最高の光景のひとつだと思う。
サーシャはついに15回の壁を超える女性となった。アンナは五回程度でダウンしてしまうし、リタやリザも十回程度で危険領域に入っていた。やはりサーシャの肉体がとんでもないレベルで鍛えあげられているということなのだろう。
白い肌が汗で光り、汗の水気でサーシャの金髪が肌に張り付く。わずかに理性を残しながらも心地のいい喘ぎ声を響かせ、絶頂と同時に肌が波打ち髪は振り乱され表情は喜悦に満ちている。
18回目で危険だと判断し、そこで止めた。何度でも味わえるほど気分がいいな。
「サーシャ、凄いな。ここまで快楽を受け止められる女性を俺は知らない」
まだ息が整ってないか。ヘロヘロの返事が聞こえただけで、なにを言っているのか分からない。
軽く抱き付いて来るサーシャの頭を撫でながら、ゆっくりと回復するのを待った。
絶頂っぷりのいい女性って、やっぱり男がイキづらいなぁ。18回もイかせたのに、やはり性欲が湧いてこない。特に俺が絶倫だというワケではないけれど、射精しちゃって女性が愉しんでいる姿が終わるのが勿体ないんだよな。
男の射精と女性の絶頂というのは、なかなか両立しないなぁ。
うまいこと両立してくれればいいんだけれども、女性がイき始めると俺の射精なんてどうでもよくなる。男が射精しないということについて、彼女たちが不満を持たなければいいんだけれど。
まだ硬いままサーシャの中に入っていたので、たわむれに奥の方まで刺激してやる。ポイントから遠く離れた場所であっても、サーシャは色っぽいうめき声をあげながら大きく痙攣する。彼女は何度もイった後におもちゃのように扱われるのがスキなのだそうだ。危ないからあんまりやりたくないが、今日はそういう風に扱いたい気分だ。何度か楽しんだ後に、サーシャにキスをして適当なタイミングでちんこを抜いた。
「・・・今夜のように存分に抱いていただけるのも、最後かもしれません」
なんでだ?
「君は何度でも抱きたくなるよ。なんでそういう事を言い出すの?」
「魂の浄化など伝説級の出来事です。未来永劫に語り継がれるでしょう。諜報部の先輩たちを始め、魂の浄化を求める女性がアラヒト様を頼って多数訪ねて来ると思います。ただ抱かれるだけの女性は後回しになるのではないですか?」
伝説とかそういうレベルの話なのか。ぶっちゃけやってみたいセックスをやってみたというだけの話なんだけれど・・・
「その日に抱きたくなった女性を抱かせてもらいたいな。義務として女性を抱くなんてのはやりたくないよ。ものが立たなくなったら話にならないだろう。それにああいう絶頂の迎え方は今のところサーシャ以外には無理だ」
誰が相手であっても、魂の浄化にまで達するセックスができるワケではない。サーシャがそのレベルまでイケたのはたまたまだ。そもそも俺に抱かれてイカない女性だっているわけだし、教祖かなにかのように崇められても困る。ちんこは一本しかないし、俺が導けない女性はどうやったってイカないのだ。
「風説というのは尾ひれがつくものです。アラヒト様を頼られる女性が今後は増えてくると思いますよ」
うーん・・・どうしたもんかなぁ・・・・
まずは俺が抱いた女性だけから始めてみるか。連続絶頂十回以上、かつ俺と呼吸を合わせられて溜められる女性となると・・・リタ、リザかな。アンナも身体がこなれてきたらできるようになるかもしれない。
「俺が直接に技術を叩き込んだリタとリザが戻ってきたら試してみようか。他の女性は後回しにさせてもらおう」
抱いてもいない女性の魂の救済などと言われてもピンと来ない。たとえ国のために身体を張った女性たちであってもだ。
「しかし、サーシャはいいのか?君だけが楽しめる特別な絶頂だというのに」
「私は・・・もう幸せです。これ以上ないほどに幸せです。殿方に大切にされ、抱かれ、頼りにされ、死後の不安もありません。これ以上はもう望めません」
サーシャ自身はもっと酷い未来を想像していたのかもしれないな。
いや・・・そもそもリタやリザにも感じていたが、彼女たちは未来など考えていないのか。死後に魔物になることを覚悟し、敵国の男の床に入り、あるいは殺す。明日の我が身も分からないのに未来のことなど考えないか。
「その・・・リザのことなのですが」
「うん」
「タージで内紛状態を起こすことに成功したようです。リザを巡って族長同士が対立しているので、隙を見てタージを脱出し、近日中に帰還するとのことです」
まだ冬も半分ってところだぞ・・・仕事早すぎだろう、リザ・・・
「アラヒト様に抱かれた女性は、やはり殿方が抱くと特別な女性に思えるのでしょうね」
とりあえず当初の目論見は成功したということか。内紛状態とか出来すぎな気もするけれどな。
ここまでこなれてしまえば、どんな体位でもサーシャは俺のちんこで絶頂までたどり着ける。
サーシャの中に入れてから数回連続で絶頂を迎えさせ、その後はサーシャに動いてもらう。サーシャが達したら今度は俺が動かした。
俺がイカせた後にサーシャが絶頂を迎えたむずがゆさを感じたままに動くと、全身を使って奉仕されているようで気分がいい。サーシャが耐えきれずに絶頂を迎えて痙攣する様子は、見ていて男としての誇りをくすぐられる。苦悶に似た表情と快感で意識が遠のく表情が融けて混じり合い、絶頂後の痙攣と弛緩を何度も繰り返す女性の姿は、男が見られる最高の光景のひとつだと思う。
サーシャはついに15回の壁を超える女性となった。アンナは五回程度でダウンしてしまうし、リタやリザも十回程度で危険領域に入っていた。やはりサーシャの肉体がとんでもないレベルで鍛えあげられているということなのだろう。
白い肌が汗で光り、汗の水気でサーシャの金髪が肌に張り付く。わずかに理性を残しながらも心地のいい喘ぎ声を響かせ、絶頂と同時に肌が波打ち髪は振り乱され表情は喜悦に満ちている。
18回目で危険だと判断し、そこで止めた。何度でも味わえるほど気分がいいな。
「サーシャ、凄いな。ここまで快楽を受け止められる女性を俺は知らない」
まだ息が整ってないか。ヘロヘロの返事が聞こえただけで、なにを言っているのか分からない。
軽く抱き付いて来るサーシャの頭を撫でながら、ゆっくりと回復するのを待った。
絶頂っぷりのいい女性って、やっぱり男がイキづらいなぁ。18回もイかせたのに、やはり性欲が湧いてこない。特に俺が絶倫だというワケではないけれど、射精しちゃって女性が愉しんでいる姿が終わるのが勿体ないんだよな。
男の射精と女性の絶頂というのは、なかなか両立しないなぁ。
うまいこと両立してくれればいいんだけれども、女性がイき始めると俺の射精なんてどうでもよくなる。男が射精しないということについて、彼女たちが不満を持たなければいいんだけれど。
まだ硬いままサーシャの中に入っていたので、たわむれに奥の方まで刺激してやる。ポイントから遠く離れた場所であっても、サーシャは色っぽいうめき声をあげながら大きく痙攣する。彼女は何度もイった後におもちゃのように扱われるのがスキなのだそうだ。危ないからあんまりやりたくないが、今日はそういう風に扱いたい気分だ。何度か楽しんだ後に、サーシャにキスをして適当なタイミングでちんこを抜いた。
「・・・今夜のように存分に抱いていただけるのも、最後かもしれません」
なんでだ?
「君は何度でも抱きたくなるよ。なんでそういう事を言い出すの?」
「魂の浄化など伝説級の出来事です。未来永劫に語り継がれるでしょう。諜報部の先輩たちを始め、魂の浄化を求める女性がアラヒト様を頼って多数訪ねて来ると思います。ただ抱かれるだけの女性は後回しになるのではないですか?」
伝説とかそういうレベルの話なのか。ぶっちゃけやってみたいセックスをやってみたというだけの話なんだけれど・・・
「その日に抱きたくなった女性を抱かせてもらいたいな。義務として女性を抱くなんてのはやりたくないよ。ものが立たなくなったら話にならないだろう。それにああいう絶頂の迎え方は今のところサーシャ以外には無理だ」
誰が相手であっても、魂の浄化にまで達するセックスができるワケではない。サーシャがそのレベルまでイケたのはたまたまだ。そもそも俺に抱かれてイカない女性だっているわけだし、教祖かなにかのように崇められても困る。ちんこは一本しかないし、俺が導けない女性はどうやったってイカないのだ。
「風説というのは尾ひれがつくものです。アラヒト様を頼られる女性が今後は増えてくると思いますよ」
うーん・・・どうしたもんかなぁ・・・・
まずは俺が抱いた女性だけから始めてみるか。連続絶頂十回以上、かつ俺と呼吸を合わせられて溜められる女性となると・・・リタ、リザかな。アンナも身体がこなれてきたらできるようになるかもしれない。
「俺が直接に技術を叩き込んだリタとリザが戻ってきたら試してみようか。他の女性は後回しにさせてもらおう」
抱いてもいない女性の魂の救済などと言われてもピンと来ない。たとえ国のために身体を張った女性たちであってもだ。
「しかし、サーシャはいいのか?君だけが楽しめる特別な絶頂だというのに」
「私は・・・もう幸せです。これ以上ないほどに幸せです。殿方に大切にされ、抱かれ、頼りにされ、死後の不安もありません。これ以上はもう望めません」
サーシャ自身はもっと酷い未来を想像していたのかもしれないな。
いや・・・そもそもリタやリザにも感じていたが、彼女たちは未来など考えていないのか。死後に魔物になることを覚悟し、敵国の男の床に入り、あるいは殺す。明日の我が身も分からないのに未来のことなど考えないか。
「その・・・リザのことなのですが」
「うん」
「タージで内紛状態を起こすことに成功したようです。リザを巡って族長同士が対立しているので、隙を見てタージを脱出し、近日中に帰還するとのことです」
まだ冬も半分ってところだぞ・・・仕事早すぎだろう、リザ・・・
「アラヒト様に抱かれた女性は、やはり殿方が抱くと特別な女性に思えるのでしょうね」
とりあえず当初の目論見は成功したということか。内紛状態とか出来すぎな気もするけれどな。
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