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54 死線
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アンナにかかりっきりだったから気づかなかったけれど、サーシャを抱くのも一カ月ぶりくらいか。
寝室に薄着のままのサーシャが入ってきた。下着も凝ったものに新調したんだな。縁にレースをあしらったワンピースのアンダーウエアみたいだ。純白に近い白い下着は、白くきめ細やかな肌の美しさを引き立たせている。
「よく似合うよ、それ」
「ありがとうございます」
「ベッドに上がって来て。久しぶりに君を楽しみたい」
碧いサーシャの瞳は早くも潤んでいるな。脇の下から腕を伸ばしてサーシャを抱き寄せ、キスをする。甘噛みしながらサーシャの唇のかたちを憶えるかのように焦らしてゆく。下唇だけを軽く吸い上げ、こちらの下唇で上へと舐め上げてサーシャの唇が揺れるように刺激する。
俺の顔に降りかかるサーシャの吐息が心地いい。サーシャの目が蕩けてきた。
じっくりと上唇もほぐし、口角も可愛がったあとに舌をねじ込む。サーシャと舌と絡ませたあとに、唇と歯ぐきの間に舌をねじ込む。女性によっては嫌がるが、きちんと受け入れてもらえれば他のやり方では満足できなくなる。
気づいたらサーシャも俺にしがみついていた。
お互いによだれを口元からダラダラと落としあい、抱き合い、濃厚で幸せな時間が続く。
ちゅぽっと音を出してサーシャの顔を見る。彼女の笑顔は久しぶりに見た気がするな。
「そういう表情もできるんだね」
「大切にされている実感が湧けば、私はいつでもアラヒト様にこういう顔をお見せできます」
俺のちんこに国の命運がかかっていないって、本当に気楽でいいなぁ。ただただ楽しめばいい。
「お疲れでしたら私が動きましょうか?」
「いや。君の笑顔を見てたらもっと可愛がりたくなってきた。横になって」
まだ何も始まってはいないのに、サーシャは恍惚の笑みを浮かべながら肢体をベッドの上に投げ出す。やや筋肉質だが、本当に彫刻のような美しさだな。
サーシャの頭を撫でながらキスをし、舌を唇から首筋へ。首筋から耳元へと戻り、耳を甘噛みする。乳房は持ち上げる程度に刺激するだけにして、俺の舌に意識を集中させる。
「んっ!そこ・・・気持ちがいいです・・・」
「いやらしい声が出るようになってきたね」
耳元でたっぷりと息を吹きかけながらサーシャに囁く。
「アラヒト様がお上手なのです・・・ずっと待ち望んでいました」
「こういうのはどうだろう?」
耳裏の出っ張った骨の部分をしゃぶる。
ほとんど刺激されることが無い場所は有効な場所だ。触覚で感じるというよりも、刺激されたら肉体が機能不全に陥る場所だということを本能で分かっているのだろう。殴打されると三半規管が数秒だけ狂う場所だ。
「そっ・・・そこも気持ちがいいです。んっ!」
同じ刺激ばかりでは慣れが出てしまう。もっと欲しがる程度で止めて、刺激する場所を変える。
再び首を経由して鎖骨を舐める。ここも殴られると折れやすい場所だ。
かたちのいいサーシャの胸が快感で揺れる。揺れに合わせて刺激が来るように、サーシャの乳首を優しくつまむ。
右の鎖骨から胸骨を経由して、左の鎖骨へ。経験値が高い女性ほど、この焦らされる快感を楽しめるはずだ。サーシャの喘ぎ声と胸の動きが大きくなって、つまんでいた乳首が指から逃げてゆく。逃げる瞬間にほんの少しだけ乳首のつまみ方を強くすると、指がこすれる快感で乳首の感度がさらに上がる。
「焦らさないで・・・早く私の中にください・・・」
「なにを?」
「アラヒト様のお逸物を、私の中にください・・・」
下半身もまだ攻めていないところを攻めたかったんだけれどもな。ずっとお預けを食らっていたんだから、サーシャが求めるままに与えよう。
さっきから太ももにこすりつけられていたが、サーシャのアソコはもういつでも男を受け入れられるようになっている。
ゆっくりと、サーシャの中の感触を確かめるように入れてゆく。
はぁぁぁ・・・やっぱり彼女の中はいいなぁ。温かくてほどよい締め付け。ちんこの居心地がいい。
「動くよ?」
「アラヒト様。ひとつお願いがあります」
「なに?」
「以前やっていただいた、巨大な絶頂が来るアレをしていただきたいです」
アレかぁ。
「危ないよ?前回も少し飛んでたし。今日は止めない?」
「いえ。アレが欲しいのです。私だけにできることをしたいのです」
相当溜まってたんだな。
「正直に言いますと、アンナへの嫉妬で気が狂うかと思いました。あんなに長い間、アラヒト様を独り占めするなど・・・どうせ狂うのでしたら、アラヒト様のお逸物でサーシャを狂わせてください」
・・・なんというか、腹の座り方が違うな。何度も死線をくぐり抜けてきた女性なだけあって、抱かれて狂うのなら本望というわけか。
「分かった。やり方は憶えているかな?」
「勝手に動かず、イキそうになったら言う、でしたね」
サーシャを上にして、下からこすりあげる。
何度も絶頂の手前で止めてはちんこの位置を変え、入り口を刺激しては止める。
「サーシャ、イキたいか?」
「まだです!まだ・・・んっ!もっとください!」
前回よりも溜めている時間が長い気がするんだけれども、大丈夫かなぁ。
「あんまり溜めるとどこか痛めちゃうよ」
「構いません!私にだけ特別な場所まで導いてください!」
「でももう危ないよ。そろそろイってもらうよ?」
「イヤです!もっとください!」
「もうイってもらうから。サーシャ、顔をよく見せて」
まだ足りないと言わんばかりの悔しそうな顔だな。これはこれでなかなかにそそられるが、これ以上溜めるとサーシャの身体の方が危ない。
「んっ・・・んっ・・・んっ・・・んんんんんんっ!」
うおっ・・・っいってぇ・・・
サーシャの痙攣が大きすぎて、ちんこが折れるかと思った。それにちんこの痛みが気になって、サーシャの絶頂姿を見られなかった。
大丈夫かな・・・見たことが無いくらい全身が痙攣しているんだけれど・・・
やっぱりこれ危ないな・・・なんか口からヒューヒューと音が出ちゃっているし。完全に意識が飛んでる。
サーシャの両肩を抱えて、ゆっくりと俺の上に覆い被せるように寝かせてちんこを抜いた。
たまにビクビクと痙攣する以外にはまったく動かないし、声をかけても返事もしない。たまに大き目の痙攣をしているけれども、まぁ呼吸はしているんだから大丈夫だろう。
寝室に薄着のままのサーシャが入ってきた。下着も凝ったものに新調したんだな。縁にレースをあしらったワンピースのアンダーウエアみたいだ。純白に近い白い下着は、白くきめ細やかな肌の美しさを引き立たせている。
「よく似合うよ、それ」
「ありがとうございます」
「ベッドに上がって来て。久しぶりに君を楽しみたい」
碧いサーシャの瞳は早くも潤んでいるな。脇の下から腕を伸ばしてサーシャを抱き寄せ、キスをする。甘噛みしながらサーシャの唇のかたちを憶えるかのように焦らしてゆく。下唇だけを軽く吸い上げ、こちらの下唇で上へと舐め上げてサーシャの唇が揺れるように刺激する。
俺の顔に降りかかるサーシャの吐息が心地いい。サーシャの目が蕩けてきた。
じっくりと上唇もほぐし、口角も可愛がったあとに舌をねじ込む。サーシャと舌と絡ませたあとに、唇と歯ぐきの間に舌をねじ込む。女性によっては嫌がるが、きちんと受け入れてもらえれば他のやり方では満足できなくなる。
気づいたらサーシャも俺にしがみついていた。
お互いによだれを口元からダラダラと落としあい、抱き合い、濃厚で幸せな時間が続く。
ちゅぽっと音を出してサーシャの顔を見る。彼女の笑顔は久しぶりに見た気がするな。
「そういう表情もできるんだね」
「大切にされている実感が湧けば、私はいつでもアラヒト様にこういう顔をお見せできます」
俺のちんこに国の命運がかかっていないって、本当に気楽でいいなぁ。ただただ楽しめばいい。
「お疲れでしたら私が動きましょうか?」
「いや。君の笑顔を見てたらもっと可愛がりたくなってきた。横になって」
まだ何も始まってはいないのに、サーシャは恍惚の笑みを浮かべながら肢体をベッドの上に投げ出す。やや筋肉質だが、本当に彫刻のような美しさだな。
サーシャの頭を撫でながらキスをし、舌を唇から首筋へ。首筋から耳元へと戻り、耳を甘噛みする。乳房は持ち上げる程度に刺激するだけにして、俺の舌に意識を集中させる。
「んっ!そこ・・・気持ちがいいです・・・」
「いやらしい声が出るようになってきたね」
耳元でたっぷりと息を吹きかけながらサーシャに囁く。
「アラヒト様がお上手なのです・・・ずっと待ち望んでいました」
「こういうのはどうだろう?」
耳裏の出っ張った骨の部分をしゃぶる。
ほとんど刺激されることが無い場所は有効な場所だ。触覚で感じるというよりも、刺激されたら肉体が機能不全に陥る場所だということを本能で分かっているのだろう。殴打されると三半規管が数秒だけ狂う場所だ。
「そっ・・・そこも気持ちがいいです。んっ!」
同じ刺激ばかりでは慣れが出てしまう。もっと欲しがる程度で止めて、刺激する場所を変える。
再び首を経由して鎖骨を舐める。ここも殴られると折れやすい場所だ。
かたちのいいサーシャの胸が快感で揺れる。揺れに合わせて刺激が来るように、サーシャの乳首を優しくつまむ。
右の鎖骨から胸骨を経由して、左の鎖骨へ。経験値が高い女性ほど、この焦らされる快感を楽しめるはずだ。サーシャの喘ぎ声と胸の動きが大きくなって、つまんでいた乳首が指から逃げてゆく。逃げる瞬間にほんの少しだけ乳首のつまみ方を強くすると、指がこすれる快感で乳首の感度がさらに上がる。
「焦らさないで・・・早く私の中にください・・・」
「なにを?」
「アラヒト様のお逸物を、私の中にください・・・」
下半身もまだ攻めていないところを攻めたかったんだけれどもな。ずっとお預けを食らっていたんだから、サーシャが求めるままに与えよう。
さっきから太ももにこすりつけられていたが、サーシャのアソコはもういつでも男を受け入れられるようになっている。
ゆっくりと、サーシャの中の感触を確かめるように入れてゆく。
はぁぁぁ・・・やっぱり彼女の中はいいなぁ。温かくてほどよい締め付け。ちんこの居心地がいい。
「動くよ?」
「アラヒト様。ひとつお願いがあります」
「なに?」
「以前やっていただいた、巨大な絶頂が来るアレをしていただきたいです」
アレかぁ。
「危ないよ?前回も少し飛んでたし。今日は止めない?」
「いえ。アレが欲しいのです。私だけにできることをしたいのです」
相当溜まってたんだな。
「正直に言いますと、アンナへの嫉妬で気が狂うかと思いました。あんなに長い間、アラヒト様を独り占めするなど・・・どうせ狂うのでしたら、アラヒト様のお逸物でサーシャを狂わせてください」
・・・なんというか、腹の座り方が違うな。何度も死線をくぐり抜けてきた女性なだけあって、抱かれて狂うのなら本望というわけか。
「分かった。やり方は憶えているかな?」
「勝手に動かず、イキそうになったら言う、でしたね」
サーシャを上にして、下からこすりあげる。
何度も絶頂の手前で止めてはちんこの位置を変え、入り口を刺激しては止める。
「サーシャ、イキたいか?」
「まだです!まだ・・・んっ!もっとください!」
前回よりも溜めている時間が長い気がするんだけれども、大丈夫かなぁ。
「あんまり溜めるとどこか痛めちゃうよ」
「構いません!私にだけ特別な場所まで導いてください!」
「でももう危ないよ。そろそろイってもらうよ?」
「イヤです!もっとください!」
「もうイってもらうから。サーシャ、顔をよく見せて」
まだ足りないと言わんばかりの悔しそうな顔だな。これはこれでなかなかにそそられるが、これ以上溜めるとサーシャの身体の方が危ない。
「んっ・・・んっ・・・んっ・・・んんんんんんっ!」
うおっ・・・っいってぇ・・・
サーシャの痙攣が大きすぎて、ちんこが折れるかと思った。それにちんこの痛みが気になって、サーシャの絶頂姿を見られなかった。
大丈夫かな・・・見たことが無いくらい全身が痙攣しているんだけれど・・・
やっぱりこれ危ないな・・・なんか口からヒューヒューと音が出ちゃっているし。完全に意識が飛んでる。
サーシャの両肩を抱えて、ゆっくりと俺の上に覆い被せるように寝かせてちんこを抜いた。
たまにビクビクと痙攣する以外にはまったく動かないし、声をかけても返事もしない。たまに大き目の痙攣をしているけれども、まぁ呼吸はしているんだから大丈夫だろう。
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