不倫兄妹

ピーチムーン

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第7話 あたしとごっくんとにいさま

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ドンドンドン

「にいさまっ、空から女の子がっ(少年風)!」

「ハイハイ、リュシータ姫か?、ミネバ姫か?」

「ジャジャーン!!」

「それは・・・かの有名な、パンとナイフ、ランプをつめこむ少年のカバン!」

「えへへ、いいだろう~」

「カッコいいな」

「やったあ。にいさま、あげる」

「え、せっかく買ったんだろ」

「ふたつ買ったの。にいさまとペアルック♡」

「へえ・・・いいの?、ありがとう、嬉しいわ」

「にいさまがあたしをふつうに受け入れつつある件について」

    ◇

「あのさあ」

「あい」

「お前、なんなのその格好」

「あい?」

「めっちゃ下着だよな、それ」

「だって制服、シワになっちゃうんだもん」

「だからってその、なんだ、シミーズってのか」

「シミーズって・・・アハハにいさまおもしろ~い、それ6号室のアケミさんが生パイの上に着てるやつでしょ。今は令和だよ」

「おんなじようなモンだろ」

「これはキャミ♪」

「わっかんねえなあ」

「にいさま、ストレイツォ手伝って~」

「いいストレイツォか?、悪いストレイツォか?」

「ペイジ!、ジョーンズ!、プラント!、ボーンナム!」

「ハイハイ、いい方ね」

「体育でダンスやって全身筋肉痛だお」

「どんなダンスよ」

「血管針ダンス♪」

「誰も理解しないだろ」

「誰もわからなすぎて一周して面白いってウケて、全体で1位だったあ」

「フッ」

「にいさまが笑った♪」

「ハイハイ、ストレッチな、ベッドのって」

「ふたりの愛の巣♡」

「いくよ~メリメリメリ~」

「あんぎゃあ~!」

「ハイ、反対いくよ~メリメリメリ~」

「おんぎゃあ~!」

「次はあんよ~」

「あのっ、にいさまっ、ちょっと待って!」

「なんだよ」

「女子高生のデリケートなボディを、もうちょっといたわってもらえないでしょうか」

「ごめんごめん、痛かったか」

「痛いっていうか、KPS関節が破壊されそうでつた」

「わりい、つい体育会系部活のノリで」

「もっとデリケートに好きしてくだちい♪」

    ◇

「あ、あ、股関節~、あ、あ、それ以上開かないでち~」

「あのさあ」

「あい」

「お前さあ、そのキャミとやらが腰までしかないからパンツ丸見えなんだけど」

「あい」

「ちょっとシミがあるように見えるんだ」

「やだあ、にいさま。恥ずかしいよ。あたしからは見えないんだ、どんなシミ?」

「え、オレが言うもんなの?」

「パアアーーーッ、おお、村人よ、あなたが見つけたのは金のシミですか?、それとも銀のシミですか?」

「えっと、女神様・・・でいいのかな、金のシミってのは」

「聖水でち♪」

「だよな、銀のシミってのは・・・」

「ラブジウスでち♪」

「ギリシャの偉人みたいだな・・・えっと、じゃあ、オレが見つけたのは」

「まさかの!?」

「銅のシミです、女神様、でいいんだよな」

「ガチョーン!」

「フッ」

「にいさまが2回も笑った・・・じゃなくて、うっそー」

「おい、パンツ脱ぐな、見える、や、やめろって」

「もうー、にいさま。ウンコなんてついてないじゃん、ビックリしたよ」

「誰もウンコついてるなんて言ってないって、うわっ」

「罰として30分間、変態仮面だよ♪」

「マヂかよ」

「うーん、これはすごい変態度だね。さすがのあたしも引くわ」

「オイ」

「にいさまじゃなかったら破局レベルの破壊力だね」

「あのさ」

「あい」

「こんな格好で言うのもなんだけど、お前、いつ風呂入った?」

「ドキッ」

    ◇

「このパンツさ、ちょっと匂うんだけど」

「えっと、あたしの銀のシミがってことでちね」

「たぶん」

「正直な村人には、金のシミのごほうびも・・・」

「ちょっと待て」

「あい」

「で、風呂いつよ」

「おとつい」

「昨日は?」

「あんまり汗かかなかったし、疲れて寝たでち」

「で、今日は体育でダンスしたのな」

「あい」

「それでカラダもほんのり汗臭かったのか」

「にいさまが女子高生熟成パンツのクロッチをクンカクンカしている件について」

「おい」

「コレ、あたしのパンツじゃなかったら逮捕案件だね」

「いや、あたしのパンツでも十分逮捕案件な気がするぞ」

「幸せものだねにいさま、こんなカワイイ女子高生の生パンツをクンカクンカできるなんて、地球上でも選ばれしものの特権だよ」

「・・・お、おう」

「ちなみに・・・あたしのアソコって・・・どう?」

「どう、とは?」

「あたしのニオイって、イヤじゃない?」

「え、オレの好き嫌いは、お前のその倫理崩壊教師の好みとは関係ないだろうけど」

「あい」

「うーん、ちょっとすっぱくて、チーズみたいなニオイだなあ」

「フムフム、して判定はいかに?、きゃあ、あんまりスーハーしないでくだちい」

「オレはお前のニオイ・・・好・・・いやいや、おかしいだろ。オレもちょっとマヒしてるわ」

「ウワオ、にいさまがあたしのこと、好きって言いそうになったあ♡」

「違うって、ニオイが」

「どこの?」

「え、おまん・・・いや、おい、ちょっ、いじるなって」

「にいさまの黒刀が始解してる件について」

「だめだめ、脱がそうとするな、コラ」

「あたしも脱いでますから♡、ご遠慮なく~」

「こんなとこあのヒトに見られたら、包丁でメッタ刺しだってオレ」

「シベリアさんみたく?」

「パームって言え、誰もわかんねえよ」

「水晶玉で今も見てるかもね♪」

「監視カメラねえよな、コワイわ」

    ◇

「早く卍解してよ。にいさまの黒刀、女子高生がのっても曲がらないか試したいんだから」

「だーめっ、だめ、それはだめっ、もっとご自分を大切にっ」

「いきなりオトナのコメントだあ、百戦錬磨の鬼畜野郎のくせに~♪」

「まあ、えらそうに言える立場じゃないんだけどな」

「いいよ、にいさまがあたしを大切にしてくれているのが伝わったから♡」

「・・・まあな」

「にいさまは、あたしのことめんどくさいって言わないね♪」

「誰かに言われたのか?」

「もち、カレ」

「どんなときによ?」

「あたしのいいとこ5こ言ってってお願いしたとき」

「めっちゃめんどくさいやつだな」

「ええーっ!?、にいさまでもそう言うの?」

「それ女の三大めんどくさいのうちのひとつだろ」

「そんなのあるの?、ドキドキ、ほ、他は?」

「お手紙ほしい、直筆の、だろ」

「ドキッ!」

    ◇

「やったのか」

「あい・・・」

「どうしてだよ?」

「要求が多くなってきたから、あたしばっかり言うこと聞くのは不公平だと思ったんだもん」

「なに要求されたんだ?」

「ひとつはね、フェラチオからのごっくん」

「ふうん、わりとふつうじゃん」

「お昼休みの話だよ、午後の授業んとき息がクサくなっちゃうよ」

「昼休みに・・・お前らかなりヤバいな」

「あい」

「他には?」

「お尻のアナ、舐めろって言われた、舌も入れろって」

「・・・えっと、この流れでいくと、それも学校・・・だよな、たぶん」

「うん、理科実験準備室」

「・・・若さってすげえな、学校ってなにするとこだったかわかんなくなってきたわ」

「ふりむかないの♪」

「で、それをしてやった代わりに、いいとこ言うのとお手紙を要求したのか」

「ねえ、にいさま♡」

「ん、なんだよ」

「あたしが倫理崩壊教師の精液飲んだのかとか、肛門舐めたのか、気になってるでしょ♪」

「な、なに言ってんだよコイツ。別にどうでもいいよ、まったく」

「にいさまがあたしのことを好きになりはじめた件について」

「なるわけないだろ、親子ほど年も離れてるのに、オトナをからかうな」

「変態仮面に言われても、説得力ないなあ~」

「・・・変態仮面って、誰がこんなっ」

    ◇

「にいさま、してないよ。あたし♡」

「ふうん・・・そっか、まあ、どっちでもいいんだけどな」

「してほしかったらあたしの言うことも聞いてよって言ったの。そしたらめんどうくさがって、もういいわ~ってなったの」

「・・・そっか」

「よかったね♪」

「お、おう、まあ、お前の安全的にはな」

「へへっ♡、だからね、にいさまがあたしのいいとこ5つ言うんだよ」

「ええっ!?、なんでオレが?」

「あたり前じゃん、あたしのフェラチオごっくんを守るためには、にいさまが5こ言ってくれなきゃだめだよ」

「・・・」

「あたし、一度もしたことないんだよ♪」

「そうなのか?」

「にいさまは星の数ほどごっくんさせてるだろうけど、あたしのファーストフェラチオごっくんは誰にもあげてないんだよ。超貴重だよ、ミルキーウェイだよ」

「それはそれとして、あのよ、お前のスマートウオッチ、点滅してねえか」

「えっ、マミーに召喚されてるでち~ショボン、シャボン、サボン」

「お、おお、残念だったな。じゃあそれはまた今度にしような(ホッ)」

「絶対だよ、にいさま。お約束だからね。ゆびきりげんまん、にいさまがあたしのいいとこ5こ言ってくれなかったら・・・」

「ドキッ」

「ダイヤモンドのネックレス買っても~らう♪、指きった!」

「えっ?、なんかでかい話になってないか?」

「えへへ、もう指きったもん。あ、ソレ使っていいからね。お布団の中にかくしといて♡」

「あ、忘れてた、おい、待てって、あーあ行っちまった。まあ、じゃあ、1回くらいは」
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