- カ ミ ツ キ 御影 -

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…まさか、ゆ‥ め…?

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クロのことが気になりつつも、その後ろを追いかける


――… え!?

気がつくと、そこは鬱蒼とした木々の中。そう俺たちは山の中に立っていた。


全く意味がわからない。まるでタヌキか何かに化かされたかのようにぽつんと立つ俺たち‥

警部さんたちもこの状況について行けず、呆然と突っ立っている。


「………まさか、ゆ‥ め…?」

俺がそう呟くと、すかさず警部さんが突っ込んてくれた。


「んなわけあるかッッ!!」

「あはは… だよね」

そう返すしかない。いや、ホントに‥ 集団で同じ夢とかないよな。

……さて、どうしようかねぇ? クロ的には村で何かを探ってたみたいだし。俺たちを帰したかったかもしれないけど‥

.
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