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≪ホワイトカード≫[やよい軒物語②]
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それは、またまた私が『やよい軒』に大好きなさんま定食を食べに行った時の事。
店員に、食券を渡ししばしのボーッとしている時間に目に入った【離席カード】。
これは、客がトイレ等で席を離れた場合でも、食器等は下げないでくれ!というアピールの為のカード。
(そういえば、こんなんあったな…)
パチンコ屋では、台確保の為よく見る物だが、こと定食屋というと珍しい。
私が、来たさんま定食の秋刀魚を、一口箸で口に運ぶ度に「うん。うん。」と頷きながら食べていると、後ろの方のテーブルで、おじさんが水のお代わりを注ぎに来た店員に
「この離席カードねぇ、他の店には無くってね~、非常に助かってますよ!これね~実は私がよくここの店を利用しているから、お客様相談室にこうしてくれるようにメールしたんですよ」
『あ~そうなんですか。こちらのカードが出来てから私達スタッフ一同も非常に助かっております。ありがとうございます😊』
食べ終わると、意気揚々と厨房の方にまで顔を出して御馳走様を言うおじさん。
だが、その口の横には、一粒だけ大きい白飯の粒が、まるで漫画のように付いてるのを、私は見逃さなかった。
店員も、さすがに下げられなかった、その一粒の白いカード…。
店員に、食券を渡ししばしのボーッとしている時間に目に入った【離席カード】。
これは、客がトイレ等で席を離れた場合でも、食器等は下げないでくれ!というアピールの為のカード。
(そういえば、こんなんあったな…)
パチンコ屋では、台確保の為よく見る物だが、こと定食屋というと珍しい。
私が、来たさんま定食の秋刀魚を、一口箸で口に運ぶ度に「うん。うん。」と頷きながら食べていると、後ろの方のテーブルで、おじさんが水のお代わりを注ぎに来た店員に
「この離席カードねぇ、他の店には無くってね~、非常に助かってますよ!これね~実は私がよくここの店を利用しているから、お客様相談室にこうしてくれるようにメールしたんですよ」
『あ~そうなんですか。こちらのカードが出来てから私達スタッフ一同も非常に助かっております。ありがとうございます😊』
食べ終わると、意気揚々と厨房の方にまで顔を出して御馳走様を言うおじさん。
だが、その口の横には、一粒だけ大きい白飯の粒が、まるで漫画のように付いてるのを、私は見逃さなかった。
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