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エンマとトゥーリ Emma ja Tuuli
4.夏の日の思い出 <Kesä muisto>
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エンマは怪我を負っているトゥーリを抱きかかえ、森の中の光の道を歩いた。エンマの後ろをアレクシとリュリュが続いた。やがて、エンマたちは森を抜けると、エンマの自宅の庭へと戻ってきた。明るい場所へ出たエンマは太陽の光のまぶしさに思わず目を細めた。何度かまばたきをすると目を大きく開き、辺りを見回した。すると、草花にビスケットの欠片のようなものが付いているのを発見した。
「トゥーリ、あそこを見て! お菓子のあとがあるよ!」
エンマが指差すと、トゥーリたち三人はエンマの小さな指の先を見た。それはエンマの家の中へと続いていた。
その時、道案内をしていた小鳥がエンマの指先に止まった。
「私の案内はここまで。もうヒーシたちは来ないし、小熊の足跡も見つけられたようだから、私は森の女主人の元へと帰ることにするよ」
小鳥はそう告げると羽根を羽ばたかせて空へ舞い上がった。
エンマは顔を上げて小鳥を見ると、
「ありがとう、小鳥さん!」
片手を大きく振った。
小鳥は両翼を動かし空高く昇ると、森のほうへと飛んでいった。
その姿が小さくなり、見えなくなるまでエンマは手を振っていた。
手を下ろしたエンマはトゥーリに顔を向けた。
「さあ、行こう。ヌーッティを探し出して、トゥーリの傷の手当をしなくちゃ」
「うん!」
エンマとトゥーリは笑顔で互いを見合った。アレクシとリュリュは和やかな笑みを浮かべて、そんな二人の様子を見つめていた。
エンマたち四人はお菓子の道を辿り、家の中へ入った。その欠片は廊下に点々と散らばっているが、それら欠片の点と点を結ぶとキッチンに繋がる導となった。
キッチンの中へ入ったエンマはシンクのある天板の上にトゥーリをそっと下ろした。そして、四人はそれぞれキッチンの中を小熊の妖精ヌーッティがいないか探した。
エンマがシンのク下の引き出しを開けて、一つ一つ中を確認していた時、がさがさと何かが擦れる音が聞こえてきた。エンマは引き出しを閉めて、音のするほうに目を向ける。すると、天板の上に置かれている朱色のキッチンタオルが被せられた籠の中で、何かがもぞもぞ動いている様子が目にとまった。朱色のキッチンタオルの端から、茶色の足のようなものが出ていた。
眉をひそめてエンマは、じたばた動く足のようなものを凝視した。首を捻りつつも、朱色のキッチンタオルを両手に取ると、一息にそれを持ち上げた。
そこには頭を籠の中に突っ込んで、中に入っているエンマの母が作ったビスケットを食べている一匹の小熊がいた。
「トゥーリ!」
エンマはすぐにトゥーリの名を呼んだ。
気づいてエンマのもとに駆け寄ったトゥーリが籠からはみ出している小熊の片足を、怪我をしていないほうの手で掴むと籠の中から小熊を勢いよく引っ張り出した。
勢い余って小熊は天板の上に頭をぶつけた。
「痛いヌー!」
仰向けに倒れている小熊は天板に打ちつけた頭をさすりながら、はっきりとした口調で言葉を発した。
トゥーリは仁王立ちで小熊の側に立つと、
「何してるの? ヌーッティ」
静かな口調で、冷たい声色で、怒りを含んだ様子で足元に横たわる小熊の妖精を見下ろし、訊ねた。
トゥーリを見たヌーッティの顔は真っ白になり、血の気が完全に失せていた。
「その手で持っているビスケットはなに?」
問われてヌーッティは手に持っていたビスケットを背後に隠す。
「な、なんでもないヌー! た、食べてたわけじゃないヌー! えーっと、えーっと、みんなのおやつを探していたヌー!」
まったくの嘘。それを見抜けないトゥーリではない。
「トゥーリさま。これを」
リュリュが横からひょいっとトゥーリにたこ糸を手渡した。
受け取ったトゥーリの目は、怯え震えているヌーッティを見据えている。
「トゥーリ、それはなんだヌー? ヌーッティは悪い子じゃないヌー。だからその紐でヌーッティを縛ったりしちゃだめだヌー」
トゥーリの気迫に押されて腰を抜かし、立ち上がれないヌーッティは尻をもぞもぞ動かして、後退る。
ヌーッティが後退ると、トゥーリは一歩ヌーッティに近づく。
ヌーッティは激しく首を横に振る。けれども、トゥーリは構うことなくヌーッティに近寄る。
「や、やめるヌー。ヌ、ヌーッティはなにもしてないヌー。い、いやだヌー!」
ヌーッティの叫びがキッチンに響き渡るよりも早く、トゥーリのたこ糸がヌーッティの身体を捕縛した。
がんじがらめに拘束されたヌーッティは目に涙を浮かべていた。
「ひとのおやつを食べちゃだめっていつも言ってるのにどうして守れないの?!」
トゥーリが目をつり上げて、ヌーッティを叱りつけた。
「これはエンマの家のおやつでしょ?! それにアキの側から離れちゃだめって言われてるのに、どうしていなくなるの?!」
「ちゃんと手紙を書いて置いてきたヌー!」
トゥーリはズボンのポケットから一枚の小さな紙切れを出すと、ヌーッティの眼前にそれを突き出した。
「この文字が読めるの?!」
ヌーッティはきょとんとした目でその紙を見た。
「汚い字だヌー。読めるわけないヌー。だれが書いたヌー?」
「ヌーッティ!!」
ヌーッティの問いに、トゥーリとアレクシ、リュリュの三人が間髪入れず答えた。
そんな彼らのやり取りを困惑した表情で見つめていたエンマは、
「そうだ! トゥーリの怪我を治さなきゃ!」
キッチンの奥の棚から救急箱を手に取ると中から絆創膏を一枚取り出した。
「腕を見せて」
トゥーリは右腕に巻いていたエンマのハンカチを取って袖をまくし上げた。出血は止まっているものの一筋の赤い切創がトゥーリの腕に刻まれていた。エンマは傷口を塞ぐように絆創膏をトゥーリの腕に貼った。
「ありがとう、エンマ。でも、どうしよう。ハンカチに血がついちゃった」
「気にしないで。トゥーリが無事ならそれでいいんだ。けど……」
エンマはトゥーリから視線を逸らし、ヌーッティを見た。
「ヌーッティちゃん! トゥーリたちがとっても心配してたんだよ! それにこのビスケットは食べちゃだめなんだよ! わたしのママがいいって言うときしか食べちゃだめなんだから!」
頰を膨らませて、子どもをたしなめるかのようにエンマは怒ってみせた。
「そうそう。誰かの物をもらうときはちゃんともらっていいか訊かなくちゃ」
棚にもたれかかりながらブルーベリーを頬ばっているアレクシが付け足した。
「そのブルーベリー、どうしたの?」
目を細めてトゥーリがアレクシに訊ねた。アレクシはトゥーリから顔を逸らした。
「エンマのうちの冷凍庫からアレクシが窃盗したものですわ」
リュリュが代わって答えると、アレクシはエンマとトゥーリに怒られた。
重い溜め息を一つ吐いたトゥーリは、
「もう、行かなきゃ」
エンマの顔を見てそう告げた。それを聞いたエンマはさみしそうな面持ちになった。
「もう帰っちゃうの? また会える?」
エンマは自身よりも小さなトゥーリの片手を優しく両手で包んだ。
「うん、また会おう。今日のお礼にこれを」
トゥーリはエンマの手をそっと解くと、ズボンのポケットに手を入れて赤く煌めくビーズの指輪を取り出し、目を潤ませているエンマの手のひらに乗せた。
「いいの? トゥーリの大事なものじゃないの?」
「大事なものだからエンマにあげるの」
トゥーリは涙をこぼすエンマに微笑みを向けた。そして、開けっ放しのキッチンの窓に飛び移った。そこへ、アレクシがたこ糸で縛られているヌーッティを外へ放り投げた。アレクシは片手を上げてエンマに挨拶をすると、ひらりと窓の外へ出た。続いて、ぺこりとおじぎをしたリュリュが窓を通ってアレクシの後ろに続いた。
トゥーリは三人が表へ出たのを確認するとエンマに向けて片手を振り、
「ありがとう、エンマ! またね!」
そう言い置いて、三人の後に続いた。
エンマは目を手の甲で擦り涙を拭うと、窓から顔を出して、
「また会おうね、トゥーリ!」
大きな声で、トゥーリたちに向かって叫んだ。叫び声は風に掻き消えることなく、庭に響き渡った。
エンマの濡れた頰を風が優しく撫でた。エンマは不思議な気持ちでいっぱいになった。
***
その後、キッチンへとやって来たエンマの母が、ビスケットが少なくなっていることに気がつき、誰がビスケットを食べたのか訊いた。エンマは母に小熊の妖精が食べたと伝えた。
エンマの母は小熊の妖精の存在を怪しんだが、エンマが嘘をついているとは思えなかった。そこで、庭で遊んでいたアッテを呼ぶと、ビスケットを食べたのかどうか訊ねた。アッテは首を横に振った。エンマの母は不思議に思ったが、それ以上二人に訊ねることはなかった。
翌朝。早く起きたエンマが一階の廊下を歩いていた時、キッチンから物音が聞こえてきた。ぼんやりとした面持ちでエンマはキッチンに入って行った。すると、天板の上に紙で包まれた手のひら程の大きさの物が置いてあった。
エンマがその包み紙を開けると、中にはビスケット数枚とブルーベリー数粒。そしてエンマのハンカチに小さな紙片が一枚入っていた。紙にはこのような文字が書かれていた。
Emma, Kiitos. ——エンマへ ありがとう。
「トゥーリ、あそこを見て! お菓子のあとがあるよ!」
エンマが指差すと、トゥーリたち三人はエンマの小さな指の先を見た。それはエンマの家の中へと続いていた。
その時、道案内をしていた小鳥がエンマの指先に止まった。
「私の案内はここまで。もうヒーシたちは来ないし、小熊の足跡も見つけられたようだから、私は森の女主人の元へと帰ることにするよ」
小鳥はそう告げると羽根を羽ばたかせて空へ舞い上がった。
エンマは顔を上げて小鳥を見ると、
「ありがとう、小鳥さん!」
片手を大きく振った。
小鳥は両翼を動かし空高く昇ると、森のほうへと飛んでいった。
その姿が小さくなり、見えなくなるまでエンマは手を振っていた。
手を下ろしたエンマはトゥーリに顔を向けた。
「さあ、行こう。ヌーッティを探し出して、トゥーリの傷の手当をしなくちゃ」
「うん!」
エンマとトゥーリは笑顔で互いを見合った。アレクシとリュリュは和やかな笑みを浮かべて、そんな二人の様子を見つめていた。
エンマたち四人はお菓子の道を辿り、家の中へ入った。その欠片は廊下に点々と散らばっているが、それら欠片の点と点を結ぶとキッチンに繋がる導となった。
キッチンの中へ入ったエンマはシンクのある天板の上にトゥーリをそっと下ろした。そして、四人はそれぞれキッチンの中を小熊の妖精ヌーッティがいないか探した。
エンマがシンのク下の引き出しを開けて、一つ一つ中を確認していた時、がさがさと何かが擦れる音が聞こえてきた。エンマは引き出しを閉めて、音のするほうに目を向ける。すると、天板の上に置かれている朱色のキッチンタオルが被せられた籠の中で、何かがもぞもぞ動いている様子が目にとまった。朱色のキッチンタオルの端から、茶色の足のようなものが出ていた。
眉をひそめてエンマは、じたばた動く足のようなものを凝視した。首を捻りつつも、朱色のキッチンタオルを両手に取ると、一息にそれを持ち上げた。
そこには頭を籠の中に突っ込んで、中に入っているエンマの母が作ったビスケットを食べている一匹の小熊がいた。
「トゥーリ!」
エンマはすぐにトゥーリの名を呼んだ。
気づいてエンマのもとに駆け寄ったトゥーリが籠からはみ出している小熊の片足を、怪我をしていないほうの手で掴むと籠の中から小熊を勢いよく引っ張り出した。
勢い余って小熊は天板の上に頭をぶつけた。
「痛いヌー!」
仰向けに倒れている小熊は天板に打ちつけた頭をさすりながら、はっきりとした口調で言葉を発した。
トゥーリは仁王立ちで小熊の側に立つと、
「何してるの? ヌーッティ」
静かな口調で、冷たい声色で、怒りを含んだ様子で足元に横たわる小熊の妖精を見下ろし、訊ねた。
トゥーリを見たヌーッティの顔は真っ白になり、血の気が完全に失せていた。
「その手で持っているビスケットはなに?」
問われてヌーッティは手に持っていたビスケットを背後に隠す。
「な、なんでもないヌー! た、食べてたわけじゃないヌー! えーっと、えーっと、みんなのおやつを探していたヌー!」
まったくの嘘。それを見抜けないトゥーリではない。
「トゥーリさま。これを」
リュリュが横からひょいっとトゥーリにたこ糸を手渡した。
受け取ったトゥーリの目は、怯え震えているヌーッティを見据えている。
「トゥーリ、それはなんだヌー? ヌーッティは悪い子じゃないヌー。だからその紐でヌーッティを縛ったりしちゃだめだヌー」
トゥーリの気迫に押されて腰を抜かし、立ち上がれないヌーッティは尻をもぞもぞ動かして、後退る。
ヌーッティが後退ると、トゥーリは一歩ヌーッティに近づく。
ヌーッティは激しく首を横に振る。けれども、トゥーリは構うことなくヌーッティに近寄る。
「や、やめるヌー。ヌ、ヌーッティはなにもしてないヌー。い、いやだヌー!」
ヌーッティの叫びがキッチンに響き渡るよりも早く、トゥーリのたこ糸がヌーッティの身体を捕縛した。
がんじがらめに拘束されたヌーッティは目に涙を浮かべていた。
「ひとのおやつを食べちゃだめっていつも言ってるのにどうして守れないの?!」
トゥーリが目をつり上げて、ヌーッティを叱りつけた。
「これはエンマの家のおやつでしょ?! それにアキの側から離れちゃだめって言われてるのに、どうしていなくなるの?!」
「ちゃんと手紙を書いて置いてきたヌー!」
トゥーリはズボンのポケットから一枚の小さな紙切れを出すと、ヌーッティの眼前にそれを突き出した。
「この文字が読めるの?!」
ヌーッティはきょとんとした目でその紙を見た。
「汚い字だヌー。読めるわけないヌー。だれが書いたヌー?」
「ヌーッティ!!」
ヌーッティの問いに、トゥーリとアレクシ、リュリュの三人が間髪入れず答えた。
そんな彼らのやり取りを困惑した表情で見つめていたエンマは、
「そうだ! トゥーリの怪我を治さなきゃ!」
キッチンの奥の棚から救急箱を手に取ると中から絆創膏を一枚取り出した。
「腕を見せて」
トゥーリは右腕に巻いていたエンマのハンカチを取って袖をまくし上げた。出血は止まっているものの一筋の赤い切創がトゥーリの腕に刻まれていた。エンマは傷口を塞ぐように絆創膏をトゥーリの腕に貼った。
「ありがとう、エンマ。でも、どうしよう。ハンカチに血がついちゃった」
「気にしないで。トゥーリが無事ならそれでいいんだ。けど……」
エンマはトゥーリから視線を逸らし、ヌーッティを見た。
「ヌーッティちゃん! トゥーリたちがとっても心配してたんだよ! それにこのビスケットは食べちゃだめなんだよ! わたしのママがいいって言うときしか食べちゃだめなんだから!」
頰を膨らませて、子どもをたしなめるかのようにエンマは怒ってみせた。
「そうそう。誰かの物をもらうときはちゃんともらっていいか訊かなくちゃ」
棚にもたれかかりながらブルーベリーを頬ばっているアレクシが付け足した。
「そのブルーベリー、どうしたの?」
目を細めてトゥーリがアレクシに訊ねた。アレクシはトゥーリから顔を逸らした。
「エンマのうちの冷凍庫からアレクシが窃盗したものですわ」
リュリュが代わって答えると、アレクシはエンマとトゥーリに怒られた。
重い溜め息を一つ吐いたトゥーリは、
「もう、行かなきゃ」
エンマの顔を見てそう告げた。それを聞いたエンマはさみしそうな面持ちになった。
「もう帰っちゃうの? また会える?」
エンマは自身よりも小さなトゥーリの片手を優しく両手で包んだ。
「うん、また会おう。今日のお礼にこれを」
トゥーリはエンマの手をそっと解くと、ズボンのポケットに手を入れて赤く煌めくビーズの指輪を取り出し、目を潤ませているエンマの手のひらに乗せた。
「いいの? トゥーリの大事なものじゃないの?」
「大事なものだからエンマにあげるの」
トゥーリは涙をこぼすエンマに微笑みを向けた。そして、開けっ放しのキッチンの窓に飛び移った。そこへ、アレクシがたこ糸で縛られているヌーッティを外へ放り投げた。アレクシは片手を上げてエンマに挨拶をすると、ひらりと窓の外へ出た。続いて、ぺこりとおじぎをしたリュリュが窓を通ってアレクシの後ろに続いた。
トゥーリは三人が表へ出たのを確認するとエンマに向けて片手を振り、
「ありがとう、エンマ! またね!」
そう言い置いて、三人の後に続いた。
エンマは目を手の甲で擦り涙を拭うと、窓から顔を出して、
「また会おうね、トゥーリ!」
大きな声で、トゥーリたちに向かって叫んだ。叫び声は風に掻き消えることなく、庭に響き渡った。
エンマの濡れた頰を風が優しく撫でた。エンマは不思議な気持ちでいっぱいになった。
***
その後、キッチンへとやって来たエンマの母が、ビスケットが少なくなっていることに気がつき、誰がビスケットを食べたのか訊いた。エンマは母に小熊の妖精が食べたと伝えた。
エンマの母は小熊の妖精の存在を怪しんだが、エンマが嘘をついているとは思えなかった。そこで、庭で遊んでいたアッテを呼ぶと、ビスケットを食べたのかどうか訊ねた。アッテは首を横に振った。エンマの母は不思議に思ったが、それ以上二人に訊ねることはなかった。
翌朝。早く起きたエンマが一階の廊下を歩いていた時、キッチンから物音が聞こえてきた。ぼんやりとした面持ちでエンマはキッチンに入って行った。すると、天板の上に紙で包まれた手のひら程の大きさの物が置いてあった。
エンマがその包み紙を開けると、中にはビスケット数枚とブルーベリー数粒。そしてエンマのハンカチに小さな紙片が一枚入っていた。紙にはこのような文字が書かれていた。
Emma, Kiitos. ——エンマへ ありがとう。
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