TS異世界魔法少女英雄譚

ポカリ

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『やっちゃえ♡ハジメテは雑魚敵で』

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「ふんふふんふふ~ん……この辺かな~?」

 夜の街を鼻歌混じりで歩きながら、きょろきょろと周囲を見回すボク。煌びやかな繁華街には似つかわしくないTシャツとハーフパンツ姿だけど、見事なエロボディのお陰で質素ながらも魅力的な女の子になれていると自分では思っている。
 普通なら、こんなに可愛くて無防備な女の子がふらふらしていたら男の人たちが放っておかないんだろうけど……今のボクは、与えられた能力である『透明化』の魔法を使っているから誰からも見えなくなっているのだ。
 まあ、その状態で人ごみを歩くのは大変だし、人にぶつかったりしないようのするのは面倒だけど、それでもナンパされて時間を潰すよりかは何倍もマシだ。魔法少女としての初仕事にケチを付けたくはないしね。

「ん~、感じるぞぉ……! こっちの方だなぁ……!」

 頭の中にびんびんと響く波動のような感覚。性欲によって生み出されたザイマを探す際にレーダーとなるアホ毛が、ボクの行くべき道を指し示している。
 案外親切なことに、女神はボクが仕事をこなすために必要なものをしっかりと揃えてくれていた。仕事現場に行く時に使う魔法や対象を探すための魔法、必要最低限のものはしっかりと準備されている。
 ここから先には、ボクが仕事をこなし、実績を重ねることで解除される能力もあるそうだ。そういった意味でも、快適な魔法少女ライフのためにはしっかりとお仕事を完遂する必要があるみたい。
 んで、今日はその初仕事の日。ここ数日で自宅周囲の街並みや、最寄り駅周辺の様子なんかを探ったボクは、そこがそこそこ賑わっている繁華街であることを知った。人が多い所には欲望も渦巻くもので、昼の時間帯からアホ毛レーダーが微弱な反応をキャッチしていたのだ。
 女神のマニュアルによれば、性欲に関するザイマはその欲望を満たせる時間帯に活発に活動するそうな。普通にセックスをするのならば、基本的には夜の時間帯が彼らの活動時間となる。ということで、ボクは改めてその時間にレーダーの反応があった場所にやって来ていた。
 反応の発生源は大通りから外れた小道……路地裏の方だとアホ毛レーダーが示している。迷わずにずんずんとその方向へと進んでいったボクは、道の行き止まりで黒い水溜まりのようなものを発見した。

「ん~? なんだろ、これ……?」

 ここ数日、この辺に雨が降った記憶はない。色的にオイルみたいなものの廃液かとも思ったけど、それにしては無臭でさらさらとしている。何にせよ、アホ毛レーダーの反応はこれを指し示しているからザイマ絡みのものなのは間違いがないだろう。
 はてさて、ボクはこれをどうするべきなんだろう? 腕を組み、久々に真剣に悩むボクであったが、不意にその目の前で黒い水溜まりが波打ち、ボコボコと気泡を発し始めたではないか。

「わっ!? わわわっ!?」

 ただ事ではないその変化に驚いたボクは、咄嗟に背後に飛び退いて水溜まりから距離を取る。何が起こっているかを観察するために注意深く水溜まりを見つめていると、そこから黒いオイル塗れの手のようなものが飛び出してきた。

「オ、オォ……オォォォォ……ッ!」

 ザパリ、ドプリ……そんな音を立てながら、手に続いて黒い上半身が水溜まりから飛び出す。それはまるで、ダイビングを終えたダイバーたちが船に上がって来るようにも見えた。
 真っ黒な人影が1つ、水溜まりの中から姿を現す。続けてもう1人、全く同じ格好の人影が這い上がって来て、苦しそうな呻き声を上げながらのろのろと歩き始めた。

「オン、ナ……オンナアァァ……」

「セックス、シタイ……!」

 彼らが上げるのは、自らの性欲を満たすものを求める呻き声ばかり。ドロドロとした流動体のように見えるその体は徐々に形作られていき、最終的には真っ黒な全身タイツを身に着けた人間のような姿になった。
 そうしてこの世界に出現した2つの黒い存在を見ていたボクは、それが探していたザイマであることを確信する。あんな不気味な産まれ方をする生物なんて、前に住んでいたファンタジー世界でも見なかった。間違いなく、この世ならざるものだと考えていいだろう。

「はい、ちょっとスト~ップ! いい子だからそこで止まってね~!」

「う、あ……!?」

 慌てて『透明化』の魔法を解除したボクは、路地から出ようとする2体のザイマたちの前に立ち塞がる。
 どこからかいきなり出現したボクの姿に最初は戸惑いを禁じ得なかったザイマたちだが、自分たちの目の前にいるのが男好きのする魅力的な肉体をした美少女であることに気が付くと、獰猛な唸り声を上げ始めた。

「女、女だぁっ!」

「ヤラせろっ! 犯させろっ!」

 先ほどよりかは幾ばくか流暢に喋れるようになったものの、まだ知性というものを感じるには至っていないザイマたち。でも、彼らの欲求は痛いほどにボクに伝わってきている。
 この世界に生まれ落ちたその瞬間から、彼らはたった1つの欲望だけを胸に行動し続けるのだろう。彼らの主である人間が抱えている、セックスがしたいという欲求を満たすためだけの存在、それが彼らザイマだ。
 格好の獲物であるボクを犯す対象と決め、じりじりと距離を詰めてくるザイマたち。ボクはそんな彼らの姿を見つめ、軽く後退りしながら……ニヤリと微笑む。

「んふふっ♡ 君たちってばラッキーだね~♡ ボクに見つけてもらえるだなんて、さ……♡」

 ボクは頭の中でマニュアルの中のザイマについて書かれていたページを思い出す。この容姿、あまり知能の高そうじゃない個体、動きの鈍さ……それらの情報を総合するに、こいつらは雑魚ザイマと呼ばれるものだと判断出来る。
 雑魚ザイマとは、名前の通り、ザイマの中でも弱い部類に入る存在だ。ヒーローもの番組で出て来る敵組織の一般兵だと考えればいい。
 ここから欲望が深まったり、具体的になることで強力なザイマへと進化していくらしいが……この弱そうな個体を見るに、そうなる前に他の魔法少女に掃討されてしまうのがオチだろう。そうなったら、この世界に性欲を一生失う人間が2人生まれてしまう。それだけは回避しなければならない。

「雑魚ザイマが2体、初戦の相手としては丁度いいかな? んじゃ、早速始めよっかっ♡」

 にじり寄るザイマたちにそう言いながら右手を高く掲げたボクは、思い切り指を弾いて音を鳴らした。
 パチン、という小気味良い音が路地裏に響き、それを合図としてボクのとっておきの魔法が発動する。淫乱魔法少女として活動するためのボクの切り札。その名は――

「『ボクのための世界マコト・ワールド』発動っ♡♡♡」
 












「お、おおっ!?」

「こ、ここは、一体……!?」

 眩い光に包まれたボクたちが再度目を開けば、そこは暗くじめじめした路地裏とは打って変わった綺麗な部屋の中だった。
 5人は同時に乗っても大丈夫そうなベッド。桃色の照明に照らされる卑猥な室内。シャワールームやティッシュやタオルやらを完備しているその部屋は、どことなくラブホテルのようにも見える。

「んふふ……♡ 驚いた? これがボクの最強魔法、『ボクのための世界マコト・ワールド』だよ」

 ボクはクスクスと笑いながら、困惑するザイマに話しかける。彼らには説明するつもりはないが、ここは現実であって、現実ではない場所だ。
 この世界……通称『マコトワールド』は、ボクのイメージによって作り出された架空の現実だ。この世界にはボクが選択した存在以外は入って来れないし、ボクの許しがなければこの世界を脱出することも出来ない。そしてここで何をしようとも、それは外部に漏れないし影響も及ぼさないのだ。
 この空間だけで全てが完結する、ボクのための世界……ボクは更に、そこに簡単なルールを敷いた。
 この世界では『誰も傷つけられず、殺せず、壊せない』。だから例え、この部屋の中で誰かが爆弾を爆発させたとしても誰1人として死人は出ないし、それどころか誰も怪我なんてしない。部屋も壊れないし、爆弾を爆発させた本人だって痛くも痒くもないのだ。
 まあ、数少ない問題点を挙げるとするならば、今現在の時点ではボクの能力が低すぎるのでホテルの一室程度の空間を作るので精一杯ということだろう。これじゃ『マコトワールド』というよりも『マコトルーム』だ。でも、ボクが頑張って成長を続けていけば、おいおい解決していく問題なので気にしないことにしよう。

「魔法、ってことは……お前、魔法少女だな!?」

「うん、ご名答! ボクは魔法少女で、君たちを探してたんだ!」

「だが何で、こんなまどろっこしい真似を……? それに、この部屋は一体……?」

「ん~……? ふふっ、こんなにスケベな部屋だよ? 何のためにあるかなんて、考えるまでもないでしょ?」

 困惑し、警戒するザイマたちの間を抜け、ベッドの傍へ歩み寄るボク。そのまま振り返って彼らの方を向くと、両手でハートの形を作ってから、それをおっぱいに押し当てる『おっぱいハート』を披露しながら可愛く呟く。

「へ~ん、しんっ♡」

 ピカッとボクの体が輝いて、ピンク色の光が部屋の中に広がる。その眩しさに顔を伏せたザイマたちは、光が治まった後でボクの姿を見ると驚きの表情を浮かべた。
 Tシャツとハーフパンツ。色気こそないもののそれなりに露出があったボクの服装は、大きく様変わりしていた。というより、消え去っていたと表現する方が正しいだろう。なにせ、ボクは服と呼べるものを身に纏っていないのだから。
 髪型はそのままに、淫乱っぽさを感じさせるピンク色へと髪色が変わっていて、しかもおっぱいもお尻も丸出しの全裸。つるつるパイパンまんこも曝け出したままのボクは、むにゅりと自分のおっぱいをハートの形に寄せながらウインクを飛ばす。

「はじめまして、スケベな欲望から生まれたザイマさん! ボクはマコト! 君たちを倒すんじゃなくて、満足して消滅してもらうためにやってきた、淫乱ビッチ魔法少女だよっ♡」

「お、俺たちを満足させる……淫乱魔法少女……!?」

「うんっ♡ 今から君たちをいっぱい、い~っぱい気持ち良くして、幸せな時間を過ごさせてあげるねっ♡ 仲良く3人で、ドスケベセックスしまくろうっ♡」

 体を思いっきり動かして、何一つとして隠すことなく、ボクは自分の全裸をザイマたちに見せつける。大きなおっぱいも、桜色の乳首も、ぷるぷる揺れるお尻も、可愛い割れ目のおまんこも、全部彼らに披露して、興奮を煽る。
 でも、ザイマたちはあまりにも都合が良すぎる女であるボクの出現に戸惑いを隠せないみたいだ。裸になったらがむしゃらに襲ってくるかと思ってたボクは、そんな奥手なザイマたちに近づくと、自分の言っていることが嘘ではないことを行動で証明する。

「んっ……♡ ちゅっ♡ れろぉ……っ♡ んちゅぅ……っ♡」

「おっ!? わっ!? おおっ!?」

 片方のザイマに近づいて、いきなりのキス。しかも軽く当てるだけの子供のキスじゃあなくって、舌を絡める大人のキスをたっぷりとしてから唇を離す。
 数十秒の長いキスをした後は、もう片方のザイマにも同じことをしてあげる。驚いて固まっていた彼はすんなりとボクのキスを受け入れ、最初のザイマと同じく反射的に舌を絡めて気持ち良くなるための動きをしてくれた。

「んっ……♡ ぷはぁ♡ ……ね? ボクは本気だよ♡ お口も、おっぱいも、お尻も、おまんこも……君たちを気持ち良くするためだけに使うつもりだから♡ 君たちは、都合の良い女の子の体に精液コキ捨てて、自分のシたいことをしちゃえばいいだけなんだって♡」

「……おい、マジか? マジ、なのか……?」

「こいつ、マジで……俺たちを倒すんじゃなくて、ヤらせてくれるって言うのかよ?」

「んもぅ、だからそう言ってるじゃんっ! ……早く始めようよ♡ 今のキスで体が火照ってきちゃってるんだからさ……♡ 焦らさないで、ね?」

 蠱惑的に微笑んで、ベッドの上に乗っかって、可愛い仕草で手招き。前の異世界での生活で学んだ、男心をくすぐる誘い方を実行するボク。元々が男だからどんな風にすれば男性が喜ぶかはわかってるし、相手が単純な性欲の権化ならば尚更だ。
 その行動の甲斐あってか、状況を飲み込んだザイマたちはニタリと笑うと迷いなくボクの体に手を伸ばす。左右からボクの体を挟み、おっぱいを片方ずつ弄って楽しみながら、不意に訪れた幸運に感動の言葉を口にしていた。

「グヘヘ……! まさかこんなに簡単にヤれる女が見つかるなんてな! しかも、超が付くレベルの美少女!」

「おっぱいもデッケーし、言うことなしだぜ! ……ところで、お嬢ちゃんはなんて名前なんだ?」

「ん~? ボク、マコトだよ。あふっ♡ んっ♡ んふっ……♡」

「へえ、マコトちゃんっていうのか。マコトちゃんはおっぱいの感度良いねえ! ふにふになのに乳首はコリコリで反応も可愛いから弄ってて飽きないよ」

「んへへ♡ そりゃあよかった♡ 好きなだけおっぱい弄ってくださいね……♡」

 揉んで、抓って、引っ張って……ザイマたちは何の遠慮も無く、ボクのおっぱいを愛撫してくる。全体を揉みしだき、勃起している乳首を抓り、焦らすように乳輪を指でなぞったりと、そのテクニックは非常に多彩だ。
 既に前の世界で開発済みの体の感度を引き継いでいるお陰もあって、ボクの体はびくびくとその愛撫に反応して熱くなっている。成すがままにおっぱいを弄られ、唇も奪われていたボクは、彼らが次の狙いを定めていることに気が付かなかった。

「はうぅうぅうううぅんっ♡♡♡」

 ぐにゅり、とお尻が強く揉まれる。同時におまんこにも触れられ、土手のお肉をぷにぷにと押されてしまった。
 予想外の快感を味わうボクは、体を跳ね上げさせて快楽の叫びを上げる。体中にびりびりと痺れるような快感が弾ける中、ザイマたちはとても楽しそうに笑い合っていた。

「おほっ! まんこ柔らけ~! パイパンまんこ、もうぐちょぐちょじゃねえか!」

「ケツもむっちりしてていい感じの揉み応えだぜ! しかも、こっちも感度抜群ときてる! マジでマコトちゃんはエロ娘だなぁ!」

「んふふ……♡ エロくなきゃ、こんなことしてないですよ……♡ ザイマさんたちに弄ってもらうためにあるボクの体で、いっぱい楽しんでくださいね~♡」

 お尻を揉まれるのも、おまんこを弄られるのも、何だか久々な感じがして不思議だ。前の世界では毎日のようにセックスして楽しんでいたことが懐かしく思える。
 キスされて、おっぱいを揉まれて、乳首を抓られて、お尻を叩かれて、おまんこを掻き混ぜられる……♡ その全部が気持ち良くて、段々頭がぼーっとしてきたボクは、クリトリスの皮を剥かれて思い切り抓り上げられたことで、記念すべき初イキをかましてしまった。

「はうぅううぅっっ♡♡♡ ん、きゅぅっ♡♡♡」

「お? イった? 今、イったよな?」

「はい……♡ おまんことクリちゃん責められて、イっちゃいました……♡」

「マコトちゃん、イった瞬間にまん汁スゲー噴き出してたぜ。マジでエロい娘だな」

「はぅぅ♡ 言わないでくださいよぉ……♡ ボクMだから、それだけで気持ち良くなっちゃうじゃないですかぁ……♡」

 絶頂による快感の残滓がまだ残っているボクの体は、びくびくと細やかな痙攣を続けていた。その熱と快感を逃がさぬよう、そして再びイかせぬように、ザイマの2人はボクの体を優しく愛撫し続ける。
 ぐっちょりと濡れてるボクのおまんこは、もうおちんぽが欲しくて堪らなくなっていたけど……でも、まずはボクのことを気持ち良くしてくれたお返しをしなきゃならない。やられっぱなしってのも悪くはないが、初めての仕事はきっちりとこなしたいしね。

「それじゃあ、今度はボクの番ですね♡ おちんぽ、出してくださ~い……♡」

「おおっ!? マコトちゃん、ご奉仕してくれるのか!? んじゃ、俺たちの息子をよろしくお願いしま~す!」

 そう言いながらザイマたちが見せつけたのは、とっても大きなおちんぽだった。きっと、限界まで高められた性欲のイメージがおちんぽにまで影響して、とても立派なものになっているのだろう。
 ボロン、なんて生易しい登場の仕方じゃない。ドカン! みたいな勢いでボクの目の前に突き出された2本のおちんぽは、臭いも濃くて素敵だ。早速、両手でそれを掴み、シコシコと扱きながら、交互に舌と唇を這わせてご奉仕する。

「んっ♡ はむ……っ♡ んちゅっ♡ ちゅぅっ♡ じゅるっ♡ ぢゅるぅぅ……っ♡」

「おおっ、すっげぇ……! こんなテク、何処で仕込まれたんだ……?」

 おちんぽを扱かれて満足気に呻くザイマの声を聞くボクもまた、彼らのおちんぽを味わうことで胸の内が満ち足りていく感触を感じている。手で触れた時に感じた硬さと熱に雄々しさを感じてときめき、鼻から息を吸った時に鼻腔一杯に広がる雄の臭いに頭の中が蕩ける。そして舌と口で味わうおちんぽのしょっぱくてすこし苦い味は、ボクの中の記憶を呼び覚ますと共に子宮をジュクジュクと疼かせていた。

「んっ♡ おいひぃ……♡ おちんぽ、もっとぺろぺろしたい、れふ……♡」

「へ、へへ……っ! そんならよぉ、思いっきり味合わせてやるよっ! オラっっ!!」

「おごぉおおっっ♡♡♡ ん、ごぉおっっ♡♡♡」

 久々に味わうおちんぽの味にメロメロになっていたボクの頭を片方のザイマががっしりと掴んだ。そのまま腰を突き出してボクに咥えさせたおちんぽを喉の奥まで突っ込み、乱暴なピストン運動を開始する。

「んごっっ♡♡♡ ほごっっ♡♡♡ おごっっ♡♡♡ んぐぅうっ♡♡♡」

「ヤッベェ! こいつの喉まんこ、めっちゃ具合いいぞ! 口も舌もちんぽ気持ち良くするために動いてやがる!」

「あはははは! 見ろよ! マコトちゃん、喉の奥にちんぽ突っ込まれる度に愛液噴き出してんぞ! 生粋のちんぽ好きだな、こいつは!」

「んごぉおおぉおおおぉお……っ♡♡♡」

 2人の言う通りだった。ボクの体は、長い経験によって刻まれた、最高級の快感を与え、感じるための反応を勝手に起こしてしまっている。つくづく、ボクの体って本当にえっちなことに貪欲なんだなって感じちゃう。
 口を窄めて、舌を丸めて、立派な口まんこを作ったら、後は好き勝手に喉まんこを犯してもらうだけだ。最高に美味しいおちんぽの味をたっぷり感じた後、どろどろのザーメンをご馳走してもらうことを期待するボクの目にはハートマークが浮かんで、おまんこからは嬉ションみたいに愛液が潮吹きしちゃってる。
 こんな道具みたいな扱いを受けて感じちゃって、その事がバレて本当にスケベな女の子なんだって思われるのが気持ち良くって……♡ だから、ボクは何の抵抗もしないどころか、悦んでおちんぽを受け入れる。ザイマの腰の動きはすぐにヒートアップして、ボクの喉をゴリゴリと犯してくれていた。

「おぉぉぉぉ……っ!! 出るぞ、マコトぉ!! 喉の奥で受け止めろよっ! ぐぅぅぅぅっっ!!」

「んぐぅぅうぅううっっ♡♡♡ ん、ごぉ……っ♡♡♡」

 射精の瞬間は、唐突に訪れた。口の中でぱんぱんに膨らんで、硬くなったおちんぽが、一気にボクの喉の奥まで突き入れられた次の瞬間には、熱くて濃いザーメンが勢いよく射精されていたのだ。
 喉へ、口の中へ、たっぷりと溜まる精液……♡ 苦くって、喉にへばりついて、そのせいで息が出来ないのに、それがとっても嬉しい♡ ボクの口まんこで気持ち良くなってくれたんだって思うと、胸のときめきが止まらなくなっちゃう♡
 吐き出された精液は、勿論、全部飲み干す。最後の一滴まで射精したおちんぽに吸い付いてお掃除しながら、ごくごくと喉を鳴らしてザーメンを飲み込むことも忘れはしない。この辺は経験がものを言うんだけど、人生一周終わらせてるボクからしてみればお茶の子さいさいってところだ。

「ちゅぅぅぅぅぅぅぅ……っ♡ ぷはぁ……♡ 美味しいザーメン、ごちそうさまでしたっ♡ 喉まんこガンガン犯してもらえて、ボクも気持ち良かったです……♡」

 そうやって、尿道に残るザーメンすらも吸い出して、おちんぽにこびり付いた精液も全部舐め取って、ザイマのおちんぽをピカピカの状態にしたボクは感謝の言葉を口にしながら口からそれを吐き出す。そのままお尻をふりふり振って、既に発情状態のおまんこから甘ったるい愛液の臭いをまき散らしながら、ボクは彼らに媚びてみせた。

「うはぁ~! マジで最高のフェラだったぜ! もう1回、口で抜いてもらおうかな?」

「大歓迎ですよっ♡ ボクもおちんぽ、おしゃぶりしたいですし……♡」

「ちょっと待った! ……俺のことを忘れてないか? お前はもう射精したんだから、今度は俺の番だろ?」

「きゃっ♡♡♡」

 口内射精を終えて幸せそうなザイマのおちんぽに顔をすり寄らせて甘えた声を出していたら、もう片方のザイマに押し倒されてしまった。
 仰向けになって大きく脚を広げる格好になったボクのぐちょ濡れおまんこにおちんぽの先っちょを擦り付けつつ、そのザイマはニタニタ顔で言う。

「マコトちゃんもそろそろ限界だろ? ちんぽしゃぶるなら、上よりも下の口の方がいいよなぁ?」

「はいっ♡ そうですっ♡ ボクのおまんこ、おちんぽ欲しくてこんなに濡れちゃってますっ♡」

「正直でいいことだ! なら、おねだりしてみろよ。俺がちんぽぶっこみたくなるようなスケベな誘い文句でセックス強請ってみろ!」

「ふぁ~い♡ わっかりました~♡」

 くちくちといやらしい音を立てながら開きっぱなしのボクのおまんこを亀頭で擦るザイマに笑みを浮かべるボクは、彼に向けて媚びた上目遣いを送りながら甘く可愛い口調でおちんぽを強請ってみせた。

「ザイマさん……♡ 淫乱魔法少女のマコトの新品おまんこに、ザイマさんの極太ちんぽをぶち込んでくださいっ♡ ボクのおまんこ、ザイマさんのおちんぽで中古品にして欲しいんですっ♡」

「お? おおっ!? マコトちゃん、処女なのかよ!? てっきりヤリまくってるもんだとばっかり思ってたが……!!」

「んふふ……♡ 一応、ハジメテ……ですよ♡ だから、ザイマさんのおちんぽで処女膜をぷちっ♡ と引き千切っちゃってください♡」

「よ、よしきた! そんじゃ、遠慮なく……っ!!」

 異世界で何百回とセックスしまくってきたボクだけど、この世界では初めてのセックスだ。自分でも処女膜があることは確認しているから、何にも嘘はついていない。
 前の世界では、女神に呼び出されてすぐに玩具で処女を奪われた。その後すぐにレイプされたとはいえ、前世での処女喪失がおちんぽじゃなかったことだけは心残りとしてボクの無念に残っている。でも、今回は違う。しっかりとおちんぽで処女膜を破ってもらうのだ。
 性欲の権化である怪物に、自ら進んで処女を差し出す……♡ なんて素敵で、興奮するシチュエーションなんでしょう♡ ザイマのおちんぽもボクの処女を奪えると知ってから一層バッキバキに勃起して、硬く大きくなっている。これはセックスでも期待出来そうですな♡

「ふっ、ぐっ……♡ あぁ……っ♡」

 そんな立派なおちんぽが、ボクのおまんこを割り裂いて膣に挿ってきた。既に準備万端で濡れ濡れだったボクのおまんこは、その挿入を難なく受け入れる。
 ずぶぶ、ずぶぶ……とゆっくりとした動きで奥へと侵入してくるおちんぽの感触にうっとりとした吐息を漏らしていたボクは、順調に進んでいたおちんぽが何かにひっかかった感触を感じた。
 それが処女膜であり、ボクの純潔の証であることに気が付いて……最高に幸せな気分になりながら目の前のザイマに視線を送れば、彼はボクの期待に応えて一気にそれを引き千切ってくれた。

「あぁあぁあぁあぁああぁぁあぁあぁっっ♡♡♡」

 ぶつんっ♡ と大きな音が鳴った気がした。でも、痛みは全くない。それどころか、とても清々しくて気持ちが良い。
 顔は自然に綻び、快感を主張するアヘ顔を浮かべてしまう。おまんこも慣れ親しんだおちんぽの感触に悦んでそれを迎え入れる体勢を取る。
 長くて太い竿♡ 毒キノコみたいにエラを張ったカリ♡ 熱くて弾力性のある亀頭♡ ザイマのおちんぽは間違いなく一級品で、それを咥え込んだボクのおまんこは早速それに媚び始めた。愛液をたっぷり絡ませて、膣壁を甘えるように吸い付かせて、一生懸命におちんぽを気持ち良くして、自分も気持ち良くなろうとしている。

「うおぉぉぉっ!? や、やばいっ! このまんこ、やべえっ!! 半端ねぇ締め付けなのに、めっちゃ蕩けてて気持ち良いぜ!」

「うお、血ぃ垂れてる……! マジで処女だったんだな、羨ましい……!」

「お前はファーストキスを貰えたんだからいいだろうがよ! これで平等だ、平等!」

「キスも嬉しかったけどよ……やっぱ処女が欲しいって気持ちのが強いんだよなぁ……」

「んぅ……っ♡ ボクの初めて、欲しいですか……♡ もうおまんこは無理ですけど、こっちなら――♡」

 おちんぽを受け入れたばかりでふらふらしているボクは、それでも処女を奪えたザイマを羨ましがるもう1人のザイマへと振り向くと自分のお尻を広げ、ひくひくしているアナルを見せつける。そして、軽く腰を振ってお尻の肉を揺らしながら、彼へと誘い文句を口にした。

「お尻まんこでよければ、ボクの処女を差し上げますよ……♡ 膜はないけど、キツキツのけつまんこをザイマさんのおちんぽで広げて、奥まで穿って欲しいなぁ……♡」

「ま、マジぃ!? 初めてのセックスが俺たちザイマ相手で、しかも二穴セックスって正気かよ!?」

「はははっ! いいじゃねえの! 提案してんのはマコトちゃんの方なんだぜ? 俺たちはこのエロい体で気持ち良くなることだけ考えてりゃいいって言ってたしよ、ここはお言葉に甘えるとしろよ!」

「……そう、だな。そうだよな! んじゃ、遠慮なくケツハメさせてもらうぜ!」

「おっっ♡ んおぉおおぉっっ♡♡♡」

 アナルセックスを快諾したザイマの動きは素早かった。自らの手でボクのお尻を開き、その中央の窄まりに亀頭を宛がうと、一息に奥まで挿入したのだ。
 この体ではまだアナル拡張を行っていなかったのでちゃんと挿るか心配だったけど、先ほどのフェラの時に塗した唾液が潤滑液となったのか、思ったよりもすんなりと挿入を果たすことが出来た。極太おちんぽに穴を広げられ、出す場所に物が挿っている感覚は、ボクに倒錯的な快感を味合わせてくれる。

「ん、おぉ……っ♡ ボクのなかぁ♡ ザイマさんたちのおちんぽでいっぱい……♡ ボクのなかでごりごりこすれてますよぉ……♡」

 2本のおちんぽを根元までしっかりと咥え込んだボクのスケベ穴たちは、久々のセックスに大喜びしてるみたいだ。びくびくうねって、愛液と腸液をダラダラ垂れ流して、少しでも滑りと具合のいい穴になろうと必死になっている。
 そんなボクの敏感になった2つのおまんこの中で、薄い粘膜を隔てて擦れ合うおちんぽたち……♡ しっかりとボクの体をホールドして、サンドイッチファックの状態でボクを犯すザイマたちは、ついに己の欲望を満たすために動き始めた。

「あっっ♡♡♡ んおっっ♡♡♡ おほっっ♡♡♡ あひぃっ♡♡♡」

 おまんことお尻、そこに挿入されているおちんぽが交互にボクの奥を突く。おまんこが突く時にはお尻は引き抜かれ、お尻が突かれる時にはおまんこが引き抜かれ……リズミカルに、交互に、その単純な動きを続けていく。
 それはとても基本的で、一番頭に響く快感をボクに与えてくれるセックスだ。子宮を押し潰される快感に舌を放り出して喘いだかと思えば、膣壁をカリがひっかく快感にアヘ顔を浮かべる。その際、お尻の穴を奥深くまで穿られる快感がセットになっているのだから、もう堪ったものではない。
 一番気持ち良いのは、子宮を突かれる時にお尻の穴からおちんぽを引き抜かれることだ。雌の本能を屈服させる快感と生物の本能に訴えかける排泄の快感。それが同時に与えられれば、ボクは軽く絶頂を迎えてしまう。

「ほっっ♡♡♡ あひっっ♡♡♡ んほぉっ♡♡♡ あぉおおぉおおおぉおおっっ♡♡♡」

「ああ、やっべぇ! まんこびくびくしっぱなしで、我慢なんざ出来ねえよ!」

「ケツ穴も、すげえ締まる……! なのに奥は蕩けやがって、ちんぽ咥え込んで離さねえぜ!」

「んへおぉっ♡♡♡ しゅごいっ♡♡♡ しゅごいぃぃっっ♡♡♡ ザイマさんたちのおちんぽしゅごいのぉっ♡♡♡ ボクのなか、ぶっといおちんぽでぐちゃぐちゃにされちゃってるよぉっ♡♡♡ イっちゃうっ♡♡♡ イっちゃうぅうぅううぅっっ♡♡♡」

 突かれて、引き抜かれて、突かれて、引き抜かれて……交互に繰り返されていたおちんぽの動きが、徐々に変化し始める。今までよりもパンパンに膨らんで、切ないくらいに硬くなった2本のおちんぽが、同時にボクの奥を貫き、引き抜かれ始めた。

「あひぃいいぃいいいっっ♡♡♡ はへっっ♡♡♡ はほぉおぉおおおぉおおっっ♡♡♡ おうんっ♡♡♡ おっ♡♡♡ おひぃいいぃぃいいいんっっ♡♡♡」

 最初の頃よりも強くて、早くて、激しいピストン。2本のおちんぽは見事なコンビネーションを見せ、ボクの穴を責めたてている。
 ずんっ♡ とおまんことお尻の穴の奥までを突かれると、そこから脳天までを一気に駆け上がる物凄い快感が生まれてしまう。ボクの頭をガンガン揺らして、中で響き続ける強い快感がずっと残って、もう何も考えられなくなってしまう。
 逆にずるる~っ♡ とおちんぽを引き抜かれると、お尻とおまんこから全てが出ていってしまうような脱力感を伴う快感がボクの体を駆け巡った。そうやって弛緩した体を再び突き上げられ、強い快感にアヘった所を脱力させられ……その繰り返しが、数秒に1回のペースで行われる。激しい快感に晒されるボクは、1秒に数回のペースでイキ続けていた。

「この娘、イキまくってんぞ! まんこの痙攣止まらねえっ! こんなの耐えられるかよ!」

「ケツ穴も締りがヤバいっ! どうなってんだ、全身名器じゃねえか!」

「おんっっ♡♡♡ おうっっ♡♡♡ んほぉおっ♡♡♡ あひっ♡♡♡ あへぇっっ♡♡♡」

 おちんぽに押し上げられて、体が浮かぶ度に頭の中が真っ白になる。ぐちゃぐちゃで、とろとろで、ふわふわした気分になったボクの意識を、おちんぽの感触と快感が引き戻す。
 全身が熱くて、気持ち良くて、おまんことお尻から生まれる快感が全身を駆け巡っている。痺れるような快感と鈍く重い快感。その2つに体を支配されるボクは、涎を垂らしただらしない表情を浮かべながら目の前のザイマの体に強く抱き着き、叫んだ。

「き、ますっ♡♡♡ すごいの、きちゃう……っ♡♡♡ んひぅっ♡♡♡ ザイマさんたちのおちんぽで、ボクのスケベあなイっちゃうのぉっ♡♡♡ いっしょに、イこっ♡♡♡ いっしょにきもちよくなって、ボクにたねづけしてくらひゃいっ♡♡♡」

「おっしゃぁ! お望み通りにしてやるぜ、マコトっ!!」

「俺たちももう我慢出来ねえ! 濃いザーメンをぶちまけてやるぞっ!」

「はひゅぅうぅううぅううっっ♡♡♡ んほぉっ♡♡♡ ほぉおおっっ♡♡♡」

 唇を奪われて、舌を吸い出される。おっぱいを強く揉まれ、乳首を潰される。おまんことお尻に強く腰を打ち付けられて、奥の奥まで抉られる。
 肉と肉のぶつかり合う音が、淫らに響く水音が、ボクの心を限界を超えて昂らせていった。ボクが考えられるのはおちんぽとセックスのことだけで、逞しいそれに貫かれる二穴がきゅんきゅんときめき、止まらぬ絶頂を繰り返す。
 そして……その中でも一際大きな快感の波が、ボクを飲み込んだ。溺れそうになる快楽の中で体を強張らせ、全身を包む気持ち良いの波動に全てを委ねたボクは、子宮と腸内で爆発した熱い迸りに意識を持っていかれつつ、甲高い声で嬌声を上げる。

「んあぁああぁああああぁぁああぁあぁぁぁっっ♡♡♡ くはあぁあぁぁああぁぁっ♡♡♡ あぁっっ♡♡♡」

 子宮を満たす熱い精液と腸内に溜まる濃い精液。前と後ろの穴で感じるそれらの感触は、同じ物なのに違うように思えた。でも、そのどちらもが共通して沢山吐き出されてて、ボクの中を埋め尽くすくらいにどろどろと吐き出されている。
 まだまだ射精が続くおちんぽを膣と腸の動きで搾り上げながら、ボクもまた全身をぶるりと震わせ、恍惚とした笑みを浮かべた。

「うぉぉ……! 射精、とまんね~! マジで極上穴じゃねえの、こいつ!」

「穴だけじゃなくて、全身ちんぽ気持ち良くするためにあるみたいな感じだよな。淫乱魔法少女の名前は伊達じゃねえってことか」

「はぅ……っ♡♡♡ ザイマさんたちのおちんぽも、凄く気持ち良かったですよ……♡ でも、まだボクの中でガチガチになってますね……♡」

「当たり前だろ? 1回や2回の射精で満足出来る程度の性欲なんかじゃあ俺たちは生まれねえよ。最低でも10発はザーメンご馳走してやるぜ」

「マコトちゃんの全身をちんぽ汁塗れにしてやるからな~! 嬉しいだろ~!?」

「はにゅぅうっ♡♡♡ あうぅ……♡ こんな素敵なおちんぽ様に何度も犯されたら、ボクおかしくなっちゃいますよぉ……♡ でも、淫乱魔法少女のマコトは負けませんっ♡♡♡ ザイマさんたちのおちんぽが勃たなくなるまでお相手させてもらいますね……♡」

 射精が終わってすぐだというのにボクの中ではザイマたちのおちんぽが硬さと大きさを取り戻し、亀頭でぐりぐりと体の奥を押し込んで感じさせてくる。ジンジンと痺れ、体の芯を疼かせるその快感に蕩けた笑みを浮かべるボクは、甘えた声を漏らしながら彼らのことを受け入れる構えを取った。

「……マコト、俺たちみたいな怪物に処女を捧げて、初めてのセックスで二穴ぶち犯される気分はどうだ?」

「はいっ♡ 最高ですっ♡ ザイマさんたちのバキバキちんぽでおまんこもお尻も気持ち良くしてもらえて、ボクは幸せですっ♡♡♡」

「それじゃあ、そのエロい体で俺たちのザーメンを搾り取れよ? お前が泣こうが叫ぼうが、俺たちは容赦しないからな」

「勿論ですっ♡ ボクはおちんぽとザーメンが大好きな淫乱魔法少女だから、容赦も手加減も必要ありませんっ♡ ボクの体におちんぽ汁コキ捨てて、たっぷり気持ち良くなってくださいっ♡♡♡」

 投げかけられた質問に素直な気持ちで答えながら、ボクはおちんぽハメられたまんまの腰を振って次の快感を強請る。バッキバキでガッチガチなザイマちんぽたちはまだまだ射精出来そうで、期待で自然と頬が緩んじゃう。
 このまま抜かずの2回戦はもちろん、言葉通りに10回以上は犯されちゃうんだろう。転生後の初セックスにしては大分ハードだけど、ボクの好みにはドストライクで最高な内容だ。

「取り敢えずこのまま2回戦な。終わったら次は穴を交換しようぜ」

「OK! 今度はじっくりとこいつのケツ穴を堪能させてもらうとするか」

「ほうぅっ♡♡♡ おほぉっっ♡♡♡ んはぁぁぁっ♡♡♡ あうっ♡♡♡ あはぁ……っ♡♡♡」

 ねっとり、じっくりと動き出したおちんぽが、ボクの両穴を穿ちだす。中の弱い部分、感じる部分を探すようにカリを壁に擦り当て、質感を愉しむように腰を振る。

(ダメだ、これ、バレちゃう……♡ ボクの気持ち良い所全部バレて、イかせ方把握されちゃう♡ さっきよりももっと気持ち良いセックスでイかされまくっちゃうよぉ♡♡♡)

 そんな確信めいた予感を感じながらもボクの子宮はきゅんきゅんとときめいている。この後、どれだけ気持ち良いやり方で犯されるのかを想像すると軽い絶頂が止まらなくなっちゃう。被虐的な性的嗜好を持つボクは、弱い場所を掴まれるというシチュエーションに胸を高鳴らせ、彼らのおちんぽに喘がされるままになっていく。
 数も多くない雑魚ザイマですらこれなのに、もっと強くて多い数のザイマを相手にしたらどうなっちゃうんだろう……? 淫乱魔法少女としてのこれからの活動に期待と悦びを抱きつつ、まずは目の前の仕事をこなすべくセックスに没頭するボクは、そのまま2体のザイマへの奉仕にのめり込んでいった……。













「ふぅ~……あ~、射精した~……!」

「もう、射精ねぇ……! 正真正銘、打ち止めだぁ……」

「んぽっ♡♡♡ ちゅぽっ♡♡♡ じゅるっ♡♡♡ ちゅぷっ♡♡♡ んぷぅ……っ♡♡♡」

 それからボクたちは、狂ったように体を重ね続けた。ザイマたちはボクの体を余すことなく弄び、全身に己の欲望をぶつけてきた。
 お尻の穴も、おまんこも、どれだけの回数射精されたのかわからない。10回以上は面倒になって考えるのを止め、ただただ注がれる精液の感触にイクことだけを繰り返していた。
 口も、おっぱいも、しっかりと奉仕に使わされた。何回もザーメンを飲み干したし、谷間におちんぽを挟んだ。ボクの体の中でおちんぽ奉仕に使われていない場所は1か所も無くって、淫乱魔法少女としての優秀さにザイマたちは何度も感動の唸りを上げたものだ。
 何発も射精を受けたお腹はぽっこりと膨らんで、まるで妊婦さん状態になっちゃってる。体を洗っても取れなさそうなくっさいザーメンの臭いを放ちながら、ボクはベッドに寝転んだザイマたちのおちんぽにお掃除フェラをしているところだった。

「いや~、最後の最後まで至れり尽くせりで最高のセックスだったな! ありがとよ、マコトちゃん!」

「ぷは……っ♡♡♡ よかったぁ♡ ザイマさんたちが幸せなら、ボクも満足です♡」

「俺たちの性欲について来るどころか凌駕しちまうなんて……淫乱魔法少女ってのは、本当に凄いぜ!」

「んふっ♡ ボクたただのスケベな女の子ですよぉ♡ えっちが好きだから何回でも出来る、ただそれだけなんです♡」

 ボクの愛液や腸液で汚れたおちんぽをしっかりと綺麗にして、これで全部がお終いだ。優しく、慈愛に満ちた笑みを浮かべながらザイマたちの頭を撫でるボクの前で、2人の体が徐々に光の粒へと変化していく。
 欲望を叶え、満足したが故にその充足感を主の元へ持ち帰ろうとするザイマたちに向け、ボクはふわりと微笑みながら言った。

「毎日大変で、ムラムラが溜ってしょうがない時もあるでしょうけど……その時は、ボクのことを思い出してくださいね♡ ボクは、おちんぽとザーメンの味方♡ えっちなことならなんでもこいの淫乱魔法少女、マコトです♡ また会うことがあったら、楽しくセックスしましょうね……♡」

「ああ、ありがとう、マコトちゃん……君は、俺たちの天使だ……!」

「俺たちの主もきっと喜ぶ……! 願わくば、俺たちだけじゃなくて他のザイマたちにも、俺たちが感じているこの幸福感を体験させてやってくれ……」

 最後の言葉を残し、2人のザイマは大きな光を放ってから完全に消滅してしまった。これでボクの仕事は完了ということになるのだろう。この世界の誰かの性欲を完全に消滅させずにことを治められて良かったと思いつつ、ボクは『ボクのための世界マコト・ワールド』を解除する。そうすれば、先ほどまで性交を行っていた卑猥な部屋が消え去ると共に、薄暗い路地裏の景色が周囲に出現した。
 ちなみにだが、あの部屋の中と外の世界では時間の流れが違う。あそこで1日を過ごしたとしても、外の世界ではほんの数分しか経っていないのだ。
 そういった部分にリソースを割いているからこそ、部屋が大きくならないのだが……まあ、考えても仕方がないことだし、ボクの能力が上がれば解決するでしょ。

「んあ~っ、つっかれたぁ~!」

 元通りのTシャツとハーフパンツ姿になり、透明化の魔法を発動したボクは、地面に落ちていた百円玉2枚を拾うと(多分これがザイマを消滅させたご褒美だ)再び夜の街の中へと脚を踏み入れる。追記だが、あの部屋から出るとボクの体は綺麗になって精液の汚れもなくなってはくれるのだが、感じる疲労感だけはどうしようもない。なので今日は家に帰り、ゆっくりと休もうと思う。

(これ、思ったよりもハードな仕事だな。確かに楽しいし気持ち良いけど、しっかりボク自身の能力と魔法を強化しないと快適な魔法少女ライフは送れないぞ……)

 取り敢えずで行動してみた結果、改善すべき点が幾つもあることがわかった。それにザイマ1体を倒して得られる金額が少ないから、これだけで生活を送るには収入が不十分だ。こっちの方はボクの能力が上がっても解決しないから、お金が尽きる前に女神に相談するなりして打開策を見つけなくてはならない。
 とまあ、そこまで真面目に考えてはみたものの……やっぱり久々のセックスで疲れた体ではこれ以上の思考は不可能だ。早くお布団に入って眠るとしよう。

(ワープの魔法が恋しいなぁ……誰がザイマの宿主かわかるために看破眼も欲しいし、薬効調整の回復効果増強も便利だったなと今さらながら思うよ……)

 色々と、前途多難な生活に思いを馳せつつ、それでも楽しくえっちすると共に立派に初仕事を終えたことに対する満足感を覚えながら、ボクは夜の街をふらふらと家に向かって歩き続けたのでありました……。









・本日の成果

初めて雑魚ザイマを倒した! 報酬として200円を手に入れた!
世界への貢献度が少し上昇した!

・現在のマコトの世界貢献度
 
雑魚ザイマ討伐×2 (1体につき貢献度1P 合計2P)

合計2P 次のご褒美まで48P




・用語説明『雑魚ザイマ』

 名前の通り、最下級の兵士となっているザイマ。見た目としては某特撮番組の鷹の紋章がトレードマークである悪の組織の戦闘員を思い浮かべて欲しい。
 抱いている欲望が抽象的であったり、そこまで強くない場合はこのザイマが誕生する他、中級以上のザイマが手下として召喚するケースが確認されている。

 戦闘能力は非常に低く、魔法少女の攻撃であっけなく倒されてしまう。新人魔法少女のデビュー戦相手として広く認知されている存在。
 だがしかし、彼らの消滅もまた確実に主となった人物の欲望の消失に繋がることとなる。特に自然発生したものが倒されると宿主がぼんやりとしたうつ状態にも近い状態に陥ってしまう場合もあるので非常に危険。
 それでも中級以上のザイマの撃破よりかは被害が少ないと言われると、この世界の抱いている危機がどれだけ大きいのかが想像出来るのではないだろうか?

 性欲を元に生まれたザイマの場合、他の雑魚ザイマと比べて戦闘能力の低さは変わらないが常人ならざる精力を有している。限界まで高められた性欲は一晩中ぶっ通しの性交を難なく行えるレベルにまで達しているため、相当にセックスに慣れていない女性でないと交わるのは危険(マコトは2体相手でも余裕)。
 他の欲望を元に生まれるザイマと比べ、出現頻度が低い。これは性欲の堪り具合が比較的緩やかであることが原因と考えられている。

 倒されることで報酬金として100円玉を落とす(自然発生したものに限る)。数十体を魔法で一気に倒すのならなかなかの収入だと考えられるが、マコトのようにセックスで満足させて消滅させるとなると非常に時間と労力がかかるため、報酬とは釣り合わない。

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