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ifEND 人生と永久と生涯肉便器
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もしもあの時、マコトが『避妊の加護』をOFFに出来ていたら……
「んぅ……♡ あふっ♡ ふあぁぁ……っ♡ おはよ、ごじゃいます……っ♡」
「おう、おはよう便器ちゃん! よく眠れたかい?」
「はひぃ♡ おちんぽずこずこされながら、ぐっしゅりねむれましたぁ……♡ あんっ♡ きゅうにっ♡ はげしぃっ♡」
「そりゃあ、便器ちゃんが目を覚ましたならもう手加減の必要はないからな! 我慢してた分、思いっきりヤらせてもらうぜ!」
「お~い! 便器ちゃんが目を覚ましたってよ! ケツの穴が空いてるから、誰かぶちこんでやれ!」
「はおぉおおおっ♡ おんっっ♡♡♡ あさいちサンドイッチファック、しゅごいぃ♡♡♡ んぉおおっ♡♡♡ んちゅぅうっ♡♡♡」
目を覚ましたら即、二穴ハードセックス。おまんことお尻の奥までおちんぽに穿られながらおっぱいもベロも可愛がられちゃえば、敏感に開発されたボクの体は呆気なくイってびくびくと男の人たちの間で痙攣し始めた。
いい具合に震えるボクの二穴の中では、激しくおちんぽが出入りしている。もうイってるっていうのにその快感で更に高い場所へと押し上げられちゃって、イクのが止まらなくなるんだ。
そうやって、もはやお馴染みの光景と化した輪姦されてイキまくるボクの姿を見ながら、ボクのご主人様たちであるゲーテの人々は、感慨深そうな表情で話し始めた。
「便器ちゃんがゲーテの街に住むようになってから、もう10年くらい経つのか? 思えば、今日までずっとヤリまくってきたよなぁ……」
「マジで飽きがこないから、毎日だってヤれちまうんだよな。性病にもかからねえし、膣内射精だってし放題! 本当に便器ちゃんは最高の肉便器だよ!」
「あーくそ、早く俺の順番になんねえかなぁ……! 早く便器ちゃんにぶち込みたくて、ちんぽがギンギンになっちまってるぜ……!」
数十人にも上る裸の男性たちが、ボクをいやらしい目で見つめながら股間の逸物をそそり立たせている。今すぐにボクを犯して、イかせてやろうって感情がありありと見える彼らの姿を見るだけで、ボクもおまんこが熱くなって気持ち良くなっちゃう。
長い、本当に長い、肉便器生活……その第一歩を踏み出してから、もうそんなに経つのかと思いながら、ボクはこれまでのことを思い返していた。
10年前、ボクはゲーテのみんなのおちんぽに負け、肉便器になることを誓った。子宮のプロテクトを外し、発情して妊娠待ったなしのおまんこにみんなのザーメンを受け入れ、彼らの性欲を満たすためだけに存在するお便所になることを決めたのだ。もちろん、激しく犯され続けたボクは、その日の内に妊娠。スラム街精子を種付けされて孕まされ、名実ともにゲーテのみんなのものになった。
こうして肉便器になったボクは、たっぷりみんなに可愛がられたことで躾けられちゃって、人権の完全放棄と命令への絶対服従、更には生涯をおちんぽ奉仕に捧げるなんていう馬鹿げた内容の契約書にサインさせられ、契約書の魔術によってそれを強制されることになった。彼らが望むならどんなプレイも行うし、どんな命令にだって従う。目の前に欲求不満おちんぽが差し出されたら、全身全霊でご奉仕して満足してもらうまで頑張り続けなきゃならない。何もかもがおちんぽに支配されるという最高の生活を送らせてもらうボクだったけど、ゲーテのみんなの凄さを知るのはここからだったんだ。
このゲーテには、世の中で禁術とされた魔法を探求してしまったが故に住んでいる場所を追われた人たちも存在している。ある日、その内の数人によってその禁術の実験台にされたボクは、その時点の肉体のまま、一切の老いと成長を止められてしまうこととなった。わかりやすくいえば、ボクは不老の存在にされてしまったのだ。
ナイフで刺されたりだとか、呪いの影響だとかで死ぬことは死ぬけど、ボクの肉体は16歳のその時点のまま、一切老いることはない。加えて、肉体が健康な状態で停止しているから、病気にかかることもない。もしもこのままゲーテのみんながボクのことを大事に扱ってくれれば、ボクは永久に彼らの肉便器として活動出来る体にしてもらったということだ。
これにはゲーテのみんなも大喜びで、いつかはおばあちゃんになって抱くことが出来なくなるボクが、ずっと若くてむちむちなドスケベボディのままでいられるということを知った彼らは、しっかりとボクの体をメンテナンスしながら毎秒の如くボクを犯し続けるようになった。その生活は10年経った今でも変わっておらず、新しくゲーテにやって来た新入りさんも加わって、ボクを抱く人の数は更に多くなっている。
ちなみにだが、ボクは今日で5年間はおちんぽを嵌めてもらいっぱなしの状態だ。ご飯の時も、お風呂の時も、おトイレの時も……必ず、どちらかの穴におちんぽが突っ込まれていて、セックスしながら日常生活を送っている。だって、そうしなきゃ間に合わないんだもん! ボクとえっちするのを待っている人たちに残念な思いをさせないため、肉便器としてボクは頑張り続けているのだ。
でもまあ、この生活にも不満がないわけじゃあない。どぴゅどぴゅとお腹の中に溜まる精液の感触を感じつつ、おまんこから引き抜かれたおちんぽを綺麗にお掃除フェラしたボクは、常々口にしている不満を今日もみんなにぶつけてみた。
「はふぅ……♡ 本当に、いい人生だと思うけどさぁ……♡ でも、みんなの赤ちゃんを産み産み出来ないのは残念でしょうがないんだよなぁ……♡」
「あははっ! ま~たそのことをぼやいてんのかよ、便器ちゃんは」
「だってぇ♡ ボクはみんなに種付けしてもらって、いっぱい赤ちゃんを産む奴隷人生を夢見てたんですよぉ♡ せっかく1人目を妊娠したってのに、肉体の成長と同時に胎児の成長も止まっちゃうだなんて、もったいないと思いません?」
ぷくっと頬を膨らませ、ちょっぴり不満気にそう言ったボクは、その後すぐに突き出されたおちんぽへと舌を伸ばし、アイスキャンディーを舐めるように舌を這わせる。そんな風にじゅるじゅる、ぺろぺろと音を立てながらフェラチオを続けるボクに対して、おじさんたちはニシシと笑いながら言葉を返してきた。
「まあ、便器ちゃんの気持ちもわかるさ。俺たちもバンバン便器ちゃんに種付けして、ガキを孕ませたいとは思うけどよ……」
「産ませた子をどう育てるかが問題になっちまうからな。こんな街でガキがまともに育つとは思えないしな」
「むぅ~……それはそうだけどさぁ……」
「それに……子供を孕んじまったら、こっちが暫く使えなくなるぜ? そんなの、便器ちゃんには耐えられないだろ?」
「きゃひぃっ♡♡♡」
ぐちゅっと、音を立ててボクのおまんこに2本の指が突き込まれた。内部を掻き回し、穴を広げるように指を広げ、弱い部分をコリコリと擦るように引っ掻かれて……その動きに合わせてお尻を穿られると、ボクの官能は一気に盛り上がると共に物足りなさを感じてしまう。
「あううっ♡♡♡ んっっ♡♡♡ んんんんっっ♡♡♡ おくぅ♡♡♡ もっとぉっ♡♡♡ ゆびじゃなくて、おちんぽがいいっっ♡♡♡」
「ほら~! 子供が出来たら、安定期入るまではけつまんこセックスだけだぞ? 数ヵ月間もまんこにちんぽハメられない生活なんて、便器ちゃんには耐えられないだろ?」
「はうぅううっ♡♡♡ 無理無理、むりぃいいっ♡♡♡ おまんこにもおちんぽほしいっ♡♡♡ お尻もおまんこも一緒におかしてほしいれすっ♡♡♡」
「そうだろ、そうだろ? ……ほら、俺たちの言う通りにしておいて良かったよな? 俺たちが正しくて、便器ちゃんが間違ってたわけだ。そういう時、便器ちゃんはどうするんだ?」
「きゃうぅ……っ♡♡♡ ごめんな、しゃいっ♡♡♡ 皆さんに飼っていただいてる肉便器の分際で的外れな不満を言って、ごめんなさいっ♡♡♡ せっかく一生おまんこしてもらえる最高の体にしてもらったのに、それに対して文句つけてごめんなさいっ♡♡♡ お便所のくせして、頭で物を考えてごめんなさいっ♡♡♡ ボクはみんなを気持ち良くすることだけ考えて、後のことはぜ~んぶみんなに任せればいいんだってことがよくわかりましたっ♡♡♡」
お便所生活をしている内に、ボクは成長が止まるどころか逆に精神的に退化してしまったみたいだ。周りのみんながどんどん歳を取っていく中で、1人だけずっと子供のままっていうのがその退行化に拍車をかけているんだと思う。
みんなに気持ち良くされながら何かを言われると、お父さんに叱られてる気分になる。ボクが間違ってて、みんなは正しい……そんな根拠のない、だけど抗えない感覚に襲われて、ボクは自分の非を簡単に認めてしまうんだ。
「よ~しよし! ちゃんとごめんなさいできましたね~! 便器ちゃんは良い子、良い子!」
「便器ちゃんは俺たちに従って、気持ち良くなってればいいからね~! この10年間、俺たちに従って気持ち良くなれなかったことなんかなかっただろ?」
「はいっ♡♡♡ そうしましゅっ♡♡♡ ボクも頑張ってみんなのおちんぽ気持ち良くするから、欲しがり屋さんのお便所まんこにおちんぽぶち込んでくださいっ♡♡♡」
「ああ、わかってるよ! オラっ! しっかり二穴でちんぽ味わいなっ!!」
「きゃひぃいいぃいいいぃいいっっ♡♡♡ きたぁっ♡♡♡ ぶっといちんぽおくまできらぁあぁああぁっっ♡♡♡」
浅くて物足りない感覚を満たしてくれるボクの大好きなもの。今も昔も変わらない、ボクのご主人様♡ 子宮の入り口をノックして、襞を捲りながら快感を生み出して、弱い場所をゴリゴリ擦られる度にボクの頭の中が真っ白になる。
乳首をぎゅーっと抓られて、お尻も奥まで穿られて、いやらしくベロチューもされちゃって……♡ 男の人たちに体を挟まれて、文字通り快感によって嬲られるボクは、全身を満たしてくれる幸福感と屈服感に意識を蕩けさせながら大声で喘ぐ。
「んおぉおおおぉっ♡♡♡ はひぃいぃいいぃいいっ♡♡♡ ちゅごいぃいっ♡♡♡ んちゅぅうっ♡♡♡ ぜんぶ、きもひぃいいっ♡♡♡ きもちよしゅぎて、おかひくなっちゃうよぉおっ♡♡♡」
「なれなれ、なっちまえ! 頭ん中ちんぽとザーメンとセックスしかない、ドスケベ便器になっちまえよ! それがお前の幸せだろ!?」
「うんんっ♡♡♡ なりゅぅううっ♡♡♡ ボク、もっとおちんぽばかになりゅうっ♡♡♡ おちんぽっ♡♡♡ すきすきぃっ♡♡♡ おちんぽだいしゅきぃいっ♡♡♡ ざーめんもしゅきぃいっ♡♡♡」
「これから先、そうやって永久にちんぽとザーメン味わい続けられるんだ。このゲーテの肉便器として、未来永劫この街の住民に犯され続ける気分はどうだ!?」
お腹の奥が、ゴリっと抉られる。お尻の穴が、ズボッと穿られる。
ボクはもう、この街の肉便器として完成されていたんだ。もうセックス以外の能力を放棄して、みんなに使ってもらうためだけの都合のいい穴になっちゃってたんだって、そう思って……それが堪らなく気持ちがよくって、幸せで、この幸せがずっとずっと続くんだって考えた瞬間、ボクの口からは正直な思いが飛び出していた。
「しあわせだよぉおおっっ♡♡♡ ボク、おべんじょセックスしつづけるのおっ♡♡♡ おくちもおまんこもおしりも、ぜんぶゲーテのみんなのおちんぽのためにあるからぁっ♡♡♡ あしたも♡ あさっても♡ いちまんねんごだって♡ ボクのことおかしててほしいっ♡♡♡ あぁあぁぁあぁっっ♡♡♡ かんがえただけで、きもひよしゅぎてぇ♡♡♡ いぐぅうううぅうううぅううううぅううぅうううぅううううっっ♡♡♡」
体に満ちる多幸感。完全なる性奴隷に、肉便器になれたことへの悦び。そして、永久にこの幸福を感じられることへの感謝が、快感となって全身を駆け巡った。2つのおまんこから感じる性感がそれに拍車をかけ、激しい絶頂を迎えたボクの子宮と腸内に、熱くて濃い精液がぶちまけられる。
「はにゃぁあぁん……♡♡♡ おちんぽミルクおいちいよぉ……♡♡♡ ボクぅ、みんなのザーメンだけたべていきていきたいっ♡♡♡ ドスケベあなにどっぴゅんっ♡ ってザーメンだしてもらってぇ♡♡♡ それだけでいきていけるからだになりないなぁ……♡♡♡」
「お? それ、いいな! んじゃ、早速次の改造案として報告しとくか!」
「それが実現したら、もう食事の時間も要らねえからな! ザーメンが飯になるんだったら、実質セックスが食事みたいなもんになるぜ!」
「はにゃぁ……っ♡♡♡ 本当に、ボクのお願い叶えてくれるのぉ……♡♡♡ 嬉し過ぎておしっこもれちゃうぅ……♡♡♡ はぅぅぅん……♡♡♡」
綺麗なアーチを描いて放たれるボクの嬉ション。脚をがっしり掴まれて大開脚の格好をさせられれば、この場に集まっているみんなにボクの無様なお漏らし姿が丸見えになった。
その状態でお尻の穴をおちんぽでズボズボされたら、おしっこは勢いを増して周囲に飛び散っていく。ボクも何度もケツアクメしちゃって、そのえっちで情けない姿が実にお便所らしいってみんなに褒めてもらえて、それでまた嬉しくなっちゃってお漏らしが強くなって……の無限ループだ。
やがて、数分間続いた放尿が終わったら、みんなはギンギンに勃起させたおちんぽをボクに見せつけてきた。ボクの嬉ション姿を見てこうなっちゃったんだから責任を取れ……っていうわけじゃなくて、このおちんぽを気持ち良くするのがボクの役目だから、ただ当たり前にお便所にザーメンをコキ捨てようとしてるだけなんだ。
「あぁ……♡♡♡ はぅぅ♡ うあぁ……っ♡♡♡」
鼻腔をくすぐる雄の臭い。ボクの脳みそを蕩けさせ、完全に雌にしてくれる濃いおちんぽの臭い。これが、ボクをダメにする。この臭いを嗅いだ瞬間、ボクは気持ち良いことだけしか考えられないおバカちゃんになっちゃう♡
天を衝く勢いでそそり立つおちんぽの姿。ハメられたら気持ち良いんだろうなって確信させられるその雄々しい見た目。これが、ボクをおかしくする。勃起ちんぽを目の当たりにしたら、お尻でもおまんこでも口でもいいから、早くハメてとしか思えなくなるんだ♡
ちょっと苦くてしょっぱい、おちんぽの味。忠誠と服従を誓うキスを亀頭に落としたら味わえる先走り汁の味。これが、ボクの体を熱くする。どんな媚薬よりも強くて、あっという間にボクを発情させる魔法のお汁。もっともっと、気持ちいい場所で味わいたいって思ってしまう♡
そんなボクに向けて放たれる嘲りの言葉。肉便器、ド変態、エロ娘……次々と浴びせられる屈辱的な罵倒の台詞。これが、ボクを幸せにしてくれる。ボクはおちんぽ様よりも圧倒的に下の存在なんだって、立派なお便所になれてるんだって、そう思わせてもらえることが幸せで堪らない♡
そして……満を持しておまんこに挿れられたおちんぽが、ずっとお尻の穴の中にハメられているおちんぽが、この熱くて硬くてぶっとい感触が……ボクを、完全なる精液便所にする♡ 気持ちいいに逆らえない、弱くて柔らかくて食べ甲斐のある雌に。おちんぽ気持ち良くするしか能のない便器に。この最低の街に設置された、最低以下のゲーテのおちんぽ専用便所にしてくれるんだっ♡♡♡
「んひいぃいっ♡♡♡ おほおぉっ♡♡♡ あひぃいっ♡♡♡ ほおんっっ♡♡♡ あぁあっ♡♡♡ あぁああああああああぁああぁあああああああぁあああああぁっっ♡♡♡」
ぎゅうっとおまんことお尻の穴と四肢で男の人に絡み付く。もっとボクを支配してと、もっとボクを気持ち良くしてと、屈服とおねだりの意味を込めて全身が彼らに媚びている。表情は淫乱らしく蕩けてて、意思も完全に融解してて……セックス以外、何にもかんがえられなくなっちゃう。
これから先も、ボクはずっとこうして生きていくんだ。終わりのない、お便所人生を歩んで行くんだ……もう、ボクにはこの体以外は必要ない。みんなのおちんぽを気持ち良くするためのえっちな体以外、全てを捨てよう。名前も人権も意思も全部全部捨てて、立派な精液便所になるんだっ♡♡♡
「んぼぉおおおっ♡♡♡ んぐぅううぅうっ♡♡♡ ンおぉおおおぉっ♡♡♡ んおおぉおおぉおおおぉんおっっ♡♡♡」
喉も尻も膣も胸も髪も腕も腿も全部、おちんぽに犯され始めた。たった1人……いや、1つだけのおちんぽ便所に群がる男の人たちの欲望は、尽きることを知らない。
それで、良い。その肉欲、性欲、征服欲を、ボクで満たして欲しい……♡♡♡ そんな、マゾヒズムに塗れた思考で頭の中を満たし、全てを投げ出したボクは、襲い掛かってきた快感に身を任せ、意識を手放しながら本日最初の失神アクメをきめ、快楽の沼の底へと堕ちていった……♡
――それから数百年後。世界が様々な変化を見せる中、このゲーテというスラム街は一切の変化を見せずにいた。取り立てて繁栄するわけでもなく、されど今まで以上に落ちぶれて崩壊するでもなく、最低最悪の街として世の中に認識され続けるゲーテは、ある意味では最高の安定を保っていることになるのだろう。
誰もが不思議に思う。あの、何の欲望も満たされぬはずの街が、国中のあぶれ者たちが集っているあの街が、どうしてああも安定しているのかと。優秀な指導者がいるわけではない。厳しい律が課せられているわけでもない。人の道から外れた、外道共が集まるあの街がどうして滅んだりしないのかと、そう思われることもあった。
その答えを知るのは、ゲーテに住まう者だけだ。外部の人間にこの話をしても、誰一人として信じる者はいないだろう。それほどまでに、不思議で荒唐無稽な話なのだ。
この街には、数百年間生き続けている女神がいる。どんな荒くれ者だろうが、犯罪者だろうが、禁忌を犯した者であろうが、一切拒むことなく受け入れてくれる女神が存在している。精液に塗れ、常に肉棒をどこかの穴に咥え込んでいる彼女のことを女神と呼ぶのは些か疑問があるだろうが、少なくともゲーテの住民にとっては、彼女は女神であり……自分たちの便所であった。
彼女は自分たちの精を貪ることで、代わりに食事として母乳を提供してくれる。数百人にも及ぶ男たち全員の腹を満たす量の母乳を、小柄な体格には似つかわしくない大きな乳から搾り出し、毎日のように飲ませてくれていた。
彼女の体は最高の抱き枕になる。睡眠の際、彼女を抱くことが出来るのは滅多にない機会だが、一度味わえば一生忘れられない経験になるだろう。柔らかく抱き心地の良い躰。尻も乳も揉みごたえがあり、抱き枕としても丁度いいサイズなのだ。
そして何より、彼女は自分たちの性欲を満たしてくれる。特定の誰かの物にはならず、ゲーテの住民たち全員の性欲を満たす器となって、男たちの精を受け入れ続ける。犯され続ける。彼らの欲望を満たし続けている。
食欲、睡眠欲、性欲……その全ては、彼女の存在で最高のものとなっていた。ゲーテの住民たちは、もうそれ以上を望まない。彼女さえいればそれで良いと、男たちは最高の女神であり、最低の便姫である彼女を大切に扱いながら犯し続ける毎日を送っている。
ゲーテの欲望を支配するその少女に会いたいのなら、据えた精液の臭いと大きく響く嬌声を辿っていけばいい。入り組んだ街の中でも、それらが君を彼女の下へと導いてくれるだろう。
そうして、多くの男たちに囲われ、犯され、悦びに満ち溢れた表情を浮かべる名前もなきその少女に出会えたのなら、きっと彼女は、君に向けて満面の笑みを浮かべ、こう言うだろう――。
「はじめましてっ♡ 自己紹介とか必要ないんで、取り敢えずボクのお便所穴にちんぽぶち込んで、気持ち良くなっていってくださいねっ♡♡♡」
「ゲーテの肉便姫END」
「んぅ……♡ あふっ♡ ふあぁぁ……っ♡ おはよ、ごじゃいます……っ♡」
「おう、おはよう便器ちゃん! よく眠れたかい?」
「はひぃ♡ おちんぽずこずこされながら、ぐっしゅりねむれましたぁ……♡ あんっ♡ きゅうにっ♡ はげしぃっ♡」
「そりゃあ、便器ちゃんが目を覚ましたならもう手加減の必要はないからな! 我慢してた分、思いっきりヤらせてもらうぜ!」
「お~い! 便器ちゃんが目を覚ましたってよ! ケツの穴が空いてるから、誰かぶちこんでやれ!」
「はおぉおおおっ♡ おんっっ♡♡♡ あさいちサンドイッチファック、しゅごいぃ♡♡♡ んぉおおっ♡♡♡ んちゅぅうっ♡♡♡」
目を覚ましたら即、二穴ハードセックス。おまんことお尻の奥までおちんぽに穿られながらおっぱいもベロも可愛がられちゃえば、敏感に開発されたボクの体は呆気なくイってびくびくと男の人たちの間で痙攣し始めた。
いい具合に震えるボクの二穴の中では、激しくおちんぽが出入りしている。もうイってるっていうのにその快感で更に高い場所へと押し上げられちゃって、イクのが止まらなくなるんだ。
そうやって、もはやお馴染みの光景と化した輪姦されてイキまくるボクの姿を見ながら、ボクのご主人様たちであるゲーテの人々は、感慨深そうな表情で話し始めた。
「便器ちゃんがゲーテの街に住むようになってから、もう10年くらい経つのか? 思えば、今日までずっとヤリまくってきたよなぁ……」
「マジで飽きがこないから、毎日だってヤれちまうんだよな。性病にもかからねえし、膣内射精だってし放題! 本当に便器ちゃんは最高の肉便器だよ!」
「あーくそ、早く俺の順番になんねえかなぁ……! 早く便器ちゃんにぶち込みたくて、ちんぽがギンギンになっちまってるぜ……!」
数十人にも上る裸の男性たちが、ボクをいやらしい目で見つめながら股間の逸物をそそり立たせている。今すぐにボクを犯して、イかせてやろうって感情がありありと見える彼らの姿を見るだけで、ボクもおまんこが熱くなって気持ち良くなっちゃう。
長い、本当に長い、肉便器生活……その第一歩を踏み出してから、もうそんなに経つのかと思いながら、ボクはこれまでのことを思い返していた。
10年前、ボクはゲーテのみんなのおちんぽに負け、肉便器になることを誓った。子宮のプロテクトを外し、発情して妊娠待ったなしのおまんこにみんなのザーメンを受け入れ、彼らの性欲を満たすためだけに存在するお便所になることを決めたのだ。もちろん、激しく犯され続けたボクは、その日の内に妊娠。スラム街精子を種付けされて孕まされ、名実ともにゲーテのみんなのものになった。
こうして肉便器になったボクは、たっぷりみんなに可愛がられたことで躾けられちゃって、人権の完全放棄と命令への絶対服従、更には生涯をおちんぽ奉仕に捧げるなんていう馬鹿げた内容の契約書にサインさせられ、契約書の魔術によってそれを強制されることになった。彼らが望むならどんなプレイも行うし、どんな命令にだって従う。目の前に欲求不満おちんぽが差し出されたら、全身全霊でご奉仕して満足してもらうまで頑張り続けなきゃならない。何もかもがおちんぽに支配されるという最高の生活を送らせてもらうボクだったけど、ゲーテのみんなの凄さを知るのはここからだったんだ。
このゲーテには、世の中で禁術とされた魔法を探求してしまったが故に住んでいる場所を追われた人たちも存在している。ある日、その内の数人によってその禁術の実験台にされたボクは、その時点の肉体のまま、一切の老いと成長を止められてしまうこととなった。わかりやすくいえば、ボクは不老の存在にされてしまったのだ。
ナイフで刺されたりだとか、呪いの影響だとかで死ぬことは死ぬけど、ボクの肉体は16歳のその時点のまま、一切老いることはない。加えて、肉体が健康な状態で停止しているから、病気にかかることもない。もしもこのままゲーテのみんながボクのことを大事に扱ってくれれば、ボクは永久に彼らの肉便器として活動出来る体にしてもらったということだ。
これにはゲーテのみんなも大喜びで、いつかはおばあちゃんになって抱くことが出来なくなるボクが、ずっと若くてむちむちなドスケベボディのままでいられるということを知った彼らは、しっかりとボクの体をメンテナンスしながら毎秒の如くボクを犯し続けるようになった。その生活は10年経った今でも変わっておらず、新しくゲーテにやって来た新入りさんも加わって、ボクを抱く人の数は更に多くなっている。
ちなみにだが、ボクは今日で5年間はおちんぽを嵌めてもらいっぱなしの状態だ。ご飯の時も、お風呂の時も、おトイレの時も……必ず、どちらかの穴におちんぽが突っ込まれていて、セックスしながら日常生活を送っている。だって、そうしなきゃ間に合わないんだもん! ボクとえっちするのを待っている人たちに残念な思いをさせないため、肉便器としてボクは頑張り続けているのだ。
でもまあ、この生活にも不満がないわけじゃあない。どぴゅどぴゅとお腹の中に溜まる精液の感触を感じつつ、おまんこから引き抜かれたおちんぽを綺麗にお掃除フェラしたボクは、常々口にしている不満を今日もみんなにぶつけてみた。
「はふぅ……♡ 本当に、いい人生だと思うけどさぁ……♡ でも、みんなの赤ちゃんを産み産み出来ないのは残念でしょうがないんだよなぁ……♡」
「あははっ! ま~たそのことをぼやいてんのかよ、便器ちゃんは」
「だってぇ♡ ボクはみんなに種付けしてもらって、いっぱい赤ちゃんを産む奴隷人生を夢見てたんですよぉ♡ せっかく1人目を妊娠したってのに、肉体の成長と同時に胎児の成長も止まっちゃうだなんて、もったいないと思いません?」
ぷくっと頬を膨らませ、ちょっぴり不満気にそう言ったボクは、その後すぐに突き出されたおちんぽへと舌を伸ばし、アイスキャンディーを舐めるように舌を這わせる。そんな風にじゅるじゅる、ぺろぺろと音を立てながらフェラチオを続けるボクに対して、おじさんたちはニシシと笑いながら言葉を返してきた。
「まあ、便器ちゃんの気持ちもわかるさ。俺たちもバンバン便器ちゃんに種付けして、ガキを孕ませたいとは思うけどよ……」
「産ませた子をどう育てるかが問題になっちまうからな。こんな街でガキがまともに育つとは思えないしな」
「むぅ~……それはそうだけどさぁ……」
「それに……子供を孕んじまったら、こっちが暫く使えなくなるぜ? そんなの、便器ちゃんには耐えられないだろ?」
「きゃひぃっ♡♡♡」
ぐちゅっと、音を立ててボクのおまんこに2本の指が突き込まれた。内部を掻き回し、穴を広げるように指を広げ、弱い部分をコリコリと擦るように引っ掻かれて……その動きに合わせてお尻を穿られると、ボクの官能は一気に盛り上がると共に物足りなさを感じてしまう。
「あううっ♡♡♡ んっっ♡♡♡ んんんんっっ♡♡♡ おくぅ♡♡♡ もっとぉっ♡♡♡ ゆびじゃなくて、おちんぽがいいっっ♡♡♡」
「ほら~! 子供が出来たら、安定期入るまではけつまんこセックスだけだぞ? 数ヵ月間もまんこにちんぽハメられない生活なんて、便器ちゃんには耐えられないだろ?」
「はうぅううっ♡♡♡ 無理無理、むりぃいいっ♡♡♡ おまんこにもおちんぽほしいっ♡♡♡ お尻もおまんこも一緒におかしてほしいれすっ♡♡♡」
「そうだろ、そうだろ? ……ほら、俺たちの言う通りにしておいて良かったよな? 俺たちが正しくて、便器ちゃんが間違ってたわけだ。そういう時、便器ちゃんはどうするんだ?」
「きゃうぅ……っ♡♡♡ ごめんな、しゃいっ♡♡♡ 皆さんに飼っていただいてる肉便器の分際で的外れな不満を言って、ごめんなさいっ♡♡♡ せっかく一生おまんこしてもらえる最高の体にしてもらったのに、それに対して文句つけてごめんなさいっ♡♡♡ お便所のくせして、頭で物を考えてごめんなさいっ♡♡♡ ボクはみんなを気持ち良くすることだけ考えて、後のことはぜ~んぶみんなに任せればいいんだってことがよくわかりましたっ♡♡♡」
お便所生活をしている内に、ボクは成長が止まるどころか逆に精神的に退化してしまったみたいだ。周りのみんながどんどん歳を取っていく中で、1人だけずっと子供のままっていうのがその退行化に拍車をかけているんだと思う。
みんなに気持ち良くされながら何かを言われると、お父さんに叱られてる気分になる。ボクが間違ってて、みんなは正しい……そんな根拠のない、だけど抗えない感覚に襲われて、ボクは自分の非を簡単に認めてしまうんだ。
「よ~しよし! ちゃんとごめんなさいできましたね~! 便器ちゃんは良い子、良い子!」
「便器ちゃんは俺たちに従って、気持ち良くなってればいいからね~! この10年間、俺たちに従って気持ち良くなれなかったことなんかなかっただろ?」
「はいっ♡♡♡ そうしましゅっ♡♡♡ ボクも頑張ってみんなのおちんぽ気持ち良くするから、欲しがり屋さんのお便所まんこにおちんぽぶち込んでくださいっ♡♡♡」
「ああ、わかってるよ! オラっ! しっかり二穴でちんぽ味わいなっ!!」
「きゃひぃいいぃいいいぃいいっっ♡♡♡ きたぁっ♡♡♡ ぶっといちんぽおくまできらぁあぁああぁっっ♡♡♡」
浅くて物足りない感覚を満たしてくれるボクの大好きなもの。今も昔も変わらない、ボクのご主人様♡ 子宮の入り口をノックして、襞を捲りながら快感を生み出して、弱い場所をゴリゴリ擦られる度にボクの頭の中が真っ白になる。
乳首をぎゅーっと抓られて、お尻も奥まで穿られて、いやらしくベロチューもされちゃって……♡ 男の人たちに体を挟まれて、文字通り快感によって嬲られるボクは、全身を満たしてくれる幸福感と屈服感に意識を蕩けさせながら大声で喘ぐ。
「んおぉおおおぉっ♡♡♡ はひぃいぃいいぃいいっ♡♡♡ ちゅごいぃいっ♡♡♡ んちゅぅうっ♡♡♡ ぜんぶ、きもひぃいいっ♡♡♡ きもちよしゅぎて、おかひくなっちゃうよぉおっ♡♡♡」
「なれなれ、なっちまえ! 頭ん中ちんぽとザーメンとセックスしかない、ドスケベ便器になっちまえよ! それがお前の幸せだろ!?」
「うんんっ♡♡♡ なりゅぅううっ♡♡♡ ボク、もっとおちんぽばかになりゅうっ♡♡♡ おちんぽっ♡♡♡ すきすきぃっ♡♡♡ おちんぽだいしゅきぃいっ♡♡♡ ざーめんもしゅきぃいっ♡♡♡」
「これから先、そうやって永久にちんぽとザーメン味わい続けられるんだ。このゲーテの肉便器として、未来永劫この街の住民に犯され続ける気分はどうだ!?」
お腹の奥が、ゴリっと抉られる。お尻の穴が、ズボッと穿られる。
ボクはもう、この街の肉便器として完成されていたんだ。もうセックス以外の能力を放棄して、みんなに使ってもらうためだけの都合のいい穴になっちゃってたんだって、そう思って……それが堪らなく気持ちがよくって、幸せで、この幸せがずっとずっと続くんだって考えた瞬間、ボクの口からは正直な思いが飛び出していた。
「しあわせだよぉおおっっ♡♡♡ ボク、おべんじょセックスしつづけるのおっ♡♡♡ おくちもおまんこもおしりも、ぜんぶゲーテのみんなのおちんぽのためにあるからぁっ♡♡♡ あしたも♡ あさっても♡ いちまんねんごだって♡ ボクのことおかしててほしいっ♡♡♡ あぁあぁぁあぁっっ♡♡♡ かんがえただけで、きもひよしゅぎてぇ♡♡♡ いぐぅうううぅうううぅううううぅううぅうううぅううううっっ♡♡♡」
体に満ちる多幸感。完全なる性奴隷に、肉便器になれたことへの悦び。そして、永久にこの幸福を感じられることへの感謝が、快感となって全身を駆け巡った。2つのおまんこから感じる性感がそれに拍車をかけ、激しい絶頂を迎えたボクの子宮と腸内に、熱くて濃い精液がぶちまけられる。
「はにゃぁあぁん……♡♡♡ おちんぽミルクおいちいよぉ……♡♡♡ ボクぅ、みんなのザーメンだけたべていきていきたいっ♡♡♡ ドスケベあなにどっぴゅんっ♡ ってザーメンだしてもらってぇ♡♡♡ それだけでいきていけるからだになりないなぁ……♡♡♡」
「お? それ、いいな! んじゃ、早速次の改造案として報告しとくか!」
「それが実現したら、もう食事の時間も要らねえからな! ザーメンが飯になるんだったら、実質セックスが食事みたいなもんになるぜ!」
「はにゃぁ……っ♡♡♡ 本当に、ボクのお願い叶えてくれるのぉ……♡♡♡ 嬉し過ぎておしっこもれちゃうぅ……♡♡♡ はぅぅぅん……♡♡♡」
綺麗なアーチを描いて放たれるボクの嬉ション。脚をがっしり掴まれて大開脚の格好をさせられれば、この場に集まっているみんなにボクの無様なお漏らし姿が丸見えになった。
その状態でお尻の穴をおちんぽでズボズボされたら、おしっこは勢いを増して周囲に飛び散っていく。ボクも何度もケツアクメしちゃって、そのえっちで情けない姿が実にお便所らしいってみんなに褒めてもらえて、それでまた嬉しくなっちゃってお漏らしが強くなって……の無限ループだ。
やがて、数分間続いた放尿が終わったら、みんなはギンギンに勃起させたおちんぽをボクに見せつけてきた。ボクの嬉ション姿を見てこうなっちゃったんだから責任を取れ……っていうわけじゃなくて、このおちんぽを気持ち良くするのがボクの役目だから、ただ当たり前にお便所にザーメンをコキ捨てようとしてるだけなんだ。
「あぁ……♡♡♡ はぅぅ♡ うあぁ……っ♡♡♡」
鼻腔をくすぐる雄の臭い。ボクの脳みそを蕩けさせ、完全に雌にしてくれる濃いおちんぽの臭い。これが、ボクをダメにする。この臭いを嗅いだ瞬間、ボクは気持ち良いことだけしか考えられないおバカちゃんになっちゃう♡
天を衝く勢いでそそり立つおちんぽの姿。ハメられたら気持ち良いんだろうなって確信させられるその雄々しい見た目。これが、ボクをおかしくする。勃起ちんぽを目の当たりにしたら、お尻でもおまんこでも口でもいいから、早くハメてとしか思えなくなるんだ♡
ちょっと苦くてしょっぱい、おちんぽの味。忠誠と服従を誓うキスを亀頭に落としたら味わえる先走り汁の味。これが、ボクの体を熱くする。どんな媚薬よりも強くて、あっという間にボクを発情させる魔法のお汁。もっともっと、気持ちいい場所で味わいたいって思ってしまう♡
そんなボクに向けて放たれる嘲りの言葉。肉便器、ド変態、エロ娘……次々と浴びせられる屈辱的な罵倒の台詞。これが、ボクを幸せにしてくれる。ボクはおちんぽ様よりも圧倒的に下の存在なんだって、立派なお便所になれてるんだって、そう思わせてもらえることが幸せで堪らない♡
そして……満を持しておまんこに挿れられたおちんぽが、ずっとお尻の穴の中にハメられているおちんぽが、この熱くて硬くてぶっとい感触が……ボクを、完全なる精液便所にする♡ 気持ちいいに逆らえない、弱くて柔らかくて食べ甲斐のある雌に。おちんぽ気持ち良くするしか能のない便器に。この最低の街に設置された、最低以下のゲーテのおちんぽ専用便所にしてくれるんだっ♡♡♡
「んひいぃいっ♡♡♡ おほおぉっ♡♡♡ あひぃいっ♡♡♡ ほおんっっ♡♡♡ あぁあっ♡♡♡ あぁああああああああぁああぁあああああああぁあああああぁっっ♡♡♡」
ぎゅうっとおまんことお尻の穴と四肢で男の人に絡み付く。もっとボクを支配してと、もっとボクを気持ち良くしてと、屈服とおねだりの意味を込めて全身が彼らに媚びている。表情は淫乱らしく蕩けてて、意思も完全に融解してて……セックス以外、何にもかんがえられなくなっちゃう。
これから先も、ボクはずっとこうして生きていくんだ。終わりのない、お便所人生を歩んで行くんだ……もう、ボクにはこの体以外は必要ない。みんなのおちんぽを気持ち良くするためのえっちな体以外、全てを捨てよう。名前も人権も意思も全部全部捨てて、立派な精液便所になるんだっ♡♡♡
「んぼぉおおおっ♡♡♡ んぐぅううぅうっ♡♡♡ ンおぉおおおぉっ♡♡♡ んおおぉおおぉおおおぉんおっっ♡♡♡」
喉も尻も膣も胸も髪も腕も腿も全部、おちんぽに犯され始めた。たった1人……いや、1つだけのおちんぽ便所に群がる男の人たちの欲望は、尽きることを知らない。
それで、良い。その肉欲、性欲、征服欲を、ボクで満たして欲しい……♡♡♡ そんな、マゾヒズムに塗れた思考で頭の中を満たし、全てを投げ出したボクは、襲い掛かってきた快感に身を任せ、意識を手放しながら本日最初の失神アクメをきめ、快楽の沼の底へと堕ちていった……♡
――それから数百年後。世界が様々な変化を見せる中、このゲーテというスラム街は一切の変化を見せずにいた。取り立てて繁栄するわけでもなく、されど今まで以上に落ちぶれて崩壊するでもなく、最低最悪の街として世の中に認識され続けるゲーテは、ある意味では最高の安定を保っていることになるのだろう。
誰もが不思議に思う。あの、何の欲望も満たされぬはずの街が、国中のあぶれ者たちが集っているあの街が、どうしてああも安定しているのかと。優秀な指導者がいるわけではない。厳しい律が課せられているわけでもない。人の道から外れた、外道共が集まるあの街がどうして滅んだりしないのかと、そう思われることもあった。
その答えを知るのは、ゲーテに住まう者だけだ。外部の人間にこの話をしても、誰一人として信じる者はいないだろう。それほどまでに、不思議で荒唐無稽な話なのだ。
この街には、数百年間生き続けている女神がいる。どんな荒くれ者だろうが、犯罪者だろうが、禁忌を犯した者であろうが、一切拒むことなく受け入れてくれる女神が存在している。精液に塗れ、常に肉棒をどこかの穴に咥え込んでいる彼女のことを女神と呼ぶのは些か疑問があるだろうが、少なくともゲーテの住民にとっては、彼女は女神であり……自分たちの便所であった。
彼女は自分たちの精を貪ることで、代わりに食事として母乳を提供してくれる。数百人にも及ぶ男たち全員の腹を満たす量の母乳を、小柄な体格には似つかわしくない大きな乳から搾り出し、毎日のように飲ませてくれていた。
彼女の体は最高の抱き枕になる。睡眠の際、彼女を抱くことが出来るのは滅多にない機会だが、一度味わえば一生忘れられない経験になるだろう。柔らかく抱き心地の良い躰。尻も乳も揉みごたえがあり、抱き枕としても丁度いいサイズなのだ。
そして何より、彼女は自分たちの性欲を満たしてくれる。特定の誰かの物にはならず、ゲーテの住民たち全員の性欲を満たす器となって、男たちの精を受け入れ続ける。犯され続ける。彼らの欲望を満たし続けている。
食欲、睡眠欲、性欲……その全ては、彼女の存在で最高のものとなっていた。ゲーテの住民たちは、もうそれ以上を望まない。彼女さえいればそれで良いと、男たちは最高の女神であり、最低の便姫である彼女を大切に扱いながら犯し続ける毎日を送っている。
ゲーテの欲望を支配するその少女に会いたいのなら、据えた精液の臭いと大きく響く嬌声を辿っていけばいい。入り組んだ街の中でも、それらが君を彼女の下へと導いてくれるだろう。
そうして、多くの男たちに囲われ、犯され、悦びに満ち溢れた表情を浮かべる名前もなきその少女に出会えたのなら、きっと彼女は、君に向けて満面の笑みを浮かべ、こう言うだろう――。
「はじめましてっ♡ 自己紹介とか必要ないんで、取り敢えずボクのお便所穴にちんぽぶち込んで、気持ち良くなっていってくださいねっ♡♡♡」
「ゲーテの肉便姫END」
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