34 / 63
久々の女神と異動と挨拶回り
しおりを挟む
「……ん?ありゃ?」
気が付けばどこか見覚えのあるオーロラの中に居た。この景色が見えるという事はおそらく彼女がボクを呼んだという事だろう。
「マコト、久しぶりね」
その予想通りボクを呼ぶ声に振り向いてみれば、そこにはニコニコ顔で手を振りながらこっちに近づいてくるバランスの女神の姿があった。
「本当に久しぶりだね。急に呼んでどうしたの?」
「いや~、久しぶりにあなたとお話しがしたいと思ったのと、ちょっとしたプレゼントがあってね」
「プレゼント!?何それ!?」
「こらこら、そんなに慌てないの。まずは少しお話ししましょ。ね?」
「えっ……ひゃぁん!?」
急接近した女神はボクのおっぱいを両手でぎゅっと鷲掴みにする。予想外のその行動と刺激にボクはつい声を上げてしまった。
「んふふ~……大分開発されたせいか、可愛い声で喘ぐようになったわね!」
「んもう!急になにするんだよ!」
「ごめんごめん!あなたが可愛いものだから少しからかってみたくなっちゃったのよ」
ケラケラと笑う女神は笑顔のままいつの間にか用意されていた椅子にすとんと座る。気が付けばボクの後ろにも同じ椅子が置いてあった。ボクは女神に促されるままその椅子に座った。
「さて……そんなに構えないでよマコト。別に重大な話があるって訳じゃないわ。プレゼントついでに少し話したかっただけよ」
「別に良いけどさ……話すって何を話すの?」
「だいぶ女の子としての人生を楽しんでるみたいね。見守ってきたけれどここまで転生させて良かったと思う人間はあなたが初めてよ」
「……まぁ、せっかくの機会だから楽しまなきゃ損だし」
「そんな気取った言い方しないでよ。好きになっちゃったんでしょ?女の子の体でエッチな目に遭う事が……」
「……そう、だけどさ」
女神の言う事は大正解だ、今更恥ずかしがることは無いのだが自分をこんな目に遭わせている張本人にこう言われると癪に障る部分もある。
しかしまぁ、女神はそんなボクを見ながらくねくねと嬉しそうに言った。
「まぁ~!いつもの素直なマコトも可愛いけれど、少し拗ね気味のあなたも可愛いわね!食べたくなっちゃう!」
「か、からかわないでよ!」
「……そんなに片意地張らないでよ。男の面を前面に出さなくても良いって」
「むぅ~……」
どうにもペースが崩される。女神のこういう所は苦手だ。元男としてのボクを知っていると思うとつい男の方で相手をしてしまう。
別に嫌いという訳では無い。毎日楽しく暮らせているのはこの女神のお陰だ、だからボクとしては感謝もしているのだが……
「……ま、あんまりからかうとあなたに嫌われちゃいそうだし、お話はここまでにして本題に入りましょうか」
「あ、プレゼントって奴?」
「そうよ。でもこれはご褒美としての意味合いが強いかしらね」
「ご褒美?ボク、褒められるような事はしてないよ?」
女神の言葉に少し疑問を感じたボクはすぐさまその事を女神に尋ねた。すると女神は、ニマニマと笑いながらその意味を説明してくれた。
「簡単よ。ここしばらくのあなたの行動のお陰で結構な人が幸せになってるから、その事に関するご褒美って事!」
「ここしばらくのボクの行動って……多分、エッチな事しかしてないと思うけど?」
「それよ、それそれ!そのお陰で色んな人が良い思いをしてるって訳!」
「……え?つまりボクとセックス出来たのが幸せって事?」
「それもあるけど、そうじゃないのよね~……例えば、あのドーナツ屋さんの店主は、自分の事を認めて貰える人に出会って、自分に自信を持てるようになったわけでしょ?夏休み一緒に過ごした子供たちはあなたに姉の様になって貰って久方ぶりに家族の団欒を楽しめたわけだし、その親もあなたのお陰で仕事に集中できた。お屋敷のお偉いさんはあなたのお陰で犯罪者にならなくて済んだし、そのお陰で使用人の皆さんも職を失わないで済んだ。ね?こう聞くとあなたって結構人の役に立ってると思わない?」
「う~ん……まぁ、そう言われると悪い気はしないんだけど……」
ボクは正直複雑な気持ちだった。褒められるのは良い事なのだが、その行動の理由はボクの快楽のため、つまり『エッチな事がしたい』からだ。
ボクはあくまで関わった人たちを利用していたに過ぎない。その結果、ご褒美を貰うというのはいささかすっきりできないものがあった。
だが、ボクのそのモヤモヤを女神は簡単に笑い飛ばすと励ますようにボクに言った。
「何言ってるのよ。この世の中に純粋に他人のために行動する人間なんて数えるほどしかいないでしょう?大半の人間が自分の利益のために行動しているのよ」
「いや、そうだけどさ……」
「人は自分が利益や名声を得たいと思うから行動をするの。その結果、良い思いをする人がいれば馬鹿を見る人間もいる。あなたの行動で人を不幸にしたならともかく、幸せにしてあげて悩む必要なんてないわよ!」
「……そうなのかな?」
「ええ、そうよ!女神の私が言うんだから間違いないわ!」
その言葉を聞いてボクは胸のつかえがとれた様な気がした。
確かにボクは他人に良い思いをさせてあげているのだ、そして不幸になった人間は今のところ居ない。ならば別に思い悩む必要などないではないか
女神の言う通り気楽に考えてこのご褒美をありがたく受け取ることにしよう。ボクはそう素直に思えるようになった。
「……ありがとう。女神」
「ふふ、良いのよ!あなたに幸せになって貰うのが私の役目なんだから!さて、それじゃあプレゼントを上げるわね!」
女神はそう言うと、手をボクに振りかざす。すると、その手のひらから光の玉がふわふわと現れてボクの体の中に入っていった。
別段変な感覚は無いが気味が悪い。一体これは何なのだろうか?ボクが疑問に思っていると女神はくるりと一回転して大仰なポーズを取った。
「パンパカパーン!マコトは特殊能力『ワープ』を身につけた!おめでとう!」
「特殊能力?ワープ?何それ?どういう事?」
「言葉通りの意味よ。あなたは特別な能力、ワープを身につけたの。この能力は一度行った事のある場所なら何時でも好きな時に瞬時に移動できる能力よ。地味だけどすごく便利なんだから!」
「へぇ!それは確かに便利そうだね!」
「でしょ!でも、そこまで到着地点を細かく設定できる訳じゃないから気を付けてね。せいぜい町のどのお店の前か位までね」
「それでも十分だよ!遠くの場所に瞬間移動できるなんて夢の様じゃない!」
たしか魔法が発明されてるこの世界でも瞬間移動の魔法はまだ開発されていないはずだ。という事はこの能力は唯一ボクだけが使える能力という事になる。
こんなファンタジーな世界でオンリーワンの能力を、しかもかなり便利なものを手に入れられたという事はボクにとって十分嬉しい事だった。
「喜んでもらえてうれしいわ!ついでに言うと、この能力は魔法じゃないからあなたの魔力が切れても自由に使えるわ。魔法を使う時に媒介にしてるその腕輪も必要なし!裸一貫で使用できるわよ!」
「聞けば聞くほど便利な能力じゃない!本当にありがとう!」
「良いのよ。あなたがそこまで喜んでくれるのなら、上げた私も幸せだわ。……さて、それじゃあそろそろお別れね。最後に一つ、言っておくわ」
そう言うと女神は今までとは違う優しい顔をしてボクに語り掛けて来た。
「……たとえ一時的なものでも、性別が違ったとしても、生きていく限りこれはあなた自身の人生よ。難しい事は考えずに今まで通り楽しんでいきなさい。それがあなたに与えられた権利なんだから!」
「うん!そうさせて貰うよ!」
「ええ!それが良いわよ!今まで通り楽しくてエッチな人生を謳歌しなさい!……それじゃあ、また会いましょう。今度会う時はもう少し肩の力を抜いて話しましょうね」
徐々にボクの視界が暗くなっていく。手を振る女神に微笑みかけながら、ボクの意識は深く沈んで行った………
「……なるほど、こりゃ便利な能力だ」
その日の朝、ボクは早速女神に貰ったワープの能力をテストしてみた。
この能力は心の中で行きたいと思う場所を思い浮かべて、能力を使うと思えば使用可能の様だ。細かい場所の設定は出来ないようだが、少なくとも誰かの家の前とか位までなら問題なく行える。
セントブルグのボクの家からワープしてボス君たちのいるノインまでまさに一瞬だった。その際、空を飛ぶとかそういう演出は無く、目を閉じて開けたら目的地に着いていた。
本当にわずかなロスも無く目的地に着けるのは便利だ、唯一の難点と言えばこの能力の事を人にばれないようにしなければならない事だが、そこはまぁ、気にし過ぎなくてもいいだろう。
と言う訳で今日はギルドに行くのにワープを使ってみた。出勤の時間を楽に過ごすことが出来て非常に便利だが、いまいちこすい使い方しか出来ない自分の生活を残念に思う。
普通、こういう能力って町から町にビュンビュン移動するために使う物だろう。ゲームとかでもそうだし
どっこいボクにはそうする理由が無い。そもそも一度行ったことのある町なんてセントブルグとノイン、あと魔法学校がある隣町位だ。
ギルドがあるセントブルグと魔法学校のある隣町には良く行くから、その辺に関しては便利っちゃあ便利だ。
でも、隣町ってそこまで移動に困らない。遠くにあるノインに行く事もそうそう無いから、せっかくの能力が宝の持ち腐れになってしまう。
(こればっかりは仕方ないけれど、でもまぁ、いつか十分使える様になる日が来るでしょ)
若干の残念な思いを抱きながらボクはギルドのドアを開ける。いつもより早く到着したボクはいつも通り依頼の書いてある紙が貼ってあるボードに向かい、仕事を決めようとしていた。すると……
「……やっぱり、マコトが良いかしら?」
「う~ん……あの子の働きっぷりは問題無いと思うけど、まだ時期が早い気がするのよね……」
カウンターの所で何やら難しそうな顔をして話しているのはバーバラとアマンダさんだ、自分の名前が聞こえた事で興味をひかれたボクは、何を話しているのか聞くために二人に近づいた。
「おはよう二人とも、ボクの名前が聞こえたけれど何話してるの?」
「マコト!今日は早いのね?」
「ちょっと早起きしてね。それで、何の話?」
ボクの質問に対して、バーバラとアマンダさんはお互いを見つめ合った後、意を決したようにしてボクに答えた。
「実はね……」
「助っ人?長期の異動?ボクが?」
「出来たらなんだけどね……」
アマンダさんに連れられてギルドの事務所に移動したボクは、そこで思いもしない話を聞かされることになった。
なんとボクがこのセントブルグから離れて、北の都『ノースブルク』にしばらくの間助っ人として出向してくれないかと打診を受けたのだ。
いきなりの話に驚いているボクに向かって、アマンダさんは説明をしてくれた。
「マコトは知らないだろうけど、秋から春にかけてこのセントブルグのギルドから北と南の両都市のギルドに対して助っ人を寄越すことが決まってるんだよ。南は冬眠前にひと暴れする魔物たちを討伐するための戦闘要員、北は雪や寒波が厳しいから、それに対する準備と冬に入ってからの仕事の手伝いの為に人手を送ってるんだ」
「はぁ……」
「今期の魔物たちは数が多くってね、少しでも戦闘の心得がある奴は南に送ってあるんだ。本当は魔物たちが冬眠したらこっちに戻って来て通常業務に戻って貰う所なんだが、今年は魔物たちの冬眠が遅くなりそうだって報告が来てねぇ…」
「つまり、いつもは皆が戻って来てる時期に人手が足りないって事ですか?」
「そうなんだよ。本来北に送る予定だった子たちも南での仕事が忙しいみたいでね。こっちに戻って来れそうにないんだ。このままじゃ北に遅れる人間が居ないって事になってしまう。そこで白羽の矢が立ったのがマコトって訳さ」
「話は分かったけど、何でボクなんですか?ギルドにはもっと経験豊かな人がいるじゃないですか?」
「そりゃ、私がマコトを信頼してるからさ」
「へ?ボクを?」
「ああ、マコトはここに来てから短い間にお得意さんを何個も作ってる。仕事への順応性が高くて、真面目な人間じゃないとこうはいかない。人間的にも礼儀はなってるし、人当たりも良い。マコトにとっては厳しいかもしれないけど、見知らぬ土地に行っても馴染めると思えるんだ。正直、この状況で助っ人に送る人間を考えた時、真っ先にマコトの名前が挙がったんだよね」
「あう……ちょ、ちょっと恥ずかしいですね……」
真っ直ぐな褒め言葉に喜びを感じながらも同時に申し訳なさも感じてしまうボク、お得意さんが出来るのはまぁ、真面目に仕事をこなすこともありますが、それ以上にお相手とエッチをしまくってるからってだけなんですよ、アマンダさん……
「……でも、そこまで言って貰えるのは嬉しいですね」
「正当な評価だよ。自分に自信を持って良い」
「ありがとうございます!……で、本題の異動の件なんですけど……」
「ああ、嫌だったら別の人間を回すから断ってくれて構わないよ。もしよければって位の話だったし……」
「……ボク、行きますよ。北の助っ人」
「え!?ほ、本当かい!?」
ボクの答えに驚くアマンダさん、ボクは一度頷くと話を続けた。
「ええ!元々旅人としてここに来て日が浅いですし、別の場所でやっていくのも差はありませんよ。北の都の生活ぶりを体験できるいい機会だと思って、行かせて頂きます!」
「本当にいいのかい?そりゃ、私としてはマコトに行って貰えるのは願ったり叶ったりだけど……」
「任せてください!アマンダさんの期待に応えて見せますよ!」
胸を張って答えるボクを見たアマンダさんは、ポリポリと頬を掻いた後で頷いて答えた。
「……良し、ならお願いさせて貰うよ!詳しい事は追って話すとして、準備が必要だね。これから2週間の時間を上げるから、世話になった人に報告と北に行く準備をしておきな!」
「はい!わかりました!」
ボクは元気よくアマンダさんに返事をしてから席を立った。北の生活に不安はあるが、それ以上にワクワクしている部分が大きい。きっと楽しい生活になるはずだ
(まぁ、とにもかくにも準備だよね……)
そう思いながらもまだ何をすればいいのか分からないボク、とりあえずはアマンダさんの言う通り周りの人に挨拶をしておこうと決めてからボクは家路に就いたのであった。
「……という訳で、北に行く事になりました」
「そうか……随分と急だが、仕方のない事だ。それにしても、マコトがそこまでの信頼を得ているという事は紹介した私にとっても鼻が高い事だな」
「えへへ~…///」
ボクはまず真っ先にクリスさんに報告に行った。仕事や住むところの世話をしてくれて、今日まで面倒を見てくれたクリスさんに報告することが最優先だと思ったからである。
クリスさんは少し寂しそうにした後、笑顔でボクの事を褒めてくれた。今日はなんだかむず痒くなることが多い日だと思いながら、ボクはクリスさんの話に耳を傾ける。
「しばらくの間寂しくなるが、また戻ってくるのだし長い休みの時にはこちらに顔を出せるかもしれないしな、そこまで悲しむことはないさ!しっかりと励んで来いよ!」
「はい!ありがとうございます!」
「うむ!……そうだ、確か家にノーズブルクについて詳しく書かれた本があったな。今度持って来よう。それを読んで北がどういった場所なのか知っておくと良い」
「本当ですか!?ありがとうございます!何から何まで世話になってしまって……」
「良いって事さ、さて……申し訳ないが仕事があるからこれで失礼させて貰うよ。本を持って来たら渡すから少し待っていてくれ」
「はい!」
去っていくクリスさんを見送りながら次に誰に挨拶に行こうかと考えていると、突如肩を叩かれた。
何事かと思って振り返ってみると、そこには少し困った顔をしたドニの姿があった。
「ドニ!もしかして今の話聞いてた?」
「あ~……盗み聞きするつもりは無かったんだけどな」
「いいよ。説明する手間が省けたし」
「そうか……行っちまうのか、マコト……」
「そんな大げさな言い方しないでよ。永遠の別れって訳じゃないんだから」
「分かってるけど、違うんだよ。……今の時期に離れるってのがちょっとな」
「何?どういう事?」
いささか話の要領を得ないドニに対してボクは首を傾げる。そんなボクを見たドニは観念したかのようにポツリポツリと説明を始めた。
「あんま思い出したくないだろうけど、貴族騎士団の事を覚えてるか?」
「えっと……たしか、ボクを使ってクリスさんに危害を加えようとしたあの……」
「あぁ、人を使ってお前を連れ去らったあの騎士団だ。もっとも、何の証拠も無いけどな」
「……そいつらがどうかしたの?」
「実は、このところ奴らの動きが活発になって来てるんだ。とうとう本気でクリスを団長の座から降ろそうとしているみたいだ」
「ええっ!?そ、そんな事になってたんですか!?」
知らなかった。ボクがボス君たちとエッチな夏休みを過ごしていた間にクリスさんにはそんな危機が訪れていたなんて
多少のショックを受けたボクに対してドニは話を続ける。
「……クリスの奴は何も言わないが、結構しんどいと思うんだ。あいつは強がって周りに相談しないけど、今回は流石に堪えてるはずだ。だから俺は、もしかしたらマコトにだったらクリスの奴も弱い所を見せられるんじゃないかって思ってたんだけどな……」
「そっか……ごめんね。そんな時期に……」
知らなかったとはいえ恩人であるクリスさんが大変な時期に力になれないのは心が痛む。流石のボクも楽天的にはいかない
下を向いてしょんぼりとしていると、ドニがボクの頭をそっと撫でながら励ますように言ってくれた。
「…悪い。決してお前を困らせようとしたわけじゃないんだ。これから旅立つっていうのにこんな話をするんじゃなかったな」
「でも……!」
「考え方を変えれば、お前が遠くに居る事で貴族騎士団はお前に手を出せなくなる。この間みたいな事は出来なくなるってこった。その点は安心だな」
「……そっか、ボクがクリスさんの足手まといにならなくても済むんだね」
「そういうこった。大丈夫、俺や沢山の人間がクリスを守るために戦ってる。そう簡単にクリスを騎士団長の座から追わせる訳ないさ!」
「……うん、そうだよね。ドニ達の方がボクなんかよりずっと頼りになるし、信じても良いよね」
「そうだぜ!マコトはマコトで自分の役目を果たせばいいのさ!帰って来た時に土産話の一つでもしてやればクリスも喜ぶ」
「そうだね!分かったよ。ボク、一生懸命頑張るから!その間、クリスさんを守ってあげてね、ドニ」
「任せとけよ!このドニ様を頼りな!」
おどけた様にして胸を張るドニを見たボクは噴き出して笑ってしまった。ドニもそれにつられて笑う。先ほどまでのしょんぼりした空気は一変して明るい雰囲気の中、ボクはドニと別れたのであった。
(さて、問題はここからだよね……)
数日後、ボクは部屋の中で腕を組んで考えていた。
この数日の間にマーリンさんや魔法学校の先生をはじめとしたお世話になった人たちや、ギルドの親しい友人たちには挨拶を済ませた。
あと挨拶に行くとしたら仕事のクライアント……つまり、ボクとセックスしたことがある人達になる。
問題はここなのだ、この人たちとはとてもいい関係を築けている。これは比喩表現や含みを持たせた言い方も有るが、基本的には言葉通りと受け取って貰って良いだろう。
なんてったって継続的にエッチする仲だ、関係性が悪くなったらお互いに不味い。だからこそ仲良くしている訳なのだが、この状況ではそれが少し問題だった。
(なんて説明したら納得してもらえるかなぁ……?)
そう、そうなのだ。仲が良いからこそボクとしばらくの間離れ離れになるという事を納得してもらうのには苦労する。今までセックスした相手は皆、言い方はどうかと思うがボクの虜になっているのだから
店長さんはこれから暇になるシーズンに入るから、その間ボクと店の中や店休日にどんなエッチな事をしようか考えていると言っていた。
ゴードンさんはこの間の一件からまた新しいエロコスを探しているらしい。お屋敷の皆もボクが次に来る時を今か今かと待ちわびている様だ。
そしてボス君たちも今度の冬休みにボクと過ごせるのを楽しみにしているらしい。確かにそんな約束をしていたような気がする。
この三組を相手にボクが戻って来た時に何の問題も無くまた楽しくセックス出来る様な状況のままで一時お別れするとしたらどうすればいいのか?ボクの悩みは目下それだ
タイプも考え方も違うそれぞれの男の人に対してしっかりと策を練ってから行動しないと今までの苦労がパーになってしまう。
……まぁ、何だかんだでどんな別れ方をしようとも戻って来たボクにもう一度夢中にさせる自信はあるけどね
でも、今はそうじゃなくってちゃんと礼儀を持って挨拶することを考えよう。上手く行かなかった時に強行手段を使えばいい。
「んじゃ、もう少し計画を練りこむとしますか!」
形になりつつある考えを纏め上げ完璧にこなすために、ボクは腕を組んで不備が無いかを見直し始めた……
「ええっ!?北に異動!?」
「はい、そうなんです……」
翌日、ボクが最初に挨拶に出向いたのは店長さんの所だ。前に店長さんに買って貰った洋服を着て店に行き、仕事上がりを狙って店長さんを捕まえたボクは早速移動の話を口にしていた。
「ボクもせっかくセントブルグでの生活に慣れて来たし、親しい人と離れるのは心苦しいんですけど……」
ボクは寂しそうな表情を作って下を向く、指をもじもじと絡ませて話し辛そうな雰囲気を醸し出すことも忘れない。
あくまで悪いと思いながらもギルドの為に北に異動するという体を崩さずに話し続けるボク、この行動には理由がある。
何故ボクが最初に店長さんの所に行く事にしたかと言えば、それは店長さんがチョロいからだ。
ボクとの関わりを経てやや強気な面を出せる様になった店長さんだが、基本は気弱なお人好しな男の人だ。そんな人が目の前で女の子がしょんぼりと申し訳なさそうに話をして来たら、その話の内容を納得せざるを得ないだろう。
「ま、まぁ、仕方がないよね。マコトちゃんも仕事で行く訳だし、大人にはいろいろと事情があってどうしようもない事とかもある訳だし……」
ほらね、チョロい。ボクは内心上手く行ったと笑いながら計画通りの行動を続ける。
「でっ、でも!もう二度と会えない訳じゃないですよ!しばらくしたらまた戻ってきますし、そしたら元通りの生活ですから!」
「わっ、分かってるよ!そんなに慌てないで良いからさ、戻ってきたら連絡頂戴ね。またお仕事頼むからさ」
「……本当ですか?」
「えっ?」
「ボクの事、忘れたりしませんか?ボクが戻って来た時にはボクに興味無くして、もう会ってくれなかったりするんじゃないですか?」
ちょっぴり涙目で上目遣いに店長さんを見つめるボク、うるうるした目で見つめられて店長さんがたじろいでいるのが分かる。
うん、完璧だ。普段の感じとは違う慌てた様子からあなたに忘れられるのが不安ですよアピール、そこに世の男性をクラクラさせる涙目+上目遣いのコンボ、これで落ちない男はいないだろう。多少なりとも好意を抱いている女性にやられたらなおさらの事だ。
正直、店長さんがボクの事を忘れるとは思えない。人間的にも男性的にもありえないという事はよーく分かっている。
それでもここまで演技じみた事をするのは他ならぬ店長さんのためだ、ボクに自分の事を求められていると確認させて上げられれば、多少離れていたとしても次に会う時に声をかけやすいはずだし、きっと新しい自信が芽生える事にも繋がるはずだ
そして店長さんはボクの思った通り、慣れない手つきでボクの頭を撫でながら励ますように言葉をかけてきた。
「だ、大丈夫だよ。例えしばらく離れたからってマコトちゃんの事を忘れる事は無いし、戻って来た時も冷たくする気なんて無いからさ」
「……本当、ですか?」
「ああ、勿論さ。そ、それに……ボクとしてはその逆の方が心配なんだけどな……」
「え?逆って何ですか?」
「そりゃあ……君が、その……ノースブルグで良い人を見つけて、こっちに戻ってくれなくなったり、あるいは……僕に興味を無くしたりするんじゃないかって……」
「むぅ………」
「あ!べ、別に嫌って訳じゃないよ!いや、嫌なんだけど、マコトちゃんが幸せなら僕はそれで……むぅっ!?」
あぁ、もう、本当に……本当にチョロくって、簡単で、可愛い人だなぁ……♡
ここまでボクの予想通りに動いてくれている店長さん、ボクの掌の上でころころと転がされ続けている可愛い可愛い店長さん
ボクはそんな店長さんに向かって精一杯の愛しさを含んだ口づけを送る。たっぷりと、甘く、気持ちのいいキス……二人で蕩ける様なキスをした後、ボクは口を離してから拗ねた様な口ぶりで言った。
「……ボクが何のためにここに来たか分かってないんですね。そういう鈍い所、嫌いじゃないですけどね」
「へ……?」
呆けた店長さんの事を意に介さないで、ボクは着替え魔法を発動した。ボクの体が光り輝き、身につけていた服が跡形もなく消滅する。
光が消えた後、店長さんに目に映ったのは先ほどの可愛らしい服を着たボクではなく、少し頬を赤らめてパンツ一丁で目の前に立つボクの姿であった。
「……ボク、今日は店長さんに挨拶しに来ただけじゃないんですよ?離れてる間に店長さんがムラムラして、他の女の子の事盗撮しないように釘を刺しに来たんですからね」
「え、えーっと……それって、つまり……?」
「想像通り、エッチな事をしに来たって事で良いですよ」
ボクはそう言いながら店長さんの両手を掴んで自身のおっぱいへと運ぶ、ごつごつとした手の平がボクの乳首に当たり、コリコリと擦れる度に口から甘い息が漏れる。
「……ほら、ボクのおっぱいの感触、忘れないでくださいよ?柔らかくってふわふわしたおっぱいも、興奮して固くなってる乳首も、とってもエッチでしょう?盗撮した女の子じゃあ、この感触は味わえませんよ?」
「う、うん……」
「それに、ほら……」
ボクはそっと店長さんの手をおっぱいから離して下の方へ誘う。それに倣って下がる視線を感じながら、ボクは店長さんに官能的に語り掛ける。
「下の方も、この後どんなエッチな事をされるんだろうって期待して、準備万端なんですよ?ほら、ボクの下着のおまんこの部分、びっしょり濡れて、ぴったり張り付いちゃってるの分かるでしょう?」
そう言いながら店長さんの手を腰の部分に置き、ショーツの両端を掴ませる。そうしてそっと手を放すと、後は店長さんがその手を下に下ろしてくれるのを待つだけだと言う様に少し足を開いた。
「だから、店長さんの手でボクを丸裸にして下さい。それで、ボクの準備万端のぐちょぐちょおまんこと店長さんに開発して貰ったアナルをいっぱい弄って下さい、ね?」
ゴクリと唾を飲み込む音が聞こえる。ショーツを掴む手が震えているのが良く分かる。
その全てを理解して、意識するたびにボクの心臓の音が高鳴っていく。ボクの裸を見て興奮している男の人を目の前にして、その事実でボクもまた興奮していく……
「……僕も、君に僕の事を忘れて欲しくないんだ。だから、今日は君に僕を刻み込ませて貰うよ。良いね?マコトちゃん……」
「ふふふ……ええ、望むところです。沢山愛してあげますから、沢山愛してくださいね?店長さん……」
ボクの返事を聞いた店長さんの手がゆっくりと下に降りていく。おまんこに張り付いていた染みの部分が剥がされていくのを感じ、離れていくときに愛液でぬめったおまんことの間にいやらしい糸が出来ているのを見て、その糸が切れるか切れないかの位置でショーツを止められ、たっぷりと視姦される。
そうした後、ボクの前と後ろの穴に無遠慮に指が挿入されるのを感じたボクは、今まで我慢していた愛欲を解き放って店長さんにすべてを委ねたのであった………
「……ここでするんですか?」
「あぁ、そうだよ」
ボクのおまんことお尻の穴をたっぷりとほぐした店長さんは、ボクを抱え上げるとお店のトイレの中にボクを連れ込んだ。
狭い個室の中に二人で入ってドアを閉めると思った以上の閉塞感に息がつまりそうになる。でも、なんだか二人きりの空間をたっぷり満喫出来ている様な気がしてボクは嬉しくもあった。
「マコトちゃん、ちょっとゴメンよ……」
店長さんはそう言うと、ボクの脚をそっと便器の淵に下ろす。便座の部分は上がっているから幅の狭い淵の部分に足を下ろすことになったが、がに股で脚を大きく開いた体勢になって後ろにいる店長さんに寄りかかる事で体勢を維持する。
毎日店長さんがしっかりと掃除しているトイレは見事に綺麗で汚れの跡は見えない。そう言えば初めて会った頃にはここに盗撮用の記録結晶が仕掛けてあったんだなと懐かしい事を思い出しながら、ボクは店長さんの用意が出来るのを待った。
「お待たせ…それじゃあ、挿れるね……」
「わわっ!?」
ズボンとパンツを脱いだ店長さんはボクをひょいと持ち上げるとボクの膝関節の部分に手を引っ掛けて足を開かせる。
所謂『駅弁』の状態になったボクは軽々とボクを持ち上げた店長さんの力強さに軽くドキドキしていた。
「ごめんね、驚かせちゃったかな?」
「大丈夫ですよ! それで、どっちの穴に挿れてくれるんですか?」
持ち上げられて宙ぶらりんの格好になったまま腰を前後に動かして挿入を強請るボク、そんなボクをゆっくりと下ろしていった店長さんがオチンチンをあてがったのは……
「んあっ! おひりぃっ…♡」
しっかりと解されたボクのアナルは難なく店長さんの怒張を飲み込んでいった。ゆっくりと最奥までオチンチンを突き入れていった店長さんは、ボクのアナルがオチンチンを根元まで飲み込んだことを確認すると一息ついた。
深く深くお尻を穿かれるボク、久々にお尻の初めてを奪ったオチンチンを受け入れられたボクのアナルが嬉しそうにうねる。まるで店長さんのオチンチンをもぐもぐと食べて味わっているようだと思いながらボクは呼吸を整えていく
「マコトちゃん、先に言っておくけれど、このセックスの間は汗もおしっこもお潮も全部垂れ流して欲しいんだ」
「ほぇ…? どういう事ですか?」
「……気持ち悪がるかもしれないけど、ここにマコトちゃんを感じる何かを残しておきたいんだ。だからこの狭いトイレの中にマコトちゃんのいやらしい匂いをたっぷりと充満させておきたいんだよ」
「あはぁ…♡ そう言う事ですか…」
店長さんのその言葉に色々納得がいった。何でこの店のトイレの中に連れ込まれているのかとか、目の前に用を足しやすい様にセットされてるトイレの事とかだ
ボクが居なくなる間、店長さんはこのトイレに残ったボクのやらしい匂いを嗅いで興奮して、自慰をするのだろう。
今日この場でボクを抱いたことをオカズにして、個室に残ったボクの匂いを満喫して、今もなおボクの事を抱いていると妄想して……
(ボクの事をオカズにするためにセックスするだなんて、なんて酷い事なんだろう……♡)
心の中で思い浮かんだことと体の反応がかみ合っていない。本当は文句の一つや二つくらい言って、それで認めてあげる位の行動のはずだ。
でもボクの体の反応は正直で、今もオチンチンが挿っているアナルがきゅうきゅうと喜びのあまり愛しいオチンチンを締め付けている。おまんこから垂れる愛液もその量を増してるし、徐々に体の熱さが高まっているのも感じる
ボクは悦んでいる。求められ、請われる事を。そして確かに女としての満足感を感じ、心臓が高鳴っている。
まるで媚薬を打たれたかのように熱くなっていく自信の体を抱きしめながら、ボクはアナルに力を入れてぎゅうっと店長さんの分身を締め付ける。
その締め付けが心地よかったのか、はたまた予想外の刺激に驚いたのかは分からないが、店長さんは「ううっ」と呻き声を漏らした。
「……本当に良くそんな事が思いつきますね? とんでもない変態じゃないですか」
「か、返す言葉も無いよ……」
「変態、店長さんのド変態………って、ボクに言われて増々興奮してるんですね。お尻の中のオチンチンが固くなってるのが分かりますよ」
「うぅっ……!」
「女の子に罵倒されて喜ぶだなんて救いようがない変態ですね。ドMとか変態とかを通り越してダメ人間の仲間入りですよ? 良いんですか?店長さん」
「は…うぅ……」
……やばい、これちょっと楽しくなってきた
今まで虐められることの方が多かったし気持ち良かったから別に気にしなかったけど、虐める側っていうのもなかなか楽しい
目の前で少し悔しそうにしながらオチンチンをビクビクさせる店長さんを見ているともっと虐めたくなってくる
今度詳しく調べて女王様ごっこもしてみよう。さしあたりゴードンさん辺りは簡単に乗って来てくれた上で、面白い反応を見せてくれるはずだ
そう思いながら、ボクは今ボクの相手をしてくれている店長さんに意識を戻す。そして、今までの厳しくって冷たい雰囲気を解いて、その唇に優しくキスを落とす
「ふむっ…ふぅぅ…ちゅっ……♡」
舌を挿れる訳では無い唇を重ねるだけの可愛いキス、親しみと愛しさを込めて繰り出したキスは店長さんの意表を突くことに成功した様だ、目を丸くしてボクに良い様にされている
「ちゅぱっ……♡ ふふふ……ごめんなさい。店長さんがあんまりにも可愛い反応するからつい虐めちゃいました。ボク、いけない子ですよね?」
一度そこで言葉を切って体の力を完全に抜く、体勢を維持することもバランスを取ることもせずにボクは店長さんに完全に体を預ける形になる
ボクを支えている店長さんの体……脚を掴む力強い手、背中越しに伝わる大きな体、そして、アナルに突き入れられたオチンチン
体から力を抜いて支えて貰う事でその全ての感触を先ほどよりもじっくりと感じる事が出来る。ボクは全身の支配権を店長さんに譲り渡して快楽に溺れるだけの雌になってしまえばいいのだ
「……こんないけない子のボクはお仕置きしないとダメですよね? 店長さんに失礼な事を言えないように、しっかりと体に教え込まないと」
脚を掴む手の力が強まるのを感じる。少し息も荒くなってきた様だ
店長さんの興奮度合いが高まってきたのを理解したボクの顔には自然と笑みが浮かんできていた
「あっはぁっ♡ きたぁっ!」
唐突に、そして無遠慮に動き出した店長さんのオチンチンがボクの直腸を深く抉る。
不意打ちで繰り出された一突きの衝撃はボクのアナルから脳天まで一気に駆け上がり、その全てが快感へと変わっていく
「ふっ!ふっ!ふっ!ふっ!」
当然その動きが一回で終わるはずもない。ボクを抱える店長さんはボクを持ち上げると同時に腰を引き、落とすと同時に腰を突き上げる。オチンチンが引き抜かれる時に感じるアナル特有の排泄感と切なさを味わっているとすぐさま最奥まで貫かれてきつい圧迫感がボクを襲う
徐々に早くなっていくその動きに比例してボクの感じる快感も跳ね上がり、そしてボクの思考はそぎ落とされていく
体からは力が抜け、口はだらしなく開き、そこから快感を伝える嬌声と涎が延々と垂れ流されている。ボクは脱力しきった体を店長さんに預け、お尻の穴で感じる事に専念することにした
(はぁぁっ……♡ 店長さん、さっきは調子に乗ってごめんなさいぃ……♡)
腰とお尻の肉がぶつかる度にパンパンと乾いた音が鳴る。まるで子供が罰を受けてお尻を叩かれているかのような音、その音がボクの被虐心をそそる
先ほどの言葉通りに店長さんをからかった罰を受けている気分になるボク、尻に平手打ちを受けている自分の姿を想像したとたん、お尻全部で感じる快感が一気に跳ね上がった
(お尻にオチンチン挿れられただけでこんな風にメロメロになっちゃうって言うのに、さっきは生意気な口をきいてごめんなさい…♡ お仕置きされて感じる変態なボクに、もっと身の程を教えてください……!)
オチンチンをアナルに挿れられて動かされているだけで体から力が抜けて、何一つとして抵抗できないボク
本来排泄口として使うべき場所をオチンチンを扱く穴として広げられ、何度も何度も抜き差しされているボク
こんな扱いを受けて本当なら泣きたい位に悔しいはずなのに、それどころか気持ち良くなってだらしない表情でこの快感を享受するド変態なボク
その一つ一つを思い浮かべる度に体がかぁっと熱くなり、何とも言えない震えが全身を走る
一本のオチンチンに完全に全てを支配されながら、ボクは自分の立場を再確認していた
ボクはこのオチンチンには逆らえない。ボクのお尻の穴を知り尽くしたこのオチンチンが肛門を押し開いて挿って来る度にボクの体は完全服従の構えを取ってしまう
ただただお尻を突き上げられ、新しい弱点を見つけられ、さらに逆らえなくなっていく………ボクのお尻は、店長さんに完全に手懐けられてしまった様だ
「ぐっ……マコトちゃん、本気で動くから、ちょっと体勢を変えるよ…」
「あぁ……はぁい…♡」
返事をしたと同時に、ボクは大きく脚を開いたまま便器に下ろされた。固くひんやりとした感触が内腿から伝わり、脚を閉じられない体勢にされたことにおまんこがきゅんきゅんと興奮している
軽く前に押されたボクはトイレの背もたれを抱きしめる様な姿勢になった。店長さんはそんなボクを後ろから抱きしめるとおっぱいを鷲掴みにしたまま激しくピストンを開始する
「ああっ! くぅん……♡ はぁっ! ふ、深いぃっ……♡」
下から突き上げられるのとはまた違った感覚、何より、覆いかぶさるようにして責められているという事がボクを興奮させた
体全部を抱きしめられる様にして責められると、なんだか主従関係をしっかりと示されている様な気分になる
体の全てを支配され、身じろぎ一つできないように抱きしめられ、暴力的な快感を与えられる………そう考える度にボクのMっ気がゾクゾクと騒ぎだしていくのだ
「あぁぁ……! き、ちゃぅぅ…! しゅごいのぉ……きちゃうぅっ!」
先ほどより大きく響く肉のぶつかる音、絶頂を前にして体が緊張していくのが分かる
一切触れられていないおまんこからは愛液が涎の様にダラダラと溢れ出しトイレの中に零れ落ちていく、狭い個室の中で絡み合ううちに上がった体温のせいでかいた汗と一緒になってボクのいやらしい匂いが充満しているのが分かる
「ひぃ、くぅ……!すごいのぉ……きちゃいますぅぅっ!」
「マコトちゃん、僕も……限界っ、だぁっ!」
店長さんの腰遣いがさらに激しく、大きくなってボクのお尻を叩く。おっぱいを揉みしだかれ、アナルを深く穿られて、頭の中がスパークしたかのように真っ白になっていく……
「いっ……きゅぅぅっ……!ボク、イキますぅっ!」
「良いよ……!一緒に、イこう…!マコトちゃん…!」
ボクの言葉を聞き遂げた店長さんは一気に深くボクのアナルを穿つと同時に乳首を抓り上げる
ボクは、二か所で発せられた快感が子宮へと収束して、そこで大爆発するのを感じた
「あぁぁぁぁぁっ! あぁぁ~~~~っ!」
絶頂を迎えると同時に体をしならせて叫ぶボク、店長さんはその体を押さえつけながらボクのアナルに種付けしてくる
直腸内に熱い精液を感じ、再び軽い絶頂を迎えたボクのおまんこから勢いよく愛液が噴き出される。「潮を吹いたんだ」と理解したと同時に、ボクは心地よい開放感も感じていた
(あうぅ……ボク、潮吹きと同時におもらしもしちゃったぁ……♡)
開放感の正体を探ってみれば、黄金色の液体を噴き出しているおまんこの姿があった。あまりの気持ち良さに潮吹きだけでなく失禁もしてしまうなんてなんて恥ずかしいんだろう
そんな風に思いながらもおしっこは止まらない。それどころかさらに勢いを増していく
「おしっこ……しーしー……気持ち良い……♡」
呆けた声で呟きながらおしっこをし続けるボク、排泄の瞬間を店長さんに見せ続けていることに興奮してその勢いはもっと強くなる
やがて膀胱の中の水分をすべて出し切ったボクは、体を震わせて排泄後の心地よいひと時を迎えた
「ふぅ………っ! あんっ……♡」
くたりと体の力を抜いて休憩しようとしていたボクだったが、その体を再び持ち上げられ奥まで一気にアナルを貫かれて甘い声を漏らす
どうやらボクが放尿している間に店長さんは二回戦の用意を整えた様だ。正確には、ボクの排泄シーンを見て興奮したから二回戦目の準備がすぐに出来たと言うべきだろうが
「ふふふ……♡ そういえば、店長さんって女の子がおしっこする姿を見るのが好きだったんでしたね」
「いや、そういう訳じゃないけど……いまいち否定出来るような行動してないからなぁ……」
ボクがおしっこをしてる間にアナルでオチンチンをガチガチに固くしていた人が何を言うか
そう思ったが、ボクはそれを口にするのは止めた。だってボクは先ほど『躾け』られたのだ、店長さんの気を悪くするような事は言わないようにしなければなるまい。ボクは意外と賢くて従順な変態なのだから
それに……ボクの事を気持ち良くしてくれるこのオチンチンを馬鹿にするような事は言いたくない。
突き入れられる度に深い衝撃が、抜かれる度に何とも言えない排泄感が、腸壁を擦る熱が、本来性行の為に使うべき穴ではないという事の背徳感が………その全てがボクの快感へと変わっていく、そして、ボクに快感を与えてくれるオチンチンと店長さんに愛しくなっていく……
ずっぽりと嵌められてオチンチンを離そうとしないボクのアナル、射精された精液の熱さと固いオチンチンの感触を感じながら、ボクは店長さんにそっと囁いた
「……ねぇ、準備は出来ましたか? そうしたら、もう一回ボクのお尻を虐めて下さい。たくさん虐めて、ボクの事を気持ち良くしてください……ね♡」
「……あぁ、この個室にマコトちゃんの匂いがこびり付くまで君を離しはしないよ。覚悟してね」
「うぅっん…! はぁぁっ……!」
再び動き始めたオチンチンをお尻で感じながら、ボクはこのトイレから出られるのは一体何時になるのだろうと考えて……すぐに止めた
敏感になった尻穴が伝える快感が、脳を焼ききる程に激しくボクを責めたからである
「はぁぁぁぁ……♡ んひぃぃぃ……♡」
一度達したアナルは正直者だ、潤滑油となり替わった精液の事もあってオチンチンはスムーズに出し入れされている
抉るも抜くもどちらもボクの体と脳を狂わせるほどの快楽を与えてくる。潮を吹いてほぐれたおまんこからは愛液が滝の様に流れ落ちている
「イクぅ……ボク、もうイクぅ……♡」
「今回はだいぶ早いね。すこしゆっくりにしようか」
「あん……♡ はぁ、くぅん……ダメぇ……」
ボクの呟きを聞いた店長さんはオチンチンを動かすスピードを落としてゆっくりとアナルを穿つ様になった
重厚な動きが深い快感と優しさを与えてくれるが、ボクは激しく責められてイきたいのだ。この焦らしプレイはなかなかしんどい
「……大丈夫だよ、マコトちゃん」
「んっ…! ふぇ……?」
そんな事を考えていたら店長さんに優しく話しかけられた。ずん、ずんとゆっくりお尻を責める店長さんのオチンチンに喘ぎながら、ボクはその言葉の先を待つ
「まだ時間はたっぷりあるんだ、君も僕も満足するまでは君を帰しはしないよ」
「ふきゅぅ……っ、そう、なん……ですかぁ…?」
「あぁ、だから最初から飛ばしたらもったいないだろう? もっともっと敏感な体にしてあげて、最後に狂うほど気持ち良くしてあげるよ」
「あはぁ……♡ 狂っちゃうほどぉ……?」
沢山体を弄られて、でも絶対にイけない様に責められて、全身が熱くってイきたくて堪らない!って思った時にこれでもかと快感を与えられるようになって………要は、この後ボクは虐められっぱなしという事だ
想像しただけで子宮が震え続けて絶え間なく小さな絶頂を繰り返してしまう。白く濁った本気汁がおまんこから溢れ出す。そして、空になったと思っていた膀胱からは再びおしっこが流れ出していた
ほんの少しだけこれからの自分が受ける快感を想像しただけでここまで感じる少女、虐められると分かったとたんに嬉ションまで垂れ流してしまう変態………それがボクだ
もう蕩けきって、グチャグチャになって、ふわふわ浮く様な快感に身を任せて……それで、好きにされてしまいたい。して欲しい
だから、店長さんの望みがボクをもっといやらしく狂わせる事だというのならボクはその期待に応えよう
この個室の中にボクと言う変態が喘ぎ続けたという証拠を残すために、ボクを求めてくれる店長さんのために………
「あくぅ……んんっ……ふぅ、はぁっ……ほぉぉぉ……♡」
決して絶頂を迎えさせない絶妙な動きでボクを責める店長さん、ボクはその腰遣いに感嘆しつつ、体の感度を高めた後でボクがどうなるのかという想像をし続けては責められるお尻の快感と併せて喘ぎ声を漏らし続けたのであった………
「ええっ!? 姉ちゃん、冬休み一緒に過ごせないの!?」
「ああ、うん……その、ごめんね……」
店長さんとたっぷりエッチした数日後、ボクはノインに来ていた
目的は当然、ボス君たち3家族に異動のあらましとしばらくの間仕事を引き受けられないと伝える事である
各家族のご両親たちは話をした際にとても残念そうだったがすぐに納得してくれた。やはり大人として仕事の部分は仕方が無いと分かっているからだろう。事実、自分たちもそういう面があるし
問題は子供たちの方だ、説明しても子供心には納得は難しいだろう。冬休みもボクと一緒に過ごすことを楽しみにしていたらしいし、ボクとしても心苦しいものがある
それに対する用意もしてきたわけだが、やっぱりしっかりと説明して納得してもらわなくてはならないだろう。それがボクの出来る誠意の見せ方だ
「ほんっとうにゴメン! この通り、謝るからさ!」
「……俺たち、すっごく楽しみにしてたんだぜ。また姉ちゃんと一緒に過ごせるのをさ」
「分かってる。ボクも楽しみにはしてたんだけど、どうしようも無い事でさ……」
「……断ってくれたっていいじゃんかよ」
「まぁまぁボス君、気持ちは分かりますけれど仕方が無いですよ。マコトさんだって仕事をしてる訳ですし、その決定には逆らえませんって」
「でもさぁ……」
「姉ちゃんも色々大変なんだよね?それに、いなくなるって言うのも少しの間だけで、すぐに戻ってくるんだよね?」
「うん、どれだけ長くなっても次の夏までには戻ってくるよ」
「それじゃあ、今度の夏休みにこそ俺たちと一緒に過ごして貰うって事で手を打とうよ。ね?」
「……しゃあねぇなぁ。約束してよマコト姉ちゃん、今度会ったら絶対に沢山遊んでもらうかんな!」
「うん! 約束するよ!」
やれやれ、どうやら何とか納得してくれた様だ。ボクは一安心と胸を撫で下ろし……
「……でも、もう一つ条件があるんだけど」
と、思った所でボス君がニヤニヤ顔でボクに話しかけてくる。チビ君もメガネ君も同様だ、そして自分たちの服を脱ごうとしている
……ま、こうなりますよね。想像通りの展開にボクは軽くため息をついた
「姉ちゃん、今日は俺たちが満足するまでセッ……」
「はい、ちょっと待った!」
ボス君の言葉を今度はボクが遮る。突然のボクの大声に三人ともビクッと震えて固まってしまった。こういう所を見ているとやっぱ子供だなぁと可愛く思えてしまう
「ね、姉ちゃん? いきなりどうしたの?」
「あ……あぁ、ごめんごめん。その条件は残念ながら飲めないって言おうとしてさ」
「え……ええ~~~~~~~っ!?」
悲鳴の三重奏、叫ぶと同時にボクに詰め寄って泣きそうになりながら詰問してくるボス君たち
「な、何で!? どうして!?」
「何か不都合な事でもあるんですか!?」
「姉ちゃんの鬼! 悪魔! 変態!」
「はいはい。少し落ち着いてね~………あ、あとチビ君は変態以外の悪口を取り消しなさい。じゃないとボク、怒るよ?」
ボクの一言にピタッと動きを止めて並んで正座する三人組、チビ君はボソッと「じゃあド変態」と呟いていた
ありがとうチビ君、ボクにとってそれは最高の褒め言葉だ
「……まぁ、何でここでエッチしないかって言うと、君たちあんまりにも贅沢じゃあないかと思ってさ」
「ぜ、贅沢?」
「そう。だって君たち位の年頃の男の子ってムラムラしたら自家発電で何とかするもんでしょう? セックスする相手がいる訳じゃあないんだしさ」
「そりゃあそうだけどさ……」
「でしょ?それだというのに君たちはボクを見るたびセックスだのエッチだの何だの……少しは同世代の友達を見習って自家発電に勤めなさい!」
「……俺たちにそれを教えたのは姉ちゃんの癖に」
何やら呟きが聞こえたような気がするが無視しよう。ボクは都合の悪い事は聞こえないのだ
「ええ~っ……って事は、俺たちにオナニーで我慢しろって言ってる訳?」
「そういうこと! まぁ、ボクが居ない日々に慣れるって事でもちょうど良いでしょう」
「良くないよ! 今更姉ちゃん以外で抜ける訳ないだろ!」
おや、何だか嬉しい事を言ってくれるじゃあないか。ボクの耳は自分に都合の良い事は聞き逃さないのだ
「クラスの奴らが使ってるオナホールって奴も姉ちゃんのまんことかアナルとかに比べたら全然良くなかったし……」
「俺、それよりも姉ちゃんにパイズリして欲しかった……」
「……正直、写真集や映像の女性はマコトさんに見劣りしてしまいますからね」
非情に落ち込む子供たち、まるで世界の終わりが来たかの様な様相だ
まったくもって可愛くって正直な反応な事だ。ボクはクスリと笑うと照れくささを隠しながら言った
「……皆さん、何か勘違いしてませんかね?」
「え……?」
三人の視線がボクに向けられた事を確認してから着替え魔法を発動させる
光に包まれたボクの体は、一瞬にして一糸纏わぬ全裸に変わった
「……確かにセックスはしないって言ったけど、エッチな事をしないとは言ってないよ?」
「ど、どう言う事?」
「つ~ま~り~………ボクをオカズにしてオナニーして、って事だよ」
ボクは満面の笑みを浮かべながら、その表情にそぐわない事を口にしていたのであった
「……ほらぁ、どうしたの? 頑張って!」
「くっ……これは、これで……」
「なかなか、すごいなぁ……!」
寝室に移動したボクたちは早速全員服を脱いで行為を始めた。と言っても、今回はお互いの体に触らないというルールの中でだが
今、ボクはおしっこをするときの様な恰好をしておまんことおっぱいを三人に見せつけている
がに股の下品な座り方をして恥ずかしい部分を見せつけているという事がゾクゾクとした快感を与えてくれる
そして何より目の前で必死にオチンチンを扱いている三人の姿を見るのが堪らない
ボクの裸を見てオチンチンを固くして、ボクの裸でイこうとしている子供たち……今までも何回かオナネタにされているんじゃないかと思った事はあったけど、実際にこうして目の前でオナニーを見せつけられると何とも言えない感覚がボクを襲う
それはこんな子供たちをダメな道に引きずり込んでいる罪悪感であったり、イケナイ事をしている背徳感であったり、欲望をぶつけられている事に関する熱量であったり……その全てがボクを気持ち良くしているのだ
「はぁっ……姉ちゃん、ポーズ変えて貰っても良い?」
「ん、良いよ。それじゃあ、こんなのはどう?」
リクエストを受けたボクはそっと立ち上がると今度は三人にお尻を向けて前かがみになる
お尻をぷりっと突き出す格好になったボクのおまんことアナルは自然と三人の視線に晒されることになり、途端に視線がそこに集中するのを感じた
「ほ~ら、みんなの大好きなマコトお姉ちゃんのお尻だぞ~!」
「うっ……ゴクッ…!」
「姉ちゃんのお尻の穴……ヒクヒクしてて、超エロい…」
「まんこも丸見えで……テカってるよ……!」
口々に感想を言う三人に対して、ボクはサービスと言わんばかりに両手でおまんこを広げて見せてあげた
「「「うおおぉぉぉぉぉっ!」」」
大きく聞こえる歓声と共におまんこに注がれる視線が凄くなる。それを聞いたボクのおまんこからもドロリと愛液が噴き出してきた
「あっ…! 姉ちゃん、おまんこからエッチなお汁が溢れてるよ!」
「俺たち、今日は姉ちゃんに触って無いのに、どうして?」
「あはぁ……♡そんなの分かってる癖に、意地悪だなぁ……♡」
子供たちから意地悪な質問が飛んできた。まったく、この子たちはボクを辱めたくって仕方が無いのだろう
意地悪をされる度にジンジンと熱くなるおまんこ、きっと今も愛液は勢いを増しておまんこから流れ出ているだろう
(もっともっと……興奮して貰わないとね……♡)
トロトロとボクを蕩かせる様な快楽に顔がにやけて仕方が無い。ボクはそのいやらしい表情のまま振り返ると、子供たちに向かってゆっくりと答えを口にした
「ボクのおまんこがとろとろになってるのは、皆に見られて、エッチな妄想されてるって思うと、ボクもすごくエッチな気分になって……興奮してるからです!」
「姉ちゃん、俺たちにオカズにされて興奮してるんだ!」
「うん♡みんなの頭の中でエッチな事されてるって想像するだけでイきそうになっちゃうんだぁ……♡ねぇ、ボク、皆の中でどんなエッチな事されてるの? チビ君、お・し・え・て♡」
ボクは個人個人の妄想を加速させるために各人の妄想がどんなものなのか質問をする
自分のオナネタを話すなんて多少気が引ける話ではあるが、しかしチビ君はそんな事も気にしないで話してくれた
「おっ、俺は、姉ちゃんのおまんこ弄って遊んでる! 指を挿れて掻き回したり、たくさん舐めたりして……」
「あはぁっ♡ボクの事、気持ち良くしてくれてるんだね? チビ君は優しいなぁ……♡」
「そ、そんなんじゃないよ……」
「良いんだよチビ君、ボクのおまんこ弄って、チビ君が楽しんでくれたらボクも嬉しくって……気持ち良くなっちゃうんだ! だからもっとボクのおまんこいじめて、気持ち良くなってね……♡」
「う…あ……ねえ、ちゃんっ…!」
「ん……今、チビ君の頭の中で、ボクどんな事されてるのかなぁ…? 敏感になってるクリちゃんを弄られて喘がされちゃってるの? それとも、玩具で奥の方までジュプジュプ責められて、気持ち良くされちゃってるのかなぁ…?」
ボクは囁くようにしてチビ君の妄想に拍車を掛ける。チビ君の手が先ほどより早く動き、自分のオチンチンを扱き上げるのが見えた
これでもう大丈夫だろう。さぁ、次の子の相手をしてあげなくっちゃね!
「ふふふ……♡今度はボス君の番だよ。ボス君はボクでどんなエッチな妄想してるのかな?」
「俺は……姉ちゃんのまんこに挿れて、セックスしてる!」
「わぁ~! もうおまんこに挿れてくれてるんだ! どう? ボクのおまんこは気持ち良い?」
「当然だよ! 姉ちゃんのまんこが気持ち良くない訳ないじゃないか!」
「あはは! そんなに可愛い事言っちゃって……♡嬉しくって、ボクのおまんこ熱くなっちゃうじゃないか……♡」
触れられていないというのにおまんこは大洪水になっている。妄想だけでここまで気持ち良くなれるとは思わなかった
具体的にどう扱われているかを聞いてボクも興奮している様だ、足元には水たまりの如く愛液が溜まっている
そんなボクを更に興奮させるためか、はたまた自分が気持ち良くなるためか、ボス君は自分の妄想をボクに向かってぶちまけた
「姉ちゃんのまんこっ、後ろから突くと奥の方まで届いて、すごく気持ち良い! 腰振る度にお尻にぶつかって、それでパンッって音がするのが凄く興奮するっ!」
「あぁっ……♡ボスくぅん、もっと、もっと突いて良いよぉ…♡ボクの足腰立たなくなるまでオチンチンで突いてぇっ…♡」
まるで本当にセックスしているかの様な錯覚に陥るボク、ボス君と二人で甘い快感に身を任せていく
チビ君もボス君も妄想にどっぷりと浸れた様だ、あとはメガネ君だけなのだが………
「はぁ…はぁ……ま、マコトさんのお尻……っ!」
どうやら、一番興奮していたのはこの子の様だ。まぁ、三人の中で一番のお尻好きだし、仕方が無いっちゃ仕方が無い
ボクが何かをする必要が無いほどオナニーに夢中なメガネ君、試しにお尻を上下左右に振ってみると、面白い位にメガネ君の視線が後を追ってくる
「えへへ……♡ふりふり…ふりふり……!」
リズミカルにお尻を振れば、その動きに合わせてメガネ君の手の動きも変わる。ボクはまるで他人のオナニーを支配しているかの様な感覚に一種の楽しみを覚え始めていた
「ふふふ~……じゃあ、これならどうだ!」
ボクはぐいっとお尻を突き出すと、その体勢で制止する。一体何をしようとしているのか分からないであろうボス君とチビ君はボクの事をジッと見つめ、そして……
ーーーぷっ、ぷぷぅ~
「あっ!もしかして……」
「マコト姉ちゃん、おならしたな!」
「あはは!ごめんごめん、ちょっと面白そうだったからさ!」
「もう!止めてよ!」
文句を言うボス君とチビ君に笑いながら謝るボク、二人はオチンチンを扱く手を止めてボクを責めていたが………
「くぅっ……!マコトさんが、あんなっ、下品な事をっ…!」
「め、メガネ…?」
思った通り、メガネ君は興奮した様だ。いやぁ、真面目な子ほどタガが外れたらおかしくなるって本当だったんだね!
「お尻の穴が盛り上がって、ゆっくり開いて……あんな可愛い音を鳴らして……っ!」
「うわぁ……なんていうかさ……」
「俺たち、相当姉ちゃんに毒されてるな」
失礼な。自分に正直になっていると言って欲しい
そもそも君たちがこんなに良い思いをしているのはボクのお陰だという事を忘れないでほしいな!
……もっとも、二人の言う事を否定は出来ないのだが
「うあぁ……出ますっ!もう射精しますっ!」
我慢の限界を迎えたメガネ君が大声で叫ぶ、ボクはそんなメガネ君のオチンチンの正面にお尻を突き出すと、メガネ君が絶頂するのを待った
「くっ……うあぁぁぁっ!」
程なくして元気にオチンチンから射精したメガネ君、飛び出した精液が宙を舞った後、ボクのお尻に降り注いでいく
「あっ……♡ああぁっ…♡」
お尻に精液がかかる度にじんわりとした快感が広がる。精液の一滴一滴がまるでメガネ君の欲望の様に感じられて、それをお尻で受け止めた事にボクは充足感を感じていた
「……沢山出たね。こんなに射精する位、ボクのお尻で興奮してくれたんだ。嬉しいなぁ…♡」
それは紛れも無いボクの本心だった。ボクの体で興奮してくれた。そして欲望を吐き出してくれた
その事がなんだか嬉しくって、膣内に射精された時の様な幸せを感じる。子宮もゾクゾクと震え、ボクの興奮を確かに示してくれていた
「……ねぇ、皆、好きなだけボクの体に精液かけて良いよ。自分が一番興奮する事を想像して、汚したいようにボクを汚してくれて構わないからさ、だから……」
体をぺとんと寝かせて地面に横たわるボク、お尻だけは浮かせて丁度みんなのオチンチンの高さに合わせる
くぱぁ、と広がったおまんことメガネ君の精液で汚されたボクのお尻は子供たちの劣情を煽るのに十分だろう。ボクはその姿のままで最後のおねだりをした
「ボクのエッチな姿、もっと見てぇ……♡オチンチン扱いて、たくさん精液かけて……♡ね?」
ボクのおねだりは効果抜群だった様だ、皆が皆、唾を飲み込んで一心不乱に手を動かしている
部屋に響く呻き声を聞き、オチンチンの匂いを感じながら、ボクはこの後どれだけこの子供たちを興奮させられるのか少し楽しみになってきたのであった。
「……ふ、あぁ……もう、射精ない……」
「は~い!お疲れさま!沢山射精したねぇ!」
数時間後、まさに精も根も尽き果てたと言った様子のボス君たちを尻目にシャワーを浴び部屋に戻って来たボクは、いまだに疲れ果てた様子の子供たちをねぎらっていた
三人で合計してどれだけ射精したのかは数えてはいないが、多分一人10回以上はボクにぶっかけているはずだ。いやぁ、若いって素晴らしいね!
なんて親父臭い事を考えながらボクは最後の仕上げにかかる。この子たちを納得させる最後の秘密兵器、それを解禁するのだ
「さてと……じゃあ、はい、これ上げる」
「え?姉ちゃん、なにこれ?」
ボクが手渡したのは記録結晶だ、それぞれに2個ずつ結晶を渡すとその説明を始める
「見ての通りの記録結晶だよ。一つは今、皆がオカズにしてたボクの姿が記録されてて、もう一つは一人一人違う内容を収めておいたよ」
「違う内容って?」
「ふっふっふ……ボク監修のボク主演、『三人が最も興奮するボクの姿』を記録した映像だよ!」
「お、おおおっ!」
「夏休みの期間で感じたそれぞれのツボに嵌った内容を容量一杯まで詰め込んだスペシャルな動画! それも世の中に一つだけの物だよ!」
「す、すげぇ……!」
「流石に今の記憶だけで長い期間オカズ不足にならないとは思えないからね。それぞれが好きそうな感じに作っておいたよ」
「わぁ……!姉ちゃん、ありがとう!」
「ふふふ……お礼を言うのはまだ早いよ!」
ボクはそう言うと両手をバッと広げながらベットの上に仁王立ちになった。そして、どこぞの海賊漫画のモノローグみたいな口調で話を続ける
「一つや二つのエロ動画で君たちは満足できるのか? 否、出来ないでしょう! そこでボクはこの家の至る所にコツコツと貯めておいたボクのエッチな動画を映した記録結晶を隠しておきました! 見つけたらみんなで共有するもよし、独り占めしてしまうもよし、健全なオナニーライフを送る上で必ず役に立ってくれるでしょう!」
「そ、そこまでやるの!?」
「やります! エッチな事に関してのボクの行動力を舐めない方が良いよ!」
エヘン、と胸を張ったボクの事をポカンとした表情で見ていた三人だったが、すぐさま自分の分の記録結晶をポケットにしまって立ち上がった
「ん……姉ちゃんが俺たちの事考えてくれてるのは分かったよ。だから今回の事はしっかり納得する」
「良かった、ありがとう!」
「でも、戻ってきたら絶対に満足させてよね!」
「俺たち、ずっと待ってるから!」
可愛い事を言う三人を思いっきり抱きしめて頭をなでなでしてあげるボク、愛い奴らよ、よ~しよし……
これで二組目、後はゴードンさんのみだが………あそこは問題ないだろう。ノインに別荘を持つお金持ちの事だ、きっと北の方にも別荘の一つや二つくらい持っているはずだ
事情を話せば理解してくれるだろうし、ボクとエッチしたくなったらあっちの方から来てくれるだろう
これにてすべてが一件落着!あとは北に向かう日を待つだけだ
(さて……新しい土地ではどんな事がボクを待っているのかな?)
不安もあるがきっと上手く行くはずだ、だってボクには女神の加護が付いている
新しい土地での新しい出会い。それがどれだけ新しい刺激をボクにもたらすのかはまだ分からない。でも……少しは期待しちゃってもいいよね?
(まずはクリスさんから貰った本で勉強しておかないとな……あとはちゃんと身支度しておこうっと!)
ボクは来るべき日に備えての準備をしっかりすることを誓うとともに、向こうに着いてからの計画を練ることを決めたのであった
気が付けばどこか見覚えのあるオーロラの中に居た。この景色が見えるという事はおそらく彼女がボクを呼んだという事だろう。
「マコト、久しぶりね」
その予想通りボクを呼ぶ声に振り向いてみれば、そこにはニコニコ顔で手を振りながらこっちに近づいてくるバランスの女神の姿があった。
「本当に久しぶりだね。急に呼んでどうしたの?」
「いや~、久しぶりにあなたとお話しがしたいと思ったのと、ちょっとしたプレゼントがあってね」
「プレゼント!?何それ!?」
「こらこら、そんなに慌てないの。まずは少しお話ししましょ。ね?」
「えっ……ひゃぁん!?」
急接近した女神はボクのおっぱいを両手でぎゅっと鷲掴みにする。予想外のその行動と刺激にボクはつい声を上げてしまった。
「んふふ~……大分開発されたせいか、可愛い声で喘ぐようになったわね!」
「んもう!急になにするんだよ!」
「ごめんごめん!あなたが可愛いものだから少しからかってみたくなっちゃったのよ」
ケラケラと笑う女神は笑顔のままいつの間にか用意されていた椅子にすとんと座る。気が付けばボクの後ろにも同じ椅子が置いてあった。ボクは女神に促されるままその椅子に座った。
「さて……そんなに構えないでよマコト。別に重大な話があるって訳じゃないわ。プレゼントついでに少し話したかっただけよ」
「別に良いけどさ……話すって何を話すの?」
「だいぶ女の子としての人生を楽しんでるみたいね。見守ってきたけれどここまで転生させて良かったと思う人間はあなたが初めてよ」
「……まぁ、せっかくの機会だから楽しまなきゃ損だし」
「そんな気取った言い方しないでよ。好きになっちゃったんでしょ?女の子の体でエッチな目に遭う事が……」
「……そう、だけどさ」
女神の言う事は大正解だ、今更恥ずかしがることは無いのだが自分をこんな目に遭わせている張本人にこう言われると癪に障る部分もある。
しかしまぁ、女神はそんなボクを見ながらくねくねと嬉しそうに言った。
「まぁ~!いつもの素直なマコトも可愛いけれど、少し拗ね気味のあなたも可愛いわね!食べたくなっちゃう!」
「か、からかわないでよ!」
「……そんなに片意地張らないでよ。男の面を前面に出さなくても良いって」
「むぅ~……」
どうにもペースが崩される。女神のこういう所は苦手だ。元男としてのボクを知っていると思うとつい男の方で相手をしてしまう。
別に嫌いという訳では無い。毎日楽しく暮らせているのはこの女神のお陰だ、だからボクとしては感謝もしているのだが……
「……ま、あんまりからかうとあなたに嫌われちゃいそうだし、お話はここまでにして本題に入りましょうか」
「あ、プレゼントって奴?」
「そうよ。でもこれはご褒美としての意味合いが強いかしらね」
「ご褒美?ボク、褒められるような事はしてないよ?」
女神の言葉に少し疑問を感じたボクはすぐさまその事を女神に尋ねた。すると女神は、ニマニマと笑いながらその意味を説明してくれた。
「簡単よ。ここしばらくのあなたの行動のお陰で結構な人が幸せになってるから、その事に関するご褒美って事!」
「ここしばらくのボクの行動って……多分、エッチな事しかしてないと思うけど?」
「それよ、それそれ!そのお陰で色んな人が良い思いをしてるって訳!」
「……え?つまりボクとセックス出来たのが幸せって事?」
「それもあるけど、そうじゃないのよね~……例えば、あのドーナツ屋さんの店主は、自分の事を認めて貰える人に出会って、自分に自信を持てるようになったわけでしょ?夏休み一緒に過ごした子供たちはあなたに姉の様になって貰って久方ぶりに家族の団欒を楽しめたわけだし、その親もあなたのお陰で仕事に集中できた。お屋敷のお偉いさんはあなたのお陰で犯罪者にならなくて済んだし、そのお陰で使用人の皆さんも職を失わないで済んだ。ね?こう聞くとあなたって結構人の役に立ってると思わない?」
「う~ん……まぁ、そう言われると悪い気はしないんだけど……」
ボクは正直複雑な気持ちだった。褒められるのは良い事なのだが、その行動の理由はボクの快楽のため、つまり『エッチな事がしたい』からだ。
ボクはあくまで関わった人たちを利用していたに過ぎない。その結果、ご褒美を貰うというのはいささかすっきりできないものがあった。
だが、ボクのそのモヤモヤを女神は簡単に笑い飛ばすと励ますようにボクに言った。
「何言ってるのよ。この世の中に純粋に他人のために行動する人間なんて数えるほどしかいないでしょう?大半の人間が自分の利益のために行動しているのよ」
「いや、そうだけどさ……」
「人は自分が利益や名声を得たいと思うから行動をするの。その結果、良い思いをする人がいれば馬鹿を見る人間もいる。あなたの行動で人を不幸にしたならともかく、幸せにしてあげて悩む必要なんてないわよ!」
「……そうなのかな?」
「ええ、そうよ!女神の私が言うんだから間違いないわ!」
その言葉を聞いてボクは胸のつかえがとれた様な気がした。
確かにボクは他人に良い思いをさせてあげているのだ、そして不幸になった人間は今のところ居ない。ならば別に思い悩む必要などないではないか
女神の言う通り気楽に考えてこのご褒美をありがたく受け取ることにしよう。ボクはそう素直に思えるようになった。
「……ありがとう。女神」
「ふふ、良いのよ!あなたに幸せになって貰うのが私の役目なんだから!さて、それじゃあプレゼントを上げるわね!」
女神はそう言うと、手をボクに振りかざす。すると、その手のひらから光の玉がふわふわと現れてボクの体の中に入っていった。
別段変な感覚は無いが気味が悪い。一体これは何なのだろうか?ボクが疑問に思っていると女神はくるりと一回転して大仰なポーズを取った。
「パンパカパーン!マコトは特殊能力『ワープ』を身につけた!おめでとう!」
「特殊能力?ワープ?何それ?どういう事?」
「言葉通りの意味よ。あなたは特別な能力、ワープを身につけたの。この能力は一度行った事のある場所なら何時でも好きな時に瞬時に移動できる能力よ。地味だけどすごく便利なんだから!」
「へぇ!それは確かに便利そうだね!」
「でしょ!でも、そこまで到着地点を細かく設定できる訳じゃないから気を付けてね。せいぜい町のどのお店の前か位までね」
「それでも十分だよ!遠くの場所に瞬間移動できるなんて夢の様じゃない!」
たしか魔法が発明されてるこの世界でも瞬間移動の魔法はまだ開発されていないはずだ。という事はこの能力は唯一ボクだけが使える能力という事になる。
こんなファンタジーな世界でオンリーワンの能力を、しかもかなり便利なものを手に入れられたという事はボクにとって十分嬉しい事だった。
「喜んでもらえてうれしいわ!ついでに言うと、この能力は魔法じゃないからあなたの魔力が切れても自由に使えるわ。魔法を使う時に媒介にしてるその腕輪も必要なし!裸一貫で使用できるわよ!」
「聞けば聞くほど便利な能力じゃない!本当にありがとう!」
「良いのよ。あなたがそこまで喜んでくれるのなら、上げた私も幸せだわ。……さて、それじゃあそろそろお別れね。最後に一つ、言っておくわ」
そう言うと女神は今までとは違う優しい顔をしてボクに語り掛けて来た。
「……たとえ一時的なものでも、性別が違ったとしても、生きていく限りこれはあなた自身の人生よ。難しい事は考えずに今まで通り楽しんでいきなさい。それがあなたに与えられた権利なんだから!」
「うん!そうさせて貰うよ!」
「ええ!それが良いわよ!今まで通り楽しくてエッチな人生を謳歌しなさい!……それじゃあ、また会いましょう。今度会う時はもう少し肩の力を抜いて話しましょうね」
徐々にボクの視界が暗くなっていく。手を振る女神に微笑みかけながら、ボクの意識は深く沈んで行った………
「……なるほど、こりゃ便利な能力だ」
その日の朝、ボクは早速女神に貰ったワープの能力をテストしてみた。
この能力は心の中で行きたいと思う場所を思い浮かべて、能力を使うと思えば使用可能の様だ。細かい場所の設定は出来ないようだが、少なくとも誰かの家の前とか位までなら問題なく行える。
セントブルグのボクの家からワープしてボス君たちのいるノインまでまさに一瞬だった。その際、空を飛ぶとかそういう演出は無く、目を閉じて開けたら目的地に着いていた。
本当にわずかなロスも無く目的地に着けるのは便利だ、唯一の難点と言えばこの能力の事を人にばれないようにしなければならない事だが、そこはまぁ、気にし過ぎなくてもいいだろう。
と言う訳で今日はギルドに行くのにワープを使ってみた。出勤の時間を楽に過ごすことが出来て非常に便利だが、いまいちこすい使い方しか出来ない自分の生活を残念に思う。
普通、こういう能力って町から町にビュンビュン移動するために使う物だろう。ゲームとかでもそうだし
どっこいボクにはそうする理由が無い。そもそも一度行ったことのある町なんてセントブルグとノイン、あと魔法学校がある隣町位だ。
ギルドがあるセントブルグと魔法学校のある隣町には良く行くから、その辺に関しては便利っちゃあ便利だ。
でも、隣町ってそこまで移動に困らない。遠くにあるノインに行く事もそうそう無いから、せっかくの能力が宝の持ち腐れになってしまう。
(こればっかりは仕方ないけれど、でもまぁ、いつか十分使える様になる日が来るでしょ)
若干の残念な思いを抱きながらボクはギルドのドアを開ける。いつもより早く到着したボクはいつも通り依頼の書いてある紙が貼ってあるボードに向かい、仕事を決めようとしていた。すると……
「……やっぱり、マコトが良いかしら?」
「う~ん……あの子の働きっぷりは問題無いと思うけど、まだ時期が早い気がするのよね……」
カウンターの所で何やら難しそうな顔をして話しているのはバーバラとアマンダさんだ、自分の名前が聞こえた事で興味をひかれたボクは、何を話しているのか聞くために二人に近づいた。
「おはよう二人とも、ボクの名前が聞こえたけれど何話してるの?」
「マコト!今日は早いのね?」
「ちょっと早起きしてね。それで、何の話?」
ボクの質問に対して、バーバラとアマンダさんはお互いを見つめ合った後、意を決したようにしてボクに答えた。
「実はね……」
「助っ人?長期の異動?ボクが?」
「出来たらなんだけどね……」
アマンダさんに連れられてギルドの事務所に移動したボクは、そこで思いもしない話を聞かされることになった。
なんとボクがこのセントブルグから離れて、北の都『ノースブルク』にしばらくの間助っ人として出向してくれないかと打診を受けたのだ。
いきなりの話に驚いているボクに向かって、アマンダさんは説明をしてくれた。
「マコトは知らないだろうけど、秋から春にかけてこのセントブルグのギルドから北と南の両都市のギルドに対して助っ人を寄越すことが決まってるんだよ。南は冬眠前にひと暴れする魔物たちを討伐するための戦闘要員、北は雪や寒波が厳しいから、それに対する準備と冬に入ってからの仕事の手伝いの為に人手を送ってるんだ」
「はぁ……」
「今期の魔物たちは数が多くってね、少しでも戦闘の心得がある奴は南に送ってあるんだ。本当は魔物たちが冬眠したらこっちに戻って来て通常業務に戻って貰う所なんだが、今年は魔物たちの冬眠が遅くなりそうだって報告が来てねぇ…」
「つまり、いつもは皆が戻って来てる時期に人手が足りないって事ですか?」
「そうなんだよ。本来北に送る予定だった子たちも南での仕事が忙しいみたいでね。こっちに戻って来れそうにないんだ。このままじゃ北に遅れる人間が居ないって事になってしまう。そこで白羽の矢が立ったのがマコトって訳さ」
「話は分かったけど、何でボクなんですか?ギルドにはもっと経験豊かな人がいるじゃないですか?」
「そりゃ、私がマコトを信頼してるからさ」
「へ?ボクを?」
「ああ、マコトはここに来てから短い間にお得意さんを何個も作ってる。仕事への順応性が高くて、真面目な人間じゃないとこうはいかない。人間的にも礼儀はなってるし、人当たりも良い。マコトにとっては厳しいかもしれないけど、見知らぬ土地に行っても馴染めると思えるんだ。正直、この状況で助っ人に送る人間を考えた時、真っ先にマコトの名前が挙がったんだよね」
「あう……ちょ、ちょっと恥ずかしいですね……」
真っ直ぐな褒め言葉に喜びを感じながらも同時に申し訳なさも感じてしまうボク、お得意さんが出来るのはまぁ、真面目に仕事をこなすこともありますが、それ以上にお相手とエッチをしまくってるからってだけなんですよ、アマンダさん……
「……でも、そこまで言って貰えるのは嬉しいですね」
「正当な評価だよ。自分に自信を持って良い」
「ありがとうございます!……で、本題の異動の件なんですけど……」
「ああ、嫌だったら別の人間を回すから断ってくれて構わないよ。もしよければって位の話だったし……」
「……ボク、行きますよ。北の助っ人」
「え!?ほ、本当かい!?」
ボクの答えに驚くアマンダさん、ボクは一度頷くと話を続けた。
「ええ!元々旅人としてここに来て日が浅いですし、別の場所でやっていくのも差はありませんよ。北の都の生活ぶりを体験できるいい機会だと思って、行かせて頂きます!」
「本当にいいのかい?そりゃ、私としてはマコトに行って貰えるのは願ったり叶ったりだけど……」
「任せてください!アマンダさんの期待に応えて見せますよ!」
胸を張って答えるボクを見たアマンダさんは、ポリポリと頬を掻いた後で頷いて答えた。
「……良し、ならお願いさせて貰うよ!詳しい事は追って話すとして、準備が必要だね。これから2週間の時間を上げるから、世話になった人に報告と北に行く準備をしておきな!」
「はい!わかりました!」
ボクは元気よくアマンダさんに返事をしてから席を立った。北の生活に不安はあるが、それ以上にワクワクしている部分が大きい。きっと楽しい生活になるはずだ
(まぁ、とにもかくにも準備だよね……)
そう思いながらもまだ何をすればいいのか分からないボク、とりあえずはアマンダさんの言う通り周りの人に挨拶をしておこうと決めてからボクは家路に就いたのであった。
「……という訳で、北に行く事になりました」
「そうか……随分と急だが、仕方のない事だ。それにしても、マコトがそこまでの信頼を得ているという事は紹介した私にとっても鼻が高い事だな」
「えへへ~…///」
ボクはまず真っ先にクリスさんに報告に行った。仕事や住むところの世話をしてくれて、今日まで面倒を見てくれたクリスさんに報告することが最優先だと思ったからである。
クリスさんは少し寂しそうにした後、笑顔でボクの事を褒めてくれた。今日はなんだかむず痒くなることが多い日だと思いながら、ボクはクリスさんの話に耳を傾ける。
「しばらくの間寂しくなるが、また戻ってくるのだし長い休みの時にはこちらに顔を出せるかもしれないしな、そこまで悲しむことはないさ!しっかりと励んで来いよ!」
「はい!ありがとうございます!」
「うむ!……そうだ、確か家にノーズブルクについて詳しく書かれた本があったな。今度持って来よう。それを読んで北がどういった場所なのか知っておくと良い」
「本当ですか!?ありがとうございます!何から何まで世話になってしまって……」
「良いって事さ、さて……申し訳ないが仕事があるからこれで失礼させて貰うよ。本を持って来たら渡すから少し待っていてくれ」
「はい!」
去っていくクリスさんを見送りながら次に誰に挨拶に行こうかと考えていると、突如肩を叩かれた。
何事かと思って振り返ってみると、そこには少し困った顔をしたドニの姿があった。
「ドニ!もしかして今の話聞いてた?」
「あ~……盗み聞きするつもりは無かったんだけどな」
「いいよ。説明する手間が省けたし」
「そうか……行っちまうのか、マコト……」
「そんな大げさな言い方しないでよ。永遠の別れって訳じゃないんだから」
「分かってるけど、違うんだよ。……今の時期に離れるってのがちょっとな」
「何?どういう事?」
いささか話の要領を得ないドニに対してボクは首を傾げる。そんなボクを見たドニは観念したかのようにポツリポツリと説明を始めた。
「あんま思い出したくないだろうけど、貴族騎士団の事を覚えてるか?」
「えっと……たしか、ボクを使ってクリスさんに危害を加えようとしたあの……」
「あぁ、人を使ってお前を連れ去らったあの騎士団だ。もっとも、何の証拠も無いけどな」
「……そいつらがどうかしたの?」
「実は、このところ奴らの動きが活発になって来てるんだ。とうとう本気でクリスを団長の座から降ろそうとしているみたいだ」
「ええっ!?そ、そんな事になってたんですか!?」
知らなかった。ボクがボス君たちとエッチな夏休みを過ごしていた間にクリスさんにはそんな危機が訪れていたなんて
多少のショックを受けたボクに対してドニは話を続ける。
「……クリスの奴は何も言わないが、結構しんどいと思うんだ。あいつは強がって周りに相談しないけど、今回は流石に堪えてるはずだ。だから俺は、もしかしたらマコトにだったらクリスの奴も弱い所を見せられるんじゃないかって思ってたんだけどな……」
「そっか……ごめんね。そんな時期に……」
知らなかったとはいえ恩人であるクリスさんが大変な時期に力になれないのは心が痛む。流石のボクも楽天的にはいかない
下を向いてしょんぼりとしていると、ドニがボクの頭をそっと撫でながら励ますように言ってくれた。
「…悪い。決してお前を困らせようとしたわけじゃないんだ。これから旅立つっていうのにこんな話をするんじゃなかったな」
「でも……!」
「考え方を変えれば、お前が遠くに居る事で貴族騎士団はお前に手を出せなくなる。この間みたいな事は出来なくなるってこった。その点は安心だな」
「……そっか、ボクがクリスさんの足手まといにならなくても済むんだね」
「そういうこった。大丈夫、俺や沢山の人間がクリスを守るために戦ってる。そう簡単にクリスを騎士団長の座から追わせる訳ないさ!」
「……うん、そうだよね。ドニ達の方がボクなんかよりずっと頼りになるし、信じても良いよね」
「そうだぜ!マコトはマコトで自分の役目を果たせばいいのさ!帰って来た時に土産話の一つでもしてやればクリスも喜ぶ」
「そうだね!分かったよ。ボク、一生懸命頑張るから!その間、クリスさんを守ってあげてね、ドニ」
「任せとけよ!このドニ様を頼りな!」
おどけた様にして胸を張るドニを見たボクは噴き出して笑ってしまった。ドニもそれにつられて笑う。先ほどまでのしょんぼりした空気は一変して明るい雰囲気の中、ボクはドニと別れたのであった。
(さて、問題はここからだよね……)
数日後、ボクは部屋の中で腕を組んで考えていた。
この数日の間にマーリンさんや魔法学校の先生をはじめとしたお世話になった人たちや、ギルドの親しい友人たちには挨拶を済ませた。
あと挨拶に行くとしたら仕事のクライアント……つまり、ボクとセックスしたことがある人達になる。
問題はここなのだ、この人たちとはとてもいい関係を築けている。これは比喩表現や含みを持たせた言い方も有るが、基本的には言葉通りと受け取って貰って良いだろう。
なんてったって継続的にエッチする仲だ、関係性が悪くなったらお互いに不味い。だからこそ仲良くしている訳なのだが、この状況ではそれが少し問題だった。
(なんて説明したら納得してもらえるかなぁ……?)
そう、そうなのだ。仲が良いからこそボクとしばらくの間離れ離れになるという事を納得してもらうのには苦労する。今までセックスした相手は皆、言い方はどうかと思うがボクの虜になっているのだから
店長さんはこれから暇になるシーズンに入るから、その間ボクと店の中や店休日にどんなエッチな事をしようか考えていると言っていた。
ゴードンさんはこの間の一件からまた新しいエロコスを探しているらしい。お屋敷の皆もボクが次に来る時を今か今かと待ちわびている様だ。
そしてボス君たちも今度の冬休みにボクと過ごせるのを楽しみにしているらしい。確かにそんな約束をしていたような気がする。
この三組を相手にボクが戻って来た時に何の問題も無くまた楽しくセックス出来る様な状況のままで一時お別れするとしたらどうすればいいのか?ボクの悩みは目下それだ
タイプも考え方も違うそれぞれの男の人に対してしっかりと策を練ってから行動しないと今までの苦労がパーになってしまう。
……まぁ、何だかんだでどんな別れ方をしようとも戻って来たボクにもう一度夢中にさせる自信はあるけどね
でも、今はそうじゃなくってちゃんと礼儀を持って挨拶することを考えよう。上手く行かなかった時に強行手段を使えばいい。
「んじゃ、もう少し計画を練りこむとしますか!」
形になりつつある考えを纏め上げ完璧にこなすために、ボクは腕を組んで不備が無いかを見直し始めた……
「ええっ!?北に異動!?」
「はい、そうなんです……」
翌日、ボクが最初に挨拶に出向いたのは店長さんの所だ。前に店長さんに買って貰った洋服を着て店に行き、仕事上がりを狙って店長さんを捕まえたボクは早速移動の話を口にしていた。
「ボクもせっかくセントブルグでの生活に慣れて来たし、親しい人と離れるのは心苦しいんですけど……」
ボクは寂しそうな表情を作って下を向く、指をもじもじと絡ませて話し辛そうな雰囲気を醸し出すことも忘れない。
あくまで悪いと思いながらもギルドの為に北に異動するという体を崩さずに話し続けるボク、この行動には理由がある。
何故ボクが最初に店長さんの所に行く事にしたかと言えば、それは店長さんがチョロいからだ。
ボクとの関わりを経てやや強気な面を出せる様になった店長さんだが、基本は気弱なお人好しな男の人だ。そんな人が目の前で女の子がしょんぼりと申し訳なさそうに話をして来たら、その話の内容を納得せざるを得ないだろう。
「ま、まぁ、仕方がないよね。マコトちゃんも仕事で行く訳だし、大人にはいろいろと事情があってどうしようもない事とかもある訳だし……」
ほらね、チョロい。ボクは内心上手く行ったと笑いながら計画通りの行動を続ける。
「でっ、でも!もう二度と会えない訳じゃないですよ!しばらくしたらまた戻ってきますし、そしたら元通りの生活ですから!」
「わっ、分かってるよ!そんなに慌てないで良いからさ、戻ってきたら連絡頂戴ね。またお仕事頼むからさ」
「……本当ですか?」
「えっ?」
「ボクの事、忘れたりしませんか?ボクが戻って来た時にはボクに興味無くして、もう会ってくれなかったりするんじゃないですか?」
ちょっぴり涙目で上目遣いに店長さんを見つめるボク、うるうるした目で見つめられて店長さんがたじろいでいるのが分かる。
うん、完璧だ。普段の感じとは違う慌てた様子からあなたに忘れられるのが不安ですよアピール、そこに世の男性をクラクラさせる涙目+上目遣いのコンボ、これで落ちない男はいないだろう。多少なりとも好意を抱いている女性にやられたらなおさらの事だ。
正直、店長さんがボクの事を忘れるとは思えない。人間的にも男性的にもありえないという事はよーく分かっている。
それでもここまで演技じみた事をするのは他ならぬ店長さんのためだ、ボクに自分の事を求められていると確認させて上げられれば、多少離れていたとしても次に会う時に声をかけやすいはずだし、きっと新しい自信が芽生える事にも繋がるはずだ
そして店長さんはボクの思った通り、慣れない手つきでボクの頭を撫でながら励ますように言葉をかけてきた。
「だ、大丈夫だよ。例えしばらく離れたからってマコトちゃんの事を忘れる事は無いし、戻って来た時も冷たくする気なんて無いからさ」
「……本当、ですか?」
「ああ、勿論さ。そ、それに……ボクとしてはその逆の方が心配なんだけどな……」
「え?逆って何ですか?」
「そりゃあ……君が、その……ノースブルグで良い人を見つけて、こっちに戻ってくれなくなったり、あるいは……僕に興味を無くしたりするんじゃないかって……」
「むぅ………」
「あ!べ、別に嫌って訳じゃないよ!いや、嫌なんだけど、マコトちゃんが幸せなら僕はそれで……むぅっ!?」
あぁ、もう、本当に……本当にチョロくって、簡単で、可愛い人だなぁ……♡
ここまでボクの予想通りに動いてくれている店長さん、ボクの掌の上でころころと転がされ続けている可愛い可愛い店長さん
ボクはそんな店長さんに向かって精一杯の愛しさを含んだ口づけを送る。たっぷりと、甘く、気持ちのいいキス……二人で蕩ける様なキスをした後、ボクは口を離してから拗ねた様な口ぶりで言った。
「……ボクが何のためにここに来たか分かってないんですね。そういう鈍い所、嫌いじゃないですけどね」
「へ……?」
呆けた店長さんの事を意に介さないで、ボクは着替え魔法を発動した。ボクの体が光り輝き、身につけていた服が跡形もなく消滅する。
光が消えた後、店長さんに目に映ったのは先ほどの可愛らしい服を着たボクではなく、少し頬を赤らめてパンツ一丁で目の前に立つボクの姿であった。
「……ボク、今日は店長さんに挨拶しに来ただけじゃないんですよ?離れてる間に店長さんがムラムラして、他の女の子の事盗撮しないように釘を刺しに来たんですからね」
「え、えーっと……それって、つまり……?」
「想像通り、エッチな事をしに来たって事で良いですよ」
ボクはそう言いながら店長さんの両手を掴んで自身のおっぱいへと運ぶ、ごつごつとした手の平がボクの乳首に当たり、コリコリと擦れる度に口から甘い息が漏れる。
「……ほら、ボクのおっぱいの感触、忘れないでくださいよ?柔らかくってふわふわしたおっぱいも、興奮して固くなってる乳首も、とってもエッチでしょう?盗撮した女の子じゃあ、この感触は味わえませんよ?」
「う、うん……」
「それに、ほら……」
ボクはそっと店長さんの手をおっぱいから離して下の方へ誘う。それに倣って下がる視線を感じながら、ボクは店長さんに官能的に語り掛ける。
「下の方も、この後どんなエッチな事をされるんだろうって期待して、準備万端なんですよ?ほら、ボクの下着のおまんこの部分、びっしょり濡れて、ぴったり張り付いちゃってるの分かるでしょう?」
そう言いながら店長さんの手を腰の部分に置き、ショーツの両端を掴ませる。そうしてそっと手を放すと、後は店長さんがその手を下に下ろしてくれるのを待つだけだと言う様に少し足を開いた。
「だから、店長さんの手でボクを丸裸にして下さい。それで、ボクの準備万端のぐちょぐちょおまんこと店長さんに開発して貰ったアナルをいっぱい弄って下さい、ね?」
ゴクリと唾を飲み込む音が聞こえる。ショーツを掴む手が震えているのが良く分かる。
その全てを理解して、意識するたびにボクの心臓の音が高鳴っていく。ボクの裸を見て興奮している男の人を目の前にして、その事実でボクもまた興奮していく……
「……僕も、君に僕の事を忘れて欲しくないんだ。だから、今日は君に僕を刻み込ませて貰うよ。良いね?マコトちゃん……」
「ふふふ……ええ、望むところです。沢山愛してあげますから、沢山愛してくださいね?店長さん……」
ボクの返事を聞いた店長さんの手がゆっくりと下に降りていく。おまんこに張り付いていた染みの部分が剥がされていくのを感じ、離れていくときに愛液でぬめったおまんことの間にいやらしい糸が出来ているのを見て、その糸が切れるか切れないかの位置でショーツを止められ、たっぷりと視姦される。
そうした後、ボクの前と後ろの穴に無遠慮に指が挿入されるのを感じたボクは、今まで我慢していた愛欲を解き放って店長さんにすべてを委ねたのであった………
「……ここでするんですか?」
「あぁ、そうだよ」
ボクのおまんことお尻の穴をたっぷりとほぐした店長さんは、ボクを抱え上げるとお店のトイレの中にボクを連れ込んだ。
狭い個室の中に二人で入ってドアを閉めると思った以上の閉塞感に息がつまりそうになる。でも、なんだか二人きりの空間をたっぷり満喫出来ている様な気がしてボクは嬉しくもあった。
「マコトちゃん、ちょっとゴメンよ……」
店長さんはそう言うと、ボクの脚をそっと便器の淵に下ろす。便座の部分は上がっているから幅の狭い淵の部分に足を下ろすことになったが、がに股で脚を大きく開いた体勢になって後ろにいる店長さんに寄りかかる事で体勢を維持する。
毎日店長さんがしっかりと掃除しているトイレは見事に綺麗で汚れの跡は見えない。そう言えば初めて会った頃にはここに盗撮用の記録結晶が仕掛けてあったんだなと懐かしい事を思い出しながら、ボクは店長さんの用意が出来るのを待った。
「お待たせ…それじゃあ、挿れるね……」
「わわっ!?」
ズボンとパンツを脱いだ店長さんはボクをひょいと持ち上げるとボクの膝関節の部分に手を引っ掛けて足を開かせる。
所謂『駅弁』の状態になったボクは軽々とボクを持ち上げた店長さんの力強さに軽くドキドキしていた。
「ごめんね、驚かせちゃったかな?」
「大丈夫ですよ! それで、どっちの穴に挿れてくれるんですか?」
持ち上げられて宙ぶらりんの格好になったまま腰を前後に動かして挿入を強請るボク、そんなボクをゆっくりと下ろしていった店長さんがオチンチンをあてがったのは……
「んあっ! おひりぃっ…♡」
しっかりと解されたボクのアナルは難なく店長さんの怒張を飲み込んでいった。ゆっくりと最奥までオチンチンを突き入れていった店長さんは、ボクのアナルがオチンチンを根元まで飲み込んだことを確認すると一息ついた。
深く深くお尻を穿かれるボク、久々にお尻の初めてを奪ったオチンチンを受け入れられたボクのアナルが嬉しそうにうねる。まるで店長さんのオチンチンをもぐもぐと食べて味わっているようだと思いながらボクは呼吸を整えていく
「マコトちゃん、先に言っておくけれど、このセックスの間は汗もおしっこもお潮も全部垂れ流して欲しいんだ」
「ほぇ…? どういう事ですか?」
「……気持ち悪がるかもしれないけど、ここにマコトちゃんを感じる何かを残しておきたいんだ。だからこの狭いトイレの中にマコトちゃんのいやらしい匂いをたっぷりと充満させておきたいんだよ」
「あはぁ…♡ そう言う事ですか…」
店長さんのその言葉に色々納得がいった。何でこの店のトイレの中に連れ込まれているのかとか、目の前に用を足しやすい様にセットされてるトイレの事とかだ
ボクが居なくなる間、店長さんはこのトイレに残ったボクのやらしい匂いを嗅いで興奮して、自慰をするのだろう。
今日この場でボクを抱いたことをオカズにして、個室に残ったボクの匂いを満喫して、今もなおボクの事を抱いていると妄想して……
(ボクの事をオカズにするためにセックスするだなんて、なんて酷い事なんだろう……♡)
心の中で思い浮かんだことと体の反応がかみ合っていない。本当は文句の一つや二つくらい言って、それで認めてあげる位の行動のはずだ。
でもボクの体の反応は正直で、今もオチンチンが挿っているアナルがきゅうきゅうと喜びのあまり愛しいオチンチンを締め付けている。おまんこから垂れる愛液もその量を増してるし、徐々に体の熱さが高まっているのも感じる
ボクは悦んでいる。求められ、請われる事を。そして確かに女としての満足感を感じ、心臓が高鳴っている。
まるで媚薬を打たれたかのように熱くなっていく自信の体を抱きしめながら、ボクはアナルに力を入れてぎゅうっと店長さんの分身を締め付ける。
その締め付けが心地よかったのか、はたまた予想外の刺激に驚いたのかは分からないが、店長さんは「ううっ」と呻き声を漏らした。
「……本当に良くそんな事が思いつきますね? とんでもない変態じゃないですか」
「か、返す言葉も無いよ……」
「変態、店長さんのド変態………って、ボクに言われて増々興奮してるんですね。お尻の中のオチンチンが固くなってるのが分かりますよ」
「うぅっ……!」
「女の子に罵倒されて喜ぶだなんて救いようがない変態ですね。ドMとか変態とかを通り越してダメ人間の仲間入りですよ? 良いんですか?店長さん」
「は…うぅ……」
……やばい、これちょっと楽しくなってきた
今まで虐められることの方が多かったし気持ち良かったから別に気にしなかったけど、虐める側っていうのもなかなか楽しい
目の前で少し悔しそうにしながらオチンチンをビクビクさせる店長さんを見ているともっと虐めたくなってくる
今度詳しく調べて女王様ごっこもしてみよう。さしあたりゴードンさん辺りは簡単に乗って来てくれた上で、面白い反応を見せてくれるはずだ
そう思いながら、ボクは今ボクの相手をしてくれている店長さんに意識を戻す。そして、今までの厳しくって冷たい雰囲気を解いて、その唇に優しくキスを落とす
「ふむっ…ふぅぅ…ちゅっ……♡」
舌を挿れる訳では無い唇を重ねるだけの可愛いキス、親しみと愛しさを込めて繰り出したキスは店長さんの意表を突くことに成功した様だ、目を丸くしてボクに良い様にされている
「ちゅぱっ……♡ ふふふ……ごめんなさい。店長さんがあんまりにも可愛い反応するからつい虐めちゃいました。ボク、いけない子ですよね?」
一度そこで言葉を切って体の力を完全に抜く、体勢を維持することもバランスを取ることもせずにボクは店長さんに完全に体を預ける形になる
ボクを支えている店長さんの体……脚を掴む力強い手、背中越しに伝わる大きな体、そして、アナルに突き入れられたオチンチン
体から力を抜いて支えて貰う事でその全ての感触を先ほどよりもじっくりと感じる事が出来る。ボクは全身の支配権を店長さんに譲り渡して快楽に溺れるだけの雌になってしまえばいいのだ
「……こんないけない子のボクはお仕置きしないとダメですよね? 店長さんに失礼な事を言えないように、しっかりと体に教え込まないと」
脚を掴む手の力が強まるのを感じる。少し息も荒くなってきた様だ
店長さんの興奮度合いが高まってきたのを理解したボクの顔には自然と笑みが浮かんできていた
「あっはぁっ♡ きたぁっ!」
唐突に、そして無遠慮に動き出した店長さんのオチンチンがボクの直腸を深く抉る。
不意打ちで繰り出された一突きの衝撃はボクのアナルから脳天まで一気に駆け上がり、その全てが快感へと変わっていく
「ふっ!ふっ!ふっ!ふっ!」
当然その動きが一回で終わるはずもない。ボクを抱える店長さんはボクを持ち上げると同時に腰を引き、落とすと同時に腰を突き上げる。オチンチンが引き抜かれる時に感じるアナル特有の排泄感と切なさを味わっているとすぐさま最奥まで貫かれてきつい圧迫感がボクを襲う
徐々に早くなっていくその動きに比例してボクの感じる快感も跳ね上がり、そしてボクの思考はそぎ落とされていく
体からは力が抜け、口はだらしなく開き、そこから快感を伝える嬌声と涎が延々と垂れ流されている。ボクは脱力しきった体を店長さんに預け、お尻の穴で感じる事に専念することにした
(はぁぁっ……♡ 店長さん、さっきは調子に乗ってごめんなさいぃ……♡)
腰とお尻の肉がぶつかる度にパンパンと乾いた音が鳴る。まるで子供が罰を受けてお尻を叩かれているかのような音、その音がボクの被虐心をそそる
先ほどの言葉通りに店長さんをからかった罰を受けている気分になるボク、尻に平手打ちを受けている自分の姿を想像したとたん、お尻全部で感じる快感が一気に跳ね上がった
(お尻にオチンチン挿れられただけでこんな風にメロメロになっちゃうって言うのに、さっきは生意気な口をきいてごめんなさい…♡ お仕置きされて感じる変態なボクに、もっと身の程を教えてください……!)
オチンチンをアナルに挿れられて動かされているだけで体から力が抜けて、何一つとして抵抗できないボク
本来排泄口として使うべき場所をオチンチンを扱く穴として広げられ、何度も何度も抜き差しされているボク
こんな扱いを受けて本当なら泣きたい位に悔しいはずなのに、それどころか気持ち良くなってだらしない表情でこの快感を享受するド変態なボク
その一つ一つを思い浮かべる度に体がかぁっと熱くなり、何とも言えない震えが全身を走る
一本のオチンチンに完全に全てを支配されながら、ボクは自分の立場を再確認していた
ボクはこのオチンチンには逆らえない。ボクのお尻の穴を知り尽くしたこのオチンチンが肛門を押し開いて挿って来る度にボクの体は完全服従の構えを取ってしまう
ただただお尻を突き上げられ、新しい弱点を見つけられ、さらに逆らえなくなっていく………ボクのお尻は、店長さんに完全に手懐けられてしまった様だ
「ぐっ……マコトちゃん、本気で動くから、ちょっと体勢を変えるよ…」
「あぁ……はぁい…♡」
返事をしたと同時に、ボクは大きく脚を開いたまま便器に下ろされた。固くひんやりとした感触が内腿から伝わり、脚を閉じられない体勢にされたことにおまんこがきゅんきゅんと興奮している
軽く前に押されたボクはトイレの背もたれを抱きしめる様な姿勢になった。店長さんはそんなボクを後ろから抱きしめるとおっぱいを鷲掴みにしたまま激しくピストンを開始する
「ああっ! くぅん……♡ はぁっ! ふ、深いぃっ……♡」
下から突き上げられるのとはまた違った感覚、何より、覆いかぶさるようにして責められているという事がボクを興奮させた
体全部を抱きしめられる様にして責められると、なんだか主従関係をしっかりと示されている様な気分になる
体の全てを支配され、身じろぎ一つできないように抱きしめられ、暴力的な快感を与えられる………そう考える度にボクのMっ気がゾクゾクと騒ぎだしていくのだ
「あぁぁ……! き、ちゃぅぅ…! しゅごいのぉ……きちゃうぅっ!」
先ほどより大きく響く肉のぶつかる音、絶頂を前にして体が緊張していくのが分かる
一切触れられていないおまんこからは愛液が涎の様にダラダラと溢れ出しトイレの中に零れ落ちていく、狭い個室の中で絡み合ううちに上がった体温のせいでかいた汗と一緒になってボクのいやらしい匂いが充満しているのが分かる
「ひぃ、くぅ……!すごいのぉ……きちゃいますぅぅっ!」
「マコトちゃん、僕も……限界っ、だぁっ!」
店長さんの腰遣いがさらに激しく、大きくなってボクのお尻を叩く。おっぱいを揉みしだかれ、アナルを深く穿られて、頭の中がスパークしたかのように真っ白になっていく……
「いっ……きゅぅぅっ……!ボク、イキますぅっ!」
「良いよ……!一緒に、イこう…!マコトちゃん…!」
ボクの言葉を聞き遂げた店長さんは一気に深くボクのアナルを穿つと同時に乳首を抓り上げる
ボクは、二か所で発せられた快感が子宮へと収束して、そこで大爆発するのを感じた
「あぁぁぁぁぁっ! あぁぁ~~~~っ!」
絶頂を迎えると同時に体をしならせて叫ぶボク、店長さんはその体を押さえつけながらボクのアナルに種付けしてくる
直腸内に熱い精液を感じ、再び軽い絶頂を迎えたボクのおまんこから勢いよく愛液が噴き出される。「潮を吹いたんだ」と理解したと同時に、ボクは心地よい開放感も感じていた
(あうぅ……ボク、潮吹きと同時におもらしもしちゃったぁ……♡)
開放感の正体を探ってみれば、黄金色の液体を噴き出しているおまんこの姿があった。あまりの気持ち良さに潮吹きだけでなく失禁もしてしまうなんてなんて恥ずかしいんだろう
そんな風に思いながらもおしっこは止まらない。それどころかさらに勢いを増していく
「おしっこ……しーしー……気持ち良い……♡」
呆けた声で呟きながらおしっこをし続けるボク、排泄の瞬間を店長さんに見せ続けていることに興奮してその勢いはもっと強くなる
やがて膀胱の中の水分をすべて出し切ったボクは、体を震わせて排泄後の心地よいひと時を迎えた
「ふぅ………っ! あんっ……♡」
くたりと体の力を抜いて休憩しようとしていたボクだったが、その体を再び持ち上げられ奥まで一気にアナルを貫かれて甘い声を漏らす
どうやらボクが放尿している間に店長さんは二回戦の用意を整えた様だ。正確には、ボクの排泄シーンを見て興奮したから二回戦目の準備がすぐに出来たと言うべきだろうが
「ふふふ……♡ そういえば、店長さんって女の子がおしっこする姿を見るのが好きだったんでしたね」
「いや、そういう訳じゃないけど……いまいち否定出来るような行動してないからなぁ……」
ボクがおしっこをしてる間にアナルでオチンチンをガチガチに固くしていた人が何を言うか
そう思ったが、ボクはそれを口にするのは止めた。だってボクは先ほど『躾け』られたのだ、店長さんの気を悪くするような事は言わないようにしなければなるまい。ボクは意外と賢くて従順な変態なのだから
それに……ボクの事を気持ち良くしてくれるこのオチンチンを馬鹿にするような事は言いたくない。
突き入れられる度に深い衝撃が、抜かれる度に何とも言えない排泄感が、腸壁を擦る熱が、本来性行の為に使うべき穴ではないという事の背徳感が………その全てがボクの快感へと変わっていく、そして、ボクに快感を与えてくれるオチンチンと店長さんに愛しくなっていく……
ずっぽりと嵌められてオチンチンを離そうとしないボクのアナル、射精された精液の熱さと固いオチンチンの感触を感じながら、ボクは店長さんにそっと囁いた
「……ねぇ、準備は出来ましたか? そうしたら、もう一回ボクのお尻を虐めて下さい。たくさん虐めて、ボクの事を気持ち良くしてください……ね♡」
「……あぁ、この個室にマコトちゃんの匂いがこびり付くまで君を離しはしないよ。覚悟してね」
「うぅっん…! はぁぁっ……!」
再び動き始めたオチンチンをお尻で感じながら、ボクはこのトイレから出られるのは一体何時になるのだろうと考えて……すぐに止めた
敏感になった尻穴が伝える快感が、脳を焼ききる程に激しくボクを責めたからである
「はぁぁぁぁ……♡ んひぃぃぃ……♡」
一度達したアナルは正直者だ、潤滑油となり替わった精液の事もあってオチンチンはスムーズに出し入れされている
抉るも抜くもどちらもボクの体と脳を狂わせるほどの快楽を与えてくる。潮を吹いてほぐれたおまんこからは愛液が滝の様に流れ落ちている
「イクぅ……ボク、もうイクぅ……♡」
「今回はだいぶ早いね。すこしゆっくりにしようか」
「あん……♡ はぁ、くぅん……ダメぇ……」
ボクの呟きを聞いた店長さんはオチンチンを動かすスピードを落としてゆっくりとアナルを穿つ様になった
重厚な動きが深い快感と優しさを与えてくれるが、ボクは激しく責められてイきたいのだ。この焦らしプレイはなかなかしんどい
「……大丈夫だよ、マコトちゃん」
「んっ…! ふぇ……?」
そんな事を考えていたら店長さんに優しく話しかけられた。ずん、ずんとゆっくりお尻を責める店長さんのオチンチンに喘ぎながら、ボクはその言葉の先を待つ
「まだ時間はたっぷりあるんだ、君も僕も満足するまでは君を帰しはしないよ」
「ふきゅぅ……っ、そう、なん……ですかぁ…?」
「あぁ、だから最初から飛ばしたらもったいないだろう? もっともっと敏感な体にしてあげて、最後に狂うほど気持ち良くしてあげるよ」
「あはぁ……♡ 狂っちゃうほどぉ……?」
沢山体を弄られて、でも絶対にイけない様に責められて、全身が熱くってイきたくて堪らない!って思った時にこれでもかと快感を与えられるようになって………要は、この後ボクは虐められっぱなしという事だ
想像しただけで子宮が震え続けて絶え間なく小さな絶頂を繰り返してしまう。白く濁った本気汁がおまんこから溢れ出す。そして、空になったと思っていた膀胱からは再びおしっこが流れ出していた
ほんの少しだけこれからの自分が受ける快感を想像しただけでここまで感じる少女、虐められると分かったとたんに嬉ションまで垂れ流してしまう変態………それがボクだ
もう蕩けきって、グチャグチャになって、ふわふわ浮く様な快感に身を任せて……それで、好きにされてしまいたい。して欲しい
だから、店長さんの望みがボクをもっといやらしく狂わせる事だというのならボクはその期待に応えよう
この個室の中にボクと言う変態が喘ぎ続けたという証拠を残すために、ボクを求めてくれる店長さんのために………
「あくぅ……んんっ……ふぅ、はぁっ……ほぉぉぉ……♡」
決して絶頂を迎えさせない絶妙な動きでボクを責める店長さん、ボクはその腰遣いに感嘆しつつ、体の感度を高めた後でボクがどうなるのかという想像をし続けては責められるお尻の快感と併せて喘ぎ声を漏らし続けたのであった………
「ええっ!? 姉ちゃん、冬休み一緒に過ごせないの!?」
「ああ、うん……その、ごめんね……」
店長さんとたっぷりエッチした数日後、ボクはノインに来ていた
目的は当然、ボス君たち3家族に異動のあらましとしばらくの間仕事を引き受けられないと伝える事である
各家族のご両親たちは話をした際にとても残念そうだったがすぐに納得してくれた。やはり大人として仕事の部分は仕方が無いと分かっているからだろう。事実、自分たちもそういう面があるし
問題は子供たちの方だ、説明しても子供心には納得は難しいだろう。冬休みもボクと一緒に過ごすことを楽しみにしていたらしいし、ボクとしても心苦しいものがある
それに対する用意もしてきたわけだが、やっぱりしっかりと説明して納得してもらわなくてはならないだろう。それがボクの出来る誠意の見せ方だ
「ほんっとうにゴメン! この通り、謝るからさ!」
「……俺たち、すっごく楽しみにしてたんだぜ。また姉ちゃんと一緒に過ごせるのをさ」
「分かってる。ボクも楽しみにはしてたんだけど、どうしようも無い事でさ……」
「……断ってくれたっていいじゃんかよ」
「まぁまぁボス君、気持ちは分かりますけれど仕方が無いですよ。マコトさんだって仕事をしてる訳ですし、その決定には逆らえませんって」
「でもさぁ……」
「姉ちゃんも色々大変なんだよね?それに、いなくなるって言うのも少しの間だけで、すぐに戻ってくるんだよね?」
「うん、どれだけ長くなっても次の夏までには戻ってくるよ」
「それじゃあ、今度の夏休みにこそ俺たちと一緒に過ごして貰うって事で手を打とうよ。ね?」
「……しゃあねぇなぁ。約束してよマコト姉ちゃん、今度会ったら絶対に沢山遊んでもらうかんな!」
「うん! 約束するよ!」
やれやれ、どうやら何とか納得してくれた様だ。ボクは一安心と胸を撫で下ろし……
「……でも、もう一つ条件があるんだけど」
と、思った所でボス君がニヤニヤ顔でボクに話しかけてくる。チビ君もメガネ君も同様だ、そして自分たちの服を脱ごうとしている
……ま、こうなりますよね。想像通りの展開にボクは軽くため息をついた
「姉ちゃん、今日は俺たちが満足するまでセッ……」
「はい、ちょっと待った!」
ボス君の言葉を今度はボクが遮る。突然のボクの大声に三人ともビクッと震えて固まってしまった。こういう所を見ているとやっぱ子供だなぁと可愛く思えてしまう
「ね、姉ちゃん? いきなりどうしたの?」
「あ……あぁ、ごめんごめん。その条件は残念ながら飲めないって言おうとしてさ」
「え……ええ~~~~~~~っ!?」
悲鳴の三重奏、叫ぶと同時にボクに詰め寄って泣きそうになりながら詰問してくるボス君たち
「な、何で!? どうして!?」
「何か不都合な事でもあるんですか!?」
「姉ちゃんの鬼! 悪魔! 変態!」
「はいはい。少し落ち着いてね~………あ、あとチビ君は変態以外の悪口を取り消しなさい。じゃないとボク、怒るよ?」
ボクの一言にピタッと動きを止めて並んで正座する三人組、チビ君はボソッと「じゃあド変態」と呟いていた
ありがとうチビ君、ボクにとってそれは最高の褒め言葉だ
「……まぁ、何でここでエッチしないかって言うと、君たちあんまりにも贅沢じゃあないかと思ってさ」
「ぜ、贅沢?」
「そう。だって君たち位の年頃の男の子ってムラムラしたら自家発電で何とかするもんでしょう? セックスする相手がいる訳じゃあないんだしさ」
「そりゃあそうだけどさ……」
「でしょ?それだというのに君たちはボクを見るたびセックスだのエッチだの何だの……少しは同世代の友達を見習って自家発電に勤めなさい!」
「……俺たちにそれを教えたのは姉ちゃんの癖に」
何やら呟きが聞こえたような気がするが無視しよう。ボクは都合の悪い事は聞こえないのだ
「ええ~っ……って事は、俺たちにオナニーで我慢しろって言ってる訳?」
「そういうこと! まぁ、ボクが居ない日々に慣れるって事でもちょうど良いでしょう」
「良くないよ! 今更姉ちゃん以外で抜ける訳ないだろ!」
おや、何だか嬉しい事を言ってくれるじゃあないか。ボクの耳は自分に都合の良い事は聞き逃さないのだ
「クラスの奴らが使ってるオナホールって奴も姉ちゃんのまんことかアナルとかに比べたら全然良くなかったし……」
「俺、それよりも姉ちゃんにパイズリして欲しかった……」
「……正直、写真集や映像の女性はマコトさんに見劣りしてしまいますからね」
非情に落ち込む子供たち、まるで世界の終わりが来たかの様な様相だ
まったくもって可愛くって正直な反応な事だ。ボクはクスリと笑うと照れくささを隠しながら言った
「……皆さん、何か勘違いしてませんかね?」
「え……?」
三人の視線がボクに向けられた事を確認してから着替え魔法を発動させる
光に包まれたボクの体は、一瞬にして一糸纏わぬ全裸に変わった
「……確かにセックスはしないって言ったけど、エッチな事をしないとは言ってないよ?」
「ど、どう言う事?」
「つ~ま~り~………ボクをオカズにしてオナニーして、って事だよ」
ボクは満面の笑みを浮かべながら、その表情にそぐわない事を口にしていたのであった
「……ほらぁ、どうしたの? 頑張って!」
「くっ……これは、これで……」
「なかなか、すごいなぁ……!」
寝室に移動したボクたちは早速全員服を脱いで行為を始めた。と言っても、今回はお互いの体に触らないというルールの中でだが
今、ボクはおしっこをするときの様な恰好をしておまんことおっぱいを三人に見せつけている
がに股の下品な座り方をして恥ずかしい部分を見せつけているという事がゾクゾクとした快感を与えてくれる
そして何より目の前で必死にオチンチンを扱いている三人の姿を見るのが堪らない
ボクの裸を見てオチンチンを固くして、ボクの裸でイこうとしている子供たち……今までも何回かオナネタにされているんじゃないかと思った事はあったけど、実際にこうして目の前でオナニーを見せつけられると何とも言えない感覚がボクを襲う
それはこんな子供たちをダメな道に引きずり込んでいる罪悪感であったり、イケナイ事をしている背徳感であったり、欲望をぶつけられている事に関する熱量であったり……その全てがボクを気持ち良くしているのだ
「はぁっ……姉ちゃん、ポーズ変えて貰っても良い?」
「ん、良いよ。それじゃあ、こんなのはどう?」
リクエストを受けたボクはそっと立ち上がると今度は三人にお尻を向けて前かがみになる
お尻をぷりっと突き出す格好になったボクのおまんことアナルは自然と三人の視線に晒されることになり、途端に視線がそこに集中するのを感じた
「ほ~ら、みんなの大好きなマコトお姉ちゃんのお尻だぞ~!」
「うっ……ゴクッ…!」
「姉ちゃんのお尻の穴……ヒクヒクしてて、超エロい…」
「まんこも丸見えで……テカってるよ……!」
口々に感想を言う三人に対して、ボクはサービスと言わんばかりに両手でおまんこを広げて見せてあげた
「「「うおおぉぉぉぉぉっ!」」」
大きく聞こえる歓声と共におまんこに注がれる視線が凄くなる。それを聞いたボクのおまんこからもドロリと愛液が噴き出してきた
「あっ…! 姉ちゃん、おまんこからエッチなお汁が溢れてるよ!」
「俺たち、今日は姉ちゃんに触って無いのに、どうして?」
「あはぁ……♡そんなの分かってる癖に、意地悪だなぁ……♡」
子供たちから意地悪な質問が飛んできた。まったく、この子たちはボクを辱めたくって仕方が無いのだろう
意地悪をされる度にジンジンと熱くなるおまんこ、きっと今も愛液は勢いを増しておまんこから流れ出ているだろう
(もっともっと……興奮して貰わないとね……♡)
トロトロとボクを蕩かせる様な快楽に顔がにやけて仕方が無い。ボクはそのいやらしい表情のまま振り返ると、子供たちに向かってゆっくりと答えを口にした
「ボクのおまんこがとろとろになってるのは、皆に見られて、エッチな妄想されてるって思うと、ボクもすごくエッチな気分になって……興奮してるからです!」
「姉ちゃん、俺たちにオカズにされて興奮してるんだ!」
「うん♡みんなの頭の中でエッチな事されてるって想像するだけでイきそうになっちゃうんだぁ……♡ねぇ、ボク、皆の中でどんなエッチな事されてるの? チビ君、お・し・え・て♡」
ボクは個人個人の妄想を加速させるために各人の妄想がどんなものなのか質問をする
自分のオナネタを話すなんて多少気が引ける話ではあるが、しかしチビ君はそんな事も気にしないで話してくれた
「おっ、俺は、姉ちゃんのおまんこ弄って遊んでる! 指を挿れて掻き回したり、たくさん舐めたりして……」
「あはぁっ♡ボクの事、気持ち良くしてくれてるんだね? チビ君は優しいなぁ……♡」
「そ、そんなんじゃないよ……」
「良いんだよチビ君、ボクのおまんこ弄って、チビ君が楽しんでくれたらボクも嬉しくって……気持ち良くなっちゃうんだ! だからもっとボクのおまんこいじめて、気持ち良くなってね……♡」
「う…あ……ねえ、ちゃんっ…!」
「ん……今、チビ君の頭の中で、ボクどんな事されてるのかなぁ…? 敏感になってるクリちゃんを弄られて喘がされちゃってるの? それとも、玩具で奥の方までジュプジュプ責められて、気持ち良くされちゃってるのかなぁ…?」
ボクは囁くようにしてチビ君の妄想に拍車を掛ける。チビ君の手が先ほどより早く動き、自分のオチンチンを扱き上げるのが見えた
これでもう大丈夫だろう。さぁ、次の子の相手をしてあげなくっちゃね!
「ふふふ……♡今度はボス君の番だよ。ボス君はボクでどんなエッチな妄想してるのかな?」
「俺は……姉ちゃんのまんこに挿れて、セックスしてる!」
「わぁ~! もうおまんこに挿れてくれてるんだ! どう? ボクのおまんこは気持ち良い?」
「当然だよ! 姉ちゃんのまんこが気持ち良くない訳ないじゃないか!」
「あはは! そんなに可愛い事言っちゃって……♡嬉しくって、ボクのおまんこ熱くなっちゃうじゃないか……♡」
触れられていないというのにおまんこは大洪水になっている。妄想だけでここまで気持ち良くなれるとは思わなかった
具体的にどう扱われているかを聞いてボクも興奮している様だ、足元には水たまりの如く愛液が溜まっている
そんなボクを更に興奮させるためか、はたまた自分が気持ち良くなるためか、ボス君は自分の妄想をボクに向かってぶちまけた
「姉ちゃんのまんこっ、後ろから突くと奥の方まで届いて、すごく気持ち良い! 腰振る度にお尻にぶつかって、それでパンッって音がするのが凄く興奮するっ!」
「あぁっ……♡ボスくぅん、もっと、もっと突いて良いよぉ…♡ボクの足腰立たなくなるまでオチンチンで突いてぇっ…♡」
まるで本当にセックスしているかの様な錯覚に陥るボク、ボス君と二人で甘い快感に身を任せていく
チビ君もボス君も妄想にどっぷりと浸れた様だ、あとはメガネ君だけなのだが………
「はぁ…はぁ……ま、マコトさんのお尻……っ!」
どうやら、一番興奮していたのはこの子の様だ。まぁ、三人の中で一番のお尻好きだし、仕方が無いっちゃ仕方が無い
ボクが何かをする必要が無いほどオナニーに夢中なメガネ君、試しにお尻を上下左右に振ってみると、面白い位にメガネ君の視線が後を追ってくる
「えへへ……♡ふりふり…ふりふり……!」
リズミカルにお尻を振れば、その動きに合わせてメガネ君の手の動きも変わる。ボクはまるで他人のオナニーを支配しているかの様な感覚に一種の楽しみを覚え始めていた
「ふふふ~……じゃあ、これならどうだ!」
ボクはぐいっとお尻を突き出すと、その体勢で制止する。一体何をしようとしているのか分からないであろうボス君とチビ君はボクの事をジッと見つめ、そして……
ーーーぷっ、ぷぷぅ~
「あっ!もしかして……」
「マコト姉ちゃん、おならしたな!」
「あはは!ごめんごめん、ちょっと面白そうだったからさ!」
「もう!止めてよ!」
文句を言うボス君とチビ君に笑いながら謝るボク、二人はオチンチンを扱く手を止めてボクを責めていたが………
「くぅっ……!マコトさんが、あんなっ、下品な事をっ…!」
「め、メガネ…?」
思った通り、メガネ君は興奮した様だ。いやぁ、真面目な子ほどタガが外れたらおかしくなるって本当だったんだね!
「お尻の穴が盛り上がって、ゆっくり開いて……あんな可愛い音を鳴らして……っ!」
「うわぁ……なんていうかさ……」
「俺たち、相当姉ちゃんに毒されてるな」
失礼な。自分に正直になっていると言って欲しい
そもそも君たちがこんなに良い思いをしているのはボクのお陰だという事を忘れないでほしいな!
……もっとも、二人の言う事を否定は出来ないのだが
「うあぁ……出ますっ!もう射精しますっ!」
我慢の限界を迎えたメガネ君が大声で叫ぶ、ボクはそんなメガネ君のオチンチンの正面にお尻を突き出すと、メガネ君が絶頂するのを待った
「くっ……うあぁぁぁっ!」
程なくして元気にオチンチンから射精したメガネ君、飛び出した精液が宙を舞った後、ボクのお尻に降り注いでいく
「あっ……♡ああぁっ…♡」
お尻に精液がかかる度にじんわりとした快感が広がる。精液の一滴一滴がまるでメガネ君の欲望の様に感じられて、それをお尻で受け止めた事にボクは充足感を感じていた
「……沢山出たね。こんなに射精する位、ボクのお尻で興奮してくれたんだ。嬉しいなぁ…♡」
それは紛れも無いボクの本心だった。ボクの体で興奮してくれた。そして欲望を吐き出してくれた
その事がなんだか嬉しくって、膣内に射精された時の様な幸せを感じる。子宮もゾクゾクと震え、ボクの興奮を確かに示してくれていた
「……ねぇ、皆、好きなだけボクの体に精液かけて良いよ。自分が一番興奮する事を想像して、汚したいようにボクを汚してくれて構わないからさ、だから……」
体をぺとんと寝かせて地面に横たわるボク、お尻だけは浮かせて丁度みんなのオチンチンの高さに合わせる
くぱぁ、と広がったおまんことメガネ君の精液で汚されたボクのお尻は子供たちの劣情を煽るのに十分だろう。ボクはその姿のままで最後のおねだりをした
「ボクのエッチな姿、もっと見てぇ……♡オチンチン扱いて、たくさん精液かけて……♡ね?」
ボクのおねだりは効果抜群だった様だ、皆が皆、唾を飲み込んで一心不乱に手を動かしている
部屋に響く呻き声を聞き、オチンチンの匂いを感じながら、ボクはこの後どれだけこの子供たちを興奮させられるのか少し楽しみになってきたのであった。
「……ふ、あぁ……もう、射精ない……」
「は~い!お疲れさま!沢山射精したねぇ!」
数時間後、まさに精も根も尽き果てたと言った様子のボス君たちを尻目にシャワーを浴び部屋に戻って来たボクは、いまだに疲れ果てた様子の子供たちをねぎらっていた
三人で合計してどれだけ射精したのかは数えてはいないが、多分一人10回以上はボクにぶっかけているはずだ。いやぁ、若いって素晴らしいね!
なんて親父臭い事を考えながらボクは最後の仕上げにかかる。この子たちを納得させる最後の秘密兵器、それを解禁するのだ
「さてと……じゃあ、はい、これ上げる」
「え?姉ちゃん、なにこれ?」
ボクが手渡したのは記録結晶だ、それぞれに2個ずつ結晶を渡すとその説明を始める
「見ての通りの記録結晶だよ。一つは今、皆がオカズにしてたボクの姿が記録されてて、もう一つは一人一人違う内容を収めておいたよ」
「違う内容って?」
「ふっふっふ……ボク監修のボク主演、『三人が最も興奮するボクの姿』を記録した映像だよ!」
「お、おおおっ!」
「夏休みの期間で感じたそれぞれのツボに嵌った内容を容量一杯まで詰め込んだスペシャルな動画! それも世の中に一つだけの物だよ!」
「す、すげぇ……!」
「流石に今の記憶だけで長い期間オカズ不足にならないとは思えないからね。それぞれが好きそうな感じに作っておいたよ」
「わぁ……!姉ちゃん、ありがとう!」
「ふふふ……お礼を言うのはまだ早いよ!」
ボクはそう言うと両手をバッと広げながらベットの上に仁王立ちになった。そして、どこぞの海賊漫画のモノローグみたいな口調で話を続ける
「一つや二つのエロ動画で君たちは満足できるのか? 否、出来ないでしょう! そこでボクはこの家の至る所にコツコツと貯めておいたボクのエッチな動画を映した記録結晶を隠しておきました! 見つけたらみんなで共有するもよし、独り占めしてしまうもよし、健全なオナニーライフを送る上で必ず役に立ってくれるでしょう!」
「そ、そこまでやるの!?」
「やります! エッチな事に関してのボクの行動力を舐めない方が良いよ!」
エヘン、と胸を張ったボクの事をポカンとした表情で見ていた三人だったが、すぐさま自分の分の記録結晶をポケットにしまって立ち上がった
「ん……姉ちゃんが俺たちの事考えてくれてるのは分かったよ。だから今回の事はしっかり納得する」
「良かった、ありがとう!」
「でも、戻ってきたら絶対に満足させてよね!」
「俺たち、ずっと待ってるから!」
可愛い事を言う三人を思いっきり抱きしめて頭をなでなでしてあげるボク、愛い奴らよ、よ~しよし……
これで二組目、後はゴードンさんのみだが………あそこは問題ないだろう。ノインに別荘を持つお金持ちの事だ、きっと北の方にも別荘の一つや二つくらい持っているはずだ
事情を話せば理解してくれるだろうし、ボクとエッチしたくなったらあっちの方から来てくれるだろう
これにてすべてが一件落着!あとは北に向かう日を待つだけだ
(さて……新しい土地ではどんな事がボクを待っているのかな?)
不安もあるがきっと上手く行くはずだ、だってボクには女神の加護が付いている
新しい土地での新しい出会い。それがどれだけ新しい刺激をボクにもたらすのかはまだ分からない。でも……少しは期待しちゃってもいいよね?
(まずはクリスさんから貰った本で勉強しておかないとな……あとはちゃんと身支度しておこうっと!)
ボクは来るべき日に備えての準備をしっかりすることを誓うとともに、向こうに着いてからの計画を練ることを決めたのであった
0
お気に入りに追加
779
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
TS異世界冒険記
ポカリ
ファンタジー
高校生の田中マコトは、いじめっ子に強要された万引きの逃亡中に車に撥ねられて死んでしまう。
意思も弱く、人の言いなりになりっぱなしの彼の性格を矯正するため、そして彼自身の罪を償わせるために、天界の女神は彼を異世界に転生させて、勇者として魔王を倒す役目を与えた。
ただし、性転換させた女勇者マコトとして、だ。
淫らな肉体をした美少女に転生させられたマコトの旅路は、彼女を狙う男やモンスターたちからのセクハラといやらしい願望に塗れたものとなる。
彼らの欲望に晒されるうち、マコトは体だけではなく心までも淫らに堕ちていき……?
蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる
フルーツパフェ
大衆娯楽
転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。
一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。
そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!
寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。
――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです
そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。
大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。
相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。
TS異世界魔法少女英雄譚
ポカリ
ファンタジー
これは、TS異世界生活記の主人公『田中マコト』のその後を描く物語。
女神の遣いとして、彼女から下された使命を全うする役目を与えられた彼女(彼)は、その第一の任務として再び異世界へと転移する。
その世界では、人の欲望から生み出された怪物『ザイマ』とそのザイマを倒す魔法少女が存在し、両者は世間に認知されながら戦いを繰り広げていた。
我らがマコトも魔法少女としてその戦いに参加することになったのだが、彼女が相手するザイマは通常のそれとはまた少し違う特徴を持っていて……?
戦い方はSEX! というより、戦いよりもSEX♡
男たちの性欲から生み出された怪人と、淫乱として完全覚醒したマコトとの卑猥な戦いが今、始まる!
「ボクの名前はマコト! 性技の淫乱魔法少女だよっ♡」
これは、淫らさを隠そうともしない変態TS魔法少女が世界を救うまでの道筋を描いた英雄譚……なのかなぁ?
開発済みののじゃロリエルフは絶対服従
プルルペルル
ファンタジー
見た目は幼いがその年齢は余裕で四桁を超えるの彼女はエルフ。
千年以上ゴブリンやオークに侵され続けたり、街の肉便器として使わていた彼女はありとあらゆる快楽を叩き込まれた。
男根を見せられれば腰が抜け、服従してしまうほどの調教を施されている彼女は今、平穏を手に入れていた。
千年以上請い願った平穏。
大賢者と呼ばれ世界最高の学び舎の学長となった彼女の平穏は、ほんの少しの油断で奪われてしまうのだった。
※思い付きと勢いで書いているので物語性は薄いです
分析スキルで美少女たちの恥ずかしい秘密が見えちゃう異世界生活
SenY
ファンタジー
"分析"スキルを持って異世界に転生した主人公は、相手の力量を正確に見極めて勝てる相手にだけ確実に勝つスタイルで短期間に一財を為すことに成功する。
クエスト報酬で豪邸を手に入れたはいいものの一人で暮らすには広すぎると悩んでいた主人公。そんな彼が友人の勧めで奴隷市場を訪れ、記憶喪失の美少女奴隷ルナを購入したことから、物語は動き始める。
これまで危ない敵から逃げたり弱そうな敵をボコるのにばかり"分析"を活用していた主人公が、そのスキルを美少女の恥ずかしい秘密を覗くことにも使い始めるちょっとエッチなハーレム系ラブコメ。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる