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女騎士と魔法使いと露出オナニー
しおりを挟む次に目を覚ました時、ボクは揺れる馬車の中にいた。
ゴトゴトという音と振動に目を開いてみると、近くには立派な鎧を着た女の人がいて、その人と目が合う。
「良かった、気が付いたんだな」
ほっとした表情でボクを見るこの女の人は、雰囲気的にもど悪い人ではなさそうだ。
「その、君は今まで自分に何をされていたか覚えているか? ……いや、無理に思い出さなくてもいいが…」
言葉を選びながらボクに話しかけてくるその様子からは、ボクが山賊たちに犯されていたことを心配する様子が見て取れる。
そんな女の人を見ながらボクも冷静になってきて、少し前の自分の行動を後悔し始めていた。
(何やってたんだろ、ボク……)
元男だというのに同じ男に言いようにされて、かつHまでされてしまった。
キスもされてしまったというのにノリノリで山賊たちに奉仕までしてしまったし、本当に何やってんだって話だ。
(わ、忘れよう! さっきのボクは普通じゃなかったんだ!)
異世界に来ていきなりの修羅場にボクは冷静さを失ってしまったのだろう、だからあんなことが出来てしまった。
体は女の子でも、心は男だ。もうあんなことはこれっきりにして、ここからは普通に過ごそう。
そう決めたボクは、少し前の自分の行動を頭の中から追い出して、自分を助けてくれた女の人にお礼を言う。
「あの、大丈夫です! それよりも助けていただき、ありがとうございました」
「そ、そうか。見たところひどい外傷も無いし、そういう面では君は幸運なんだろうな」
女に人はふわりと笑うと、自己紹介をしてくれた。
「私はクリス、騎士団長をやっているものだ。君は、見たところこの辺の人間ではないようだが、旅人か?」
「は、はい、ボクはマコトって言います。何というか、すごく遠いところから来ました」
「そうか……マコト、旅の中災難だったが、とにかく命があって良かった。この国について知りたいことがあるのなら、私が教えられる限りのことを教えてあげよう」
「本当ですか!? ありがとうございます!」
「ああ、それも私の仕事だからな。……ほら、ちょうど町も見えてきた。そこまでである程度のことは教えられるといいんだが……」
そう言ってクリスさんが馬車の進行方向を指差したその方向を見れば、大きな町と、その入り口である門が見えていた。
「ようこそ、我が国キャスバルニア合衆国の首都、セントブルグへ!」
そういって笑うクリスさんは、ボクの目にはどこか楽しげに見える。
彼女の興奮につられたボクも、ついさっきまで凌辱されていた人間とは思えないくらいの笑みを浮かべるのであった。
――キャスバルニア合衆国。
豊かな自然と、発達した文明。その2つが融和しているこの国は、合衆国の名の通りいくつもの街が集まってできた国だ
大小様々な街があるこの国では、その街をある程度の位置で○○地区というように分け、各街のリーダー同士の話し合いである程度の行政を決めさせてるらしい。
もっとも、地区を治める国の意見が最優先という決まりはあるようだ。
そんなキャスバルニアの首都は、このセントブルグというこの街だ。セントは中心、ブルグは大きな街という意味らしい。
名前通り大きな町で、その中心には王様が住んでいるお城まである。クリスさんはそのお城で、騎士団の団長さんをやっているようだ
「すごいんですね、クリスさんって」
「買いかぶりはよしてくれ。私なんてまだまだ未熟な身だよ」
そう言って謙遜するクリスさん曰く、この世界には魔物という者までいるらしい。
詳しくは突っ込めなかったが、この辺には強い魔物はいないし、いたとしても冒険者か騎士団がやっつけるため特に問題にはなっていないそうだ。
(なんだか現実味がなかったけど、本当に別の世界に来ちゃったんだなぁ……)
今まで自分の身に起きたことがすべて突飛すぎて現実味を帯びていなかったが、人々が生活している街を見ると、なんだか実感が湧いてくる。
自分が異世界転移(しかも女の子になって)したという実感を徐々に覚えてきたボクは、セントブルグの街を見回してこう思った。
(せっかくだし、この街を見て回りたいなぁ……)
そう思ったボクはさっそく行動開始する。
クリスさんにお礼を言うと、馬車の後ろ側……つまり、出口に足をかけた。
「お、おい!? どうする気だ、マコト!?」
「一度ここで降りて、町を見てみます!」
「ちょ、ちょっと待て!」
「後でクリスさんにも会いに行きますから!」
クリスさんの話も聞かずに外へと飛び出すボク。
そのまま行軍する騎士団をひょいひょいと躱し、セントブルグの町の中に歩いて行った。
「いやー、すっごいなぁ!」
街は夕暮れ、夜が近づき仕事帰りに一杯ひっかけて帰ろうとする人が多いのか、にわかに活気だっている。
ゲームやアニメのような感じの街並みを眺め、そこに暮らす多くの人たちを見ながら、ボクは興奮を隠せないでいた
(うん、これぞ異世界旅行って感じだね!)
来て早々トラブルもあったが、ここからは楽しいことになりそうだ。
目立たないようにこっそりと行動していたが、やっぱり街を見るならば大通りしかないだろう。そう考えてさっそく歩き出そうとしたボクだったが……。
「これ、お嬢さん」
自分を呼ぶ声に驚き、その足を止める。
何事かと振り返ると、身長がボクと同じくらいの腰の曲がったお爺さんがボクを呼び止めていた。
お爺さんは自身の身長の倍くらいある大きい杖をつきながら、ボクに話しかけてくる。
「どうかしたのかね? そんな恰好でこの辺を歩くなんて、まさか何かの犯罪に巻き込まれたのかい?」
「そんな……恰好……?」
そう言われたボクが、そこで初めて自分の着ている洋服を見てみると……
「でぇっ!? な、なにこれっ!?」
決して裸でこそなかったが、ボクが来ているのは薄手のローブ1枚のみだった。
異世界転移の興奮で気にしていなかったのだが、まさか自分がこんな服としては心許なすぎる布1枚のみで行動しているだなんて思ってもみなかったボクは、馬車を飛び出す際のクリスさんの慌てた様子を思い出し、その理由に気が付く。
(クリスさん、もしかしてこの格好のこと言おうとしてくれてたんじゃ……?)
というより、絶対にそうだ。
ほぼ裸といって過言ではない格好で人通りの多い街の中に飛び出すだなんて、もう一度レイプ被害に遭うか露出狂として別の意味で騎士団のお世話になってしまいそうである。
だが、ここで指摘してもらえたのははラッキーだ。袋の中には着替えも入っているし、それに着替えてから大通りに出れば大丈夫だろう。
(いやー、危なかった! このままだと露出狂として通報されるところだったよ!)
ちょっぴりひやひやしたが問題はない。女神から貰ったチート袋から服を取り出して、それに着替えさえすれば……。
袋を、取り出しさえすれば……?
「……ない」
そう、持ってないのだ。あの袋を。
考えてみれば当然だ。すっぽんぽんのボクがほかの荷物を持っているはずがない、ボクは馬鹿なのか?
(どどどどど、どうしよう!? ボク、やっちゃったぁ!)
きっと袋はクリスさんたち騎士団の人が持っているのだろう、お城に行けば返してもらえるだろうがそのためには大通りを歩いて行かなくてはならない。
この街を詳しく知っていればほかの道もあるのだろうが、いかんせん初めてこの街に来たボクには無理な相談だ。
このままだと先の通り露出狂として騎士団の人のお世話になりかねない、いったいどうすればいいのだろうか?
「と、取り合えず、何とか、お城まで行ければ……」
「うん? そうか、お嬢ちゃんはお城まで行きたいのか。何やら事情はわからんが、悪い娘じゃあなさそうだし……わしが力を貸してやるとするか」
とまあ、そんな風にボクが困っていると、話しかけてきたお爺さんが何事かを納得するかのように何度も頷き、手にしている杖を振る。
ぱああっ、とその杖の先端が光った気がしたが、特に周囲に何の変化も起きていないことを見て取ったボクは、お爺さんに向けて小首を傾げながら声をかけた。
「あ、あのー……?」
「これで大丈夫じゃ、そのローブはおいて行った方がええぞ」
お爺さんは杖を普通に持ち直すと、ボクに向けて意味の分からないことを言う。
「いやいや、そんなことしたら通報されちゃうじゃないですか!? いや、この格好でも十分に危ないですけど……」
「ほっほ! 大丈夫じゃよ。ほれ、見てごらん」
「え……? う、うわっ!?」
当然の反応をするボクに向かってお爺さんはすぐ近くの家の窓ガラスを指差す。
つられてそこを見たボクは、信じられないものを目にした。
「ぼ、ボクが、映ってない……!?」
そう、窓ガラスにはお爺さんとボクの着ているローブは映っている。でもボクの姿だけが映っていないのだ。
「ほっほっほ、納得したかね?」
愉快そうに笑うお爺さんは、お茶目にウインクした後でスタスタと歩き出すと……。
「あ、その魔法ある程度したら解けるから、余裕はあるとはいえ道草は禁物じゃぞ」
そう言って、近くの家に中に入ってしまった。
取り残されたボクは若干不安な気持ちになりながらも、こうなればヤケだとばかりにローブを脱ぎ捨て、大通りへと向かう。
(……本当に、大丈夫かなぁ?)
物陰から大通りの様子を伺えば、人通りは減るどころか増えていた。
もしもあのお爺さんのやったことが何かのペテンなら、ボクは全裸で人前に飛び出した痴女として騎士団のご厄介になってしまうだろう。
「ええい! こうしててもしょうがないんだし……旅の恥は搔き捨てだあっ!!」
暫し悩み続けたボクであったが、意を決してすっぽんぽんで大通りへと足を踏み入れることにした。
たんっ、と石畳の床を強く蹴り、全裸で人前に飛び出したボクは、このシチュエーションに顔を真っ赤にするほどの羞恥を感じながらも周りの人々の様子を伺いながら先へと進む。
「……でさー、そこであいつがさ~……」
「ああ、今日も疲れたなー。一杯引っかけてから帰るとするか!」
街の喧騒は賑やかだが、誰も自分たちのすぐ近くに裸のボクがいることに気が付いていない。
紛れもなく、あのお爺さんがやったことは魔法のようだ。原理は分からないが、ボクのことを透明にしてくれたらしい。
(凄い! 魔法って概念が本当にあるんだ! こんなことまで出来ちゃうなんて、凄いよなぁ……!)
その事実に再び興奮を覚えながら、凄いという言葉を心の中で連発するボクは大通りを抜け出す。
お城はすぐそこ、あとは何ブロックか歩けばいいだけだ。
(でも本当に不思議な気分だなぁ、こんな街中を裸で歩くなんて……)
目立つ建物が目的地で本当によかったと思いながら、この異様な状況にも慣れて余裕が出来たボクは、今の自分の姿を見ながら苦笑する。
(ここで魔法が解けたら、大騒ぎになっちゃうんだろうなあ……)
きっと大変なことになるだろう、もしかしたら牢獄行きかもしれない。
でも、見ている人からすれば、可愛いロリ巨乳少女のすっぽんぽんを見られるのだから、興奮するのは間違いないだろう。
まあ、裸をこんなに大勢の人に見られるなんて、そんな恥ずかしいことは絶対にご免なのだが……。
と、そこまでボクが考えた時だった。
――どっくん……♡ どっきん……♡
(え? あ……? なに、これ……? お腹が……ううん、子宮が、熱い……!?)
下腹部にジンジンと響く、熱くて甘い鼓動。
その発信源が男の体には存在していない器官、子宮であることに気が付いたボクは、躊躇うと同時に心臓の鼓動を昂らせる。
(なんで……? ボク、男だろ? 裸を見られて喜ぶような趣味もないはずでしょ? なのに、どうして……!?)
裸で人前に出ているという状況が、もしかしたら魔法が解けて全裸を多くの人たちに見られてしまうかもしれないというスリルが、ボクの心を興奮させていた。
そんな変態的な趣味があるわけじゃないのに、そもそもボクは男であるはずなのに……どうして、こんな風に女の子の部分がけたたましいくらいに興奮の叫びをあげているのだろうか?
(う、あぁ……っ♡ 手が、勝手に……♡ おまんこが、疼いてぇ……♡♡♡)
気が付けば、ボクは手をおまんこへと伸ばしていた。
山賊さんたちにおちんぽの味と快感を教え込まれてしまったそこは既にしっとりと湿り気を帯びていて、ボクの細い指を2本、すんなりと咥え込んでしまう。
「あっ♡ んあっ♡ ふ、あぁ……っ♡」
声を押し殺しながら、人にぶつからないように道の端に体を寄せながら……ボクは、女の子の体で快楽を貪るために、オナニーをする。
ぐちゅぐちゅ、ぐちゃぐちゃという泥を掻き混ぜるような卑猥な水音が響く度に、自分がそれを奏でているという興奮がボクの心をより昂らせた。
(なに、これぇ……? きもちよくって、手が止まらないよぉ♡ こんな、沢山の人たちが周りにいる状況でぇ♡ ボク、おまんこ弄っちゃってるよぉっ♡♡♡)
羞恥が、倒錯が、背徳感が、全て興奮と快感へと変換される。
見られたら恥ずかしいのに、気付かれたら全部終わっちゃうのに……こんな淫らな行為に手を染めている自分の姿を、誰かに見てもらいたい。
そんな、破滅的な願望を抱いてしまったボクは、おまんこを弄る手を止めないままに近くの酒場の外に出ているテーブルへと向かう。
そこでは、数名の男の人たちが楽しそうに話をしながら、お酒を飲んでいた。
「はふぅ♡ あっ♡ ああっ♡ ふぁぁ……っ♡♡♡ 近いっ♡♡♡ 近いよぉ♡ こんなに近くで、オナニーしちゃってるんだぁ♡」
テーブルのすぐ横まで来たボクは、いっそう手の動きを激しくする。
オナニーの音やボクの甘い吐息は、男の人たちの話声に紛れて聞こえていないようだった。
(見て……♡ 人前でこんなにいやらしいことしてるボクのえっちな姿、見てっ♡♡♡)
快感と興奮に支配された頭が、自分自身に正直になる。
もっとテーブルに近付いて、自分自身のオナニーを酒の肴に差しだすようにして、ボクはより激しく手を動かし始めた。
(イク♡ イクっ♡ イクッッ♡ 変態露出オナニーで、イっくうぅうううぅうううぅっ♡♡♡)
もう魔法が解けてしまっても構わない。いっそ、無様で卑猥なこの姿を見てもらいたい……♡
そんな、変態的な願望に素直になったボクは、ぶるんぶるんとおっぱいを揺らし、ぷりぷりとお尻を振りながら、がに股の格好のまま大きく仰け反り、そして……♡
「んああぁああああああっっ♡♡♡ あ、ああああああああっっ♡♡♡」
とてもえっちで、いやらしくて、可愛らしい嬌声を上げてイってしまった。
頭の中がスパークして真っ白になる。体がビクンビクンと震えて、立っていられない。
ボクはその場に尻餅をつくと、足を広げたまま、床に寝そべった。
自分では思い切り叫んだつもりだったんだけど、知らず知らずのうちに声を抑えていたのか、あるいは周りの声がうるさいせいか、ボクのアクメ声はテーブルに座る男の人たちには聞こえていないようだ。
そのことに安堵し、同時に自分が落胆していることに気が付いて動揺していたボクであったが、とろとろとおまんこ汁を垂れ流すサーモンピンクのおまんこの前に何かが落ちてきた瞬間、心臓が飛び出すんじゃないかってくらいの驚きを感じてしまった。
「いっけねぇ、財布落としちまった。よいしょっと……」
酔いが回ったせいか、大事なお財布を落としてしまったおじさんがボクの股のすぐ近くにあるお財布へと手を伸ばす。
その光景は、ボクから見ればぱっくりと開いたすけべおまんこに男の人が手を伸ばしてくるよう見えていた。
(あ、ああ……♡ ボクの手よりおっきくて♡ ごつごつしてて♡ 逞しい男の人の手ぇ♡ ボクのおまんこ♡ その指で……ううんっ♡ ぶっといおちんぽで可愛がってほしいっ♡♡♡ セックス、したいっ♡♡♡)
ただでさえ小さくて細かったのに、女の子の体になってしまったことで更にか細くなってしまったボクの指では、おちんぽの気持ちよさを教えられてしまったおまんこを満足させることなんて出来はしない。
目の前の酔っぱらいのおじさんたちの、逞しい指とおちんぽで滅茶苦茶にしてほしい……♡
だなんて、変態的なことを考えたボクは、席を立つ彼らの背後で2度目のオナニーを始めてしまった。
(あ、ああっ♡ 手が止まんないよぉっ♡ このままオナニーしっぱなしで、魔法が解けちゃったらどうしよぅ!? すっぽんぽんで酔っ払ったおじさんたちの前に姿を現したりなんかしたら、絶対に……犯されちゃうっ♡♡♡)
頭の中で繰り広げられる最悪で最高の妄想。
このままおじさんたちの後をつけてまわって、魔法が解けるまでオナニーし続けたりなんかしたら、どうなっちゃうんだろうか?
お酒が入って大胆になった男の人たちが、素っ裸で犯されるの待ちとばかりにおまんこの準備を整えたボクのことを放っておくはずがない。
どこかに連れ込まれて、言いなりにさせられて、唇もおっぱいもお尻もおまんこも、朝までたっぷり可愛がられちゃうんだろう。
キスされて、おっぱいを揉まれて、お尻を叩かれて……おまんこの中に、射精される♡
何度も何度もアクメさせられて、おちんぽに躾けられちゃって、とろっとろに蕩けさせられて……変態露出娘であるボクは、いっぱいおしおきセックスさせられちゃうんだろうな♡
(ああっ♡ そんなのダメなのにぃ♡ 手も足も止まらないよぉっ♡ おじさんたち、見てっ♡♡♡ すぐ後ろで変態全裸露出オナニーしてるボクのこと、見つけてっ♡♡♡ 犯されるの待ちのドスケベおまんこに、おちんぽハメハメしてぇっっ♡♡♡)
酒場を出て、お城とは逆方向に歩き始めるおじさんたちの後を追いながら、ボクは街中で全裸露出オナニーを続ける。
頭の中はピンク色の妄想で埋め尽くされていて、自分が犯される姿ばかりが浮かび上がっていた。
(またイクっ♡♡♡ 街中でイクっ♡♡♡ 男なのにっ♡♡♡ 女の子の体で変態オナニーしてイっちゃうぅっ♡♡♡)
待ちのど真ん中でアクメして、アヘ顔浮かべながらおじさんたちの後を追い続けるボク。
自分たちのすぐ近くにこんなド変態がいることなんて知らない町の人たちは、今まで通り騒ぎ始める。
ボクはその喧騒を聞きながら、3度目のの自慰行為に耽り始めるのであった。
「まったく、君といいマーリン様といい、どうしてこうも…」
その後、7回のオナニーアクメの後に冷静さを取り戻したボクは、大急ぎでお城に向かってクリスさんと会い、袋を返してもらって事なきを得ていた。
魔法の効果時間はギリギリで、本当に危ないところだったけど、何とかなったからよしとしようじゃないか。
「今回は運が良かっただけだから、次からはちゃんと考えて確認してから行動するように!」
「は、はい!」
怒るクリスさんに自然と背筋を伸ばしながら返事をしたボクは、ちょっと気になったのでクリスさんにボクを助けてくれたお爺さんの特徴を伝えて、彼のことを知らないか尋ねてみた。
「ああ、あの人は魔法界の権威と呼ばれたマーリンさまだ。今は現役を引退して、気楽に隠居生活を送っているらしい」
「へぇ……そうだったんですか……」
「今回使ってもらった姿隠しの魔法『ハイド』は、非常に難易度が高い魔法だ。相当の熟練がないと扱えない魔法だな」
「じゃあ、とっても凄い人なんですね! そんな人に会えるなんて、ボクってばラッキーだったんだなぁ!」
「ああ、だが、なぁ……」
「え? どうかしたんですか?」
頭を抱えたクリスさんは、ため息交じりにこう言った。
「本来、『ハイド』の呪文は服も含めて透明にできる魔法だ。あの人がそれをやらなかったってことは……」
「……もしかしてボク、セクハラされました?」
「ああ、おそらくな」
助けてもらったはいいけれど、それなりにあのお爺さんも楽しませてしまったようだ。
まあ、何にせよボクが助けられたことは間違いないし、感謝することにしよう。
「今日はもう遅い。私は夜勤があるが君は私の部屋で休むといい。色々大変だったと思うが、気を落とすなよ」
クリスさんは、最後までボクを気遣ってくれてから部屋を出て行った。
確かにもう遅い時間だ。お言葉に甘えて眠るとしよう。
「ふあぁ……おやすみなさーい……」
誰もいない部屋でつぶやき、ベットに入るボク。
本当に大変な1日だったなと思いながら、セックスやらオナニーやらの疲れがどっと押し寄せてきたボクの意識は、即座に微睡みの中に沈んでしまった。
(……女の子の体になって、いっぱいえっちなことされて……嫌じゃないって思い始めてる自分がいる。もう、明日からはそうならないように、しないと……)
最後にそう思いながらも、その決意さえも眠りによって意識の外へと押し流されてしまったボクの初日の終わりは、今後のボク自身の生活を物語っているかのようだった。
……こうして、ボクの異世界生活波乱の1日目は終わりを迎えた。とにもかくにも、明日からは普通に生活するぞ!
本日の成果
女の子になった!
処女を失った!
フェラを覚えた!
パイズリを覚えた!
セックスの快感を知った!
露出趣味が芽生えた!
ちょっぴり、自分が変態であることに気が付いた!
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