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はじまりと性転換と処女喪失
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「で、なんだけどさぁ……」
ボクは目の前の女の人に声をかける。言ってはなんだがボクは今非常に不機嫌だ。目の前の女の人はそんなボクのことを気にもしないでニコニコ笑ってこっちを見ていた。
「あのですねぇ! 今、ボクに起きていることを説明してほしいんですけど!」
「どうぞどうぞ、質問して頂戴」
にこやかな笑顔のまま、ボクにそう告げた女性は質問を促す。正直、答えてほしいことは山ほどある。だが、真っ先に聞くのはこれしかない。
「なんでボクは女の子になってて、しかも今処女奪われてるんですか?」
そう、今現在体が全く動かないボクは一糸まとわぬ裸というやつで、しかもなぜか股座に細長い棒が突き刺さっており、その棒からは乙女の純潔を奪った証である赤い血が垂れていた。
「絶対におかしいですよね? ボク男ですもん!」
ボクの大声の質問にもとりあえず女性はニコニコしたままだ。そんな女性を見ながらボクは昨日の自分が何をしていたか思い出す。
ボクの名前は田中真、高校2年生の16歳だ。そんな僕は昨日1学期の終業式を終えて夏休みに入ったばっかりだったりする。
家に帰り、特に予定のない夏休みをどう過ごそうかなどと考えながら眠りについて、気が付いたらこのよくわからないオーロラの中の様な場所で目を覚ましたということである。ただし、女の子の体になってだが。
ボクは非常に可愛い女の子らしい顔つきらしい。あまり高くない身長も相まって女子に間違えられることもしばしばある。
そんな僕が目を覚ましたら巨乳の女の子になってたなんて冗談にしても笑えない。そもそもここはどこなのか? 夢であるならそれに越したことはないが、残念ながらそうではないだろう。
何故かって? 答えは簡単、股に刺さってる棒の感触が生々しく痛みを伝えてくるからだ
夢だったらこんなことはないだろう、つまり、認めたくはないがボクは女の子になって処女をこの棒に奪われてしまったということだ。……言ってて頭痛くなってきた。
「え~っと、あなた、田中真君で間違いない?」
女性の質問に頷くボク。なんでボクが質問に答えてるんだ!?
「高校2年生、現在16歳今年17歳。家族はすでに他界、親戚もいない。恋人も特に親しい友人もいない……で間違いない?」
「そうですよ! いったいなんなんですかこの状況は? 答えてくださいよ!」
「落ち着いて、落ち着いて」
そういってボクに近づいてくる女性。この人かなりの美人だってことに気が付いたが今はどうでもいい、この状況の説明が先だ!
「え~っとね、信じられないかもしれないけど、私が話すことはみんな真実だからそれを前提に話を聞いてね?」
「……わかりました」
憮然とするボクだが仕方がない、この女性の話を聞いてやろう。
「ありがとう! じゃあさっそくだけど……おめでとうございます! あなたは別世界で生きる権利を得ました! で、今その準備中で~す!」
「はぁ?」
素っ頓狂な声を上げるボクに女性は落ち着くように言うと話を続ける。
「申し遅れました、私、バランスの女神で~す!」
「バランスの……女神ぃ!?」
女性こと女神のいうことが受け入れられないボクは、とりあえず大声で叫んだのであった。
ボクは目の前の女の人に声をかける。言ってはなんだがボクは今非常に不機嫌だ。目の前の女の人はそんなボクのことを気にもしないでニコニコ笑ってこっちを見ていた。
「あのですねぇ! 今、ボクに起きていることを説明してほしいんですけど!」
「どうぞどうぞ、質問して頂戴」
にこやかな笑顔のまま、ボクにそう告げた女性は質問を促す。正直、答えてほしいことは山ほどある。だが、真っ先に聞くのはこれしかない。
「なんでボクは女の子になってて、しかも今処女奪われてるんですか?」
そう、今現在体が全く動かないボクは一糸まとわぬ裸というやつで、しかもなぜか股座に細長い棒が突き刺さっており、その棒からは乙女の純潔を奪った証である赤い血が垂れていた。
「絶対におかしいですよね? ボク男ですもん!」
ボクの大声の質問にもとりあえず女性はニコニコしたままだ。そんな女性を見ながらボクは昨日の自分が何をしていたか思い出す。
ボクの名前は田中真、高校2年生の16歳だ。そんな僕は昨日1学期の終業式を終えて夏休みに入ったばっかりだったりする。
家に帰り、特に予定のない夏休みをどう過ごそうかなどと考えながら眠りについて、気が付いたらこのよくわからないオーロラの中の様な場所で目を覚ましたということである。ただし、女の子の体になってだが。
ボクは非常に可愛い女の子らしい顔つきらしい。あまり高くない身長も相まって女子に間違えられることもしばしばある。
そんな僕が目を覚ましたら巨乳の女の子になってたなんて冗談にしても笑えない。そもそもここはどこなのか? 夢であるならそれに越したことはないが、残念ながらそうではないだろう。
何故かって? 答えは簡単、股に刺さってる棒の感触が生々しく痛みを伝えてくるからだ
夢だったらこんなことはないだろう、つまり、認めたくはないがボクは女の子になって処女をこの棒に奪われてしまったということだ。……言ってて頭痛くなってきた。
「え~っと、あなた、田中真君で間違いない?」
女性の質問に頷くボク。なんでボクが質問に答えてるんだ!?
「高校2年生、現在16歳今年17歳。家族はすでに他界、親戚もいない。恋人も特に親しい友人もいない……で間違いない?」
「そうですよ! いったいなんなんですかこの状況は? 答えてくださいよ!」
「落ち着いて、落ち着いて」
そういってボクに近づいてくる女性。この人かなりの美人だってことに気が付いたが今はどうでもいい、この状況の説明が先だ!
「え~っとね、信じられないかもしれないけど、私が話すことはみんな真実だからそれを前提に話を聞いてね?」
「……わかりました」
憮然とするボクだが仕方がない、この女性の話を聞いてやろう。
「ありがとう! じゃあさっそくだけど……おめでとうございます! あなたは別世界で生きる権利を得ました! で、今その準備中で~す!」
「はぁ?」
素っ頓狂な声を上げるボクに女性は落ち着くように言うと話を続ける。
「申し遅れました、私、バランスの女神で~す!」
「バランスの……女神ぃ!?」
女性こと女神のいうことが受け入れられないボクは、とりあえず大声で叫んだのであった。
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