143 / 227
第二部: 君の面影を求め往く - 第一章: 南の端の開拓村にて
第二十四話: 会議は踊る、陰鬱なワルツを
しおりを挟む
非常に重苦しい雰囲気が、長いテーブルと多数の椅子が並ぶ大広間の中を満たしている。
この村の集会場には、今、領主マティオロを筆頭に領内の主立った面々が一堂に会していた。
マティオロとトゥーニヤの領主夫妻、僕、従士のノブロゴさん、村人の代表者たち二十数人、そして冒険者一行【草刈りの大鎌】、具体的にはそういった顔ぶれだが、皆一様に表情は暗い。
「むぅん、冒険者が多数常駐していた北東の男爵領でも、それほどか」
「女神よ、どうかご聖覧を……」
「心配してた通り、他所でも大きな被害が出ているんだ。あれだけの規模だものな……」
「たぶん、アンタらの想像以上だよ! ここに来て被害の少なさに驚いちまったぐらいさ!」
『はぁ……当然ながら、我が領だけの話じゃ終わらないってことだ』
あ、大人たちの中にしれっと幼児が一人交じっていることは気にしないでもらえると有り難い。
何をするにしても、子どもである前に精霊術師という扱いなのである、僕は。
「ありゃあ乾期になったら相当ヤバいことになりそうだぜ」
「間違いなく餓死者が出るだろうね!」
「あちらの男爵一家が村を離れるだの、引き払うだの……なんつう話も出てるくらいでサァ」
「……国が滅ぶ」
モントリーの健脚を以てしても辿り着くまでに三時間ほど掛かる隣村が、件のイナゴによって壊滅状態に陥っているというニュースは、皆の心を深く、暗く、どこまでも沈ませてゆく。
「ベオ・エルキル! アンタが早羽を寄越してくれたお蔭で備えは間に合ったんだけどねえ!」
「……それも無意味だったようだな」
「いいや! 無かったら、それこそ乾期まで保たなかったよ! 行商の荷馬車もイナゴを怖れて完全に止まっちまってるんだからさ!」
「後々、他領や王都の方でも被害が違ってくるはずですぜ。むしろ大手柄じゃねえですか?」
どちらにせよ、この状況で他領や国の援助が期待できなくなったということに違いはない。
「行商も来れないのか」「どうすんだ?」「乾期が……」と村の顔役たちも一気にざわめきだす。
ちなみに、この地の乾期とは、収穫期――秋が終わった後にやってくる真冬の頃を言う。
まったく雨が降らず、空気はカラカラに乾燥し、一年中で最も気温が高くなる。
湿気のないサウナとでも言うべきその趣は、前世日本の感覚からすれば冬と呼ぶには戸惑うが、周囲の植物が枯れ果て、一切の実りがない季節だという点では共通している。
現在はちょうど秋になったばかりなので、まだ三ヶ月以上も先の話ではあるのだが。
「そう言えば、【草刈りの大鎌】は何故うちに? わざわざ手伝いに来てくれたとか?」
「へへっ、俺らは国の依頼でちょいとイナゴのこと調べに来たのよ」
国が? まだうちが襲われてから一週間かそこらだ。お上にしては随分と対応が早いな。
「こんなに早く国が動いてくれるなんて……」
「確かに上の連中は及び腰だったねえ! イナゴなんて珍しくもないってさ!」
「大草原の蝗害を舐めんじゃねえ! 偶に王都辺りまで飛んでいくイナゴとはワケが違うのよ! って言ってやりてえが、自分の目で見てみなきゃ実感はできねえわなぁ」
「なんでも、イナゴ襲来の第一報が届いた途端、陛下の肝煎りがあったって話だぜ。本腰入れた物資の支援は執政官がうるさく反対してるみてえだけどよ」
「そうか。陛下が……かたじけないことだ」
「あなた……」
なんにせよ、依頼内容がイナゴの調査ということなら彼らは割りと自由に動けるのだろう。
中級冒険者がいてくれれば、何をするにも心強い。
ふっふっふ、せいぜい僕らのために働いてもらうとしようか……っと、冗談はともかくとして、本当に有り難いよな。この大変なときにやって来て、偶然たまたまなんてことはあるまいし。
「よし! ひとまず外のことはこれぐらいで良いだろう。ここからは領内の現状について話すぞ。初めて聞く者もいる。一つ一つまとめていってくれ」
「ええ、最初は……建物の被害にしましょうか――」
と、母トゥーニヤが村の顔役らを交えて話すところによれば、領主屋敷など高級な硬い材木を使った建物や煉瓦造りの家屋といった一部を除き、軒並み、扉、壁、屋根をかじられてボロボロ、中には支柱を折られて倒壊寸前という小屋まであるそうだ。
この草原において木材はそれなりに貴重品である。リフォームには時間が掛かるだろうな。
「それから、あらまあ……北東の水車小屋が燃えてしまったんですって。付近の小屋も一軒」
「え? 燃えちゃったの? なんでまた?」
「イナゴにたかられ、錯乱して火を使った者がいた。幸い、川の近くだったため、延焼する前に消し止められたがな。まったく、馬鹿者が……」
「あちゃあ、それはあぶなかったね」
もしも畑に燃え移ってたらと思うとゾッとする。
ここでは家も畑も非常によく燃える。どんな事情があろうと故意の火付けは重罪だ。
かわいそうだが、やった人は農奴に落とされ、一生ただ働きをさせられることになるだろう。
「次は……やっぱり畑かしら、ね?」
「皆もそれが最も気になるだろうからな。頼む――」
それからの被害報告は、子どもの僕ですら耳を覆いたくなるほどのレベルだった。
「……やられたのは四割か」
「へ? 十のうち……えっと、六も残ったってことだよなァ? 存外、悪くないんじゃ?」
「阿呆か! この先、十日のうち四日は食えなくなるってえ話だよっ!」
「しかも、被害の多くが秋耕地です。日持ちする穀物が我々の手からこぼれ落ちたんですヨ!」
「もう少しだけ来るのを遅らせてくれれば、いくらかは収穫できてたものを……」
「あと、これは直轄地だけの数字だからね。知っての通り、村人個々でやってた畑は全滅してる」
村人たちは畑の被害が四割だったと聞いて安堵しかけるが、我がエルキル領の収穫量は元々、かろうじて自給自足できるかどうかという程度でしかなかったのだ。
作物が失われたということは、そのまま領民の食糧が打ち棄てられたと言うのに等しい。
「アンタら! しばらく行商が来ないってのも忘れてんじゃないよっ!」
「そうだった! どうすりゃ……」
「おいおい、食料だけじゃないぞ! 塩はどんだけ残ってた? 油は? 糸は? 薬は?」
「あー、言いにくいんだが……草原が禿げ上がって、生き物もあらかた遠くに逃げちまっ――」
「狩猟も採集もできねえってことか!」
そういうことである。
僕たちは、残り僅かな備蓄と本来の六割ほどの農作物だけで、来たる乾期を乗り越えなければならなくなったというわけだ。
この村の集会場には、今、領主マティオロを筆頭に領内の主立った面々が一堂に会していた。
マティオロとトゥーニヤの領主夫妻、僕、従士のノブロゴさん、村人の代表者たち二十数人、そして冒険者一行【草刈りの大鎌】、具体的にはそういった顔ぶれだが、皆一様に表情は暗い。
「むぅん、冒険者が多数常駐していた北東の男爵領でも、それほどか」
「女神よ、どうかご聖覧を……」
「心配してた通り、他所でも大きな被害が出ているんだ。あれだけの規模だものな……」
「たぶん、アンタらの想像以上だよ! ここに来て被害の少なさに驚いちまったぐらいさ!」
『はぁ……当然ながら、我が領だけの話じゃ終わらないってことだ』
あ、大人たちの中にしれっと幼児が一人交じっていることは気にしないでもらえると有り難い。
何をするにしても、子どもである前に精霊術師という扱いなのである、僕は。
「ありゃあ乾期になったら相当ヤバいことになりそうだぜ」
「間違いなく餓死者が出るだろうね!」
「あちらの男爵一家が村を離れるだの、引き払うだの……なんつう話も出てるくらいでサァ」
「……国が滅ぶ」
モントリーの健脚を以てしても辿り着くまでに三時間ほど掛かる隣村が、件のイナゴによって壊滅状態に陥っているというニュースは、皆の心を深く、暗く、どこまでも沈ませてゆく。
「ベオ・エルキル! アンタが早羽を寄越してくれたお蔭で備えは間に合ったんだけどねえ!」
「……それも無意味だったようだな」
「いいや! 無かったら、それこそ乾期まで保たなかったよ! 行商の荷馬車もイナゴを怖れて完全に止まっちまってるんだからさ!」
「後々、他領や王都の方でも被害が違ってくるはずですぜ。むしろ大手柄じゃねえですか?」
どちらにせよ、この状況で他領や国の援助が期待できなくなったということに違いはない。
「行商も来れないのか」「どうすんだ?」「乾期が……」と村の顔役たちも一気にざわめきだす。
ちなみに、この地の乾期とは、収穫期――秋が終わった後にやってくる真冬の頃を言う。
まったく雨が降らず、空気はカラカラに乾燥し、一年中で最も気温が高くなる。
湿気のないサウナとでも言うべきその趣は、前世日本の感覚からすれば冬と呼ぶには戸惑うが、周囲の植物が枯れ果て、一切の実りがない季節だという点では共通している。
現在はちょうど秋になったばかりなので、まだ三ヶ月以上も先の話ではあるのだが。
「そう言えば、【草刈りの大鎌】は何故うちに? わざわざ手伝いに来てくれたとか?」
「へへっ、俺らは国の依頼でちょいとイナゴのこと調べに来たのよ」
国が? まだうちが襲われてから一週間かそこらだ。お上にしては随分と対応が早いな。
「こんなに早く国が動いてくれるなんて……」
「確かに上の連中は及び腰だったねえ! イナゴなんて珍しくもないってさ!」
「大草原の蝗害を舐めんじゃねえ! 偶に王都辺りまで飛んでいくイナゴとはワケが違うのよ! って言ってやりてえが、自分の目で見てみなきゃ実感はできねえわなぁ」
「なんでも、イナゴ襲来の第一報が届いた途端、陛下の肝煎りがあったって話だぜ。本腰入れた物資の支援は執政官がうるさく反対してるみてえだけどよ」
「そうか。陛下が……かたじけないことだ」
「あなた……」
なんにせよ、依頼内容がイナゴの調査ということなら彼らは割りと自由に動けるのだろう。
中級冒険者がいてくれれば、何をするにも心強い。
ふっふっふ、せいぜい僕らのために働いてもらうとしようか……っと、冗談はともかくとして、本当に有り難いよな。この大変なときにやって来て、偶然たまたまなんてことはあるまいし。
「よし! ひとまず外のことはこれぐらいで良いだろう。ここからは領内の現状について話すぞ。初めて聞く者もいる。一つ一つまとめていってくれ」
「ええ、最初は……建物の被害にしましょうか――」
と、母トゥーニヤが村の顔役らを交えて話すところによれば、領主屋敷など高級な硬い材木を使った建物や煉瓦造りの家屋といった一部を除き、軒並み、扉、壁、屋根をかじられてボロボロ、中には支柱を折られて倒壊寸前という小屋まであるそうだ。
この草原において木材はそれなりに貴重品である。リフォームには時間が掛かるだろうな。
「それから、あらまあ……北東の水車小屋が燃えてしまったんですって。付近の小屋も一軒」
「え? 燃えちゃったの? なんでまた?」
「イナゴにたかられ、錯乱して火を使った者がいた。幸い、川の近くだったため、延焼する前に消し止められたがな。まったく、馬鹿者が……」
「あちゃあ、それはあぶなかったね」
もしも畑に燃え移ってたらと思うとゾッとする。
ここでは家も畑も非常によく燃える。どんな事情があろうと故意の火付けは重罪だ。
かわいそうだが、やった人は農奴に落とされ、一生ただ働きをさせられることになるだろう。
「次は……やっぱり畑かしら、ね?」
「皆もそれが最も気になるだろうからな。頼む――」
それからの被害報告は、子どもの僕ですら耳を覆いたくなるほどのレベルだった。
「……やられたのは四割か」
「へ? 十のうち……えっと、六も残ったってことだよなァ? 存外、悪くないんじゃ?」
「阿呆か! この先、十日のうち四日は食えなくなるってえ話だよっ!」
「しかも、被害の多くが秋耕地です。日持ちする穀物が我々の手からこぼれ落ちたんですヨ!」
「もう少しだけ来るのを遅らせてくれれば、いくらかは収穫できてたものを……」
「あと、これは直轄地だけの数字だからね。知っての通り、村人個々でやってた畑は全滅してる」
村人たちは畑の被害が四割だったと聞いて安堵しかけるが、我がエルキル領の収穫量は元々、かろうじて自給自足できるかどうかという程度でしかなかったのだ。
作物が失われたということは、そのまま領民の食糧が打ち棄てられたと言うのに等しい。
「アンタら! しばらく行商が来ないってのも忘れてんじゃないよっ!」
「そうだった! どうすりゃ……」
「おいおい、食料だけじゃないぞ! 塩はどんだけ残ってた? 油は? 糸は? 薬は?」
「あー、言いにくいんだが……草原が禿げ上がって、生き物もあらかた遠くに逃げちまっ――」
「狩猟も採集もできねえってことか!」
そういうことである。
僕たちは、残り僅かな備蓄と本来の六割ほどの農作物だけで、来たる乾期を乗り越えなければならなくなったというわけだ。
1
お気に入りに追加
49
あなたにおすすめの小説



結婚30年、契約満了したので離婚しませんか?
おもちのかたまり
恋愛
恋愛・小説 11位になりました!
皆様ありがとうございます。
「私、旦那様とお付き合いも甘いやり取りもしたことが無いから…ごめんなさい、ちょっと他人事なのかも。もちろん、貴方達の事は心から愛しているし、命より大事よ。」
眉根を下げて笑う母様に、一発じゃあ足りないなこれは。と確信した。幸い僕も姉さん達も祝福持ちだ。父様のような力極振りではないけれど、三対一なら勝ち目はある。
「じゃあ母様は、父様が嫌で離婚するわけではないんですか?」
ケーキを幸せそうに頬張っている母様は、僕の言葉にきょとん。と目を見開いて。…もしかすると、母様にとって父様は、関心を向ける程の相手ではないのかもしれない。嫌な予感に、今日一番の寒気がする。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇
20年前に攻略対象だった父親と、悪役令嬢の取り巻きだった母親の現在のお話。
ハッピーエンド・バットエンド・メリーバットエンド・女性軽視・女性蔑視
上記に当てはまりますので、苦手な方、ご不快に感じる方はお気を付けください。

【完結】私は死んだ。だからわたしは笑うことにした。
彩華(あやはな)
恋愛
最後に見たのは恋人の手をとる婚約者の姿。私はそれを見ながら階段から落ちた。
目を覚ましたわたしは変わった。見舞いにも来ない両親にー。婚約者にもー。わたしは私の為に彼らをやり込める。わたしは・・・私の為に、笑う。

(完結)私より妹を優先する夫
青空一夏
恋愛
私はキャロル・トゥー。トゥー伯爵との間に3歳の娘がいる。私達は愛し合っていたし、子煩悩の夫とはずっと幸せが続く、そう思っていた。
ところが、夫の妹が離婚して同じく3歳の息子を連れて出戻ってきてから夫は変わってしまった。
ショートショートですが、途中タグの追加や変更がある場合があります。

【完結】婿入り予定の婚約者は恋人と結婚したいらしい 〜そのひと爵位継げなくなるけどそんなに欲しいなら譲ります〜
早奈恵
恋愛
【完結】ざまぁ展開あります⚫︎幼なじみで婚約者のデニスが恋人を作り、破談となってしまう。困ったステファニーは急遽婿探しをする事になる。⚫︎新しい相手と婚約発表直前『やっぱりステファニーと結婚する』とデニスが言い出した。⚫︎辺境伯になるにはステファニーと結婚が必要と気が付いたデニスと辺境伯夫人になりたかった恋人ブリトニーを前に、ステファニーは新しい婚約者ブラッドリーと共に対抗する。⚫︎デニスの恋人ブリトニーが不公平だと言い、デニスにもチャンスをくれと縋り出す。⚫︎そしてデニスとブラッドが言い合いになり、決闘することに……。
捨てられた王妃は情熱王子に攫われて
きぬがやあきら
恋愛
厳しい外交、敵対勢力の鎮圧――あなたと共に歩む未来の為に手を取り頑張って来て、やっと王位継承をしたと思ったら、祝賀の夜に他の女の元へ通うフィリップを目撃するエミリア。
貴方と共に国の繁栄を願って来たのに。即位が叶ったらポイなのですか?
猛烈な抗議と共に実家へ帰ると啖呵を切った直後、エミリアは隣国ヴァルデリアの王子に攫われてしまう。ヴァルデリア王子の、エドワードは影のある容姿に似合わず、強い情熱を秘めていた。私を愛しているって、本当ですか? でも、もうわたくしは誰の愛も信じたくないのです。
疑心暗鬼のエミリアに、エドワードは誠心誠意向に向き合い、愛を得ようと少しずつ寄り添う。一方でエミリアの失踪により国政が立ち行かなくなるヴォルティア王国。フィリップは自分の功績がエミリアの内助であると思い知り――
ざまあ系の物語です。

婚約者から婚約破棄をされて喜んだのに、どうも様子がおかしい
棗
恋愛
婚約者には初恋の人がいる。
王太子リエトの婚約者ベルティーナ=アンナローロ公爵令嬢は、呼び出された先で婚約破棄を告げられた。婚約者の隣には、家族や婚約者が常に可愛いと口にする従妹がいて。次の婚約者は従妹になると。
待ちに待った婚約破棄を喜んでいると思われる訳にもいかず、冷静に、でも笑顔は忘れずに二人の幸せを願ってあっさりと従者と部屋を出た。
婚約破棄をされた件で父に勘当されるか、何処かの貴族の後妻にされるか待っていても一向に婚約破棄の話をされない。また、婚約破棄をしたのに何故か王太子から呼び出しの声が掛かる。
従者を連れてさっさと家を出たいべルティーナと従者のせいで拗らせまくったリエトの話。
※なろうさんにも公開しています。
※短編→長編に変更しました(2023.7.19)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる