104 / 227
第一部: 終わりと始まりの日 - 閑話
◆設定集: キャラクター紹介(メイン)
しおりを挟む
松悟と月子のみです。
ほとんどのことは本編で語れたつもりでいますが、まとめさせていただきます。
************************************************
◆ 白埜 松悟 ◆
性別: 男性
年齢: 三十代前半~半ばくらい。
身長: 割りと高く、二メートル近い。
体重: がっしり筋肉質、百キロ近い。
容姿:
短めに揃えた黒髪。顔立ちはブサイクとまでは言わないが、ちょっと整ったモブ並み。特徴は大きめの団子鼻。ガタイの割りに威圧感は皆無で、穏やかな雰囲気を放っている。
美男美女を見慣れた学園のお嬢さま方には意外と好評で、本人が思っているよりは人気だった。
装備:
アウトドア用の防水ダウンジャケット(フード付き) スキー用手袋 登山用ブーツ
漆黒の防寒具(巨大グマの毛皮)【防御&耐性(強)、回復アップ、エアコン対応】
強化銀の鉢金・腹巻き・首輪 氷樹の兜・胸当て・腕甲・脚甲 特製雪靴
折りたたみ式スコップ【強化済み】 サバイバルナイフ【強化済み】
スマホ【故障?】 UVカットのサングラス ケオニ族の角灯 ポーション 他……
解説:
言わずと知れた主人公にして本作の語り手。
真面目……と言うか、無駄に常識人ぶっている。善人ではあるが、重視するのはTPO。
幼小中高大の完全一環教育を掲げる名門私立学園の高等部において、数少ない男性教師として勤めている。教師・大人の振る舞いを心掛けようとするものの、知識はともかく精神年齢はほぼ男子中学生レベルであり、特に趣味嗜好や異性関係において顕著となる。もちろん、DT。
生まれて間もなく育児放棄され、死ぬ寸前のところで学園関連の児童養護施設へ保護される。そこで義務教育修了まで育ち、その後、奨学金で県外の普通高校と大学へ進んだ。大学卒業後、就職に大苦戦。地元に戻り、学園の支援制度による特別枠で教員――地理歴史?――採用された。
学生時代は一人暮らしの生活費を稼ぐため、ずっとバイト生活。まともな青春を送れていない。
学園教師となってからはそこそこの給料を稼いでいるが、奨学金の返済にかなり苦しんでおり、貧乏アパート暮らし。加えて、学園に馴染めるよう、休日返上で地道な自分磨きもしていた。
趣味らしい趣味はなく、学生時代の同性の友人に付き合うくらい。主にアウトドア。
ちなみに、オタク趣味はまったくない。趣味ではネットもやらないし、テレビもろくに観ない。
が、外人並みにニンジャ――忍者にあらず――への憧れが強く、海外B級映画をたま~に観る。
食へもこだわりは薄いが、昔ながらのしょうゆラーメンに少しハマっていた。酒はいける口。
大学時代にはラグビーをそこそこやっていた。中堅チームのレギュラーにギリギリ入れる程度。
相性の良い精霊は火と風、光もそこそこ。水と地は普通。闇とは相性が良くない。
戦闘ではスコップでのチャンバラを好み、精霊術は牽制として使うことが多い。
月子への想いは、当初、恋愛と言うよりも崇拝に近かった。
彼女の好きなところは言葉通りにすべて。強いて言えば貌・声・指がフェチポイントっぽい。
もしかしたら誤解されているかも知れないが、別にマザコンの気はない。
作者としては、白埜という名字を気に入っていたのだが、設定が固まって親のイメージが悪化。その後、月子と名前呼びを始めたこともあり、どうにも使いにくくなってしまった。残念。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
◆ 美須磨 月子 ◆
性別: 女性
年齢: 十八歳(第一章開始時点では十七歳)
身長: 低からず高からずだが、どちらかと言えば小柄。百五十五センチくらい?
体重: すらりとスレンダーだが、出るとこ出ていて筋肉もあるため、意外とおも……。
容姿:
とにかく絶世の美少女。詳しくは第一章第一話を参照のこと。
緑の黒髪。細い三つ編みでハーフアップ。真っ直ぐ腰までの長さ。お姫様カット。
やや吊り目だがキツさは感じさせない黒目がちな目。口元には常に自然な微笑み。
染みや黒子の一つなく艶やかな肌。意外とメリハリのある体付き。姿勢と所作が良い。
装備:
濃紺の分厚いダッフルコート(フード付き) ふわふわ毛皮の長いマフラー 超強力耐寒仕様かつ指先の動きを阻害しない薄手の高級グローブ 厚手のレギンス ややもこもことした靴下 本格的なトレッキングシューズ
灰色斑の白い防寒具(ストーカー毛皮)【幻影迷彩、敏捷アップ、エアコン対応】
強化銀の輪冠・腹当て・首輪 氷樹の帽子・胸当て・手甲・脛当て 特製雪靴
雌雄一対の曲刃短刀(ストーカー牙)【片方にはワイヤーリール接続】 自作の砕氷杖
学生用携帯端末【故障?】 UVカットのゴーグル ケオニ族の角灯 ポーション 他……
ショルダーバッグ【着替え(制服・運動服・下着など)、毛布、ビニールシート、サバイバルツール、LED懐中電灯、救急箱、食器や調味料、秘密の布袋 等々……】
解説:
本作のメインヒロイン。ハッピーエンド確約。
大抵のことはやればできるチート級の天才。旧家の令嬢。カリスマ持ち。
一見クールに見えるが、社交的で茶目っけがあるため、近付きがたさや冷たい印象は与えない。
……が、それらはすべて表向きの姿であり、いろいろと厄介な背景によって誕生以来、激しく抑圧されてきた。やりたいことは一切させてもらえず、ラーメンを食べたことすらない。立場の弱さに絶世の美貌が併せ、幼少期から他人の無遠慮な視線に晒され続けてきたため、本質的にはかなりの人間嫌い。気配を断つのが異常に上手いのは、そうした生い立ちから来ている。
心の奥に秘めた素の部分は割りと向こう見ずで激情家。ちょっとヤンデレ気質。
達観した死生観を抱くが、松悟との異世界生活により徐々に解消されつつあった。
高校二年の夏休み明け、進学校として全国的に名高い私立校から学園へと転入してきた。
親族公認で、卒業後に理事長の妾(実態はほぼ奴隷)として贈られることが決まったため。
だが、全寮制で親元から離れられたことを逆手に取り、一年以上かけて家出計画を練り上げ、卒業間近となった三年生二学期末、満を持して決行。そこからの流れは本編で語られた通り。
月子の内面や背景については、まだ語れていないことも多く、その辺りは本編で追々……。
精霊は水と地との相性が際立っており、闇もそこそこ。反面、火・風・光とは相性が良くない。
戦闘では回避と牽制に比重を置いて相手の隙を窺い、一撃必殺を狙っていく。
美須磨の発音は“何時か”や“静か”と一緒。“み\すま”の“み”にアクセント。
作者としては、この名字を気に入っていたのだが、設定が固まって家のイメージ悪化。その後、松悟と名前呼びを始めたこともあり、どうにも使いにくくなってしまった。残念。
名字じゃなくて名前の方にこだわれば良かったね!
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
※最後に、イラストをご紹介させていただきます。
最初の三枚は初めて頂戴したファンアートでした。カクヨムにて。
松悟のキャラデザインがバラバラなのですが、これは作者自身もまだヴィジュアルイメージを掴みきれていなかったため。絵師さんに一切の非はありません。
いずれも描いてくださったのはフォロワー【かごのぼっち】さん。
ついでに表紙イラストも晒し上げ。こちらは作者自身の手によるものとなります。
※※※ 転載・加工・AI利用などはご遠慮ください。 ※※※
ほとんどのことは本編で語れたつもりでいますが、まとめさせていただきます。
************************************************
◆ 白埜 松悟 ◆
性別: 男性
年齢: 三十代前半~半ばくらい。
身長: 割りと高く、二メートル近い。
体重: がっしり筋肉質、百キロ近い。
容姿:
短めに揃えた黒髪。顔立ちはブサイクとまでは言わないが、ちょっと整ったモブ並み。特徴は大きめの団子鼻。ガタイの割りに威圧感は皆無で、穏やかな雰囲気を放っている。
美男美女を見慣れた学園のお嬢さま方には意外と好評で、本人が思っているよりは人気だった。
装備:
アウトドア用の防水ダウンジャケット(フード付き) スキー用手袋 登山用ブーツ
漆黒の防寒具(巨大グマの毛皮)【防御&耐性(強)、回復アップ、エアコン対応】
強化銀の鉢金・腹巻き・首輪 氷樹の兜・胸当て・腕甲・脚甲 特製雪靴
折りたたみ式スコップ【強化済み】 サバイバルナイフ【強化済み】
スマホ【故障?】 UVカットのサングラス ケオニ族の角灯 ポーション 他……
解説:
言わずと知れた主人公にして本作の語り手。
真面目……と言うか、無駄に常識人ぶっている。善人ではあるが、重視するのはTPO。
幼小中高大の完全一環教育を掲げる名門私立学園の高等部において、数少ない男性教師として勤めている。教師・大人の振る舞いを心掛けようとするものの、知識はともかく精神年齢はほぼ男子中学生レベルであり、特に趣味嗜好や異性関係において顕著となる。もちろん、DT。
生まれて間もなく育児放棄され、死ぬ寸前のところで学園関連の児童養護施設へ保護される。そこで義務教育修了まで育ち、その後、奨学金で県外の普通高校と大学へ進んだ。大学卒業後、就職に大苦戦。地元に戻り、学園の支援制度による特別枠で教員――地理歴史?――採用された。
学生時代は一人暮らしの生活費を稼ぐため、ずっとバイト生活。まともな青春を送れていない。
学園教師となってからはそこそこの給料を稼いでいるが、奨学金の返済にかなり苦しんでおり、貧乏アパート暮らし。加えて、学園に馴染めるよう、休日返上で地道な自分磨きもしていた。
趣味らしい趣味はなく、学生時代の同性の友人に付き合うくらい。主にアウトドア。
ちなみに、オタク趣味はまったくない。趣味ではネットもやらないし、テレビもろくに観ない。
が、外人並みにニンジャ――忍者にあらず――への憧れが強く、海外B級映画をたま~に観る。
食へもこだわりは薄いが、昔ながらのしょうゆラーメンに少しハマっていた。酒はいける口。
大学時代にはラグビーをそこそこやっていた。中堅チームのレギュラーにギリギリ入れる程度。
相性の良い精霊は火と風、光もそこそこ。水と地は普通。闇とは相性が良くない。
戦闘ではスコップでのチャンバラを好み、精霊術は牽制として使うことが多い。
月子への想いは、当初、恋愛と言うよりも崇拝に近かった。
彼女の好きなところは言葉通りにすべて。強いて言えば貌・声・指がフェチポイントっぽい。
もしかしたら誤解されているかも知れないが、別にマザコンの気はない。
作者としては、白埜という名字を気に入っていたのだが、設定が固まって親のイメージが悪化。その後、月子と名前呼びを始めたこともあり、どうにも使いにくくなってしまった。残念。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
◆ 美須磨 月子 ◆
性別: 女性
年齢: 十八歳(第一章開始時点では十七歳)
身長: 低からず高からずだが、どちらかと言えば小柄。百五十五センチくらい?
体重: すらりとスレンダーだが、出るとこ出ていて筋肉もあるため、意外とおも……。
容姿:
とにかく絶世の美少女。詳しくは第一章第一話を参照のこと。
緑の黒髪。細い三つ編みでハーフアップ。真っ直ぐ腰までの長さ。お姫様カット。
やや吊り目だがキツさは感じさせない黒目がちな目。口元には常に自然な微笑み。
染みや黒子の一つなく艶やかな肌。意外とメリハリのある体付き。姿勢と所作が良い。
装備:
濃紺の分厚いダッフルコート(フード付き) ふわふわ毛皮の長いマフラー 超強力耐寒仕様かつ指先の動きを阻害しない薄手の高級グローブ 厚手のレギンス ややもこもことした靴下 本格的なトレッキングシューズ
灰色斑の白い防寒具(ストーカー毛皮)【幻影迷彩、敏捷アップ、エアコン対応】
強化銀の輪冠・腹当て・首輪 氷樹の帽子・胸当て・手甲・脛当て 特製雪靴
雌雄一対の曲刃短刀(ストーカー牙)【片方にはワイヤーリール接続】 自作の砕氷杖
学生用携帯端末【故障?】 UVカットのゴーグル ケオニ族の角灯 ポーション 他……
ショルダーバッグ【着替え(制服・運動服・下着など)、毛布、ビニールシート、サバイバルツール、LED懐中電灯、救急箱、食器や調味料、秘密の布袋 等々……】
解説:
本作のメインヒロイン。ハッピーエンド確約。
大抵のことはやればできるチート級の天才。旧家の令嬢。カリスマ持ち。
一見クールに見えるが、社交的で茶目っけがあるため、近付きがたさや冷たい印象は与えない。
……が、それらはすべて表向きの姿であり、いろいろと厄介な背景によって誕生以来、激しく抑圧されてきた。やりたいことは一切させてもらえず、ラーメンを食べたことすらない。立場の弱さに絶世の美貌が併せ、幼少期から他人の無遠慮な視線に晒され続けてきたため、本質的にはかなりの人間嫌い。気配を断つのが異常に上手いのは、そうした生い立ちから来ている。
心の奥に秘めた素の部分は割りと向こう見ずで激情家。ちょっとヤンデレ気質。
達観した死生観を抱くが、松悟との異世界生活により徐々に解消されつつあった。
高校二年の夏休み明け、進学校として全国的に名高い私立校から学園へと転入してきた。
親族公認で、卒業後に理事長の妾(実態はほぼ奴隷)として贈られることが決まったため。
だが、全寮制で親元から離れられたことを逆手に取り、一年以上かけて家出計画を練り上げ、卒業間近となった三年生二学期末、満を持して決行。そこからの流れは本編で語られた通り。
月子の内面や背景については、まだ語れていないことも多く、その辺りは本編で追々……。
精霊は水と地との相性が際立っており、闇もそこそこ。反面、火・風・光とは相性が良くない。
戦闘では回避と牽制に比重を置いて相手の隙を窺い、一撃必殺を狙っていく。
美須磨の発音は“何時か”や“静か”と一緒。“み\すま”の“み”にアクセント。
作者としては、この名字を気に入っていたのだが、設定が固まって家のイメージ悪化。その後、松悟と名前呼びを始めたこともあり、どうにも使いにくくなってしまった。残念。
名字じゃなくて名前の方にこだわれば良かったね!
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
※最後に、イラストをご紹介させていただきます。
最初の三枚は初めて頂戴したファンアートでした。カクヨムにて。
松悟のキャラデザインがバラバラなのですが、これは作者自身もまだヴィジュアルイメージを掴みきれていなかったため。絵師さんに一切の非はありません。
いずれも描いてくださったのはフォロワー【かごのぼっち】さん。
ついでに表紙イラストも晒し上げ。こちらは作者自身の手によるものとなります。
※※※ 転載・加工・AI利用などはご遠慮ください。 ※※※
1
お気に入りに追加
49
あなたにおすすめの小説


蔑ろにされた王妃と見限られた国王
奏千歌
恋愛
※最初に公開したプロット版はカクヨムで公開しています
国王陛下には愛する女性がいた。
彼女は陛下の初恋の相手で、陛下はずっと彼女を想い続けて、そして大切にしていた。
私は、そんな陛下と結婚した。
国と王家のために、私達は結婚しなければならなかったから、結婚すれば陛下も少しは変わるのではと期待していた。
でも結果は……私の理想を打ち砕くものだった。
そしてもう一つ。
私も陛下も知らないことがあった。
彼女のことを。彼女の正体を。

結婚30年、契約満了したので離婚しませんか?
おもちのかたまり
恋愛
恋愛・小説 11位になりました!
皆様ありがとうございます。
「私、旦那様とお付き合いも甘いやり取りもしたことが無いから…ごめんなさい、ちょっと他人事なのかも。もちろん、貴方達の事は心から愛しているし、命より大事よ。」
眉根を下げて笑う母様に、一発じゃあ足りないなこれは。と確信した。幸い僕も姉さん達も祝福持ちだ。父様のような力極振りではないけれど、三対一なら勝ち目はある。
「じゃあ母様は、父様が嫌で離婚するわけではないんですか?」
ケーキを幸せそうに頬張っている母様は、僕の言葉にきょとん。と目を見開いて。…もしかすると、母様にとって父様は、関心を向ける程の相手ではないのかもしれない。嫌な予感に、今日一番の寒気がする。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇
20年前に攻略対象だった父親と、悪役令嬢の取り巻きだった母親の現在のお話。
ハッピーエンド・バットエンド・メリーバットエンド・女性軽視・女性蔑視
上記に当てはまりますので、苦手な方、ご不快に感じる方はお気を付けください。

【完結】婿入り予定の婚約者は恋人と結婚したいらしい 〜そのひと爵位継げなくなるけどそんなに欲しいなら譲ります〜
早奈恵
恋愛
【完結】ざまぁ展開あります⚫︎幼なじみで婚約者のデニスが恋人を作り、破談となってしまう。困ったステファニーは急遽婿探しをする事になる。⚫︎新しい相手と婚約発表直前『やっぱりステファニーと結婚する』とデニスが言い出した。⚫︎辺境伯になるにはステファニーと結婚が必要と気が付いたデニスと辺境伯夫人になりたかった恋人ブリトニーを前に、ステファニーは新しい婚約者ブラッドリーと共に対抗する。⚫︎デニスの恋人ブリトニーが不公平だと言い、デニスにもチャンスをくれと縋り出す。⚫︎そしてデニスとブラッドが言い合いになり、決闘することに……。

婚約破棄ですか???実家からちょうど帰ってこいと言われたので好都合です!!!これからは復讐をします!!!~どこにでもある普通の令嬢物語~
tartan321
恋愛
婚約破棄とはなかなか考えたものでございますね。しかしながら、私はもう帰って来いと言われてしまいました。ですから、帰ることにします。これで、あなた様の口うるさい両親や、その他の家族の皆様とも顔を合わせることがないのですね。ラッキーです!!!
壮大なストーリーで奏でる、感動的なファンタジーアドベンチャーです!!!!!最後の涙の理由とは???
一度完結といたしました。続編は引き続き書きたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
捨てられた王妃は情熱王子に攫われて
きぬがやあきら
恋愛
厳しい外交、敵対勢力の鎮圧――あなたと共に歩む未来の為に手を取り頑張って来て、やっと王位継承をしたと思ったら、祝賀の夜に他の女の元へ通うフィリップを目撃するエミリア。
貴方と共に国の繁栄を願って来たのに。即位が叶ったらポイなのですか?
猛烈な抗議と共に実家へ帰ると啖呵を切った直後、エミリアは隣国ヴァルデリアの王子に攫われてしまう。ヴァルデリア王子の、エドワードは影のある容姿に似合わず、強い情熱を秘めていた。私を愛しているって、本当ですか? でも、もうわたくしは誰の愛も信じたくないのです。
疑心暗鬼のエミリアに、エドワードは誠心誠意向に向き合い、愛を得ようと少しずつ寄り添う。一方でエミリアの失踪により国政が立ち行かなくなるヴォルティア王国。フィリップは自分の功績がエミリアの内助であると思い知り――
ざまあ系の物語です。

記憶がないなら私は……
しがと
恋愛
ずっと好きでようやく付き合えた彼が記憶を無くしてしまった。しかも私のことだけ。そして彼は以前好きだった女性に私の目の前で抱きついてしまう。もう諦めなければいけない、と彼のことを忘れる決意をしたが……。 *全4話

婚約者から婚約破棄をされて喜んだのに、どうも様子がおかしい
棗
恋愛
婚約者には初恋の人がいる。
王太子リエトの婚約者ベルティーナ=アンナローロ公爵令嬢は、呼び出された先で婚約破棄を告げられた。婚約者の隣には、家族や婚約者が常に可愛いと口にする従妹がいて。次の婚約者は従妹になると。
待ちに待った婚約破棄を喜んでいると思われる訳にもいかず、冷静に、でも笑顔は忘れずに二人の幸せを願ってあっさりと従者と部屋を出た。
婚約破棄をされた件で父に勘当されるか、何処かの貴族の後妻にされるか待っていても一向に婚約破棄の話をされない。また、婚約破棄をしたのに何故か王太子から呼び出しの声が掛かる。
従者を連れてさっさと家を出たいべルティーナと従者のせいで拗らせまくったリエトの話。
※なろうさんにも公開しています。
※短編→長編に変更しました(2023.7.19)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる