宝珠の少年は伯爵様に責められる

HEKI

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宝珠の少年は伯爵様に責められる。

平穏の終わり

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何だ  これは

天井が高い。
広い。
照明が宝石みたいだ。

俺の家の天井はもっと低くて
狭くて
照明は煤けたランタン1個だけだ。

首を動かし周囲を見る。

壁は…赤い絨毯みたいな壁紙で、
鏡だの装飾品だのが無駄に眩しい。

昔、村のじーさんに聞いた事がある。
こういう所は「ごーじゃす」と言うのだ。

本当にこんな場所があるのか。

俺はてっきり、じーさんの夢物語かと思ってた。
だって俺は村から出たこと無いからこんな所があるなんて知らないし、
あのじーさんファンタジー系の絵本ばっか読んでたから。

村の人達も
「おじいさんはチュー二病になった」
って言ってたし。

ごめんじーさん。

じーさんの言っていたごーじゃすは本当にあったよ。

ごめん。

ごめんなじーさん。

勝手にファンタじーさんってあだ名つけてごめんな。


もっと情報が欲しくて身動ぎするも
身体が動かない。

特に焦りもせず目線だけで腕を見れば

そこには俺の両手の自由を奪う拘束具がはめられていた。
足も動かない。理由は腕と同じだろう。
拘束されているのも真っ白なベット。
着ている服も知らない服だ。

やたら滑らかな薄い生地でできているノンスリーブの白い肌着に
同じ生地のショート丈のズボン…いやこれはパンツか。

服を着させて欲しいという以前に
普段着ている服の何億倍も良い生地に
俺は感動している。

とりあえず自分がどうなってるのかは分かった。

なら次に知りたいのは状況だ。
俺はなんでここにいるんだ?



俺の住んでいた村は地図に名前載っていない。
険しい山脈の谷と谷の間にある、
人が立ち入ることが出来ない場所にあった。

なぜ村そんな場所にあるのか。
それは、隠し守らなければならないモノがあるからだ。

数年前、俺の15歳の誕生日に村が消えた。

村の存在が外の人間にバレて滅ぼされた……
訳では無い。

記録的な豪雨に加えて、
近くの火山が活動期に入ったのか小さな地震が多く、
地盤が緩み、崩れ、谷底に滑り落ちた。
村の外れで薬草を詰んで、
さて帰ろうとして振り返ったら何も無くなっていた。

急すぎる自然災害に、村人達の悲鳴すら聞こえなかった。

俺だけ残ってしまった。
よりによって俺だけが。

神様のノーコンめ。
狙う所が逆過ぎて笑えた。

でも父さん、母さん、親愛なる村の皆との突然の別れには笑えなかった。

皆、谷底の激流にのまれた。

何も残らなかったから
墓も作ってやれなかった。


それからもなんとか一人で暮らしていけた。

自生していた薬草、
村の外れにあった畑、
谷でも逞しく生きる動物を狩り、
俺はただダラダラと生きていた。


静かに、平穏に、暮らしていたんだ。

また今日も早朝に川に水を汲みに行って
いつも通りに過ごすはずだったのに。

いきなり現れた男達に捕まえられて
担ぎ上げられた。


外の人間だ。
初めて見た。
しかも男達の格好、知ってる。
硬い鎧に剣を携えた見た目。
ファンタじーさんの絵本で見た事ある。
偉い人に仕える、衛兵ってやつだ。

絵本の世界が現実になった。
俺はしばしボーぜんとしていたが、
我に返り、やっと抵抗したのは馬車の中。

ふざけんな 何のつもりだ と。

馬車から飛び降りようとしたが、簡単に捕まった。

谷でダラダラと暮らす俺が
毎日鍛錬をかかさずムキムキしているおにいさん達にかなう訳もなく

難なく俺を抑え、薬の匂いがする布を鼻に当て
俺は息を吸い込んだと同時に気を失ってしまった。

そしてここにいる。


思い出したら急な理不尽に苛立ってきた。
俺は谷に帰らなきゃ行けない。
勝手に連れて来られては困るのだ。

拘束具が忌々しくて、強く腕で抗ってみたけど、ほとんど動かない。

どうにか逃げ出したい…そう思いもがき続けた。

その時

静かに扉が開いた。



「目が覚めたか少年。」

声がした方を見れば
そこには俺に睨みを効かせた鋭い視線を送りながらも、
八重歯がチラッとみえるように口角を上げた
黒シャツ黒ズボンの
なんとなくいけ好かない男が立っていた。
銀色の髪が綺麗すぎてなんとなくそれもいけ好かない。

「あれしきの薬で随分長く眠っていたな。
 気分どうだ。」

「逆に聞くけど、辺境の地で慎ましやかに暮らしていた俺をいきなり攫って自由を奪う気分ってのはどんなもんなの?」

「面白い返しだな。」

男は楽しげに笑い、俺に近づく。

同じは少し緊張するけど、動けないからと言ってビビりたくない。
俺も男だ。理不尽に屈したくは無い。

「自己紹介しよう。
俺はオスカー・ベオグラード
この領地の伯爵だ。お前は?」

伯爵?この粗暴な雰囲気の男が?
伯爵ってのはこう…
頭が3段くらいの横ロールヘアのちょび髭生えた白タイツの……

「おい聞いてんのか。お前名前は?」

「……可哀想な少年ですが。」

「なるほど。」


オスカーとやらが目を細め笑みを深くしたと思ったら
目の前が弾けた。

右の頬が熱い。
ジンジンする。

頬を叩かれたとすぐにわかった。

「お前の名前は?」

「いきなり攫われて暴力を振るわれる可哀想な少年です……ガッ……!」

今度は左頬を叩かれた。


痛みで苛立ちが募る。
オスカーの顔を睨み付けると、
以外にもオスカーは少しバツの悪そうな顔をしている。

「あー、やべ。
何処にあるのかわからないんだから傷つけちゃ不味いか。」

何やらぶつくさ呟いた後に、雑に俺の顎を掴む。

「てめっ…っ人が大人しくしてりゃ…調子に…乗りやがっ」

「黙れちょっとアーンしろ」

「あ”ぁ!?あがっ!?」

アーンとか幼稚な事を言うわりに、無理やり下げられた俺の顎はゴキっと開けられた。

「よしよし、口内に怪我も異常も宝珠も無し。」

1人で納得しているコイツがムカつくので
頭を振ってその手を解く。

「なんだってんだよお前!
好き勝手じゃがって!」

「好き勝手されたくなけりゃで言うことを聞け。
名前は後回しだ。
おいお前。宝珠はお前の身体の何処にある。」


宝珠


そう言われて一瞬頭が真っ白になった。
なぜこいつがそんな事知ってるんだ。

一族がいなくなった今、それを知っているのは俺だけだ。

万が一何かの文献に残っていたとしても
前に宝珠が出現したのは1000年以上前。
あんなもの、とっくにおとぎ話になっている。


「馬鹿だねぇ。黙ってるのは宝珠の事知ってますよって言ってるようなもんだ。」


「……っ。ああ、知ってるさ。おとぎ話の宝珠の事だろ?
険しい谷の龍が守ってる、何でも願いが叶う宝石だ。
それで?アンタには俺が龍に見えるって?オッサン。」


落ち着け。
落ち着け俺。
ここでボロを出したら
俺の数年が無駄になる。

平常心だ。
今まで1人でやってきたんだ。
今更心を乱す事なんて……

「な!?」

密かに深呼吸をと思った矢先、
いきなりオスカーが俺に馬乗りになってきた。
俺の胸に手を当てて、ニヤニヤ笑っている。

「どうしたんだよお前。
こんなに心臓ドキドキさせちゃってさぁ。」

滑りの良い服の上から手を置かれた。
見た目は平静を装っても、心拍数は隠せない。
早鐘のように打つ俺の鼓動を、オスカーは笑った。

「ガキが。そんな冷や汗かきながら強がってなんの意味があるんだよ。
あと俺はオッサンじゃねぇよまだ25歳た。」

「俺と…8も違うじゃんか…充分オッサンだよ……」

どうでもいいが手をどけ欲しい。
滑らかな服と、その上から置かれた手。
摩擦の少ない生地の感触が落ち着かない。

この刺激は嫌だ。
宝珠とかそういうの隠す以前に……

「どうした、少年。」


オスカーの手が数センチ動いた。

それだけの事だったのに

「んあぁ!?」

オスカーの手が俺の胸の突起にかすった。
それだけなのに今まで感じたことの無い刺激が神経を走った。

「な、何を……」

「ははっ。胸に手を置いただけで顔が真っ赤だぜ。
教えてやるよ。

乳首って、素質ある奴は気持ち良く感じるんだぜ。」



素質



なんだ素質って。
何の素質だよ知るか。
そんなことより
そんなことより……!


「ちくしょ……テメッ、わけわからんっ
触んなアホ……!!」

拘束されてる上にオスカーが乗っかってるせいで体を捩ることもできない。

ただただオスカーからの嫌がらせを受けるしかないこの状況にさすがに焦りが出る。

俺が何したってんだよ
ふざけんな……!

「頭で色々考えてるみたいだがお喋りする余裕はないってか?
感じちゃって可愛いねぇ。」

俺の反応に嫌な笑みを深め、
さらに胸を擦る。


「ンぅ…!手、止めろ、ンっひぁ…!
ふ、ふざけんなよっ変態伯爵……!」

「おいおい、悪口は良くないな。
まぁいいや。
ぶん殴って宝珠の在処を吐かそうと思ったが、身体と一緒に中の宝珠ぶっ壊れたらヤバいしな。
仕方ないからお前の身体にイタズラしてやる。やめて欲しかったら宝珠の場所を教えろ。」

「知らない!無い物をどうやって出せって、
あぁ!!おい、やめっ……!!」

動かない身を捻り無駄な抵抗をする俺を鼻で笑い、
オスカーは両手指の腹で俺の乳首を優しくさする。

舌が痺れるようなこそばゆさが身体を駆け抜け、
俺の心に若干の恐怖心が芽生える。


「知らないはずない。お前、あの谷に住んでたルイン族の末裔だろ。」

違うと言いたい。
離せと言いたいのに
舌と口がわなないて、
上手く喋れなくなってきた。

答えなければ次の刺激がくる。

オスカーはさすっていた指を立て、
優しく乳首を掻き始めた。

「ん…!?はぁ…はぁっ…ふうぅ……!!」

「ルイン族。別名宝珠の一族。
1000年に1度、一族の赤子が身体に宝珠を宿す。
その宝珠は宿した者が15歳になると体内から出現し、その宝珠にまた1000年の一族の安寧を願う。」

「やめろっ掻くなぁ……!!」

「でも願うのは一族の安寧じゃなくても良い。
大いなる力。富と名声。
言うなれば、宝珠とはなんでも願いが叶う奇跡の代物だ。
だからお前達は一族の安寧しか願わなかった。
宝珠が災いをもたらす事の無いように。」

オスカーは文献で知った知識を披露している間も、手は止めない。
耐えがたい刺激が止むことはない。

「あぅっあ、あああぁ…!」

「代々この国の長はお前達一族を恐れてた。ルイン族は破滅を呼ぶ一族だと。」

「やめ、嫌だ……っ!」

「もしこの宝珠が一族以外の者の手に渡れば
世界のバランスが崩れかねん、とな。」

「や、やだぁ!!もうやめろよぉ…!」

俺の言葉なんてお構い無しに、オスカーは俺の胸を虐める。
力に強弱を付け、角度を変え、刺激に慣れないように。

「亡くなった俺のじーさんも親父も、
触らぬ神に祟りなし精神でルイン族には手を出さなかった。
だが俺は違う。
国を守るためならその力を手に入れる。」

「俺は、宝珠なんて……宿してない…!
一族は谷が崩れて…渓流にっ飲まれた!
その時に宝珠を宿した奴も死んだ…!」

俺の訴えを聞くと、オスカーはため息をつき

俺の乳首を軽く抓った。

「ぅあう!てめぇ……!なに、しやがる…!」

「ここを何処だと思ってんだよ。
谷の麓の国だぜ。
あんだけの人間の死体が川から流れてきたら
そりゃもう大騒ぎだったよ。」

「……っ。」

「ただ、1人だけ最後に言葉を残したヤツがいた。
その身の宝珠を守れ。頼むぞ…とな。
やたら体に魔法陣とか十字架とかドクロとか蝶とかの刺青をしてる変わったじーさんだったぜ。」

ふぁんたジーさんじゃねぇか…!
余計な遺言を……!!

「しかし、お前はなんで17歳になっても宝珠を身体に持るてんだ?
本来なら15歳で宝珠は出現するハズなんだろ。」

「……っ…。」

聞かないでほしい。
それを聞くことは許さない。
触れる事は許さない。
土足で踏み込むことは許さない。

「確か儀式があるんだよな。
詳しくは知らないが、
宝珠を宿した者に村のヤツが供物を捧げて
宝珠は出現を……」

「黙れ!!!」

「ん?」

「やめろ……
それ以上、部外者が立ち入るな!!」

俺の剣幕を涼しい顔で見ながら、
しかしオスカーは少し何かを考えている様子だった。

「……まぁいい。
じゃあさっき後回しにした質問から答えな。
名前、教えろよ。」

俺の剣幕に気圧された訳でもないだろうに、なぜかオスカーは宝珠の情報を後回しにした。
なんでだ。
意味がわからない。

俺が怪訝そうな顔でオスカーを見ていると
黙秘ととられたのか、
オスカーの手が胸の横に添えられ


指を立てられ擽られた。



「ひっ!?う、あ!あっやだ、
やめ、んぅ、あ、あははっあはははは…!」

剣幕に険しくなった顔が一気に破顔する。

乳首を弄られ痺れる身体に、
突如として強烈なくすぐったさを叩きつけられ、
笑い声を我慢する事が出来ない。


「なんだよ、これダメなのか?
いいこと知っちゃったな。」

カリカリとくすぐったりサワサワとくすぐったり、
強弱をつけられ与えられる刺激は
さっきの乳首の刺激よりも俺の神経を抉る。

「ひはっは、やめ、やめへ、
や、やぁああああ!!」

「やめて欲しかったらどうする?」

「あははっひゃははは、とめて、
おねがぃっ!やだぁああ!!」

「な  ま  え  。」

「ゅ……ユミト!ユミト!!」

「OK。ユミトね。」

名前を言った途端くすぐりが止んだ。
俺は涙と汗と涎をたらしながら
しばしボーぜんとする。

そんな俺を見て、オスカーは笑った。

「お前には痛みより触る系の嫌がらせが効くみたいだな。
あんな辺ぴな所にいて、人との触れ合いも無かったのか。
始めての刺激に身体がビクビクしてるみたいだ。」

「…っうるせ……」

恥ずかしさと悔しさで顔が熱い。
隠したいのに拘束のせいでそれも出来ない。

「へっ。お子様ちゃんだな。
でもまだ話は終わってないぜ。次は……」

オスカーの手がまた俺に伸びてきた…
その時



「オスカー様。
お約束の時間でございます。」



ドアの向こうから控えめな、
しかしよく通る声がした。
その声を聞くとオスカーの手は止まり、
大きなため息と共に俺から退いた。

「レイヴンか。邪魔しやがって。」

「邪魔とはなんです。
もともとは身体調査をした後に尋問官が情報を聞き出すという手筈のところを
オスカー様が強引にご自身でやると仰るからややこしくなるんでしょうが。
我々も30分だけならと渋々承知したのですから約束は守ってください。
相手はルイン族。どんな力があるかわかりません。これ以上お1人で対峙されるのは危険です。大体オスカー様は」

「あー!うるせぇ!
ドア越しにクドクド言うな!
お前いつ息継ぎしてんだよ話し長ぇよ!」

「失礼致しました」


レイヴンという人の話しが一区切りすると、
オスカーは頭をガシガシと掻きながら
不機嫌そうに出口へ歩いていった。

「お、おい、変態伯爵!これ外せよ!」

「やだよめんどくせぇ。
その辺はレイヴンとかがやる。」


オスカーがドアの前につくと同時に、
ごーじゃすなドアが開いた。
見ればレイヴンであろう人が居る。

「お前いつもドア開けるタイミングバッチリだよな。」

「恐縮です。」

「通り名付けるとしたら自動ドアのレイヴンだな。」

「嫌ですよ。」


何だかとても国の長とは思えない内容の無い話しをしながら、
オスカーは去っていった。

入れ替わりでレイヴンが部屋に入ってくる。
俺が拘束されているベッドの横に立ち、
恭しくお辞儀をした。

「改めまして自己紹介を。
はじめましてユミト様。
私はレイヴン。
オスカー様の側近として仕えております。」

細身の体だが、スラリとした服の上からでも分かる。
しっかりと筋肉がついた頑丈そうな体だ。
立ち姿に一切の姿勢のブレがなく、
なんて言うか…隙がない感じ。
こういう人のほうが伯爵っぽいのでは…?

「……あの、これ、外してください。
動けないの嫌なんで……。」

オスカーと違って取っ付きにくい雰囲気に、自然と敬語になる。
でもオスカーよりまともに話が出来そうな気がする。


「外す事は出来ません。」

「は…?なんでですか。」

予想外の返事に戸惑う俺を、
レイヴンは冷ややかに見下ろした。


「貴方は我々の主をアホだのオッサンだの変態だのと罵りましたね。」

「え、いや、だってそれは」

「国外の方であれ、国へ入れば民の1人。
伯爵への侮辱は許しません。」

「でも俺は無理やり攫われて」

「言い訳は無用です。
ユミト様にはこの国での弁え方を、
名誉毀損の罰と共に学んで頂きます。」



前言撤回。
この人もまともな話が出来ない───!!
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