11 / 23
果樹園は待つものだから。
しおりを挟む
今日は馬に乗って森の外の農地拡張予定地に向かった。
この当たりの土地は誰のものでもないらしいので、自由に使っていいらしい…。
絶対のちのち問題になるよね。
「とりあえず耕していこうか?」
「「「「「はーい」」」」」
ケンが仕切ってくれているから助かる。
耕す方法も夫婦に教えて、夫婦のところで居候している新しいエルフ2人も一緒に教わって4人でたがやかしている。
だいぶカチカチみたいで、苦労しているから後で手伝おう。
私とケンは耕す畑の目安をつけていく。
私が図で描くとケンはウンウンとうなづいている。
ケンと一緒に糸でだいたいまっすぐに四角い形に線を引いていく。
「線はだいたいこんなものかな?」
「そうだね、手が空いたら次の畑も増やしてみようか。私もみんなの手伝いしないとね日が登りきる前にやりたいしね、それに、冷やしてあるスイカが誰かに取られちゃうかもしれないから急ごう。」
「急いでやっちまおう!」
私と、ケンは耕すのを手伝う。
森の外の土は硬すぎるので、山から土を運ぼうかなって思う。
結構重労働だね…。
あと大きな石がまじっていたり、するので掘り起こしたりしていたら午前中の間には、6畳ほどしか進まなかった。
異世界の土恐るべしべし。
お昼ご飯に蒸した芋と干し肉デザートに塩をかけたスイカを食べて村に帰ろうとしたら夫婦がもう少しやりたいという事だったので、私たちも手伝うことにした。
「なにか植えて欲しい?何植えようかな?」
「私玉ねぎが好きなんです。夫はナスとトマトが好きです。」
「じゃあ玉ねぎとナスとトマトにしよう!ちちんぷいぷいの~~えいっ!!!」
「おおお!!!さすがジュキ様!」
最近は「種子生成」は適当に片手で出せるようになった。
成長とは恐ろしいな。
もう少し種子生成をマスターしたら世界樹の種でも作れそうだよ。
そもそも世界樹が何なのかよく分からないけどね。
エルフの憧れとかなんとかって、昔長老がいってた気がするけど…まあ、いいや、後で気が向いたら聞こう。
今日は玉ねぎとナスとトマトを植えたら、作業は終了になる。
一面を耕し切るまで続く。
指定した範囲を耕し切るまで、5日ほどかかってしまったが目的のものが作れそうだ。
ケンは私の注文通りに大人のエルフもつれてきてくれた。
今日は果樹園を作ろうと思う!
あと新しいエルフとアンビビ夫婦とその居候!
ちゃんと名前は覚えてるよ?覚えてるから皆まで言うなって。
「今日は何作るんだ?建築できる大人の力も借りたいって?」
「スイカが意外と好評だったから、果樹園を作ろうかなと思うんだよね」
「果樹園ておいしいのか?」
「果樹園は頑張っても食べれないかも」
「食べれないもの作るのか?」
「食べれないもの作るんじゃなくて果樹園は食べれないけど、それに実る果実は食べれるかな。」
「なるほど。毒矢の毒の実マヒノミみたいなものか?あの木登りして取る実」
「そうそう!いい例えだね!」
早速、大人の人には、ぶどうの棚を作ってもらうことにした。
たまに大人たちを喜ばせないといけないかなって思ったので、ワインでも作ろうかなと…。
ワインの品種はちょっと酸っぱいので、普通にチャイマスカットと巨峰の種も作っておく。
ワイン用の棚は2段で、私の身長ぐらいまでの棚。
そして、普通に食べる巨峰とシャインマスカットの棚は2メートル× 8メートルの大きめの棚をお願いした。
出来上がるまで、私は別の種子を作ることにした。
なんで今回はこんなに別々にいろいろ作るのかと言うと、果樹は初めて作るからだ。
収穫できるまでどのくらいかかるのかよくわかってないし。
異世界だから育たないかもしれない…祝福があれば何とかなると思うんだけどね
他には、気分的に桃と林檎とレモンとオレンジを作った。
「ねえ、ケン。世界樹って知ってる?」
「ああなんでだ?」
「どういう木?」
「進化したエルフが世界樹の庇護下に入り世界樹の守り人として生活するっていう御伽噺を聞いた時があるな。親父も、世界樹に憧れを持っているし、なんかすごい木なんだろう」
「世界樹ってなんなんだろ」
「大きい木なんだろ?知らないけど。」
私もケンの会話を新しいエルフがニコニコしながら聞いている。
その顔は…何か知っている顔だろう?!
「エアロ?何か知ってる?」
「知りません。」
「聞いた私が馬鹿だった。」
この当たりの土地は誰のものでもないらしいので、自由に使っていいらしい…。
絶対のちのち問題になるよね。
「とりあえず耕していこうか?」
「「「「「はーい」」」」」
ケンが仕切ってくれているから助かる。
耕す方法も夫婦に教えて、夫婦のところで居候している新しいエルフ2人も一緒に教わって4人でたがやかしている。
だいぶカチカチみたいで、苦労しているから後で手伝おう。
私とケンは耕す畑の目安をつけていく。
私が図で描くとケンはウンウンとうなづいている。
ケンと一緒に糸でだいたいまっすぐに四角い形に線を引いていく。
「線はだいたいこんなものかな?」
「そうだね、手が空いたら次の畑も増やしてみようか。私もみんなの手伝いしないとね日が登りきる前にやりたいしね、それに、冷やしてあるスイカが誰かに取られちゃうかもしれないから急ごう。」
「急いでやっちまおう!」
私と、ケンは耕すのを手伝う。
森の外の土は硬すぎるので、山から土を運ぼうかなって思う。
結構重労働だね…。
あと大きな石がまじっていたり、するので掘り起こしたりしていたら午前中の間には、6畳ほどしか進まなかった。
異世界の土恐るべしべし。
お昼ご飯に蒸した芋と干し肉デザートに塩をかけたスイカを食べて村に帰ろうとしたら夫婦がもう少しやりたいという事だったので、私たちも手伝うことにした。
「なにか植えて欲しい?何植えようかな?」
「私玉ねぎが好きなんです。夫はナスとトマトが好きです。」
「じゃあ玉ねぎとナスとトマトにしよう!ちちんぷいぷいの~~えいっ!!!」
「おおお!!!さすがジュキ様!」
最近は「種子生成」は適当に片手で出せるようになった。
成長とは恐ろしいな。
もう少し種子生成をマスターしたら世界樹の種でも作れそうだよ。
そもそも世界樹が何なのかよく分からないけどね。
エルフの憧れとかなんとかって、昔長老がいってた気がするけど…まあ、いいや、後で気が向いたら聞こう。
今日は玉ねぎとナスとトマトを植えたら、作業は終了になる。
一面を耕し切るまで続く。
指定した範囲を耕し切るまで、5日ほどかかってしまったが目的のものが作れそうだ。
ケンは私の注文通りに大人のエルフもつれてきてくれた。
今日は果樹園を作ろうと思う!
あと新しいエルフとアンビビ夫婦とその居候!
ちゃんと名前は覚えてるよ?覚えてるから皆まで言うなって。
「今日は何作るんだ?建築できる大人の力も借りたいって?」
「スイカが意外と好評だったから、果樹園を作ろうかなと思うんだよね」
「果樹園ておいしいのか?」
「果樹園は頑張っても食べれないかも」
「食べれないもの作るのか?」
「食べれないもの作るんじゃなくて果樹園は食べれないけど、それに実る果実は食べれるかな。」
「なるほど。毒矢の毒の実マヒノミみたいなものか?あの木登りして取る実」
「そうそう!いい例えだね!」
早速、大人の人には、ぶどうの棚を作ってもらうことにした。
たまに大人たちを喜ばせないといけないかなって思ったので、ワインでも作ろうかなと…。
ワインの品種はちょっと酸っぱいので、普通にチャイマスカットと巨峰の種も作っておく。
ワイン用の棚は2段で、私の身長ぐらいまでの棚。
そして、普通に食べる巨峰とシャインマスカットの棚は2メートル× 8メートルの大きめの棚をお願いした。
出来上がるまで、私は別の種子を作ることにした。
なんで今回はこんなに別々にいろいろ作るのかと言うと、果樹は初めて作るからだ。
収穫できるまでどのくらいかかるのかよくわかってないし。
異世界だから育たないかもしれない…祝福があれば何とかなると思うんだけどね
他には、気分的に桃と林檎とレモンとオレンジを作った。
「ねえ、ケン。世界樹って知ってる?」
「ああなんでだ?」
「どういう木?」
「進化したエルフが世界樹の庇護下に入り世界樹の守り人として生活するっていう御伽噺を聞いた時があるな。親父も、世界樹に憧れを持っているし、なんかすごい木なんだろう」
「世界樹ってなんなんだろ」
「大きい木なんだろ?知らないけど。」
私もケンの会話を新しいエルフがニコニコしながら聞いている。
その顔は…何か知っている顔だろう?!
「エアロ?何か知ってる?」
「知りません。」
「聞いた私が馬鹿だった。」
10
お気に入りに追加
7
あなたにおすすめの小説
異世界に来ちゃったよ!?
いがむり
ファンタジー
235番……それが彼女の名前。記憶喪失の17歳で沢山の子どもたちと共にファクトリーと呼ばれるところで楽しく暮らしていた。
しかし、現在森の中。
「とにきゃく、こころこぉ?」
から始まる異世界ストーリー 。
主人公は可愛いです!
もふもふだってあります!!
語彙力は………………無いかもしれない…。
とにかく、異世界ファンタジー開幕です!
※不定期投稿です…本当に。
※誤字・脱字があればお知らせ下さい
(※印は鬱表現ありです)
旦那様、前世の記憶を取り戻したので離縁させて頂きます
結城芙由奈@12/27電子書籍配信中
恋愛
【前世の記憶が戻ったので、貴方はもう用済みです】
ある日突然私は前世の記憶を取り戻し、今自分が置かれている結婚生活がとても理不尽な事に気が付いた。こんな夫ならもういらない。前世の知識を活用すれば、この世界でもきっと女1人で生きていけるはず。そして私はクズ夫に離婚届を突きつけた―。
平凡冒険者のスローライフ
上田なごむ
ファンタジー
26歳独身動物好きの主人公大和希は、神様によって魔物・魔法・獣人等ファンタジーな世界観の異世界に転移させられる。
平凡な能力値、野望など抱いていない彼は、冒険者としてスローライフを目標に日々を過ごしていく。
果たして、彼を待ち受ける出会いや試練は如何なるものか……
ファンタジー世界に向き合う、平凡な冒険者の物語。
テンプレな異世界を楽しんでね♪~元おっさんの異世界生活~【加筆修正版】
永倉伊織
ファンタジー
神の力によって異世界に転生した長倉真八(39歳)、転生した世界は彼のよく知る「異世界小説」のような世界だった。
転生した彼の身体は20歳の若者になったが、精神は何故か39歳のおっさんのままだった。
こうして元おっさんとして第2の人生を歩む事になった彼は異世界小説でよくある展開、いわゆるテンプレな出来事に巻き込まれながらも、出逢いや別れ、時には仲間とゆる~い冒険の旅に出たり
授かった能力を使いつつも普通に生きていこうとする、おっさんの物語である。
◇ ◇ ◇
本作は主人公が異世界で「生活」していく事がメインのお話しなので、派手な出来事は起こりません。
序盤は1話あたりの文字数が少なめですが
全体的には1話2000文字前後でサクッと読める内容を目指してます。
ユーヤのお気楽異世界転移
暇野無学
ファンタジー
死因は神様の当て逃げです! 地震による事故で死亡したのだが、原因は神社の扁額が当たっての即死。問題の神様は気まずさから俺を輪廻の輪から外し、異世界の神に俺をゆだねた。異世界への移住を渋る俺に、神様特典付きで異世界へ招待されたが・・・ この神様が超適当な健忘症タイプときた。
髪の色は愛の証 〜白髪少年愛される〜
あめ
ファンタジー
髪の色がとてもカラフルな世界。
そんな世界に唯一現れた白髪の少年。
その少年とは神様に転生させられた日本人だった。
その少年が“髪の色=愛の証”とされる世界で愛を知らぬ者として、可愛がられ愛される話。
⚠第1章の主人公は、2歳なのでめっちゃ拙い発音です。滑舌死んでます。
⚠愛されるだけではなく、ちょっと可哀想なお話もあります。
つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました
蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈
絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。
絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!!
聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ!
ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!!
+++++
・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる