22 / 28
差出人S
赦し 2
しおりを挟む
音をさせてソコを吸い上げて、舌が容赦なく感じる場所を擦り上げる。その上、すごく奥まで咥え込まれて、喉の奥の狭い場所で先端を刺激された。
「ア……あっ。あ……し……ああっ」
名前を呼ぶこともできないくらいに激しく責め立てられて、追い込まれる。そして、空いているもう片方の手で自分以外誰も触れたことのない柔らかな双球を揉みしだかれて、眩暈がした。
「ん。ふっ……あ。ま……っし……ろ。あんっ。や……ア……も。ダメ。イ……」
そんなふうに追い詰められるのは、はじめてで、何も言葉にならない。もう、せり上がってくる熱情はこらえきれないほどだ。
「はな……っ。……やだ。シロ……っ。……も……イっちゃう……から……っ」
首を必死に振って抵抗しても、引き離そうと髪に手を入れても、貴志狼はやめてはくれなくなった。それどころか、貴志狼の指先が葉の後ろに触れる。
「え? やっ。ダメ……んんっ。だっ……あっ。やあっ……だめぇ」
ローションで濡れた指先は、信じられないくらいに抵抗なくソコに飲み込まれた。ゆっくり、時間をかけて、慣らされて開かれた葉のソコは、すでに貴志狼のものを受け入れるために、彼の形になっている。だから、指なんて、飲み込むのはわけもない。
けれど、入ってきた異物は、確実に葉のおかしくなってしまう場所を心得ていた。
「……ひ……ア……っ。や。……ああん……っ。し……あ。……んん」
葉の中の小さなしこりを指先が掻く。もちろん、口での愛撫が止まることはない。貴志狼は彼の全部を使って、ただ、葉を狂わせようと、している。葉はそれに逆らうことなんてできない。ただ、されるままに快楽の海に放り込まれて、溺れていることしかできなかった。
「や……だめ。ダメ……っ。ああっ。あ。……きし……ろ……はなし……。はなして……っ。だ……アア……でちゃ……からっ」
いつの間にか指が増えて、ソコは恥ずかしくなるような音をさせていた。無意識に腰を揺らしているなんてものではない。いつの間にか、自分自身で貴志狼の口の中にソレを出し入れしているのだと、葉は気付いていない。
おかしくなりそうなくらいに気持ちがよかった。
何も、考えられなくなりそうだ。
否定することがなんて、殆ど無意味で、本当はやめてほしくなんてない。本当におかしくなるまでされたい。貴志狼におかしくされたい。
「……あっ。ああん。……ダメ。……イっ……く」
ぶるり。と、身体が震える。受け流しきれなくなった波に身を任せるように、葉は解放した。貴志狼の咥内に。だ。
「……は……あっ」
葉の出したものを一滴も逃さない。とでもいうように、貴志狼の咥内が収縮して、全て吸い出される。その感覚が、耐えがたいほど気持ちよくて、葉は溜息のような喘ぎを漏らして、脱力する。
「……ん。……きし……」
ようやく葉のものを離して、貴志狼は怖いくらいの真剣な顔で葉を見つめた。その喉が上下する。葉の出したものを飲んだのだと気付いて、葉の頬が真っ赤に染まった。
「貴志狼……っ飲ん……あ」
しかし、葉の言葉はまたしても途切れる。気付かぬうちに三本まで増やされていた貴志狼の指が不意に後ろから引き抜かれたからだ。その上で、片足を抱えあげられて、その間に貴志狼の身体が割り込んでくる。
「……あ。きし……え? ちょ。ま」
前だけを寛げた貴志狼のソレは、怖いくらいに反り立っていた。血管が浮いているのが見える。ふー。ふー。と、荒く吐く息に合わせてそれが揺れる。
ゴムすらつけないまま、ソレが、葉のソコに宛がわれた。
「ア……あっ。あ……し……ああっ」
名前を呼ぶこともできないくらいに激しく責め立てられて、追い込まれる。そして、空いているもう片方の手で自分以外誰も触れたことのない柔らかな双球を揉みしだかれて、眩暈がした。
「ん。ふっ……あ。ま……っし……ろ。あんっ。や……ア……も。ダメ。イ……」
そんなふうに追い詰められるのは、はじめてで、何も言葉にならない。もう、せり上がってくる熱情はこらえきれないほどだ。
「はな……っ。……やだ。シロ……っ。……も……イっちゃう……から……っ」
首を必死に振って抵抗しても、引き離そうと髪に手を入れても、貴志狼はやめてはくれなくなった。それどころか、貴志狼の指先が葉の後ろに触れる。
「え? やっ。ダメ……んんっ。だっ……あっ。やあっ……だめぇ」
ローションで濡れた指先は、信じられないくらいに抵抗なくソコに飲み込まれた。ゆっくり、時間をかけて、慣らされて開かれた葉のソコは、すでに貴志狼のものを受け入れるために、彼の形になっている。だから、指なんて、飲み込むのはわけもない。
けれど、入ってきた異物は、確実に葉のおかしくなってしまう場所を心得ていた。
「……ひ……ア……っ。や。……ああん……っ。し……あ。……んん」
葉の中の小さなしこりを指先が掻く。もちろん、口での愛撫が止まることはない。貴志狼は彼の全部を使って、ただ、葉を狂わせようと、している。葉はそれに逆らうことなんてできない。ただ、されるままに快楽の海に放り込まれて、溺れていることしかできなかった。
「や……だめ。ダメ……っ。ああっ。あ。……きし……ろ……はなし……。はなして……っ。だ……アア……でちゃ……からっ」
いつの間にか指が増えて、ソコは恥ずかしくなるような音をさせていた。無意識に腰を揺らしているなんてものではない。いつの間にか、自分自身で貴志狼の口の中にソレを出し入れしているのだと、葉は気付いていない。
おかしくなりそうなくらいに気持ちがよかった。
何も、考えられなくなりそうだ。
否定することがなんて、殆ど無意味で、本当はやめてほしくなんてない。本当におかしくなるまでされたい。貴志狼におかしくされたい。
「……あっ。ああん。……ダメ。……イっ……く」
ぶるり。と、身体が震える。受け流しきれなくなった波に身を任せるように、葉は解放した。貴志狼の咥内に。だ。
「……は……あっ」
葉の出したものを一滴も逃さない。とでもいうように、貴志狼の咥内が収縮して、全て吸い出される。その感覚が、耐えがたいほど気持ちよくて、葉は溜息のような喘ぎを漏らして、脱力する。
「……ん。……きし……」
ようやく葉のものを離して、貴志狼は怖いくらいの真剣な顔で葉を見つめた。その喉が上下する。葉の出したものを飲んだのだと気付いて、葉の頬が真っ赤に染まった。
「貴志狼……っ飲ん……あ」
しかし、葉の言葉はまたしても途切れる。気付かぬうちに三本まで増やされていた貴志狼の指が不意に後ろから引き抜かれたからだ。その上で、片足を抱えあげられて、その間に貴志狼の身体が割り込んでくる。
「……あ。きし……え? ちょ。ま」
前だけを寛げた貴志狼のソレは、怖いくらいに反り立っていた。血管が浮いているのが見える。ふー。ふー。と、荒く吐く息に合わせてそれが揺れる。
ゴムすらつけないまま、ソレが、葉のソコに宛がわれた。
0
お気に入りに追加
3
あなたにおすすめの小説

極悪家庭教師の溺愛レッスン~悪魔な彼はお隣さん~
恵喜 どうこ
恋愛
「高校合格のお礼をくれない?」
そう言っておねだりしてきたのはお隣の家庭教師のお兄ちゃん。
私よりも10歳上のお兄ちゃんはずっと憧れの人だったんだけど、好きだという告白もないままに男女の関係に発展してしまった私は苦しくて、どうしようもなくて、彼の一挙手一投足にただ振り回されてしまっていた。
葵は私のことを本当はどう思ってるの?
私は葵のことをどう思ってるの?
意地悪なカテキョに翻弄されっぱなし。
こうなったら確かめなくちゃ!
葵の気持ちも、自分の気持ちも!
だけど甘い誘惑が多すぎて――
ちょっぴりスパイスをきかせた大人の男と女子高生のラブストーリーです。
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
学院のモブ役だったはずの青年溺愛物語
紅林
BL
『桜田門学院高等学校』
日本中の超金持ちの子息子女が通うこの学校は東京都内に位置する野球ドーム五個分の土地が学院としてなる巨大学園だ
しかし生徒数は300人程の少人数の学院だ
そんな学院でモブとして役割を果たすはずだった青年の物語である
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

【完結】ぎゅって抱っこして
かずえ
BL
幼児教育学科の短大に通う村瀬一太。訳あって普通の高校に通えなかったため、働いて貯めたお金で二年間だけでもと大学に入学してみたが、学費と生活費を稼ぎつつ学校に通うのは、考えていたよりも厳しい……。
でも、頼れる者は誰もいない。
自分で頑張らなきゃ。
本気なら何でもできるはず。
でも、ある日、金持ちの坊っちゃんと心の中で呼んでいた松島晃に苦手なピアノの課題で助けてもらってから、どうにも自分の心がコントロールできなくなって……。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる