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L's rule. Side Hisui.
Gulab Jamun 2
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「……うん……ん。あ」
いつの間にか、アキの脚が、スイの脚の間に侵入していた。その脚で緩くソコを刺激される。そんな僅かな刺激すら、ぞくぞくと背筋に何かを走らせる。
服の中に差し入れられた手の熱さに思わず身体が跳ねるのを止めることができなかった。
「……ん。ふぁ」
どうしてかは分からない。ただ、アキが自分を求めてくれていると分かったからなのだろうか。不意に心を覆っていた過去が遠くになったような気がした。
かわりに、アキの吐息を、鼓動を、すごく近くに感じる。
「スイ……さん。愛してるよ。聞こえてる? 俺の名前呼んで?」
囁きながら、アキの熱い手が肌の上を滑る。
その声も、肌を撫でる手の感触も、堪らなく、心地いい。誰かに触れられてこんな風に感じることはなかった。
「……アキ……く……あっ。ん。……や……ん」
不意打ちで、胸の突起に指が触れ、思わず甘い声が漏れた。くるくると円を描くようにソコを刺激されて、身体の奥がじんじんと疼くような感覚にスイの身体に熱が集まって来る。
そんな僅かな愛撫で高まってくる自分が恥ずかしくて、思わずアキの肩のあたりをぎゅっと握りしめる。
「スイさん? まだ、やめられるよ? これ以上したら、俺はもう自分を止められないかもしれない。それでも、いい?」
余裕のない声が、それでも自分を気遣ってくれるのが、嬉しかった。
でも、今はそんな気遣いはいらない。
もっと、もっと、ほしい。
そんな思いが溢れ出す。
「……やだ。……やめないで」
思いのまま呟くと、強く抱きしめられた。それから、また、熱い舌に咥内をかき回されて、頭の芯が痺れて来る。
惜しむように離れた唇が、首筋に所有印を残しながら胸元へと下がっていくのを、見ているだけで、期待のため息が漏れてしまう。
「ん。……あ、アキ……くん……や。あ、そこ……だめ……」
いつの間にか肌蹴られていた胸元に、はしたなく期待してしまっている自分が恥ずかしい。顔が上気するのを止められない。そんなスイを挑むような紅玉の瞳が見つめてから、胸の突起にキスをして、舌が絡まる。
「……や。はず……かし……あん。……あ……きくん」
そうと気付かぬうちに、アキのことしか考えられなくなっていた。
痛い過去も、自分を汚した男のことも、何も考えられない。
アキのくれる快楽を受け取って、素直に悦ぶ身体をその人に預けることしかできない。
「可愛いね。スイさん。ここも……触っていい?」
そっと、ジャージの上から触れたそこは緩く立ち上がっていた。
「あ。……ま……って。……あ」
服の上から柔らかく握って指を上下させると、スイの身体が大きく跳ねて、力ない細い指が、スイ自身を握ったアキの手に触れた。
もちろん、抵抗したいわけじゃない。
ただ、とにかく恥ずかしかった。なにもかも。
あまりに素直にアキのくれる感覚に反応を返してしまう、淫らな自分が恥ずかしくてたまらない。
「嫌? なら、撥ね退けていいよ?」
嫌なはずがない。スイは思う。
胸の突起と細い脚の間のその部分を一緒に刺激されると、ソコだけでなくこの先にアキを受け入れるはずの、身体の奥までが疼く。
「……や……じゃ……んんっ。……ない……ぁけ……ど……ぉ」
さっきから、ズボン越しに感じるアキのソレも怖いくらいに張りつめている。それが、自分に欲情してくれているのだと思うと、さらに快楽は増して、もう、自分では甘えるように蕩けていく声をどうすることもできなかった。
いつの間にか、アキの脚が、スイの脚の間に侵入していた。その脚で緩くソコを刺激される。そんな僅かな刺激すら、ぞくぞくと背筋に何かを走らせる。
服の中に差し入れられた手の熱さに思わず身体が跳ねるのを止めることができなかった。
「……ん。ふぁ」
どうしてかは分からない。ただ、アキが自分を求めてくれていると分かったからなのだろうか。不意に心を覆っていた過去が遠くになったような気がした。
かわりに、アキの吐息を、鼓動を、すごく近くに感じる。
「スイ……さん。愛してるよ。聞こえてる? 俺の名前呼んで?」
囁きながら、アキの熱い手が肌の上を滑る。
その声も、肌を撫でる手の感触も、堪らなく、心地いい。誰かに触れられてこんな風に感じることはなかった。
「……アキ……く……あっ。ん。……や……ん」
不意打ちで、胸の突起に指が触れ、思わず甘い声が漏れた。くるくると円を描くようにソコを刺激されて、身体の奥がじんじんと疼くような感覚にスイの身体に熱が集まって来る。
そんな僅かな愛撫で高まってくる自分が恥ずかしくて、思わずアキの肩のあたりをぎゅっと握りしめる。
「スイさん? まだ、やめられるよ? これ以上したら、俺はもう自分を止められないかもしれない。それでも、いい?」
余裕のない声が、それでも自分を気遣ってくれるのが、嬉しかった。
でも、今はそんな気遣いはいらない。
もっと、もっと、ほしい。
そんな思いが溢れ出す。
「……やだ。……やめないで」
思いのまま呟くと、強く抱きしめられた。それから、また、熱い舌に咥内をかき回されて、頭の芯が痺れて来る。
惜しむように離れた唇が、首筋に所有印を残しながら胸元へと下がっていくのを、見ているだけで、期待のため息が漏れてしまう。
「ん。……あ、アキ……くん……や。あ、そこ……だめ……」
いつの間にか肌蹴られていた胸元に、はしたなく期待してしまっている自分が恥ずかしい。顔が上気するのを止められない。そんなスイを挑むような紅玉の瞳が見つめてから、胸の突起にキスをして、舌が絡まる。
「……や。はず……かし……あん。……あ……きくん」
そうと気付かぬうちに、アキのことしか考えられなくなっていた。
痛い過去も、自分を汚した男のことも、何も考えられない。
アキのくれる快楽を受け取って、素直に悦ぶ身体をその人に預けることしかできない。
「可愛いね。スイさん。ここも……触っていい?」
そっと、ジャージの上から触れたそこは緩く立ち上がっていた。
「あ。……ま……って。……あ」
服の上から柔らかく握って指を上下させると、スイの身体が大きく跳ねて、力ない細い指が、スイ自身を握ったアキの手に触れた。
もちろん、抵抗したいわけじゃない。
ただ、とにかく恥ずかしかった。なにもかも。
あまりに素直にアキのくれる感覚に反応を返してしまう、淫らな自分が恥ずかしくてたまらない。
「嫌? なら、撥ね退けていいよ?」
嫌なはずがない。スイは思う。
胸の突起と細い脚の間のその部分を一緒に刺激されると、ソコだけでなくこの先にアキを受け入れるはずの、身体の奥までが疼く。
「……や……じゃ……んんっ。……ない……ぁけ……ど……ぉ」
さっきから、ズボン越しに感じるアキのソレも怖いくらいに張りつめている。それが、自分に欲情してくれているのだと思うと、さらに快楽は増して、もう、自分では甘えるように蕩けていく声をどうすることもできなかった。
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