159 / 414
L's rule. Side Akiha.
過去を過去にするためにできること 4
しおりを挟む
「……やだ。……やめないで」
堪らなくなって、その細い身体をかき抱く。それから、思うまま咥内を弄った。唇を解放すると、その首筋に舌を這わせる。時折、スイが反応を返す場所に赤い跡を残しながら。
「ん。……あ、アキ……くん……や。あ、そこ……だめ……」
胸元まで肌蹴られたシャツにスイが顔を赤くして身を捩る。その翠の瞳をじっと見ながら小さな突起にキスをして、舌を這わせる。
「……や。はず……かし……あん。……あ……きくん」
次第に強張りの解けて来る身体。かわりにアキの与える刺激に素直に反応を返し始める。それが余計に恥ずかしいのか耳まで赤く染めて、スイは身を捩った。
「可愛いね。スイさん。ここも……触っていい?」
そっと、ジャージの上から触れたそこは緩く立ち上がっていた。
「あ。……ま……って。……あ」
服の上から柔らかく握って指を上下させると、スイの身体が大きく跳ねて、力ない細い指が、スイ自身を握ったアキの手に触れた。
「嫌? なら、撥ね退けていいよ?」
言いながら、胸の突起と細い脚の間のその部分を一緒に刺激すると、次第にソコが硬く熱くなっていくのを指先に感じる。
「……や……じゃ……んんっ。……ない……ぁけ……ど……ぉ」
だんだん蕩けていく表情と声にアキ自身も煽られて、余裕がなくなって来る。すでにアキのソコも痛いほどに張りつめて、その人がほしくて暴走してしまいそうな理性を留めるのに必死になっていた。
「じゃあ。いいよね」
穿いていたジャージと下着を一気に脱がせて、そこを外気に晒す。
「あ……っや。アキ君……ま……て……あぁあ」
ソコはすでに完全に立ち上がっていて、先端からは先走りさえ滲みだしていた。外気の寒さなのか、羞恥なのかふるふると小さく震えている。そんな姿を見られたのが堪らなく恥ずかしいのか、スイが逃げ出そうと、腰を引くのを逃さずに両腕で抱き抱えて、アキはその顔を見上げた。
「逃げないで?」
そのまま、ソコを咥内に迎え入れる。
「あっ……あぁ」
びくん。と、その身体が跳ねて、嬌声が口をつく。細い指先はシーツを握りしめて、まるで何かに耐えているようだった。
「そん……なの……だめだってぇ……あ。アキ……くん」
舌の絡みつく感覚にスイが片手をアキの髪に絡まった。でも、それは引き離そうとしているわけではなくて、どちらかというとさらに強い快楽を求めて煽っているように感じられた。
「や。だめ……ぇ。も……おかし……く……なっちゃう……からぁ」
その手に誘われるまま、愛撫を強くする。舌先でぐりと先端をこじり、細くなっている部分をなぞり、裏側まで刺激してから、深く咥えこむとスイの口から甘い喘ぎが零れる。
その顔を確認してから、アキはその部分に指を伸ばした。
「……あっ。そ……あ……ふ」
用意しておいたローションをその部分にたらすと、また、びくとスイの身体が反応を示す。それは、また、脅えを含んでいるようで、そんなものは忘れさせてやりたいと、思いを込めてアキは口淫を激しくした。
「あき……くんっ。まっ……て……あ。おれ……っ」
指先でゆっくりとその入り口をなぞる。指が動くたびにスイの口から喘ぎとも、拒否ともつかない声が漏れるのを、性器への愛撫で抑え込む。イってしまわないように緩急をつけて。
「……アキ……君。……ま……ぁあ」
充分にその狭い入り口をほぐしてから。つぷ。と、指がソコに侵入する。
受け入れるためにできていないソコは狭くて、熱い。
「……や。……ま……って。アキ……くん。やだ……おねが……」
泣き出しそうな声でスイが言う。身体は決して抵抗しようとはしていないのだが。その声に切なくなって、行為を止めてスイの顔を覗きこむと、潤んだ瞳がアキを見つめていた。
堪らなくなって、その細い身体をかき抱く。それから、思うまま咥内を弄った。唇を解放すると、その首筋に舌を這わせる。時折、スイが反応を返す場所に赤い跡を残しながら。
「ん。……あ、アキ……くん……や。あ、そこ……だめ……」
胸元まで肌蹴られたシャツにスイが顔を赤くして身を捩る。その翠の瞳をじっと見ながら小さな突起にキスをして、舌を這わせる。
「……や。はず……かし……あん。……あ……きくん」
次第に強張りの解けて来る身体。かわりにアキの与える刺激に素直に反応を返し始める。それが余計に恥ずかしいのか耳まで赤く染めて、スイは身を捩った。
「可愛いね。スイさん。ここも……触っていい?」
そっと、ジャージの上から触れたそこは緩く立ち上がっていた。
「あ。……ま……って。……あ」
服の上から柔らかく握って指を上下させると、スイの身体が大きく跳ねて、力ない細い指が、スイ自身を握ったアキの手に触れた。
「嫌? なら、撥ね退けていいよ?」
言いながら、胸の突起と細い脚の間のその部分を一緒に刺激すると、次第にソコが硬く熱くなっていくのを指先に感じる。
「……や……じゃ……んんっ。……ない……ぁけ……ど……ぉ」
だんだん蕩けていく表情と声にアキ自身も煽られて、余裕がなくなって来る。すでにアキのソコも痛いほどに張りつめて、その人がほしくて暴走してしまいそうな理性を留めるのに必死になっていた。
「じゃあ。いいよね」
穿いていたジャージと下着を一気に脱がせて、そこを外気に晒す。
「あ……っや。アキ君……ま……て……あぁあ」
ソコはすでに完全に立ち上がっていて、先端からは先走りさえ滲みだしていた。外気の寒さなのか、羞恥なのかふるふると小さく震えている。そんな姿を見られたのが堪らなく恥ずかしいのか、スイが逃げ出そうと、腰を引くのを逃さずに両腕で抱き抱えて、アキはその顔を見上げた。
「逃げないで?」
そのまま、ソコを咥内に迎え入れる。
「あっ……あぁ」
びくん。と、その身体が跳ねて、嬌声が口をつく。細い指先はシーツを握りしめて、まるで何かに耐えているようだった。
「そん……なの……だめだってぇ……あ。アキ……くん」
舌の絡みつく感覚にスイが片手をアキの髪に絡まった。でも、それは引き離そうとしているわけではなくて、どちらかというとさらに強い快楽を求めて煽っているように感じられた。
「や。だめ……ぇ。も……おかし……く……なっちゃう……からぁ」
その手に誘われるまま、愛撫を強くする。舌先でぐりと先端をこじり、細くなっている部分をなぞり、裏側まで刺激してから、深く咥えこむとスイの口から甘い喘ぎが零れる。
その顔を確認してから、アキはその部分に指を伸ばした。
「……あっ。そ……あ……ふ」
用意しておいたローションをその部分にたらすと、また、びくとスイの身体が反応を示す。それは、また、脅えを含んでいるようで、そんなものは忘れさせてやりたいと、思いを込めてアキは口淫を激しくした。
「あき……くんっ。まっ……て……あ。おれ……っ」
指先でゆっくりとその入り口をなぞる。指が動くたびにスイの口から喘ぎとも、拒否ともつかない声が漏れるのを、性器への愛撫で抑え込む。イってしまわないように緩急をつけて。
「……アキ……君。……ま……ぁあ」
充分にその狭い入り口をほぐしてから。つぷ。と、指がソコに侵入する。
受け入れるためにできていないソコは狭くて、熱い。
「……や。……ま……って。アキ……くん。やだ……おねが……」
泣き出しそうな声でスイが言う。身体は決して抵抗しようとはしていないのだが。その声に切なくなって、行為を止めてスイの顔を覗きこむと、潤んだ瞳がアキを見つめていた。
0
お気に入りに追加
10
あなたにおすすめの小説


強気なネコは甘く囚われる
ミヅハ
BL
公立御園生(みそのい)学園高等部。
幼稚園から大学までの一貫校であるこの学校には、中等部から存在する生徒会のために作られた独特な風習があった。
高校からの外部入学生である綾瀬真尋は、二週間経っても幼馴染みの長谷川倖人以外と親しく出来ないでいたのだが、ある日の食堂で思わぬ事態に遭遇する。
学校の風習など何も知らない真尋は、生徒会長の香月廉からとんでもない事を言われてしまい大反発。
立場なども忘れて怒鳴りつけるものの意味はなく、それにブチ切れた真尋は、とりあえず関わらないようにしようと逃げ回ることにし───。
俺様美形攻め×生意気強気美人受け
*受けの口悪いです*
※性的描写有り
オリジナル設定あります。
【完結】ここで会ったが、十年目。
N2O
BL
帝国の第二皇子×不思議な力を持つ一族の長の息子(治癒術特化)
我が道を突き進む攻めに、ぶん回される受けのはなし。
(追記5/14 : お互いぶん回してますね。)
Special thanks
illustration by おのつく 様
X(旧Twitter) @__oc_t
※ご都合主義です。あしからず。
※素人作品です。ゆっくりと、温かな目でご覧ください。
※◎は視点が変わります。

彩雲華胥
柚月なぎ
BL
暉の国。
紅鏡。金虎の一族に、痴れ者の第四公子という、不名誉な名の轟かせ方をしている、奇妙な仮面で顔を覆った少年がいた。
名を無明。
高い霊力を封じるための仮面を付け、幼い頃から痴れ者を演じ、周囲を欺いていた無明だったが、ある出逢いをきっかけに、少年の運命が回り出す――――――。
暉の国をめぐる、中華BLファンタジー。
※この作品は最新話は「カクヨム」さんで読めます。また、「小説家になろう」さん「Fujossy」さんでも連載中です。
※表紙や挿絵はすべてAIによるイメージ画像です。
※お気に入り登録、投票、コメント等、すべてが励みとなります!応援していただけたら、幸いです。

【完結・BL】俺をフッた初恋相手が、転勤して上司になったんだが?【先輩×後輩】
彩華
BL
『俺、そんな目でお前のこと見れない』
高校一年の冬。俺の初恋は、見事に玉砕した。
その後、俺は見事にDTのまま。あっという間に25になり。何の変化もないまま、ごくごくありふれたサラリーマンになった俺。
そんな俺の前に、運命の悪戯か。再び初恋相手は現れて────!?


目覚ましに先輩の声を使ってたらバレた話
ベータヴィレッジ 現実沈殿村落
BL
サッカー部の先輩・ハヤトの声が密かに大好きなミノル。
彼を誘い家に泊まってもらった翌朝、目覚ましが鳴った。
……あ。
音声アラームを先輩の声にしているのがバレた。
しかもボイスレコーダーでこっそり録音していたことも白状することに。
やばい、どうしよう。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる