よくある婚約破棄なので
ディアモンテ公爵家の令嬢ララが婚約を破棄された。
その噂は風に乗ってすぐにルーベ王国中に広がった。なんといっても相手は美男子と名高いフィルガルド王子。若い二人の結婚の日を国民は今か今かと夢見ていたのだ。
言葉数の少ない公爵令嬢が友人からの慰めに対して放った一言は、社交界に小さな波紋を呼ぶ。「災難だったわね」と声を掛けたアネット嬢にララが返した言葉は短かった。
「よくある婚約破棄なので」
・すれ違う二人をめぐる短い話
・前編は各自の証言になります
・後編は◆→ララ、◇→フィルガルド
・全25話完結
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ブックマーク30000件突破ありがとうございます!!
第13回ファンタジー小説大賞にて、特別賞を頂き書籍化しております。
♦お知らせ♦
余りモノ異世界人の自由生活、コミックス3巻が発売しました!
漫画は村松麻由先生が担当してくださっています。
よかったらお手に取っていただければ幸いです。
書籍のイラストは万冬しま先生が担当してくださっています。
7巻は6月17日に発送です。地域によって異なりますが、早ければ当日夕方、遅くても2~3日後に書店にお届けになるかと思います。
今回は夏休み帰郷編、ちょっとバトル入りです。
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漫画は村松麻由先生が担当してくださいます。
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たまに失敗してトチ狂ったことになっています。
原稿作業中は、不規則になったり更新が遅れる可能性があります。
現在原稿作業と、私生活のいろいろで感想にはお返事しておりません。
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感想ありがとうございます。
色々と説明不足ですみません。先ずフィルガルドの両親は特にそこまでクズとは想定していませんでしした(王族あるある、ちょっと常識からズレた人たち程度)
以下、質問にお答えします。
フィルガルドのことを歩くハーレムと表現しましたが、あれは友人ポールの主観なので実際王子が今までの恋人とどんな関係だったかまでは彼は詳しく知りません。交流のある令嬢たちとポールに関してはかなり自由な恋愛をしていました。
王族との結婚に関する処女性に関しては、確か「宗教上の理由で婚前交渉が良しとされていない」みたいな記事を読んだ覚えがあるので、既存の宗教が絡まない異世界では無関係としました。(もちろん遊び人の噂が付いていたり、離婚歴があるとよろしくないとは思います)
そうですね、この世界の一部の貴族社会は腐敗しています。そこと付き合いがあるから、父のこともあってララは居心地が悪かったんでしょうね。
とんでもなく長文で失礼しました。
あまり博識ではないので、何か間違ったことを書いていたらすみません;;
感想ありがとうございます。
知らなかったので調べてあらすじを拝読したんですが、公爵の育て方はだいたいそんな感じです……
面白そうなので漫画も探してみますね。
こんな親父さん、意外と居るんですね……
感想ありがとうございます。
確かに、それを良しとしていた殿下もよろしくないです。ダメなところはしっかり反省してほしいですね。
感想ありがとうございます。
初っ端からクズのオンパレードですみません。
ディアモンテ公爵はややモラ気質がありそうなので使用人にも無理強いしている可能性もあるやもです。応じる方も応じる方ですが……
感想ありがとうございます。
こういう書き方をしてみたかったので楽しんでいただけたなら嬉しいです^^
ララもママも幸せになってほしいなとは思います。
感想ありがとうございます。
ララの存在は一部の人たち(同窓生など)は認識していたと思います。ただ、脅威になるような令嬢ではなかったので話題に上がることはなかったのかなと。
王太子は悪気のないイエスマンだったんでしょうね。誘われたから行く、友達の頼みなら聞く。だけどそれはパートナーからしたら困ったものです。挽回できるとよいのですが……
感想ありがとうございます。
ユニークと言っていただけて嬉しいです。
皆様が納得できるエンディングになれば良いのですが……
どうか引き続き見守っていただけますと幸いです^^
感想ありがとうございます。
楽しんでいただけて何よりです!
王子はまずララを見つける必要がありますね……!
感想ありがとうございます。
気になっていただけて嬉しい限りです!
ポールは公爵家です。オリバーの発言が間違っているので修正してまいります🫡
教えていただき助かります;;
感想ありがとうございます。
そうですね。残念ながら、フィルガルドの気持ちは1ミクロンも通じていないということはお伝えしておきます。
楽しみにしていただけて嬉しいです!
感想ありがとうございます。
たしかにちょっとロクデナシオンパレードなので、ララが逃げ出すのも納得です。王子にも問題はありますね。ララは見つかるのか逃げ切るのか……
感想ありがとうございます。
楽しんでいただけて嬉しいです!
当事者たちのことは後半徐々に明らかに出来ればいいなと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします!
感想ありがとうございます。
公爵は自分を棚上げするタイプの人間で、本作では自己認識と他者認識のズレを(私が勝手に)テーマにしています。周りに居たら嫌ですが、盛大に勘違いする人ってたまに居ますよね……_φ(・_・
感想ありがとうございます。
公爵の自己認識的には良き父、良き夫のつもりだったのでしょうね。
楽しみにしていただけて嬉しいです!^^
感想ありがとうございます。
公爵……(ご想像の通りで合ってます)
あと一話で証言は終わりで、次章からララとフィルガルドの追いかけっこが始まりますので、その中で二人の背景など触れられればと思います。
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