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第3章 ダークエルフの隠れ里

第15話

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「ささっ!ヒロト殿、先ずは一献! 」
「いやいや、先ずは某の杯をお受けくだされ!」

 ……いや~、俺、大人気!……………………すいません、調子くれました、ヒロトです……。

 只今、絶賛大宴会中、ダークエルフを始めとした里の皆さんのテンションが、エライ事になっている。その上がりっぱなしのボルテージに、弱冠引き気味の俺です。

 もう、ね?すごいんですよ!? 



ーー話は三時間ほど遡るーー

 
 屋敷に到着した直後、待ち構えるように屋敷の前で待っていた『爺さん』に、半分引き摺られるように大広間に連れて行かれると、既に多くの家臣団の皆様が勢揃いして席に着いていた。

 しかも、様々な温度差の視線に晒されながら、「本日の主賓」という事で無理やり上座に連れて行かれてしまった!?

 クッ!?家臣の皆さんの視線が痛い……っ!?

 だってさ、考えてもみてくれよ?上座と言えば、社長さんや重役の人が座る「お偉いさん」の席ですよ。
 今だって、俺の横には(なぜか?)お姫様であるセイリア、反対側に(これまたなぜか?)先代当主にして里の英雄の爺さん、中央、所謂お誕生日席には当然、現当主で御屋形様であるランドさん、さらにその向こうにはセイリアのお母様やお兄様達が座っていらっしゃる。
 要はここはVIP席、ロイヤルファミリーの座る場所であり、直ぐ近くには居るものの、家老のレイナルドさんだって座っちゃいない。何が言いたいのかと言えば…、

 場違い感がハンパないのだ!!

 おまけにレイナルドさん達が傷を負った理由は不意打ちだし、もしも万全な状態なら、充分返り討ちに出来る相手だった事も手伝って、特に爺さんと戦への従軍経験のある猛者の重臣達の目が非常に厳しい。

 他のエルフ族はそうでもないらしいが、なんせここは「生ける伝説」「黒き武神」のお膝元、それが全てではないものの、かなりの割合で「強いは正義」的なノリが強いらしい。

 つまりお姫様セイリアを救った、と言っても、「お前の倒したのって所詮格下じゃん、何エラそうに上座に座っちゃってんの? 」っていう雰囲気がバリバリなわけで……。しかし、絶賛暴走中(レイナルドさん談)の伝説様は、そんなことは一切お構い無しのようで、席に着くなりスクッと立ち上がり、声を張り上げた。

 その様子に家臣団が両拳を床に着け、スッと一斉に頭を下げ臣下の礼を取るが、

「ああ、よいよい。皆の者、面を上げよ。皆も既に聞き及んでおるじゃろうが、我が孫娘セイリアが王都へと帰参する途上で狼藉者共に襲われた。じゃが、幸運にも其処におわす若者に助けられ事無きを得る事が出来た。今宵は我が孫娘セイリアの無事と、その危機を救ってくれたつわものに対しての感謝の宴じゃ!今宵は先に言うてあった通り無礼講じゃ。 後程論功行賞も行うが、先ずは皆の者遠慮は要らぬ、盃を掲げよ!飲め!歌え!ふはははははははははははっ! 」

 と、爺さんの豪快すぎる開会宣言?で、宴会が始まったのだが…、上機嫌なのは爺さんとセイリアくらいで、盛り上がらない。それというのも……、

「ヒロト様、ささっ、お召し上がり下さいませ」
  〈ピクッ!〉
「こちらの煮付けも如何ですか? 」
  〈ピクピクッ!!〉
「あっ!? そちらの鳥肉をお貸し下さい、食べ易いよう私が骨をお取り致します故 ! 」
  〈ギリギリギリッ!!〉
 
 と、やたらと甲斐甲斐しくセイリアが俺の世話を焼きたがるのだ。いや、俺だって男だから、綺麗な女の子にお世話されるのは嫌いじゃないよ?でもね、セイリアが俺の世話を焼こうとする度に家臣の皆様がいちいち反応してくるこの状況の中では……、ハッキリ言って喜べない。

「あっ、あのさ、セイリアさん 」
「はい!何で御座いましょう、ヒロト様! 」

 こちらを振り向き、満面の笑みを浮かべるセイリア。

「う…いや、お世話してくれるのは嬉しいんだけどさ、ほら、セイリアさんだって疲れているだろうし、楽しめないだろ?俺、自分で出来るから、もう大丈夫だって 」

 少しばかり罪悪感は感じるが、そう言って世話焼きを止めてもらおうとしたのだが、

「ヒ、ヒロト様!わ、私は何か粗相でもしたのでしょうか!? 」

 涙目になったセイリアに詰め寄られてしまった。

「いや!そんなことは無いよ、うん、一切無い!美人のセイリアさんにお世話してもらえるのは最高に嬉しいよ?ただ、セイリアさんが大変じゃないかなーって! 」
「いいえ!ヒロト様には言葉では言い尽くせぬ程の恩義が御座います!この程度の事は当然です。お気になさらないで下さいませ 」

 と、ますます詰め寄ってくるセイリア…。その勢いに押され、ついつい頷いてしまった……。

 視線を感じて後ろを振り返れば、ニヤニヤと面白そうに笑う爺さんと目が合った。

「ほほう、ヒロトよ、随分と我が孫娘と仲が良いではないか?」
「オイ爺さん、バカ言ってないで助けてくれよ …」

 絶対、面白がってるだろアンタ?ふとその背後に目をやれば、他の家族の皆さんも、珍しいモノを見た!?という感じではあるものの、何故かニコニコとしてこちらを見ているが……、約一名、お誕生日席に座ってらっしゃる方だけは、ギリギリと歯が磨り減りそうな程歯がみをしながらこちらを見ていた。

 怒ってる。怒ってるよ!お父様が!?絶対に勘違いしてるよ!俺はセイリアをどうこうしようなんて思っていませんよ!?   うぅ、こういうのって「針のむしろ」って言うんだっけ?き…、気不味すぎる…。
 そんな俺の横では、両手で自分の頬を押さえながら、(えへ、えへへ、うふ、ヒロト様が美人って…えへ)  何を言ってるのかは聞き取れなかったが、真っ赤になったセイリアが身体をクネクネさせながらトリップしていた……。

 
ーーぱんっぱんっ!ーー


「さて!宴もたけなわじゃが、本日は儂が論功行賞を行うとするぞ! 」

 ”たけなわ”どころか、いまいち盛り上がらない宴会ではあったが、広間の中を見回してみれば、最初に比べれば場が和んで来ていたところで、突然爺さんが手を叩いて注目を集めた後、こんな事を言い出した。

「先ずは、カークス!スケール!こちらに参れ! 」
「「はっ!」」

 爺さんに呼ばれたカークスとスケールが上座の前にまで来て平伏する。

「カークス、スケール。その身を盾とし、良くぞセイリアを護ってくれた。褒美として、それぞれに金貨30枚を遣わす。大義であった 」

 おお、良かったな二人共。まだこの世界の貨幣価値についてはよく分からないが、爺さんが直々に褒美として渡すんだから、たぶん少なくはない金額なんだろうな。
 しかし、カークスとスケールは返事をせず、平伏したままだ。

 「どうしたのじゃ、カークス、スケール?面を上げい 」
 
 二人のそんな様子に、眉根を寄せて怪訝な顔をした爺さんが二人を問い質す。

「はっ!恐れながら先代様に申し上げます 」
「…?  何じゃ、申してみよ 」
「はっ!せっかくの先代様からの御褒美で御座いますが、我等二名、そのような物を頂けるような働きはしておりません!僭越ながら、御辞退申し上げます 」
「ふむ……セイリアよ、此奴等は一本でもその背に矢を喰らったのか?」

 爺さんが、セイリアへと襲撃を受けた時の二人の状況を尋ねる。

「いいえ、お祖父様。カークス、スケールの両名は、確かにその身に何本もの矢を受け傷を負いました。しかし!両名は最後まで雄々しく賊に立ち向かい、その背には一本の矢すら受けておりません! 」

 居住まいを正したセイリアが爺さんの目をしっかりと見返して、如何に二人が勇敢であったかを堂々と答えた。

「ふむ、ならば何も問題は無いの。カークス、スケール!何も恥じる事は無い。改めて礼を言う。良くぞセイリアを護ってくれた。今日よりまた精進を致せ。セイリアの事頼んだぞ 」
「…っ!! 有り難き……有り難き幸せ!我等両名、今より更に精進を重ね、必ずや姫様をお護りさせて頂きます!! 」

 感極まり、顔を上げることすら出来ず肩を震わせるカークスとスケール。俯いた床にポタポタと滴が落ちる。

 さすが英雄。格好良いじゃないか爺さん。こういう上司だと、部下は良く育つんだよな、やっぱり親父に良く似てる。


 その後は、身体を張ってセイリアを護って矢傷を受けたレイナルドさんに金貨100枚、同じく、己が身を穢される事も厭わず、セイリアの身代わりとして身体を差し出そうとしたラーナちゃんに金貨50枚が爺さんより褒美として渡された。レイナルドさんは素直に受け取ったものの複雑な表情で、ラーナちゃんはあまりの褒美の多さに、最初は辞退をしようとしたが、

「女にとって最も大切な物を、セイリアの為に散らそうとしたのじゃ、その気高い行いに少しでも報いたいのじゃ、どうか受け取っておくれ。……じゃが、もしも次に同じ事があったとしても、同じ事をする事は絶対にしてはならん!儂にとっては、ラーナよ、お前も可愛いい孫同然なのじゃからな?しかと申し付けたぞ? 」

 爺さんの言葉に、ラーナちゃんは静かに涙を流しながら、深く頭を下げていた。
 こうして、最後には皆が護衛の労苦を讃え、特に問題無く論功行賞は終わった。

 と、思ってたんだが……?

「最後になったが、今回の件は、この者がいなければ、儂は長年苦楽を共にした「親友」と、次代を担う大事な若者達、何より可愛いい孫娘達を一遍に失うところじゃった。改めて礼を言おう。【クーガ・・・流魔闘術】クガ・ヒロト殿!儂の前に参られよ 」

 えっ!?俺もなのか!  自分まで呼ばれると思ってなかった為に、思わず爺さんやセイリア、レイナルドさんの方を見ると、皆笑顔で頷いていた。
 家臣の人達の中には苦々しい顔をしている人はいたが、爺さんに恥をかかせる訳にはいかないので、すぐ隣ではあったが一度大きく回って改めて爺さんの前まで行く。
 しかし、さっき流派名を、爺さんがワザと・・・言い間違って言った時に、何だかエラく騒ついていたが、やっぱり何か不味かったのか?

「ヒロト殿よ、今回の働き誠にもって大義であった。セイリア達を救ってくれた事、どれほどの感謝の言葉を並べようとも尽くせぬ程感謝しておる。僅かばかりの礼ではあるが受け取ってもらいたい」

 爺さんが目線で合図を送ると、セイリアの二人のお兄さんが、それぞれ袋と何か長い箱のような物を持って爺さんの所へ進み出て来た。

「まずは、これを受け取ってくれ、金貨200枚じゃ 」

 えっ!?さっきレイナルドさんでさえ100枚だったよな?それが200枚……?相変わらず貨幣価値は未だよく分からないが、背後のザワつきぶりをみると、相当の大金じゃないのか?

「それから次に此れじゃ。セイリアは我がキサラギ家の宝、ならば礼を尽くすには、それ相応の宝で返さなくばならん。よって、此れを遣わそう。我がキサラギ家の家宝の一振り、霊刀『颶風ぐふう』じゃ 」

 そう言って、長い箱の中から、細長い袋に包まれていた太刀を取り出した。そしてその場でスラリと鞘から引き抜くと、現れたのは緩く弧を描き、蒼く美しい刃を持った太刀だった。

「此の太刀はのぅ、 ーー「お待ち下さいっ!! 」ーー  何じゃ、無粋な。一体誰じゃ? 」
「タテワキめに御座います。その褒賞、暫く、暫くお待ち下さい!! 」

 家臣団の中から、ひとりの男性が進み出て来て、爺さんに向かって平伏した。

「このタテワキ、己のこの〈頸〉を賭けて、御屋形様、先代様に申し上げたき義が御座います!! 」



 おいおい、また何か厄介事の匂いがしてきたな………?


『…クスクス….!』

 ……アイ、状況分かってる!?





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