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【2020/05 秘匿】
《第4週 月曜日 夜》③ (●)(*)
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泣いているのを察したふみが、ゆっくりと歩いておれの前に回りこむ。そして、ベルトを床に投げ置いて、おれの髪の毛を掴んで頭を持ち上げた。おれが体を起こしたところで屹立する自分の陽物の先を、涙で濡れているおれの頬に押し当てる。
「ヤリ殺せって言うならその準備しろよ、ほら」
「やだ、死ぬなら連れてくって、約束してよ、おれも、一緒に…」
言いかけている途中でその口に指を捩じ込んで強引に開けて固定され、熱帯びて硬く聳えるものを喉に当たるまで一気に滑り込ませた。嘔吐中枢が反応して声を出してえずくと、掴んだ髪の毛をおれが仰け反るまで更に強く引いて、おれの顔を見た。
ふみの目は、昏い欲望と興奮で濡れた硝子玉のように光っていた。
おれは、泣いている玲の顔を見てひどく興奮していた。いや、さっき頬を打った時から、鳩尾殴ってゲボ吐いた時も、首を絞めた時も、ベルトで引っ叩いた時も、ケツを蹴り上げた時も、玲が苦しげな声を上げて、整った顔を歪める度ずっと興奮していた。
玲の口中を侵すそれを、更に上から突くように奥に目掛けて腰を突き出し、咽頭蓋を抉じ開けて奥に潜り込ます。今にも嘔吐しそうな、絞め殺される蛙みたいな声を上げて、おれの腿に爪を立てて玲が抵抗している。
掴んでいた髪の毛を離して、頭の後ろに手を添えて腰を押し付けて揺すると下生えにその整った顔が押し付けられてジャリジャリとした感触がした。口角から涎を零しながら、目に涙を浮かべたままおれを見る玲の顔にどうしようもなく加虐心と欲情が煽られる。
本来入り込み得ないものが喉を抉じ開けて消化器官の入口まで侵入してそのまま留まっていることに、そのため呼吸がひどく妨げられていることに、玲の体は本能的恐怖を感じ、必死に抵抗する。
喉は幾度となく抉じ開けられた蓋を閉じようと嚥下動作を繰り返す。その抵抗の動作とは裏腹に、挿し入れたものを締め上げて刺激してくる。
「ああ、玲、すごい、すごくいい」
おれは苦しむ玲の顔を見ながら、何度も腰を揺すった。その度に喉は音を立てて犯され、玲は息ができず気を遣りそうになっている。適当なところでやめて引き抜いてやると、玲は気を失ったのかおれの脚に凭れかかった。
再び髪の毛を掴んで顔上げさせて軽く何度か頬を叩く。
「おい、まだ始まってもねえぞ、起きろ」
喉を犯された玲は嗄れた声で、涙と涎でドロドロのままで、おれの名前を呼んだ。どうしようもなく可愛く、愛しく見えて、もっとめちゃくちゃにしてやりたくなる。オヤジのせいだ。
お前が血と、吐瀉物と、排泄物があちこちに散ったあの部屋で、鞭打たれた痕や打撲痕をつけられて、上掛けの中で蹲っていたあの頃、お前とオヤジに受け付けられた性癖。
お前は、顔も髪型も、立場も変わったのに、おれはあのとき灼きつけられた感覚のまま、今もお前を独占して壊したくてたまらない。そしてそれができるのはおそらくオヤジがいなくなったばかりの今しかない。
おそらく、すべて終わらせる頃には、玲に会うこともなくなる。下手したら、もう二度と。
「もう一度、さっきの姿勢になれよ、早く」
ネクタイで縛られたままの腕を前に引き、頭を下げて伏せさせる。さっき箱から出してベッドに置いてたローションを手に、膝をついて尻を持ち上げた姿勢になった玲の後ろに回り込んだ。
ボトルの蓋を開けて、自分のものに薄紫色の半透明の液体を垂らし、存分に馴染ませる。そして玲の尻の分け目を目掛けて、それが溢れて会陰から花蕊の先端まで濡らし、滴り落ちるまでたっぷりと垂らした。
「ヤリ殺せって言うならその準備しろよ、ほら」
「やだ、死ぬなら連れてくって、約束してよ、おれも、一緒に…」
言いかけている途中でその口に指を捩じ込んで強引に開けて固定され、熱帯びて硬く聳えるものを喉に当たるまで一気に滑り込ませた。嘔吐中枢が反応して声を出してえずくと、掴んだ髪の毛をおれが仰け反るまで更に強く引いて、おれの顔を見た。
ふみの目は、昏い欲望と興奮で濡れた硝子玉のように光っていた。
おれは、泣いている玲の顔を見てひどく興奮していた。いや、さっき頬を打った時から、鳩尾殴ってゲボ吐いた時も、首を絞めた時も、ベルトで引っ叩いた時も、ケツを蹴り上げた時も、玲が苦しげな声を上げて、整った顔を歪める度ずっと興奮していた。
玲の口中を侵すそれを、更に上から突くように奥に目掛けて腰を突き出し、咽頭蓋を抉じ開けて奥に潜り込ます。今にも嘔吐しそうな、絞め殺される蛙みたいな声を上げて、おれの腿に爪を立てて玲が抵抗している。
掴んでいた髪の毛を離して、頭の後ろに手を添えて腰を押し付けて揺すると下生えにその整った顔が押し付けられてジャリジャリとした感触がした。口角から涎を零しながら、目に涙を浮かべたままおれを見る玲の顔にどうしようもなく加虐心と欲情が煽られる。
本来入り込み得ないものが喉を抉じ開けて消化器官の入口まで侵入してそのまま留まっていることに、そのため呼吸がひどく妨げられていることに、玲の体は本能的恐怖を感じ、必死に抵抗する。
喉は幾度となく抉じ開けられた蓋を閉じようと嚥下動作を繰り返す。その抵抗の動作とは裏腹に、挿し入れたものを締め上げて刺激してくる。
「ああ、玲、すごい、すごくいい」
おれは苦しむ玲の顔を見ながら、何度も腰を揺すった。その度に喉は音を立てて犯され、玲は息ができず気を遣りそうになっている。適当なところでやめて引き抜いてやると、玲は気を失ったのかおれの脚に凭れかかった。
再び髪の毛を掴んで顔上げさせて軽く何度か頬を叩く。
「おい、まだ始まってもねえぞ、起きろ」
喉を犯された玲は嗄れた声で、涙と涎でドロドロのままで、おれの名前を呼んだ。どうしようもなく可愛く、愛しく見えて、もっとめちゃくちゃにしてやりたくなる。オヤジのせいだ。
お前が血と、吐瀉物と、排泄物があちこちに散ったあの部屋で、鞭打たれた痕や打撲痕をつけられて、上掛けの中で蹲っていたあの頃、お前とオヤジに受け付けられた性癖。
お前は、顔も髪型も、立場も変わったのに、おれはあのとき灼きつけられた感覚のまま、今もお前を独占して壊したくてたまらない。そしてそれができるのはおそらくオヤジがいなくなったばかりの今しかない。
おそらく、すべて終わらせる頃には、玲に会うこともなくなる。下手したら、もう二度と。
「もう一度、さっきの姿勢になれよ、早く」
ネクタイで縛られたままの腕を前に引き、頭を下げて伏せさせる。さっき箱から出してベッドに置いてたローションを手に、膝をついて尻を持ち上げた姿勢になった玲の後ろに回り込んだ。
ボトルの蓋を開けて、自分のものに薄紫色の半透明の液体を垂らし、存分に馴染ませる。そして玲の尻の分け目を目掛けて、それが溢れて会陰から花蕊の先端まで濡らし、滴り落ちるまでたっぷりと垂らした。
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