Over Rewrite Living Dead

きさらぎ冬青

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【2020/05 不時着】

《第3週 日曜日 夜》⑩ (*)

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ボトルを手にとって、蓋を開けて自分のものに垂らす。薄紫色の塊が糸を引いて滴り落ちる。そのまま今度はつばさの尻の肉朶の間に垂らし、指で襞に馴染ませた。薬指と中指、指二本を束にして中にまで潤いを流し込み、中を撫でながらゆっくり少しずつ指を拡げると、括約筋で閉じて密着していた口が開いた。
そこに先端を当てて押し込む。入口の筋肉の壁を抜けると音を立てて中に潜った。おれよりかなり小さく、先生と大差ない体格のつばさの中は狭くて、全体が密着し、圧迫感と中で感じているつばさの反応がダイレクトに伝わってくる。ゆっくりと突き当たるまで押し入れて、後ろから覆い被さって抱き寄せた。
体格差でつばさが爪先立ちになって膝を震わせている。腰を落として高さを合わせ、耳元で苦しくないか尋ねる。
「平気…おっきくて苦しいけど、きもちい…」
こちらを少し振り返って応えるつばさの頬にキスして、腰を少し引き、加減しつつ奥を突くと切なげに声を上げた。逃れようもないほどきつく抱いて、おれは繰り返しスライドさせ奥を突く。抜き差しするたび内部がきつく窄まり、おれのものがなめらかで柔らかな粘膜に吸い上げるようにして扱かれる。
蕩けた表情で喘ぐつばさの唇から涎が溢れ、顎先を伝って滴り落ちる。震える脚の間でつばさの花芯が天を仰ぎ、そこもまた同じように溢れ出る蜜を滴らせていた。手を添えて筋の通ったところから先端との繋ぎ目を下から上へ撫で上げ、先端を包むようにして掌で撫で擦り、指先で鈴口を擽る。
つばさが堪えきれず甘い声で鳴き崩れ落ちそうになるのを抱きかかえ、壁に押さえつける。出しっぱなしになっているシャワーの水勢と、体の求めるままに抽挿を繰り返すその濡れた音と、甘い鳴き声、自分の荒い息遣いと無意識に放つ喘ぎが浴室に響く。
「も、出ちゃう…いっちゃう…」
訴える言葉を遮って、強引に手で顔をこちらに向かせて口づける。
「だめ、まだこれから、もっとだよ」
一度引き抜くと、つばさのそこは閉じきれず健気に口を開き、紅潮した粘膜をひくひくと震わせて、中を潤していた薄紫の液体を吐き出した。
抱き上げて浴槽の中に連れ込み、背を壁につけて座らせてから腰を抱きかかえ、脚を上げさせた。緩んだ可憐に震える蕾に再び屹立したものを埋めていく。さっきよりもより深く、つばさの中を侵していく。
「あ、あっ…」
おれの肩の上でつばさの脚がガクガクと振れる。顔を横に向けて、その脚に口づけて吸うと、ほんのり赤く痕ができた。
「つばさ、中にしてもいい?」
体重をかけて腰を揺すりながら、顔を近づけて鼻先にキスして言うと、つばさは頷いて、おれの項に手をかけてしがみついてきた。興奮が一層高まり、抽挿の速度は否応なく上がっていく。結合も深くなっていき、最初全部入り切らなかったそこは気がつくと根本までしっかり飲み込んでいた。
抜き差しして奥を突く度に、濡れた音と膚と膚が当たる弾けるような音が浴槽の中で反響する。おれの腰の動きに合わせて内部が窄まり、おれのものを舐めるように包み込んで苛む。腹の奥の疼きが強くなり、熱帯びたものが奥からこみあげてくるのがわかる。
つばさも限界が近いのか、小動物の鳴くような声を漏らしておれにしがみついたまま震えている。
「かわいい、こっち見て」
顔をなんとか上げさせて、目を合わせる。潤んだ目元やその周囲は赤らみ、耳元や首筋までも染まっている。
「フジカワさ、も、いく…むり…」
おれはたまらず、杭打つように繰り返し奥を抉るように突いた。そこから絶頂まではすぐだった。温かなつばさの内部に、更に高い熱を持った熱い体液が大量に射出された。撃ち出す反動で砲身が伸縮し前後して、達して尚、更にその内部を苛む。
注ぎ込まれた体液の熱と、中で悦びに震える雄茎の感触につばさが絞り出すように声を上げ、身を震わせながら達して応えた。
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