Over Rewrite Living Dead

きさらぎ冬青

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【2020/05 深度と濃度】

《第3週 土曜日 午前》①

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直樹は2回目の射精を終えると
ユウヤにそろそろ帰るように言われ
直樹は身支度を整えて帰宅した。

その日の夜にユウヤから
「今日はありがとう。また機会があったら一緒に3Pしよう!」というLINEが入ってきて、ユウヤに対してなかなかにしてやべぇ奴だなという印象をより一層深くした。

翌日の木曜日、直樹はいつも通り学校に登校した。双子は別のクラスだが兎に角、目立つ存在なので、登校してるかしてないかぐらいは分かる。

ユウヤもユウコも登校していた。ユウコはレイプされた翌日だったからショックで休む?かなと思っていたが、何も変わらずに登校していて直樹は少し戸惑った。

休み時間で偶然、ユウコと廊下ですれ違う時、

昨日のユウコの肌の温もりや胸を揉んだ感触、太ももの肌触りや陰部の陰毛、膣への挿入。泣き叫ぶ声、顔射、2回目の中出し……

それらのユウコのエロい裸体のすべての情景が一瞬でフラッシュバックし直樹の下半身をピクつかせる。

「3組の双子妹の美少女はいつ見ても
目の保養になるねぇ~俺もあんな妹欲しい!」

と直樹と一緒に歩いていた友達が
そう口走る。直樹は思わず

『俺、昨日、レイプして中出ししてやったぜ』

と自慢したくなるのをグッと我慢した。

その日の夕方から直樹はバイトでユウコも同じシフトだった。ユウコはアルバイトにもきとんと出勤していた。

俺とのレイプ覚えてないの?というぐらいいつもと変わらなく居酒屋の仕事をこなしていくユウコ。

そんなユウコからバイト終了後、

「直樹さん、今日も一緒に帰りませんか?」

と声をかけられ、直樹の方がビックリしてしまうほどだった。

「お、おぅ。」

とおっかなびっくり了承すると
身支度を整えてバイト先を後にして
2人で駅の方まで並んで歩いた。

直樹は気まずさの絶頂にいた。何を話していいのか分からなかった。

直樹は昨日、必死で抵抗していたユウコを強引に乱暴に犯したのだ。

嫌われていても、恨まれていても仕方ない、許されなくても仕方ないし、

そもそもそんなことを気にするぐらいなら、初めから女をレイプしようなどとは思わないだろう。

直樹はそんなことを思いつつ
ユウコに向かって

「昨日はどうも。
   今日は何?俺をこのまま
     警察にでも突き出すつもり?」

と無神経にユウコに聞いた。ユウコは少し躊躇いつつも

「あのすみません。お願いがあるんですけど、今日はレイプじゃなくって、普通に私とセックスしてくれませんか?」

「なんでそーなるの?!」

とユウコの突拍子もないお願いに
間髪入れずにツッコミを入れてしまう
直樹であった。

え?セックス?
この後?してもいいの?
兄にユウヤに確認する?
何かの罠?

などと色々なことが浮かぶが
直樹はそれらを考えるのをやめて

目の前の美少女を再び昨日のエロい描写に
すげ替える想像をしてしまった。

「させてくれるの?していいのか?って、今度も俺は途中で止められねーぞ。いいのか?」

「はい。いいです。お、お願いします。あそこの公園のトイレでどうですか?」

とユウコが指し示した公園に向かい、
直樹とユウコは障害者用の広めのトイレに2人で入った。

通学カバンを壁のフックにかけて
直樹はユウコを引き寄せて、ユウコにキスをした。

昨日のレイプではキスをしなかった。
ユウコは終始泣き叫んでいたし、ユウヤはそんな声を聞きたいと言っていたしで、全体的になんとなくキスする雰囲気ではなかった。

でも今日は違うと直樹は思った。
ユウコから誘ってきたのだ。
直樹は昨日は出来なかったキスをしようと思っていた。

何度も何度もキスをした。
何度目かのキスで直樹は
舌をユウコの口の中に入れた。

ユウコも舌を出してきて
2人の舌は絡まった。

はぁはぁ。
はぁはぁ。

お互いの息遣いがあがり、
直樹はすでに勃起していた。
ズボンがきつかった。
早くユウコの中に入れたくなった。

2人で抱き合って立ったまま
舌を絡ませながらキスをして

直樹は抱きついた後ろの手でユウコの尻をなで
パンツに手を入れて後ろからユウコの陰部をまさぐってから
指先で膣の入り口をそっとなでた。

ユウコの膣入り口は湿り気を帯びていた。
ユウコも興奮してたのかすでに濡れていた。

あぁ。もう入れたい。
ぶち込みたいと思い
ユウコと絡み合っていた舌と唇を離す。
よだれで糸をひきながらユウコが囁いた。

「フェラ…を調べました。
  直樹さんの……しゃぶらせて下さい…」

と言うとユウコは直樹のズボンを脱がそうと
ズボンのベルトをぎこちなく外そうとするのだった。
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