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序章(プロローグ)
第5話 大人しくお縄につけ!
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俺は無言で周囲を見回すゼスチャーをする。釣られて周囲を見た店主は……
店主「え…」
絶句していた。まぁそりゃそうか。見えるのは血に染まった店内と、そこに転がる冒険者達の死体だからな。
「お前を刺した奴ならそこらへんに転がってるにゃ。ええっと……」
「あ、これにゃ!」
俺は店主を刺した貴族? の男の首を見つけて店主のほうに向けてやった。
店主「……」
「親父さん、顔が青白いにゃ。傷は治したが、減った血は戻ってないからにゃ。無理しないほうがいいにゃ」
店主「いや、まぁ…それもあるが…そうじゃなくて……」
「ああ、大丈夫にゃ。死んでいるのはコイツの仲間だけ、店の客は親父さんが刺された時にみんな逃げたしたにゃ」
店主「そ、そう、デスカ」
「店もすぐキレイにするにゃ」
俺は死んだ人間達の死体を魔法で【収納】してしまい、さらに【クリーン】で店内の血も浄化して消してやった。
「キレイになったにゃ」
店主「血は(【クリーン】でなんとかなるので)ともかく…死体は……? 収納魔法……?!」
「後で森の中にでも捨てておくにゃ」
店主「…森に…?」
「…親父さんが大丈夫そうならもう行くにゃ」
店主「行く…ってどこへ? どこに住んでいるんだ? スラムか? 街の中では、どこに行ってもいずれ貴族の追手に見つかる、なんとかして街から出たほうがいい」
「俺の家は街の外にゃよ?」
店主「街の外…って、魔獣が歩き回るあの森の中にか…?」
「俺はもう十年以上ずっと森に住んでるが?」
店主「…そ、そうなのか。確かに、貴族の冒険者を倒す力があるなら大丈夫なのか…?」
「また来るにゃ。それまでに体力を戻しておくにゃ」
本当は食べそこねた生姜焼き定食をもう一度店主に料理を作ってもらいたかったのだが……
店主は心臓を剣で貫かれたのだ。治療してやったとはいえ、出血した血は戻っていないし、体に負担も残っているだろうから無理は言わない事にした。
俺も、大量の血とバラバラ死体を見た後では、食欲も萎えてしまったしな。
肉食を好む猫人ではあるが、俺は元々人間だったのだ。人間のバラバラ死体を見て、美味そうとは思わないさ。
「いくらにゃ?」
店主「…は?」
「飯の代金にゃ」
店主「は…、いえ、そんなお代など頂けません。あなたは私の命の恩人なのですから。むしろ治療代をお支払いしなければならない立場です…」
「俺が居なければそもそも騒ぎにはならなかったにゃ。治ったとはいえ、痛い思いをさせて悪かったにゃ」
「また来るにゃ、店主の料理、いつも楽しみにしてるにゃ」
俺は金をテーブルに置いて店を出た。金額は迷惑料も込みで料理の代金よりかなり多めと思える金額を置いておいた。
+ + + +
飯を食いそこねてしまった。今日はもう食欲がなくなってしまったが、後で小腹が減ってくるのは間違いない。食材は十分にあるが、夕食にはまだ早いので、ちょっとオヤツでも買って帰る事にしよう。
塒で食っちゃ寝のオヤツのバリエーションはいくらあってもいい。
ちなみに、猫は肉食だが、猫人は野菜でも果物でもなんでも食べられる、いわゆる雑食である。だが、俺はやはり肉が好きである。これが猫人の特性なのか、他の猫人は違うのかは分からないが。
肉が好きだが、とはいえ、野菜もあったほうがいい。肉の味を引き立てる付け合せは必要だからな。
実は、俺は食べなくても魔力を吸収して生きていく事ができるのだが。
獣に近いほうの猫系獣人ではなく、妖精に近い種族であるケットシーだからだろうと後に人間の賢者に言われたが。
ちなみに、俺が転生した森の奥の塒の周辺は魔力が豊富で、さらに大量に魔力を含んだ果物も手に入るので、人間の料理を食べるのは単なる趣味、完全に嗜好品でしかない。
俺は市場に向かったが、途中、街の広場に出ていた屋台がいい匂いをさせていたので試しに串焼きを一本買って食べてみた。
美味かった。
大量に買って帰る事にした。
だがそんな時…
『居たぞ! アイツだ!』
どうやら誰かが通報したようで、街の衛兵がやってきた。見ると、店に居た客の一人が俺を指さして叫んでいる。
『アイツがザモッチ様を殺した猫人だ!』
どうやら客の中にあの男の仲間が居たようだ。
俺を街の衛兵達が取り囲む。
だが…
「あ、そっちの肉と野菜の串も……百本くらい焼いてくれにゃ」
「にゃに? 五十本しかにゃい? じゃあ五十本でいいにゃ」
「焼くのに時間が掛かる? じゃあ後で取りに来るにゃ」
「代金は先払い? ほれ、金貨にゃ。お釣りはあとでいいにゃ」
衛兵に囲まれて引きまくっていた屋台の主だったが、金貨を見た途端、勢いよく戻ってきて、ご機嫌に肉を焼き始めた。
店主「あんた、獣人のくせになかなか図太いな? 衛兵達が…いや、人間達が怖くないのか?」
「別に…。蟻が多少集ってきたところで、払えば済む話にゃん?」
初見の魔物(獲物)は【鑑定】する癖があった俺は、街に来てすぐ人間達を【鑑定】していたのだ。それで分かったのは、森の奥で狩っていた魔物に比べると、街の人間達のレベルは、まさに象と蟻と言っていいほどの差があったのだ。(まぁ弱い事を自覚しているからこそ、城壁に囲まれた城郭都市の中に住んでいるわけだからな。強ければあんな塀などなくても問題ない―――俺のようにな。)
衛兵や冒険者など、多少レベルの高い者も居たが、森の深奥の魔物にくらべればやはり蟻でしかなかった。
とはいえ、屋台の親父にはこれから大量に串を焼いてもらわなければならない。料理が蟻に集られても困るので、俺は屋台から離れる事にした。
俺が歩くと、俺を中心に囲みの輪が移動していく。
すぐに襲ってこないのは、俺が貴族を殺したと聞いて警戒しているようだ。
やがて屋台が完全に囲みの外に出て、十分な距離になったところで俺は止まった。
衛兵「おい! 止まれ! 大人しくしろ!」
「停まってるにゃ。それに大声出して騒いでいるのはお前のほうにゃ」
衛兵(隊長)「ザモッチ様を殺したのはお前か?」
「ザモッチ…?」
一瞬何の事かと思ったが、店で騒いでいた男がそんな名前を名乗っていたような気がする…・
「ああ、こいつの事か?」
俺はザモッチ達の首を亜空間収納から出してやった。
隊長「……!! このっ! 野蛮な獣人め! 大人しくお縄につけ!」
「断るにゃ。正当防衛にゃ」
隊長「獣人ごときが正当性など関係ない! 人間に楯突いた獣人は拷問の上処刑する事になっているのだ!」
「なんにゃ? この街では獣人に人権はにゃいのか?」
隊長「何を今更、獣人に人権などない! この国の法律でそう決まっている!」
「シャー! 酷い国だにゃ」
「まぁとは言え、この国がどんな法律を作ろうが自由だがにゃ。でも…」
「俺はそんな人間の法律に従う気はないにゃ! 攻撃されれば反撃するし。手加減はしないにゃ! 覚悟はあるにゃ?!」
一応警告はしたが、もちろん衛兵はまったく耳を貸す姿勢はない。
それはそうか、前世の地球の警察だって、いちいち犯罪者に警告されたからって取締をやめていたら仕事にならないだろう。
隊長「やれ!」
隊長の号令で、衛兵達が襲いかかってきた…。
店主「え…」
絶句していた。まぁそりゃそうか。見えるのは血に染まった店内と、そこに転がる冒険者達の死体だからな。
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「あ、これにゃ!」
俺は店主を刺した貴族? の男の首を見つけて店主のほうに向けてやった。
店主「……」
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店主「いや、まぁ…それもあるが…そうじゃなくて……」
「ああ、大丈夫にゃ。死んでいるのはコイツの仲間だけ、店の客は親父さんが刺された時にみんな逃げたしたにゃ」
店主「そ、そう、デスカ」
「店もすぐキレイにするにゃ」
俺は死んだ人間達の死体を魔法で【収納】してしまい、さらに【クリーン】で店内の血も浄化して消してやった。
「キレイになったにゃ」
店主「血は(【クリーン】でなんとかなるので)ともかく…死体は……? 収納魔法……?!」
「後で森の中にでも捨てておくにゃ」
店主「…森に…?」
「…親父さんが大丈夫そうならもう行くにゃ」
店主「行く…ってどこへ? どこに住んでいるんだ? スラムか? 街の中では、どこに行ってもいずれ貴族の追手に見つかる、なんとかして街から出たほうがいい」
「俺の家は街の外にゃよ?」
店主「街の外…って、魔獣が歩き回るあの森の中にか…?」
「俺はもう十年以上ずっと森に住んでるが?」
店主「…そ、そうなのか。確かに、貴族の冒険者を倒す力があるなら大丈夫なのか…?」
「また来るにゃ。それまでに体力を戻しておくにゃ」
本当は食べそこねた生姜焼き定食をもう一度店主に料理を作ってもらいたかったのだが……
店主は心臓を剣で貫かれたのだ。治療してやったとはいえ、出血した血は戻っていないし、体に負担も残っているだろうから無理は言わない事にした。
俺も、大量の血とバラバラ死体を見た後では、食欲も萎えてしまったしな。
肉食を好む猫人ではあるが、俺は元々人間だったのだ。人間のバラバラ死体を見て、美味そうとは思わないさ。
「いくらにゃ?」
店主「…は?」
「飯の代金にゃ」
店主「は…、いえ、そんなお代など頂けません。あなたは私の命の恩人なのですから。むしろ治療代をお支払いしなければならない立場です…」
「俺が居なければそもそも騒ぎにはならなかったにゃ。治ったとはいえ、痛い思いをさせて悪かったにゃ」
「また来るにゃ、店主の料理、いつも楽しみにしてるにゃ」
俺は金をテーブルに置いて店を出た。金額は迷惑料も込みで料理の代金よりかなり多めと思える金額を置いておいた。
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飯を食いそこねてしまった。今日はもう食欲がなくなってしまったが、後で小腹が減ってくるのは間違いない。食材は十分にあるが、夕食にはまだ早いので、ちょっとオヤツでも買って帰る事にしよう。
塒で食っちゃ寝のオヤツのバリエーションはいくらあってもいい。
ちなみに、猫は肉食だが、猫人は野菜でも果物でもなんでも食べられる、いわゆる雑食である。だが、俺はやはり肉が好きである。これが猫人の特性なのか、他の猫人は違うのかは分からないが。
肉が好きだが、とはいえ、野菜もあったほうがいい。肉の味を引き立てる付け合せは必要だからな。
実は、俺は食べなくても魔力を吸収して生きていく事ができるのだが。
獣に近いほうの猫系獣人ではなく、妖精に近い種族であるケットシーだからだろうと後に人間の賢者に言われたが。
ちなみに、俺が転生した森の奥の塒の周辺は魔力が豊富で、さらに大量に魔力を含んだ果物も手に入るので、人間の料理を食べるのは単なる趣味、完全に嗜好品でしかない。
俺は市場に向かったが、途中、街の広場に出ていた屋台がいい匂いをさせていたので試しに串焼きを一本買って食べてみた。
美味かった。
大量に買って帰る事にした。
だがそんな時…
『居たぞ! アイツだ!』
どうやら誰かが通報したようで、街の衛兵がやってきた。見ると、店に居た客の一人が俺を指さして叫んでいる。
『アイツがザモッチ様を殺した猫人だ!』
どうやら客の中にあの男の仲間が居たようだ。
俺を街の衛兵達が取り囲む。
だが…
「あ、そっちの肉と野菜の串も……百本くらい焼いてくれにゃ」
「にゃに? 五十本しかにゃい? じゃあ五十本でいいにゃ」
「焼くのに時間が掛かる? じゃあ後で取りに来るにゃ」
「代金は先払い? ほれ、金貨にゃ。お釣りはあとでいいにゃ」
衛兵に囲まれて引きまくっていた屋台の主だったが、金貨を見た途端、勢いよく戻ってきて、ご機嫌に肉を焼き始めた。
店主「あんた、獣人のくせになかなか図太いな? 衛兵達が…いや、人間達が怖くないのか?」
「別に…。蟻が多少集ってきたところで、払えば済む話にゃん?」
初見の魔物(獲物)は【鑑定】する癖があった俺は、街に来てすぐ人間達を【鑑定】していたのだ。それで分かったのは、森の奥で狩っていた魔物に比べると、街の人間達のレベルは、まさに象と蟻と言っていいほどの差があったのだ。(まぁ弱い事を自覚しているからこそ、城壁に囲まれた城郭都市の中に住んでいるわけだからな。強ければあんな塀などなくても問題ない―――俺のようにな。)
衛兵や冒険者など、多少レベルの高い者も居たが、森の深奥の魔物にくらべればやはり蟻でしかなかった。
とはいえ、屋台の親父にはこれから大量に串を焼いてもらわなければならない。料理が蟻に集られても困るので、俺は屋台から離れる事にした。
俺が歩くと、俺を中心に囲みの輪が移動していく。
すぐに襲ってこないのは、俺が貴族を殺したと聞いて警戒しているようだ。
やがて屋台が完全に囲みの外に出て、十分な距離になったところで俺は止まった。
衛兵「おい! 止まれ! 大人しくしろ!」
「停まってるにゃ。それに大声出して騒いでいるのはお前のほうにゃ」
衛兵(隊長)「ザモッチ様を殺したのはお前か?」
「ザモッチ…?」
一瞬何の事かと思ったが、店で騒いでいた男がそんな名前を名乗っていたような気がする…・
「ああ、こいつの事か?」
俺はザモッチ達の首を亜空間収納から出してやった。
隊長「……!! このっ! 野蛮な獣人め! 大人しくお縄につけ!」
「断るにゃ。正当防衛にゃ」
隊長「獣人ごときが正当性など関係ない! 人間に楯突いた獣人は拷問の上処刑する事になっているのだ!」
「なんにゃ? この街では獣人に人権はにゃいのか?」
隊長「何を今更、獣人に人権などない! この国の法律でそう決まっている!」
「シャー! 酷い国だにゃ」
「まぁとは言え、この国がどんな法律を作ろうが自由だがにゃ。でも…」
「俺はそんな人間の法律に従う気はないにゃ! 攻撃されれば反撃するし。手加減はしないにゃ! 覚悟はあるにゃ?!」
一応警告はしたが、もちろん衛兵はまったく耳を貸す姿勢はない。
それはそうか、前世の地球の警察だって、いちいち犯罪者に警告されたからって取締をやめていたら仕事にならないだろう。
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