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第三部 暗殺者編
第146話 躾が必要だな
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ダイナドー 「ふむ、驚いたな。侯爵自らが出てきて雇ってやると言っているのに断るか?」
執事(小声で) 『おい馬鹿な事を言うな、黙って了承するんだ、困った事になるぞ?』
クレイ 「いやいやいや。働く意志のない者を無理やり働かせる事などできないでしょう。無理に雇っても仕事をしないか、しても手を抜きまくるに決まってる。そんな者を雇っても金と時間の無駄ですよ?」
ダイナドー 「…もしやヴァレット子爵に義理立てでもしているのか? それなら心配はいらんぞ。ヴァレットはたかが子爵。相手が侯爵となれば納得して譲ってくれるだろう」
クレイ 「ヴァレット家と俺は関係ありませんよ。俺は、どの貴族の下にも付く気はないので」
トニノフ 「おい怖いもの知らずだな。だが困った事になるぞ?」
クレイ 「どんな風に?」
トニノフ 「不敬罪で処刑されてもおかしくはない」
クレイ 「処刑? 貴族だからってそんな横暴許されるのか?」
ダイナドー 「許されるさ、それが貴族の力というものだ」
トニノフ 「(処刑と聞いて)さすがにビビったか?」(笑)
ダイナドー 「まぁ儂は寛大だ、ダンジョンを踏破して調子に乗ってしまうのも分かるしな。素直に謝罪して、今後は態度を改めるがよい」
クレイ 「だが断る!」
ダイナドー 「……お前、馬鹿だろ? もう良い、此奴を捕らえて牢に入れておけ」
クレイ 「それもお断り致します。用件がそれだけなら帰ラセテ頂キマスネ~」
そう言いながら立ち上がったクレイだったが、その時、誰が合図したのか数人の騎士が部屋になだれ込んで来た。
騎士 「大人しくしろ!」
取り囲まれ剣を向けられるクレイ。
トニノフ 「馬鹿な奴だ…」
執事(小声で) 『おい早く謝れ!』
ダイナドー 「もう一度聞こうか? 我ながら優し過ぎるとは思うが、それも最後のチャンスだぞ?」
クレイ 「やれやれ。無理やり働かせようとして、断られたら処刑する。そんなのは、例え貴族と言えどもこの国の法律では犯罪のはずだが?」
ダイナドー 「犯罪かも知れんが問題ない。表沙汰にならなければ良いだけの事だ。多少の風評なら揉み消せるし、そもそも法律というのは貴族のために作られているものだからな。それが貴族、それが権力というものなのだよ」
クレイ 「…あきれるね。何と言われようと返事は変わらない。
お・こ・と・わ・り
シマス!」
妙な手振り付きで言うクレイ。
それを見て、ずっと余裕の表情だったダイナドーも不愉快そうな顔になった。
ダイナドー(低い声) 「…連れて行け」
騎士達に連行されていくクレイ。多少抵抗する素振りは見せたが、騎士達に肩や腕を押さえられそのまま引きずられて行った。
ダイナドー 「しっかり教育しておけ! 二度と無礼な態度をとろうとは思わんようにな」
執事 「……御意に」
執事は頭を下げ、部屋を出ていった。
地下室に連れて行かれ、壁の鎖に手を繋がれたクレイ。
クレイ 「こっ、この部屋…! 拷問でもしようってのか?!」
ニヤニヤと笑う騎士達。そこに遅れて執事がやってくる。執事はクレイの前まで来ると、ため息をついてから言った。
執事 「…お前は馬鹿なのか? 侯爵様は本気だぞ? 平民の命なぞ、貴族にとってはゴブリンと変わらん。処刑されて終わりだぞ?」
クレイ 「貴族のほうがゴブリンみたいなもんじゃないのか?」
執事 「…これから拷問担当の者がくる。反省して従うというのなら、手心を加えるように言ってやる」
『手心とか、またつまんねぇ事言ってんじゃねぇよ、
執事様よ?』
背後から声がして振り返った執事は、またクレイのほうを見て言った。
執事 「まだ間に合うぞ?」
クレイ 「そいつが拷問官ってところか? いかにもって感じだな」(笑)
後からやってきた男は筋骨たくましい大男であった。上半身は裸で、手には鞭を持っているのだ。
執事 「呆れた奴だな、もういい。バキン、思い知らせてやれ。だが壊すな…いや殺すなよ?」
バキン 「俺がそんなヘマすると思ってんのか?」
執事は冷たい目でクレイを一瞥すると黙って部屋を出ていった。騎士達もその後を出ていき、部屋には拷問官とクレイの二人きりとなる。
バキン 「お前馬鹿だなぁ、侯爵様に逆らったって? 俺はバキン。そういう奴を素直な人間に改造するのが仕事だ」
そう言いながら鞭を振るうバキン。鞭が床に叩きつけられ大きな音を立てる。
バキン 「これで躾されると、みんな素直な真人間に変わるんだよ。まぁ、できるだけ抵抗してくれたほうが俺としては嬉しいがな?」
いやらしく笑うバキン。
クレイ 「なぁ、これまで何人くらい、そうやって教育してきたんだ?」
バキン 「さぁ、五人か、六人か…」
クレイ 「思ったより少ないんだな」
バキン 「ああ、侯爵様に逆らおうなんて奴はそんなに多くはねぇからよ」
クレイ 「なるほどねぇ…」
バキン 「…てか、お前、随分落ち着いてるな。ここまで来ると大抵はビビって小便漏らしたりする奴のほうが多いんだがな?」
バキン 「あ、言っとくが、魔法は使えねぇぞ? その手枷は魔力を封じるタイプの奴だからな?」
クレイ 「なっ、なんだとぉぉぉぉぉ!?」
執事(小声で) 『おい馬鹿な事を言うな、黙って了承するんだ、困った事になるぞ?』
クレイ 「いやいやいや。働く意志のない者を無理やり働かせる事などできないでしょう。無理に雇っても仕事をしないか、しても手を抜きまくるに決まってる。そんな者を雇っても金と時間の無駄ですよ?」
ダイナドー 「…もしやヴァレット子爵に義理立てでもしているのか? それなら心配はいらんぞ。ヴァレットはたかが子爵。相手が侯爵となれば納得して譲ってくれるだろう」
クレイ 「ヴァレット家と俺は関係ありませんよ。俺は、どの貴族の下にも付く気はないので」
トニノフ 「おい怖いもの知らずだな。だが困った事になるぞ?」
クレイ 「どんな風に?」
トニノフ 「不敬罪で処刑されてもおかしくはない」
クレイ 「処刑? 貴族だからってそんな横暴許されるのか?」
ダイナドー 「許されるさ、それが貴族の力というものだ」
トニノフ 「(処刑と聞いて)さすがにビビったか?」(笑)
ダイナドー 「まぁ儂は寛大だ、ダンジョンを踏破して調子に乗ってしまうのも分かるしな。素直に謝罪して、今後は態度を改めるがよい」
クレイ 「だが断る!」
ダイナドー 「……お前、馬鹿だろ? もう良い、此奴を捕らえて牢に入れておけ」
クレイ 「それもお断り致します。用件がそれだけなら帰ラセテ頂キマスネ~」
そう言いながら立ち上がったクレイだったが、その時、誰が合図したのか数人の騎士が部屋になだれ込んで来た。
騎士 「大人しくしろ!」
取り囲まれ剣を向けられるクレイ。
トニノフ 「馬鹿な奴だ…」
執事(小声で) 『おい早く謝れ!』
ダイナドー 「もう一度聞こうか? 我ながら優し過ぎるとは思うが、それも最後のチャンスだぞ?」
クレイ 「やれやれ。無理やり働かせようとして、断られたら処刑する。そんなのは、例え貴族と言えどもこの国の法律では犯罪のはずだが?」
ダイナドー 「犯罪かも知れんが問題ない。表沙汰にならなければ良いだけの事だ。多少の風評なら揉み消せるし、そもそも法律というのは貴族のために作られているものだからな。それが貴族、それが権力というものなのだよ」
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妙な手振り付きで言うクレイ。
それを見て、ずっと余裕の表情だったダイナドーも不愉快そうな顔になった。
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ニヤニヤと笑う騎士達。そこに遅れて執事がやってくる。執事はクレイの前まで来ると、ため息をついてから言った。
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執事 「…これから拷問担当の者がくる。反省して従うというのなら、手心を加えるように言ってやる」
『手心とか、またつまんねぇ事言ってんじゃねぇよ、
執事様よ?』
背後から声がして振り返った執事は、またクレイのほうを見て言った。
執事 「まだ間に合うぞ?」
クレイ 「そいつが拷問官ってところか? いかにもって感じだな」(笑)
後からやってきた男は筋骨たくましい大男であった。上半身は裸で、手には鞭を持っているのだ。
執事 「呆れた奴だな、もういい。バキン、思い知らせてやれ。だが壊すな…いや殺すなよ?」
バキン 「俺がそんなヘマすると思ってんのか?」
執事は冷たい目でクレイを一瞥すると黙って部屋を出ていった。騎士達もその後を出ていき、部屋には拷問官とクレイの二人きりとなる。
バキン 「お前馬鹿だなぁ、侯爵様に逆らったって? 俺はバキン。そういう奴を素直な人間に改造するのが仕事だ」
そう言いながら鞭を振るうバキン。鞭が床に叩きつけられ大きな音を立てる。
バキン 「これで躾されると、みんな素直な真人間に変わるんだよ。まぁ、できるだけ抵抗してくれたほうが俺としては嬉しいがな?」
いやらしく笑うバキン。
クレイ 「なぁ、これまで何人くらい、そうやって教育してきたんだ?」
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クレイ 「なるほどねぇ…」
バキン 「…てか、お前、随分落ち着いてるな。ここまで来ると大抵はビビって小便漏らしたりする奴のほうが多いんだがな?」
バキン 「あ、言っとくが、魔法は使えねぇぞ? その手枷は魔力を封じるタイプの奴だからな?」
クレイ 「なっ、なんだとぉぉぉぉぉ!?」
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