59 / 184
第一部 転生編
第59話 迷宮都市到着
しおりを挟む
クレイ 「というわけで、やってまいりました、迷宮都市リジオン。都市の名前がリジオンなのか、ダンジョンの名前がリジオンなのか、どっちなんや~??? と思っていたら、どちらも同じだったようで。というのは、どうも、迷宮の入口が都市の真ん中にあるらしいんですねぇ、なるほど~。迷宮の上に都市を作ってしまったというか、ダンジョンの入口の村がそのまま大きくなって都市化したという感じなんでしょうか」
トニー 「誰に向かってしゃべってるんだ?」
クレイ 「チューバーの実況っぽくしてみた」
トニー 「チューバー?」
クレイ 「いや、なんとなくだ、特に深い意味はない。
…まずは宿を決めて、そこを拠点にしてダンジョンに挑むか?」
トニー 「あ~それなんだが、悪い。お前はダンジョンに入れないかも知れん…」
クレイ 「なんでさ?」
トニー 「すっかり忘れていたんだが、ここのダンジョンは非常に難易度が高くてな、冒険者ランクD以下は入場禁止って噂を聞いた事があるんだよ…」
クレイ 「なんですとぉぉぉ?!」
登録してから一年未満のクレイ。ランクアップに興味もなかったため試験も受ける事もなく、未だFランクのままなのだ。
トニー 「まぁ、とにかく、噂の真偽確認だな」
―
――
――――
――――――――
――――――――――――――――
というわけで、冒険者ギルドにやってきたクレイとトニー。
超難関ダンジョンがあると言うことで、この街の冒険者はかなりレベルが高い。そもそもCランク以上の冒険者となると絶対数がすくない。その少ない上級ランクの冒険者が、他の街では見ないほどたくさん集まっているのがこの迷宮都市リジオンなのである。
上級ランクが多いせいか、冒険者ギルドは意外と紳士的な雰囲気である。
荒くれ者の多い冒険者であるが、上級ランクともなると、実力に裏打ちされた余裕の為せるものなのか、紳士的な人間のほうが多くなる。
もちろん低ランクの冒険者も居るが、他の街に比べると上級者が非常に多いため、粗暴な振る舞いをする低ランク冒険者など目障りだとすぐに締められてしまうのだ。
なので、意地悪な先輩冒険者に絡まれるテンプレイベント等もなく、クレイはすんなり受付に辿り着き、色々教えてもらうことができたのだが……
結論としては、トニーの言った通り、入場はCランク以上という事であった。
クレイ 「Cランク以上の冒険者と一緒なら入れるとか…?」
受付嬢 「無理ですね。確かにCランク以上の冒険者が居るパーティなら緩和措置がありますが、それでも入れるのはDランク以上となっています。抜け道はありませんので、ダンジョンに入りたいのであれば、ランクアップ試験を受けてDランク以上になるしかないですね。試験は随時受けられますよ、受けてみますか?」
クレイ 「ううむ、仕方がない、受けるしかないだろう…」
受付嬢 「どのランクの試験を受けますか?」
クレイ 「ん? 一段階ずつ受けていかなくていいのか?」
受付嬢 「はい、希望のランクの試験を受けられます。上級ランクの試験を受けて落ちても、実力に応じて下級のランクに認定される事もあります。ただ、高望みして無理な試験を受けると、そもそも試験が成立せず、認定不能となる場合もありますのでご注意下さい」
クレイ 「では、Dラン~」
トニー 「Cランクだな! Cランクの試験を受けろ。大丈夫! お前の実力なら合格できるさ」
クレイ 「ん~まぁ、落ちても下級ランクに認定されるならいいか…」
『はん! 何いってやがる。FランのヤツがいきなりCランクとか! 笑わせやがる。』
突然、後ろから口を挟んできた冒険者が居た。見れば、まだ若い、成人したばかりという感じである。
受付嬢 「あなたは昨日Bランク試験に落ちて、お情けでEランクにしてもらったギージさん」
若い冒険者 「…っ、くそ。おい、俺も明日試験を受けるぞ」
受付嬢 「あなたは昨日受けたばかりじゃないですか」
ギージ 「別に、何度受けても連続で受けても制限はないんだろう? 昨日はいきなりBは無謀だった。だがCなら合格できたはずだ!」
受付嬢 「…ハァ、まぁいいですけどね。では、明日十時にまた来て下さい。時間厳守でお願いしますね。時間を守れるなど、素行も採点に入っていますので」
―
――
――――
――――――――
――――――――――――――――
クレイ 「はい、というわけで、やってまいりましたランクアップ試験です。場所は冒険者ギルドの裏にある訓練場です。どこギルドも必ずありますね、訓練場。試験内容は、試験官との模擬戦のようです……
…って困ったな」
受付嬢 「どうかしましたか?」
クレイ 「試験内容は模擬戦だそうだが、武器はやっぱり、ギルドにある模擬剣とかを使うのか? 俺は遠距離支援タイプなんで、近接戦闘が苦手なんだが?」
試験官 「武器は自分のを使っていいぞ。ここの試験は実戦よりなんだ。ああ俺は試験官のダードだ。それでお前は? 魔法士か?」
クレイ 「いや、ちょっと特殊な武器を使うのだが、まぁ弓士みたいなものだ…ただ…」
ダード 「ただ?」
クレイ 「俺の武器は威力が強すぎてな、手加減ができないんだ。いや、できないわけじゃないんだが、中途半端に手を抜いて試験に落ちてもしょうがないからな。気兼ねなしに殺しに行けるよう、できたら魔物相手の試験とかに変えられないか?」
ダード 「ほう、なかなか自信ありのようだな。だが大丈夫だ! この訓練場には特殊な魔法が掛かっていて、多少怪我をしても外に出れば回復するようになっている」
クレイ 「それはどの程度の怪我まで回復するんだ? 手足を吹き飛ばされたら?」
ダード 「手足を切り落とされたくらいなら回復できるぞ」
クレイ 「それはすごい……頭とか心臓を吹き飛ばされたら?」
ダード 「そこまでだと回復不可能だな。だが、大丈夫だ。どれほど自信があるのか知らないが、お前程度の攻撃、俺の身体強化と防御障壁を破れると思ってるのか?」
クレイ 「それじゃぁ、死んでもいい試験官を用意してくれ」
ダード 「生意気な。いいだろう、本気で相手をしてやる。殺せるものなら殺してみろ!」
受付嬢 「あのー、もう一人居るんですけど…?」
昨日の若い冒険者ギージも試験を受けに来ていたのだが、ダードとクレイの殺気立ったやりとりで少々萎縮してしまったようだ。
トニー 「誰に向かってしゃべってるんだ?」
クレイ 「チューバーの実況っぽくしてみた」
トニー 「チューバー?」
クレイ 「いや、なんとなくだ、特に深い意味はない。
…まずは宿を決めて、そこを拠点にしてダンジョンに挑むか?」
トニー 「あ~それなんだが、悪い。お前はダンジョンに入れないかも知れん…」
クレイ 「なんでさ?」
トニー 「すっかり忘れていたんだが、ここのダンジョンは非常に難易度が高くてな、冒険者ランクD以下は入場禁止って噂を聞いた事があるんだよ…」
クレイ 「なんですとぉぉぉ?!」
登録してから一年未満のクレイ。ランクアップに興味もなかったため試験も受ける事もなく、未だFランクのままなのだ。
トニー 「まぁ、とにかく、噂の真偽確認だな」
―
――
――――
――――――――
――――――――――――――――
というわけで、冒険者ギルドにやってきたクレイとトニー。
超難関ダンジョンがあると言うことで、この街の冒険者はかなりレベルが高い。そもそもCランク以上の冒険者となると絶対数がすくない。その少ない上級ランクの冒険者が、他の街では見ないほどたくさん集まっているのがこの迷宮都市リジオンなのである。
上級ランクが多いせいか、冒険者ギルドは意外と紳士的な雰囲気である。
荒くれ者の多い冒険者であるが、上級ランクともなると、実力に裏打ちされた余裕の為せるものなのか、紳士的な人間のほうが多くなる。
もちろん低ランクの冒険者も居るが、他の街に比べると上級者が非常に多いため、粗暴な振る舞いをする低ランク冒険者など目障りだとすぐに締められてしまうのだ。
なので、意地悪な先輩冒険者に絡まれるテンプレイベント等もなく、クレイはすんなり受付に辿り着き、色々教えてもらうことができたのだが……
結論としては、トニーの言った通り、入場はCランク以上という事であった。
クレイ 「Cランク以上の冒険者と一緒なら入れるとか…?」
受付嬢 「無理ですね。確かにCランク以上の冒険者が居るパーティなら緩和措置がありますが、それでも入れるのはDランク以上となっています。抜け道はありませんので、ダンジョンに入りたいのであれば、ランクアップ試験を受けてDランク以上になるしかないですね。試験は随時受けられますよ、受けてみますか?」
クレイ 「ううむ、仕方がない、受けるしかないだろう…」
受付嬢 「どのランクの試験を受けますか?」
クレイ 「ん? 一段階ずつ受けていかなくていいのか?」
受付嬢 「はい、希望のランクの試験を受けられます。上級ランクの試験を受けて落ちても、実力に応じて下級のランクに認定される事もあります。ただ、高望みして無理な試験を受けると、そもそも試験が成立せず、認定不能となる場合もありますのでご注意下さい」
クレイ 「では、Dラン~」
トニー 「Cランクだな! Cランクの試験を受けろ。大丈夫! お前の実力なら合格できるさ」
クレイ 「ん~まぁ、落ちても下級ランクに認定されるならいいか…」
『はん! 何いってやがる。FランのヤツがいきなりCランクとか! 笑わせやがる。』
突然、後ろから口を挟んできた冒険者が居た。見れば、まだ若い、成人したばかりという感じである。
受付嬢 「あなたは昨日Bランク試験に落ちて、お情けでEランクにしてもらったギージさん」
若い冒険者 「…っ、くそ。おい、俺も明日試験を受けるぞ」
受付嬢 「あなたは昨日受けたばかりじゃないですか」
ギージ 「別に、何度受けても連続で受けても制限はないんだろう? 昨日はいきなりBは無謀だった。だがCなら合格できたはずだ!」
受付嬢 「…ハァ、まぁいいですけどね。では、明日十時にまた来て下さい。時間厳守でお願いしますね。時間を守れるなど、素行も採点に入っていますので」
―
――
――――
――――――――
――――――――――――――――
クレイ 「はい、というわけで、やってまいりましたランクアップ試験です。場所は冒険者ギルドの裏にある訓練場です。どこギルドも必ずありますね、訓練場。試験内容は、試験官との模擬戦のようです……
…って困ったな」
受付嬢 「どうかしましたか?」
クレイ 「試験内容は模擬戦だそうだが、武器はやっぱり、ギルドにある模擬剣とかを使うのか? 俺は遠距離支援タイプなんで、近接戦闘が苦手なんだが?」
試験官 「武器は自分のを使っていいぞ。ここの試験は実戦よりなんだ。ああ俺は試験官のダードだ。それでお前は? 魔法士か?」
クレイ 「いや、ちょっと特殊な武器を使うのだが、まぁ弓士みたいなものだ…ただ…」
ダード 「ただ?」
クレイ 「俺の武器は威力が強すぎてな、手加減ができないんだ。いや、できないわけじゃないんだが、中途半端に手を抜いて試験に落ちてもしょうがないからな。気兼ねなしに殺しに行けるよう、できたら魔物相手の試験とかに変えられないか?」
ダード 「ほう、なかなか自信ありのようだな。だが大丈夫だ! この訓練場には特殊な魔法が掛かっていて、多少怪我をしても外に出れば回復するようになっている」
クレイ 「それはどの程度の怪我まで回復するんだ? 手足を吹き飛ばされたら?」
ダード 「手足を切り落とされたくらいなら回復できるぞ」
クレイ 「それはすごい……頭とか心臓を吹き飛ばされたら?」
ダード 「そこまでだと回復不可能だな。だが、大丈夫だ。どれほど自信があるのか知らないが、お前程度の攻撃、俺の身体強化と防御障壁を破れると思ってるのか?」
クレイ 「それじゃぁ、死んでもいい試験官を用意してくれ」
ダード 「生意気な。いいだろう、本気で相手をしてやる。殺せるものなら殺してみろ!」
受付嬢 「あのー、もう一人居るんですけど…?」
昨日の若い冒険者ギージも試験を受けに来ていたのだが、ダードとクレイの殺気立ったやりとりで少々萎縮してしまったようだ。
11
お気に入りに追加
1,172
あなたにおすすめの小説

記憶喪失の転生幼女、ギルドで保護されたら最強冒険者に溺愛される
マー子
ファンタジー
ある日魔の森で異常が見られ、調査に来ていた冒険者ルーク。
そこで木の影で眠る幼女を見つけた。
自分の名前しか記憶がなく、両親やこの国の事も知らないというアイリは、冒険者ギルドで保護されることに。
実はある事情で記憶を失って転生した幼女だけど、異世界で最強冒険者に溺愛されて、第二の人生楽しんでいきます。
・初のファンタジー物です
・ある程度内容纏まってからの更新になる為、進みは遅めになると思います
・長編予定ですが、最後まで気力が持たない場合は短編になるかもしれません⋯
どうか温かく見守ってください♪
☆感謝☆
HOTランキング1位になりました。偏にご覧下さる皆様のお陰です。この場を借りて、感謝の気持ちを⋯
そしてなんと、人気ランキングの方にもちゃっかり載っておりました。
本当にありがとうございます!

捨てられた転生幼女は無自重無双する
紅 蓮也
ファンタジー
スクラルド王国の筆頭公爵家の次女として生を受けた三歳になるアイリス・フォン・アリステラは、次期当主である年の離れた兄以外の家族と兄がつけたアイリスの専属メイドとアイリスに拾われ恩義のある専属騎士以外の使用人から疎まれていた。
アイリスを疎ましく思っている者たちや一部の者以外は知らないがアイリスは転生者でもあった。
ある日、寝ているとアイリスの部屋に誰かが入ってきて、アイリスは連れ去られた。
アイリスは、肌寒さを感じ目を覚ますと近くにその場から去ろうとしている人の声が聞こえた。
去ろうとしている人物は父と母だった。
ここで声を出し、起きていることがバレると最悪、殺されてしまう可能性があるので、寝たふりをして二人が去るのを待っていたが、そのまま本当に寝てしまい二人が去った後に近づいて来た者に気づくことが出来ず、また何処かに連れていかれた。
朝になり起こしに来た専属メイドが、アイリスがいない事を当主に報告し、疎ましく思っていたくせに当主と夫人は騒ぎたて、当主はアイリスを探そうともせずに、その場でアイリスが誘拐された責任として、専属メイドと専属騎士にクビを言い渡した。
クビを言い渡された専属メイドと専属騎士は、何も言わず食堂を出て行き身支度をして、公爵家から出ていった。
しばらく歩いていると、次期当主であるカイルが後を追ってきて、カイルの腕にはいなくなったはずのアイリスが抱かれていた。
アイリスの無事に安心した二人は、カイルの話を聞き、三人は王城に向かった。
王城で、カイルから話を聞いた国王から広大なアイリス公爵家の領地の端にあり、昔の公爵家本邸があった場所の管理と魔の森の開拓をカイルは、国王から命られる。
アイリスは、公爵家の目がなくなったので、無自重でチートし続け管理と開拓を命じられた兄カイルに協力し、辺境の村々の発展や魔の森の開拓をしていった。
※諸事情によりしばらく連載休止致します。
※小説家になろう様、カクヨム様でも掲載しております。

貴族に生まれたのに誘拐され1歳で死にかけた
佐藤醤油
ファンタジー
貴族に生まれ、のんびりと赤ちゃん生活を満喫していたのに、気がついたら世界が変わっていた。
僕は、盗賊に誘拐され魔力を吸われながら生きる日々を過ごす。
魔力枯渇に陥ると死ぬ確率が高いにも関わらず年に1回は魔力枯渇になり死にかけている。
言葉が通じる様になって気がついたが、僕は他の人が持っていないステータスを見る力を持ち、さらに異世界と思われる世界の知識を覗ける力を持っている。
この力を使って、いつか脱出し母親の元へと戻ることを夢見て過ごす。
小さい体でチートな力は使えない中、どうにか生きる知恵を出し生活する。
------------------------------------------------------------------
お知らせ
「転生者はめぐりあう」 始めました。
------------------------------------------------------------------
注意
作者の暇つぶし、気分転換中の自己満足で公開する作品です。
感想は受け付けていません。
誤字脱字、文面等気になる方はお気に入りを削除で対応してください。

魔力ゼロの忌み子に転生してしまった最強の元剣聖は実家を追放されたのち、魔法の杖を「改造」して成り上がります
月ノ@最強付与術師の成長革命/発売中
ファンタジー
小説家になろうでジャンル別日間ランキング入り!
世界最強の剣聖――エルフォ・エルドエルは戦場で死に、なんと赤子に転生してしまう。
美少女のように見える少年――アル・バーナモントに転生した彼の身体には、一切の魔力が宿っていなかった。
忌み子として家族からも見捨てられ、地元の有力貴族へ売られるアル。
そこでひどい仕打ちを受けることになる。
しかし自力で貴族の屋敷を脱出し、なんとか森へ逃れることに成功する。
魔力ゼロのアルであったが、剣聖として磨いた剣の腕だけは、転生しても健在であった。
彼はその剣の技術を駆使して、ゴブリンや盗賊を次々にやっつけ、とある村を救うことになる。
感謝されたアルは、ミュレットという少女とその母ミレーユと共に、新たな生活を手に入れる。
深く愛され、本当の家族を知ることになるのだ。
一方で、アルを追いだした実家の面々は、だんだんと歯車が狂い始める。
さらに、アルを捕えていた貴族、カイベルヘルト家も例外ではなかった。
彼らはどん底へと沈んでいく……。
フルタイトル《文字数の関係でアルファポリスでは略してます》
魔力ゼロの忌み子に転生してしまった最強の元剣聖は実家を追放されたのち、魔法の杖を「改造」して成り上がります~父が老弱して家が潰れそうなので戻ってこいと言われてももう遅い~新しい家族と幸せに暮らしてます
こちらの作品は「小説家になろう」にて先行して公開された内容を転載したものです。
こちらの作品は「小説家になろう」さま「カクヨム」さま「アルファポリス」さまに同時掲載させていただいております。

クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…

母親に家を追い出されたので、勝手に生きる!!(泣きついて来ても、助けてやらない)
いくみ
ファンタジー
実母に家を追い出された。
全く親父の奴!勝手に消えやがって!
親父が帰ってこなくなったから、実母が再婚したが……。その再婚相手は働きもせずに好き勝手する男だった。
俺は消えた親父から母と頼むと、言われて。
母を守ったつもりだったが……出て行けと言われた……。
なんだこれ!俺よりもその男とできた子供の味方なんだな?
なら、出ていくよ!
俺が居なくても食って行けるなら勝手にしろよ!
これは、のんびり気ままに冒険をする男の話です。
カクヨム様にて先行掲載中です。
不定期更新です。

王太子に転生したけど、国王になりたくないので全力で抗ってみた
こばやん2号
ファンタジー
とある財閥の当主だった神宮寺貞光(じんぐうじさだみつ)は、急病によりこの世を去ってしまう。
気が付くと、ある国の王太子として前世の記憶を持ったまま生まれ変わってしまうのだが、前世で自由な人生に憧れを抱いていた彼は、王太子になりたくないということでいろいろと画策を開始する。
しかし、圧倒的な才能によって周囲の人からは「次期国王はこの人しかない」と思われてしまい、ますますスローライフから遠のいてしまう。
そんな彼の自由を手に入れるための戦いが今始まる……。
※この作品はアルファポリス・小説家になろう・カクヨムで同時投稿されています。

最低最悪の悪役令息に転生しましたが、神スキル構成を引き当てたので思うままに突き進みます! 〜何やら転生者の勇者から強いヘイトを買っている模様
コレゼン
ファンタジー
「おいおい、嘘だろ」
ある日、目が覚めて鏡を見ると俺はゲーム「ブレイス・オブ・ワールド」の公爵家三男の悪役令息グレイスに転生していた。
幸いにも「ブレイス・オブ・ワールド」は転生前にやりこんだゲームだった。
早速、どんなスキルを授かったのかとステータスを確認してみると――
「超低確率の神スキル構成、コピースキルとスキル融合の組み合わせを神引きしてるじゃん!!」
やったね! この神スキル構成なら処刑エンドを回避して、かなり有利にゲーム世界を進めることができるはず。
一方で、別の転生者の勇者であり、元エリートで地方自治体の首長でもあったアルフレッドは、
「なんでモブキャラの悪役令息があんなに強力なスキルを複数持ってるんだ! しかも俺が目指してる国王エンドを邪魔するような行動ばかり取りやがって!!」
悪役令息のグレイスに対して日々不満を高まらせていた。
なんか俺、勇者のアルフレッドからものすごいヘイト買ってる?
でもまあ、勇者が最強なのは検証が進む前の攻略情報だから大丈夫っしょ。
というわけで、ゲーム知識と神スキル構成で思うままにこのゲーム世界を突き進んでいきます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる