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ある意味不幸な主人公が声を嗄らして訂正を訴える作品紹介座談会
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舞花 「はじめまして。登場人物の中でただ一人、最後の最後まで名前が決まらず、校正直前まで“ヒロイン”と呼ばれ続けた、ある意味不幸な主人公、成宮舞花(なるみやまいか)です」
フラックス 「何でも作者が自分から取り下げたり、別の名前候補に編集さんたちが難色を示したり、示したりしたんだって?(つまり二案却下された)」
ロット 「でも編集さんに素敵な名前をつけてもらえてよかったじゃないですか。作者は名前を考えるのに飽きちゃって、途中から完全に投げてましたから」
舞花 「……ロットさんって、陛下のお世話係っていう人一倍気を使いそうな仕事してながら、結構さらっと人の神経逆撫でしますよね(←げっそりしながら)」
フラックス 「あ、自己紹介忘れるところだった。(←舞花の話を聞いちゃいない)はじめまして。フラックス・ハイベロンといいます。王家とその血族に伝わる力について研究している者です」
陛下 「フラックス! 貴様、余を差し置いて先に自己紹介するとは!」
舞花 「ちょっとやめ──!」
・・・制止間に合わず、陛下の力によりフラックス退場の憂き目に。毎度のことなので、舞花も怒る気が失せる。額に手を当てて項垂れる舞花を気にかける様子なく、陛下は舞花の肩に手を回して上機嫌で話し出す。
陛下 「余はソルバイト・フェルミオンという。ディオファーンの王である。本来ならば余が二番手に自己紹介をすべきであった。こういった場では、主人公、主人公の恋人役、の順番に自己紹介するのがセオリーであろう?」
舞花 「陛下の“恋人役”の定義、間違ってない? プロポーズされた覚えはあるけど、あたしはOKしたどころか、陛下と付き合う予定も全くありません」
ウェルティ 「本編であーんなことまでしたのに、よく言うわ」
舞花 「あっあれはっ……!」(←羞恥と憤りで、これ以上言葉にならない)
コークス 「ウェルティ、それは言ってはいけないよ。だって」
ウェルティ 「お兄さま、いけませんわ! それ以上のネタバレは禁止ですわよ! あ、申し遅れましたわ。わたくしはウェルティ・ウィークソン、お兄さまはコークス・ウィークソン。古くから我が国を支えてきた由緒ある貴族の家柄ですの。由緒あるといっても、ヘマータ様のお家柄には敵いませんけど」
ヘマータ 「ウェルティ、呼びまして? あら……はじめてお会いするわね?(註:お読みくださっている方も同席しているという設定になってます) わたくしはヘマータ・リウヴィルですわ。ところで、これは何の集まり?」
ウェルティ 「何でも、わたくしたちの存在をアピールするために設けられた席らしいですわよ」
舞花 「それちょっと違うと思うんだけど?」
・・・羞恥と憤りから立ち直ってツッコミを入れるものの、完全無視される。
ウェルティ 「この機会にヘマータ様もたくさんアピールなさらないと! ──ヘマータ様はね、王家に次ぐ古い家柄を持つ名門中の名門、リウヴィル家のご息女でいらっしゃるの。年齢といい、美貌といい、陛下のお后に一番ふさわしくていらっしゃるのに、舞花が! 舞花が現れたりなんかするから……!」
モリブデン 「先ほどから何の騒ぎだ?」
テルミット 「コークス様がまた舞花様を庇われるので、ウェルティ様がやきもちを焼かれたのですわ。わたくしはテルミット・グルーオンと申します。舞花様のお世話と護衛をさせていただいております」
舞花 「テルミットさん、自己紹介じゃないほうの説明は、事実とかなり違う気がするんだけど……」
ウェルティ 「舞花と同じ意見というのもいまいましいですけど、舞花の言う通りですわ。テルミット、わたくしは舞花に身の程をわきまえるよう説教しようとしてたんですのよ?」
モリブデン 「知らない顔があるな。(註:お読みくださっている方も~以下同文)それでテルミットも自己紹介をしたのか。わたしはモリブデン・ヒーレンス。ディオファーンの宰相である。ところで、これは何の集まりだ?」
ロット 「作品をPRする場だそうです。その割に陛下がほとんど喋ってませんけど」
舞花 「この陛下、あたしにべったりくっついて離れないのよ。誰か何とかして──って頭にすりすりするな! ヘッドドレスがめくれるでしょ!」
ロット 「陛下は舞花様の言葉を無視してでもすりすりしたいほど、舞花様のことがお好きなんですよ。そうそう僕はロット・ユニタリーと申します。舞花様が冒頭で説明してくださったように、ソルバイト陛下のお世話係を務めています」
舞花 「言葉を無視するって、それって好きな人にする態度だと思えないんだけど。でもって、ロットさんはフラックスさんと一緒に“退場”させられるところだったのを、うまい具合に逃げましたね。相変わらず要領がいいったら。──ってそれはともかく、好きな人の言葉を無視しちゃうって、ストーカーじみててヤバいと思うんだけど」
フラックス 「陛下がストーカーっていうのは、今更な話じゃないですか?」
舞花 「それはそうなんですけどね(作者註:厳密に言うと、陛下はストーカーではありません)。──って、フラックスさんお帰りなさい。そろそろ陛下を挑発するのはやめにしません?」
フラックス 「いやいや、陛下に力を使わせて能力向上の研究をするのは、僕の仕事ですから」
舞花 「……それ、ホントに役に立ってるんですか?」
テルミット 「舞花様は大変役に立っておいでですわ。舞花様がいらっしゃるおかげで、陛下の力がどんどん強くなっていくのですもの」
舞花 「陛下に力使わせたいなら、陛下に『力使ってください』って言えばいいのに」
フラックス 「力は感情が高ぶった時に、より強く発現するんです」
舞花 「だからって、この国だけでなく、他の国の命運も左右するような重大な仕事に、嫉妬を利用するなんてアホすぎます。何のコメディですか?」
ロット 「あれ? この話ってコメディでしたよね?」
テルミット 「わたくしもコメディだと認識していますわ」
舞花 「あたしが陛下のプロポーズを受けるわけにはいかなくて散々悩んでる話なのに、何でコメディになるのよ! 誰よ!? コメディにしたのは!」
フラックス 「え? 舞花でしょ?(←即答)」
モリブデン 「ストーリーのほとんどが舞花の一人称で進んでいるのだから、作品全体の印象を決定づけているのは舞花で相違ないと思うのだが?」
・・・宰相サマにもっともなことを言われて、舞花ぐったりうなだれる。が、すぐさま顔を上げて反論。
舞花 「あたしがコメディっぽい独白をするのは、あたしのせいばっかりじゃないと思うんですけど(← 一応自覚はある)。ほら、陛下を始め、みんな何だかんだとおかしいから」
ヘマータ 「おかしい者の筆頭は、間違いなく舞花ですわ」
ウェルティ 「ヘマータ様の言うとおりですわ。彼氏にフられたからってナイフを買うなんて、おかしいを通り越して危険ですもの」
舞花 「ちょっと待って! それ全然違うから!」
コークス 「え? でも編集さんがそう言った時、作者は大笑いして否定しなかったっていう話だけど?」
舞花 「お願いだから否定してよ、作者っ!」
ロット 「そうそう、陛下があまり喋ってませんけど、本編では舞花様とたっぷり愛を語り合っておいでですよ」
テルミット 「そういうわけで、陛下と舞花様のラブロマンスは本編でお楽しみくださいませ」
舞花 「テルミットさん、ロットさん! そんな風に話をまとめないで!!」
陛下 「舞花はあれでは足らなかったのだな。ではこの場で存分に愛を語らおうではないか」
舞花 「ちっがーう!!! そういう話じゃないんだったら!!!!!」
主人公は否定したがりますが、大体こんな感じの話です。
フラックス 「何でも作者が自分から取り下げたり、別の名前候補に編集さんたちが難色を示したり、示したりしたんだって?(つまり二案却下された)」
ロット 「でも編集さんに素敵な名前をつけてもらえてよかったじゃないですか。作者は名前を考えるのに飽きちゃって、途中から完全に投げてましたから」
舞花 「……ロットさんって、陛下のお世話係っていう人一倍気を使いそうな仕事してながら、結構さらっと人の神経逆撫でしますよね(←げっそりしながら)」
フラックス 「あ、自己紹介忘れるところだった。(←舞花の話を聞いちゃいない)はじめまして。フラックス・ハイベロンといいます。王家とその血族に伝わる力について研究している者です」
陛下 「フラックス! 貴様、余を差し置いて先に自己紹介するとは!」
舞花 「ちょっとやめ──!」
・・・制止間に合わず、陛下の力によりフラックス退場の憂き目に。毎度のことなので、舞花も怒る気が失せる。額に手を当てて項垂れる舞花を気にかける様子なく、陛下は舞花の肩に手を回して上機嫌で話し出す。
陛下 「余はソルバイト・フェルミオンという。ディオファーンの王である。本来ならば余が二番手に自己紹介をすべきであった。こういった場では、主人公、主人公の恋人役、の順番に自己紹介するのがセオリーであろう?」
舞花 「陛下の“恋人役”の定義、間違ってない? プロポーズされた覚えはあるけど、あたしはOKしたどころか、陛下と付き合う予定も全くありません」
ウェルティ 「本編であーんなことまでしたのに、よく言うわ」
舞花 「あっあれはっ……!」(←羞恥と憤りで、これ以上言葉にならない)
コークス 「ウェルティ、それは言ってはいけないよ。だって」
ウェルティ 「お兄さま、いけませんわ! それ以上のネタバレは禁止ですわよ! あ、申し遅れましたわ。わたくしはウェルティ・ウィークソン、お兄さまはコークス・ウィークソン。古くから我が国を支えてきた由緒ある貴族の家柄ですの。由緒あるといっても、ヘマータ様のお家柄には敵いませんけど」
ヘマータ 「ウェルティ、呼びまして? あら……はじめてお会いするわね?(註:お読みくださっている方も同席しているという設定になってます) わたくしはヘマータ・リウヴィルですわ。ところで、これは何の集まり?」
ウェルティ 「何でも、わたくしたちの存在をアピールするために設けられた席らしいですわよ」
舞花 「それちょっと違うと思うんだけど?」
・・・羞恥と憤りから立ち直ってツッコミを入れるものの、完全無視される。
ウェルティ 「この機会にヘマータ様もたくさんアピールなさらないと! ──ヘマータ様はね、王家に次ぐ古い家柄を持つ名門中の名門、リウヴィル家のご息女でいらっしゃるの。年齢といい、美貌といい、陛下のお后に一番ふさわしくていらっしゃるのに、舞花が! 舞花が現れたりなんかするから……!」
モリブデン 「先ほどから何の騒ぎだ?」
テルミット 「コークス様がまた舞花様を庇われるので、ウェルティ様がやきもちを焼かれたのですわ。わたくしはテルミット・グルーオンと申します。舞花様のお世話と護衛をさせていただいております」
舞花 「テルミットさん、自己紹介じゃないほうの説明は、事実とかなり違う気がするんだけど……」
ウェルティ 「舞花と同じ意見というのもいまいましいですけど、舞花の言う通りですわ。テルミット、わたくしは舞花に身の程をわきまえるよう説教しようとしてたんですのよ?」
モリブデン 「知らない顔があるな。(註:お読みくださっている方も~以下同文)それでテルミットも自己紹介をしたのか。わたしはモリブデン・ヒーレンス。ディオファーンの宰相である。ところで、これは何の集まりだ?」
ロット 「作品をPRする場だそうです。その割に陛下がほとんど喋ってませんけど」
舞花 「この陛下、あたしにべったりくっついて離れないのよ。誰か何とかして──って頭にすりすりするな! ヘッドドレスがめくれるでしょ!」
ロット 「陛下は舞花様の言葉を無視してでもすりすりしたいほど、舞花様のことがお好きなんですよ。そうそう僕はロット・ユニタリーと申します。舞花様が冒頭で説明してくださったように、ソルバイト陛下のお世話係を務めています」
舞花 「言葉を無視するって、それって好きな人にする態度だと思えないんだけど。でもって、ロットさんはフラックスさんと一緒に“退場”させられるところだったのを、うまい具合に逃げましたね。相変わらず要領がいいったら。──ってそれはともかく、好きな人の言葉を無視しちゃうって、ストーカーじみててヤバいと思うんだけど」
フラックス 「陛下がストーカーっていうのは、今更な話じゃないですか?」
舞花 「それはそうなんですけどね(作者註:厳密に言うと、陛下はストーカーではありません)。──って、フラックスさんお帰りなさい。そろそろ陛下を挑発するのはやめにしません?」
フラックス 「いやいや、陛下に力を使わせて能力向上の研究をするのは、僕の仕事ですから」
舞花 「……それ、ホントに役に立ってるんですか?」
テルミット 「舞花様は大変役に立っておいでですわ。舞花様がいらっしゃるおかげで、陛下の力がどんどん強くなっていくのですもの」
舞花 「陛下に力使わせたいなら、陛下に『力使ってください』って言えばいいのに」
フラックス 「力は感情が高ぶった時に、より強く発現するんです」
舞花 「だからって、この国だけでなく、他の国の命運も左右するような重大な仕事に、嫉妬を利用するなんてアホすぎます。何のコメディですか?」
ロット 「あれ? この話ってコメディでしたよね?」
テルミット 「わたくしもコメディだと認識していますわ」
舞花 「あたしが陛下のプロポーズを受けるわけにはいかなくて散々悩んでる話なのに、何でコメディになるのよ! 誰よ!? コメディにしたのは!」
フラックス 「え? 舞花でしょ?(←即答)」
モリブデン 「ストーリーのほとんどが舞花の一人称で進んでいるのだから、作品全体の印象を決定づけているのは舞花で相違ないと思うのだが?」
・・・宰相サマにもっともなことを言われて、舞花ぐったりうなだれる。が、すぐさま顔を上げて反論。
舞花 「あたしがコメディっぽい独白をするのは、あたしのせいばっかりじゃないと思うんですけど(← 一応自覚はある)。ほら、陛下を始め、みんな何だかんだとおかしいから」
ヘマータ 「おかしい者の筆頭は、間違いなく舞花ですわ」
ウェルティ 「ヘマータ様の言うとおりですわ。彼氏にフられたからってナイフを買うなんて、おかしいを通り越して危険ですもの」
舞花 「ちょっと待って! それ全然違うから!」
コークス 「え? でも編集さんがそう言った時、作者は大笑いして否定しなかったっていう話だけど?」
舞花 「お願いだから否定してよ、作者っ!」
ロット 「そうそう、陛下があまり喋ってませんけど、本編では舞花様とたっぷり愛を語り合っておいでですよ」
テルミット 「そういうわけで、陛下と舞花様のラブロマンスは本編でお楽しみくださいませ」
舞花 「テルミットさん、ロットさん! そんな風に話をまとめないで!!」
陛下 「舞花はあれでは足らなかったのだな。ではこの場で存分に愛を語らおうではないか」
舞花 「ちっがーう!!! そういう話じゃないんだったら!!!!!」
主人公は否定したがりますが、大体こんな感じの話です。
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