29 / 59
第4章 妖の領域
二十六、よくあるはなし
しおりを挟む
「さて、では飯を食いながら話そうか……何から聞きたいかね?」
想像以上に美味であった夕飯に舌鼓を打っていると、ぬらりひょんが不意に口を開いた。
深月ははたと箸を止め、妖の老人とその隣の少年を見やる。
衝撃的な事が多すぎて忘れそうになるが、最も気になっているのは彼の事だ。
「えっと、聞いていいのか、は、わからないんですけど……御堂くんの、その、力って」
「うむ、そうだな。……話しても人間は信用せんだろうから問題はなかろうが、秘密にしてくれるとありがたい。そうしてくれるか?」
「は、はい」
深月の人間性を試すような問いに、表情を引き締めて応える。
何度も窮地を救ってもらった上、夕飯まで世話になっているのに、そんな不義理を犯す気はさらさらない。
「先に言っておくが……神の存在を信じるかね? 儂らがおる時点で今更だとは思うが」
「……多分、大丈夫、です」
「うむ、まぁ今の段階でもまだ夢見心地でいるかもしれんが、なんとなくで宜しい。とにかく居るという事だけわかっておくれ」
前置きをし、ぬらりひょんは語り出す。
深月としては何を聞いても否定する気はない。
納得するしない以前に、事実を目の当たりにさせられている時点で、現実を拒否しても何の意味もないとわかっていたからだ。
「―――日本を想像した大神、そしてその子孫である数多の神々、彼らは今も在り続けておる。だが、他人と関わる事はもう滅多に……全くと言っていいほど無くなったと言っていいがな」
「それは、人間が神様を信じなくなったから……ですか?」
「そうだな。転が既に言ったと思うが、人間の賢しさがこの世を整理してしまった所為で、不思議や謎というものが入り込む隙間がなくなってしもうた。その結果、儂らと人間達の関わりと同じく、神々と現代の繋がりも極端に減ってしまったのだ」
ずず…、とどこから取り出したのか、湯気を立てる茶を啜り一息つくぬらりひょん。
その目にはどこか……嘆くような、寂しがるような、そんな感情が滲んで見える気がした。
「信じ取る人間は勿論まだまだおるよ。人間の子供はまだ見える者が多くおる。だが、所詮は少数。大勢の意見に流され、居ると思っていた者が居ないと思うようになる……そしてやがて、見えなくなる」
「……大人になるにつれ、賢くなるから、ですか?」
「それもある。だが主な要因は……感情が先立って物事をありのままに受け入れられなくなるからだろう。居ると主張しても、大人や大人ぶった子供に否定され、素直な気持ちは自ら封殺される。省かれる事が恐ろしいからな」
「……省かれる?」
「家族や友達、仲間という括りの中から排除されるという事じゃ。身に覚えがあるじゃろう? 昨今の人間の攻撃はえげつないからのう……群れから追い出され、一人で敵の中に放り出される。それが恐ろしくて、人間は周りに合わせるようになっていく。そして……儂らは否定されていく」
はぁ、と重い溜息を吐くぬらりひょん。
なんだか申し訳ない気持ちになった深月は、ふと抱いた疑問に控えめに手を上げて訴えかけた。
「……じゃあ、その、私は、どうして……?」
「単純に、お前さんの許容が広いだけの話じゃろう。いい意味で疑う事を知らんと言うか、多少の不思議な事があっても『まぁそんな事もあるか』と受け入れやすい……稀だがそういう人間もおるよ。昔に比べて大きく減ったが」
「……結構、その、信じられない気持ちもあるんですけど」
「頭で理解する事と心で納得する事は違かろう。まぁ、お前さんほど柔軟な心の持ち主は珍しいがの」
褒められているのか、貶されているのか。
何とも言えない微妙な気持ちになった深月は、反論する気にもなれず黙り込む。許容が広いとはこういう事なのだろうか、複雑な心境である。
険しい顔で首を傾げる深月に苦笑し、ぬらりひょんは再度口を開いた。
「話を戻そうかの……まぁとにかく、神は居る。そして―――環は彼の者らと出会った。幼き頃だ」
「神様に……」
「二柱の神だ。偶然彼らの地に迷い込んだ環に、彼の者らは興味を持ち、境遇を憐れみ、手を差し伸べた」
環は相変わらず我関せずを貫き、黙々と食事に没頭している。
そもそも話を聞いているかどうかも微妙な態度だ。
そんな彼に、孫と呼ぶ少年に困り顔で横目を向けつつ、妖の老人は先程よりも何処か重い表情で続ける。
「環は……実の親から虐待を受けておった。いや、虐待なんてものではないな。毎日殺されかけていたようなものだ」
「っ……」
「典型的な屑親だ。碌に働きもせぬ、遊びで子を作り半ば放置し、日々の鬱憤をぶつける性根の腐った人間。環が齢三つまで生きておったのが不思議なくらいの愚か者だ。事実、出会った時には死にかけておった」
思いもよらぬ、重い過去。テレビのニュースや新聞でしか見ないような、胸糞の悪くなる話。
息を呑むだけで済んだのは、他人事という認識が自分の中にあるからだろうか……と、深月は独り自己嫌悪を抱く。
「……そんなに自分を責めんでよいぞ。お前さんはお前さんで苦しみを抱えておるのはわかっておる。それと環の過去を比べるのは無意味だ。気にせんでもいい」
「でも、あの」
「こう言ってはあれだが、ありふれた話だ。人間が増えれば増えるほど、度し難い悪人も増え、其奴らによって苦しむ者も増える。環もその一例に過ぎんよ」
「……一例」
「神々が救ったのも偶然……気紛れだ。偶々、環がお前さんのように曖昧な世界を受け入れやすく……いや、あいつの場合は深く考えず万物に対してどうでもいいと思っているだけだが……偶然出会った神々が憐れんだだけだ」
「偶々……偶然」
「関わる事も滅多になくなっ上、人間も無駄に増えた。そんな偶然がない限り、神々が人を救う事もないよ。お互いに認識していないからな」
ずず、と茶を啜り息を吐く。重い表情で俯く深月にどうしたものかと頬を掻き、湯呑みを置いて腕を組む。
その間に、一足先に料理を平らげた環が盆を持って席を立つ。やはり深月に目もくれず、表情も変えず、背中に雪那を貼り付けたまま、奥の襖の向こうへ姿を消してしまう。
「……あの子もあの通りでの、全く気にしとらん。とっくに忘れておるかもしれんの。まぁ、縁を完全に切ってしもうたから今後関わることもないだろうがの」
「縁を切った……ですか」
「うむ。それがあの子を哀れんだ神に与えられた力だからな。貰うや否やばっさり切りおった、そりゃあもう遠慮なくな」
からからと笑い、止める。
顔を上げた深月の目を見つめ返し、妖の長はその名を口にする。
「環が出会ったのは……所謂『縁切りの神』と『縁結びの神』の神達、〝縁〟を司る者達だ」
想像以上に美味であった夕飯に舌鼓を打っていると、ぬらりひょんが不意に口を開いた。
深月ははたと箸を止め、妖の老人とその隣の少年を見やる。
衝撃的な事が多すぎて忘れそうになるが、最も気になっているのは彼の事だ。
「えっと、聞いていいのか、は、わからないんですけど……御堂くんの、その、力って」
「うむ、そうだな。……話しても人間は信用せんだろうから問題はなかろうが、秘密にしてくれるとありがたい。そうしてくれるか?」
「は、はい」
深月の人間性を試すような問いに、表情を引き締めて応える。
何度も窮地を救ってもらった上、夕飯まで世話になっているのに、そんな不義理を犯す気はさらさらない。
「先に言っておくが……神の存在を信じるかね? 儂らがおる時点で今更だとは思うが」
「……多分、大丈夫、です」
「うむ、まぁ今の段階でもまだ夢見心地でいるかもしれんが、なんとなくで宜しい。とにかく居るという事だけわかっておくれ」
前置きをし、ぬらりひょんは語り出す。
深月としては何を聞いても否定する気はない。
納得するしない以前に、事実を目の当たりにさせられている時点で、現実を拒否しても何の意味もないとわかっていたからだ。
「―――日本を想像した大神、そしてその子孫である数多の神々、彼らは今も在り続けておる。だが、他人と関わる事はもう滅多に……全くと言っていいほど無くなったと言っていいがな」
「それは、人間が神様を信じなくなったから……ですか?」
「そうだな。転が既に言ったと思うが、人間の賢しさがこの世を整理してしまった所為で、不思議や謎というものが入り込む隙間がなくなってしもうた。その結果、儂らと人間達の関わりと同じく、神々と現代の繋がりも極端に減ってしまったのだ」
ずず…、とどこから取り出したのか、湯気を立てる茶を啜り一息つくぬらりひょん。
その目にはどこか……嘆くような、寂しがるような、そんな感情が滲んで見える気がした。
「信じ取る人間は勿論まだまだおるよ。人間の子供はまだ見える者が多くおる。だが、所詮は少数。大勢の意見に流され、居ると思っていた者が居ないと思うようになる……そしてやがて、見えなくなる」
「……大人になるにつれ、賢くなるから、ですか?」
「それもある。だが主な要因は……感情が先立って物事をありのままに受け入れられなくなるからだろう。居ると主張しても、大人や大人ぶった子供に否定され、素直な気持ちは自ら封殺される。省かれる事が恐ろしいからな」
「……省かれる?」
「家族や友達、仲間という括りの中から排除されるという事じゃ。身に覚えがあるじゃろう? 昨今の人間の攻撃はえげつないからのう……群れから追い出され、一人で敵の中に放り出される。それが恐ろしくて、人間は周りに合わせるようになっていく。そして……儂らは否定されていく」
はぁ、と重い溜息を吐くぬらりひょん。
なんだか申し訳ない気持ちになった深月は、ふと抱いた疑問に控えめに手を上げて訴えかけた。
「……じゃあ、その、私は、どうして……?」
「単純に、お前さんの許容が広いだけの話じゃろう。いい意味で疑う事を知らんと言うか、多少の不思議な事があっても『まぁそんな事もあるか』と受け入れやすい……稀だがそういう人間もおるよ。昔に比べて大きく減ったが」
「……結構、その、信じられない気持ちもあるんですけど」
「頭で理解する事と心で納得する事は違かろう。まぁ、お前さんほど柔軟な心の持ち主は珍しいがの」
褒められているのか、貶されているのか。
何とも言えない微妙な気持ちになった深月は、反論する気にもなれず黙り込む。許容が広いとはこういう事なのだろうか、複雑な心境である。
険しい顔で首を傾げる深月に苦笑し、ぬらりひょんは再度口を開いた。
「話を戻そうかの……まぁとにかく、神は居る。そして―――環は彼の者らと出会った。幼き頃だ」
「神様に……」
「二柱の神だ。偶然彼らの地に迷い込んだ環に、彼の者らは興味を持ち、境遇を憐れみ、手を差し伸べた」
環は相変わらず我関せずを貫き、黙々と食事に没頭している。
そもそも話を聞いているかどうかも微妙な態度だ。
そんな彼に、孫と呼ぶ少年に困り顔で横目を向けつつ、妖の老人は先程よりも何処か重い表情で続ける。
「環は……実の親から虐待を受けておった。いや、虐待なんてものではないな。毎日殺されかけていたようなものだ」
「っ……」
「典型的な屑親だ。碌に働きもせぬ、遊びで子を作り半ば放置し、日々の鬱憤をぶつける性根の腐った人間。環が齢三つまで生きておったのが不思議なくらいの愚か者だ。事実、出会った時には死にかけておった」
思いもよらぬ、重い過去。テレビのニュースや新聞でしか見ないような、胸糞の悪くなる話。
息を呑むだけで済んだのは、他人事という認識が自分の中にあるからだろうか……と、深月は独り自己嫌悪を抱く。
「……そんなに自分を責めんでよいぞ。お前さんはお前さんで苦しみを抱えておるのはわかっておる。それと環の過去を比べるのは無意味だ。気にせんでもいい」
「でも、あの」
「こう言ってはあれだが、ありふれた話だ。人間が増えれば増えるほど、度し難い悪人も増え、其奴らによって苦しむ者も増える。環もその一例に過ぎんよ」
「……一例」
「神々が救ったのも偶然……気紛れだ。偶々、環がお前さんのように曖昧な世界を受け入れやすく……いや、あいつの場合は深く考えず万物に対してどうでもいいと思っているだけだが……偶然出会った神々が憐れんだだけだ」
「偶々……偶然」
「関わる事も滅多になくなっ上、人間も無駄に増えた。そんな偶然がない限り、神々が人を救う事もないよ。お互いに認識していないからな」
ずず、と茶を啜り息を吐く。重い表情で俯く深月にどうしたものかと頬を掻き、湯呑みを置いて腕を組む。
その間に、一足先に料理を平らげた環が盆を持って席を立つ。やはり深月に目もくれず、表情も変えず、背中に雪那を貼り付けたまま、奥の襖の向こうへ姿を消してしまう。
「……あの子もあの通りでの、全く気にしとらん。とっくに忘れておるかもしれんの。まぁ、縁を完全に切ってしもうたから今後関わることもないだろうがの」
「縁を切った……ですか」
「うむ。それがあの子を哀れんだ神に与えられた力だからな。貰うや否やばっさり切りおった、そりゃあもう遠慮なくな」
からからと笑い、止める。
顔を上げた深月の目を見つめ返し、妖の長はその名を口にする。
「環が出会ったのは……所謂『縁切りの神』と『縁結びの神』の神達、〝縁〟を司る者達だ」
0
お気に入りに追加
2
あなたにおすすめの小説
蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる
フルーツパフェ
大衆娯楽
転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。
一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。
そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!
寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。
――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです
そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。
大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。
相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。
迦具夜姫異聞~紅の鬼狩姫~
あおい彗星(仮)
キャラ文芸
かぐや姫×陰陽師の和風バトルファンタジー!
あらすじ
紅い月が昇る夜に月から堕ちてくる罪人──月鬼。
彼らから人々を守るために、闘う武人。
それが陰陽師であった。
平安時代から今もなお続く闘いに、一人の少女が足を踏み入れる。
大切なものを探すために。約束を胸に抱いて──。
第1夜 陰陽師
主人公の神野緋鞠(かみのひまり)は、見習い陰陽師。相棒の妖怪、銀狼(ぎんろう)と共に陰陽師の聖地である古都“大和”に向かう途中、行き倒れてしまい──。
【暁入隊編】
第2夜 古都大和
大和に着いた緋鞠と銀狼。銀狼の旧知や謎の少年との出会い。兄の情報を知る老人との再会など、試験前にもひと波乱!
第3夜 鬼狩試験
鬼狩試験が開始。
校舎内を探していると、突然結界に異変が起きる。実体化する体、月鬼の出現。そして、元凶との対峙。絶体絶命のピンチに陥る緋鞠は、無事に月の裁定者と契約を交わし、力を手にいれることができるのか。
第4夜 天岩戸の天照
四鬼との激闘の末、月姫と無事契約を交わした緋鞠は、病院で目を覚ます。数日経ってもなかなか傷が治らず、落ち込む緋鞠に琴音はとある女性の話をする。どんな病気や怪我、呪いでさえも治してみせる太陽のように美しい女性薬師──天岩戸の天照のうわさ。
緋鞠は彼女に会うために脱走作戦を決行!?
【星命学園編】
第5夜 星命学園
いよいよ星命学園に入学。
楽しい学園生活に期待を膨らませていたが、早速波乱の予感!? 新キャラも増えて大騒ぎ!
そして松曜から明かされる、兄の最後の任務とは──。
第6夜 夢みる羊
波乱の一日目を終えた緋鞠。二日目は警戒して学園へと挑むも、嬉しい伝言が。しかし、そんなうきうき気分も粉砕!?
催される体力測定、その名も「100メェーとる走」!100匹の羊を捕まえろ……って100匹!?戸惑う生徒たちに、見守る教師たち。それぞれの想いとは──。
第7夜 忘却の地下牢
模擬試験前日。翼が誰ともチームを組んでいないことを知り、そのことで翼と喧嘩になってしまい、落ち込む緋鞠。
そんなとき、翼の過去を知る生徒と戦闘になり、罰として地下牢に入れられてしまう。
そこでみた、幼き日の記憶の断片とは。
第8夜 心休める時
澪の蔵で目を覚ます緋鞠。ゆっくり休むよう言われるが、地下牢で見た出来事が気になってしまって眠れない。
小雨の音を聞きながら緋鞠が思い出すのは、あの約束。
そして、たまたまあの人も起きていて?
──予告──
いよいよ始まる模擬試験。
緋鞠は翼に誘われ、琴音も加えた三人+一匹のチームを組むことに。
対する瑠衣と来栖は、己が一番となるために全力で闘うことを宣言。
勝利はどのチームに輝くのか。
──第9夜 模擬試験(前編)
絶世の美女の侍女になりました。
秋月一花
キャラ文芸
十三歳の朱亞(シュア)は、自分を育ててくれた祖父が亡くなったことをきっかけに住んでいた村から旅に出た。
旅の道中、皇帝陛下が美女を後宮に招くために港町に向かっていることを知った朱亞は、好奇心を抑えられず一目見てみたいと港町へ目的地を決めた。
山の中を歩いていると、雨の匂いを感じ取り近くにあった山小屋で雨宿りをすることにした。山小屋で雨が止むのを待っていると、ふと人の声が聞こえてびしょ濡れになってしまった女性を招き入れる。
女性の名は桜綾(ヨウリン)。彼女こそが、皇帝陛下が自ら迎えに行った絶世の美女であった。
しかし、彼女は後宮に行きたくない様子。
ところが皇帝陛下が山小屋で彼女を見つけてしまい、一緒にいた朱亞まで巻き込まれる形で後宮に向かうことになった。
後宮で知っている人がいないから、朱亞を侍女にしたいという願いを皇帝陛下は承諾してしまい、朱亞も桜綾の侍女として後宮で暮らすことになってしまった。
祖父からの教えをきっちりと受け継いでいる朱亞と、絶世の美女である桜綾が後宮でいろいろなことを解決したりする物語。
幼馴染はとても病院嫌い!
ならくま。くん
キャラ文芸
三人は生まれた時からずっと一緒。
虹葉琉衣(にじは るい)はとても臆病で見た目が女の子っぽい整形外科医。口調も女の子っぽいので2人に女の子扱いされる。病院がマジで嫌い。ただ仕事モードに入るとてきぱき働く。病弱で持病を持っていてでもその薬がすごく苦手
氷川蓮(ひかわ れん)は琉衣の主治医。とてもイケメンで優しい小児科医。けっこうSなので幼馴染の反応を楽しみにしている。ただあまりにも琉衣がごねるととても怒る。
佐久間彩斗(さくま あやと)は小児科の看護師をしている優しい仕事ができるイケメン。琉衣のことを子供扱いする。二人と幼馴染。
病院の院長が蓮でこの病院には整形外科と小児科しかない
家は病院とつながっている。
貧乏冒険者で底辺配信者の生きる希望もないおっさんバズる~庭のFランク(実際はSSSランク)ダンジョンで活動すること15年、最強になりました~
喰寝丸太
ファンタジー
おっさんは経済的に、そして冒険者としても底辺だった。
庭にダンジョンができたが最初のザコがスライムということでFランクダンジョン認定された。
そして18年。
おっさんの実力が白日の下に。
FランクダンジョンはSSSランクだった。
最初のザコ敵はアイアンスライム。
特徴は大量の経験値を持っていて硬い、そして逃げる。
追い詰められると不壊と言われるダンジョンの壁すら溶かす酸を出す。
そんなダンジョンでの15年の月日はおっさんを最強にさせた。
世間から隠されていた最強の化け物がいま世に出る。
第三王子の夫は浮気をしています
杉本凪咲
恋愛
最近、夫の帰りが遅い。
結婚して二年が経つが、ろくに話さなくなってしまった。
私を心配した侍女は冗談半分に言う。
「もしかして浮気ですかね?」
これが全ての始まりだった。
越中富山の九田部さん
池田ラテ雫
キャラ文芸
世界中で謎の病気がまん延し始めたが日本にまだ余波は無かった頃
彼は遠い親戚のつてで農家をしているうちの両親の家にやってきた
名前は九田部 麒麟(くたべ きりん)いう線の細いイケメンだ
彼が来てそのうち日本にもなぞの病気がまん延しだして
富山県ではsnsなんかでその姿を見ると病気にかからないって噂を
される妖怪くたべの話がもちがるんだ
ん?くたべ?・・・はて?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる