上 下
5 / 10
第2章 淫行

    目覚める体

しおりを挟む
 実に良い調子で事が進んでいた。私は綾乃を欲情させることができた。最悪、嫌がって泣き叫ぶ綾乃を強姦することも考えていただけに、この調子で進めば、綾乃の方から、私に犯されたくなるように持っていくことができそうだった。
 
 (せっかく良い感じでここまできたんだから、この先、更なる慎重さでことにあたらねば)
 
 私は、布団の上で欲情に襲われている綾乃を見ながら、決意を新たにした。
 
 「良い感じに濡れてきたね❤️」

  私はクロッチの上から陰核を突っついた。
 
 「あんっ!❤️」
 
 たまらずに、綾乃は矯声をあげた。陰唇からじわりと粘液が滲んできた。綾乃は、もう耐えられないというような顔をして、私に責めるような目を向けた。まるで、これ以上気持ち良くしたら駄目とでも言うように。
 
 「綾乃ちゃん、もう少し濡れると検査がしやすくなるよ❤️」
 
 綾乃のツインテールが小刻みに揺れた。泣きそうな顔で、いやいやをする綾乃の熱く潤む目は、感情が昂って涙を溜めている。
 
 可愛い綾乃がどんなに泣いて懇願したって、私は止めるつもりなどない。それどころか、より一層の欲情を煽りたててやるつもりだ。 
 
 ぐっしょりと濡れたクロッチを、指で挟んで性器から剥がすと、粘液がクロッチと性器の間で何本もの糸を引いた。私は、その間を割って指を入れ、粘液を吐き出しながら蠢く蕩けた性器を、直接指で弄り廻した。
 
 「うっ!❤️、お、おじさん、辞めて······❤️」 
 
 喘ぎ混じりに、綾乃は私に懇願した。綾乃の願いを、まるで聞こえなかったかのように無視した私は、とろとろの膣内に指を潜らせてヌチャリヌチャリと掻き回した。
 
 「あ~~❤️、おじさんの、い、意地悪~❤️」
 
 ついに泣き出してしまった綾乃は、矯声とも悲鳴ともとれる声をあげた。
 
 私は、1いっ旦、甘酸っぱく香る粘液まみれの指を膣から抜き、舌を絡めてしゃぶりついた。酸味とコクを含んだ、甘くねっとりとした膣粘液の味が、私の口腔に広がっていき、欲情を掻き立て、蒸せかえるような牝の匂いが、口から鼻に抜けていく。
 

 クセになる味、脳を酔わせる淫らな芳香、そして、催淫的な強壮効果、どれをとっても極上のスケベ液だった。
 
 「綾乃ちゃん、おっぱいを出してくれる?」
 
 「ぐすっ······何で、おっぱいを出すの? おじさんの、スケベ❤️」
 
 私は箱の中からチューブに入ったクリームを取り出した。何のことはない、単なるチューブ入りの練乳だ。だが、綾乃には解らない。疑惑を含んだ不安な目を私に向けている。
 
 「この検査薬を塗りたいんだよ」
 
 私は検査薬という名の練乳を綾乃に見せた。相変わらず疑惑のまなじりを向け続ける綾乃だったが、やがてシャツのボタンに手をかけて、それを1つ1つ外していった。淡い水色のブラジャーが、シャツの隙間から見え隠れしている。
 
 「スカートのサスペンダーも、シャツと一緒に肩から下ろしてくれるかい?」
 
 サスペンダーごとシャツが肩から下ろされると、ブラジャーのストラップがかかる汗ばんだ肩のラインが、恥ずかしそうに私の視線に晒された。胸もはだけて水色のBカップが露になる。
 
 「綾乃ちゃん、ちょっと失礼」
 
 私の手がブラジャーに伸びる。しかし、胸を隠す綾乃の手に阻まれてしまった。所在なさげに、私の手がブラジャーの周囲を這い廻る。
 
 「おじさん、何しているの?」
 
 「ああ、ごめんごめん。綾乃ちゃん、検査薬を塗るからブラジャーを外してくれるかい?」
 
 (いかん、つい、スケベな本心が出てしまった。気を緩めるな浩一、細心の注意を払ってことを進めないとすぐに疑われるぞ)
 
 「Hなことしない?」
 
 「しない、しない、したこともない」
 
 「······嘘つき、Hなことしたらママに言いつけるから」
 
 綾乃は私を見つめながら胸元のホックを外した。おっぱいが弾けて、覆い隠しているカップが振り払われる。カップを引っ掻けている乳首が、辛うじて私のスケベな視線からおっぱいを隠していた。
 
 カップの向こうに隠されているものを想うと、またしても本心が牙を剥きそうになる。焦がれる私の視線に、少し危険な輝きが宿ったようだ。
 
 「······おじさん?」
 
 「ブラジャーのストラップも肩から下ろして」
 
 私の口調には、やや有無を言わせない響きが
あった。その圧力に綾乃は黙って従うほかなく、怖いものでも見るような目で私を見つめながら、言われた通りにストラップを下ろしていった······
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

服を脱いで妹に食べられにいく兄

スローン
恋愛
貞操観念ってのが逆転してる世界らしいです。

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

OLサラリーマン

廣瀬純一
ファンタジー
女性社員と体が入れ替わるサラリーマンの話

職場のパートのおばさん

Rollman
恋愛
職場のパートのおばさんと…

サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由

フルーツパフェ
大衆娯楽
 クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。  トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。  いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。  考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。  赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。  言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。  たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。

小さなことから〜露出〜えみ〜

サイコロ
恋愛
私の露出… 毎日更新していこうと思います よろしくおねがいします 感想等お待ちしております 取り入れて欲しい内容なども 書いてくださいね よりみなさんにお近く 考えやすく

今日の授業は保健体育

にのみや朱乃
恋愛
(性的描写あり) 僕は家庭教師として、高校三年生のユキの家に行った。 その日はちょうどユキ以外には誰もいなかった。 ユキは勉強したくない、科目を変えようと言う。ユキが提案した科目とは。

お父さんのお嫁さんに私はなる

色部耀
恋愛
お父さんのお嫁さんになるという約束……。私は今夜それを叶える――。

処理中です...